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ポジション適正化を試して見る [雑談]

本日は、修正を加えたポジションを試す為に出かけました。
ポイントはサドルの高さ(BB中心から、サドルの上面)の適正化(761→736→750mm)と突き出し量(シートポスト延長線上からサドル先端)を150→160mmにしました。
また、ステムも高さを戻し、長さも90mm→100mmに戻しました。
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また、Qファクターを広げる為、SPD-SLのクリートを内側に寄せていましたが、ワッシャで広げた効果もあり、外より過ぎると高回転時にぶれる感じがあったので、クリート位置を中央に戻し、広げた位置のペダルのセンターラインで踏めるような感じにしました。
岩舟10042 012(1).JPG


この辺りの変更は、回転型ペダリングをするのに適しているとされている方向性に数値を振った形になっており、これでスムーズにまわるようになれば、効率よ良く速度が乗ってくると思います。

また今回、直接パフォーマンスには影響は無いとは思いますが、靴下を「5本指タイプ」、いわいる軍足タイプの物に変えました。
岩舟10042 011(1).JPG

陸上競技などでは以前より効果があると採用されている物で、指が独立する事で、安定性が高まり、推進効率が高くなるとのことです。
自転車の場合、特にビンディングシューズを履いていると、ほとんど関係ないような気もしますが、指先の当たりの具合で鬱血してしびれる事が良くあるので、多少なりとも効果があるかな?と試して見ました。

さて、朝から快晴で見通しもよいのですが、寒気が抜けていないのでひんやりとしていて、風も強めで巻いているのであまり快適ではありません。
強めの南風のなか、本日は、kanchiさんから頂いたお土産を、ロックシップ氏に届ける為、宇都宮市から、栃木県南西部の岩舟町に向かいました。

いつものルートと違うので、今回はユピテルATLASのGPSマップが大活躍しました。
大体のルートは解かっているのですが、いつもと同じところを通ってもつまらないので、GPSが指し示す方向で、通った事のない、知らない道を中心に進みました。

このあたりに来ると、いつもは見ない、栃木県南西部の山並みが綺麗に見えます。
岩舟10042 003(2).JPG


と、道端になんと「GC110スカイライン」通称「ケンメリ」の2000GTXーEのセダンが朽ち果てていました。
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いま、マニアの間で「ヨンメリ」(4ドアのケンメリ)と呼ばれているそうです。
ああっ、この車は、僕が小学生3年生くらいの頃、憧れた車なんです。
この当時、S20を搭載していた赤バッジこと「GT-R」は、もはや伝説の存在で、今の「GTR」より希少性があり、憧れていました。

多分このグレードがトップグレードで、インパネが木目で、アナログの計器が4つ並んでいる内装は、子供心にドキドキした物です。
まあ、エンジンは当時の「排ガス規制」で牙を抜かれた「重い、トロイ、回らない」L20Eでしたから、今から見れば知れた物だったんでしょうけどね。
うーん、この程度の知識では、「スカイライン検定」は受からないですねぇ(苦笑)
細かい事は考えないで、このカタチとサイズで、リニューアルして販売してくれれば、400万円くらいのプライスが付いても買ってしまうかもしれないですね。

い、いかん、先を急がなくては。
しかし、色々な道を曲がりくねって、一般道で信号に捕まると、チットモペースが上がりませんね。
それでも11時ごろにはロックシップ氏の自宅に到着しました。

アポなし訪問(いつもそうだなぁ)なので、お茶お頂そそくさと退散。
帰路に着きました。
結局本日の記録は以下の通りです。
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AVはあまり上がりませんでしたが、軽くペダルが回り、違和感もなく、脚も痛くはなりませんでした。
今回は早めに補給を心がけたので、疲労感もなく、帰宅してもまだかなり体力に余裕がありました。
補給の重要性は一目瞭然ですね。

5本指靴下は、効果があったかもしれません。
靴先で指が自由に動くので、変な圧迫がなく快適でした。
もしくは、Qファクターの適正化で、足の指の付け根辺りでキッチリ踏み込める感触があったことと関係があるのかもしれません。

ポジションは、方向性を固定して、もう少し強度を上げて距離を乗って見て判断してみたいと思います。




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ももんが

山並みが綺麗ですねー。
ケンメリ懐かしいです。
こうやって朽ちている古いクルマにも趣がありますよね。

ポジション適正化にミリ単位で取り組まれているんですね。
私はセンチ単位です。
見習わなくては・・・。
by ももんが (2010-04-25 21:21) 

ロックシップ

わざわざお越しいただき、感謝感激です。
天気が良くて良かったですなぁ。
セガレはビンディング装着を不思議がっていましたよ。

昨日はセガレとにわか雨の降る中、自転車でお買い物サイクリングでした。天気が一番ですねえ…
(*_*)
by ロックシップ (2010-04-25 21:59) 

soraneko

ももんがさんへ

この頃は、スカイラインも一ヶ月で1万台以上売れていたのですから、今では想像も付かないですね。
今となってみると、このくらいのサイズと重量に150ps程度のエンジンを載せたFRセダンは魅力的かもしれません。

ポジションは本当は「数ミリ」単位で、一箇所づつ変更しながら確認しないとわかりづらいのですが、あれもこれもと欲張っていますね(笑)。
by soraneko (2010-04-26 19:02) 

soraneko

ロックシップさんへ

いつもツーリングがてらの、アポなし「襲撃」でスミマセン。

ビンディングシューズは、お子さんでなくともなかなか不思議な「アイテム」ですね(笑)。

by soraneko (2010-04-26 19:05) 

kanchi

アジャストした効果が感じられたのですね!! さすが~
また新たなアイテムユピテルATLASも活用されたのですね。

ところで4気筒版の TI が登場したのもケンメリ世代の時でしたよね。ラングレーなんて派生車もありましたけど。 48年排ガス規制で鈍重になった6気筒よりも TI の方がキビキビ感あったことを思い出しました。

赤バッチというと、やっぱりグロリア・スーパー6のエンジン移植した S54B でしょ!
by kanchi (2010-04-26 22:39) 

soraneko

kanchiさんへ

TIといえば、テールランプが四角いタイルを並べたような物でしたよね。
当時、「耳年増」だった生意気なガキ達は、「スカイラインは丸テール、6気筒じゃないとダメだよな」と嘯いていましたが、確かに4気筒エンジンの方がバランスが良く、ハンドリングなどは軽快だったのでは?と今になれば解かります。

そういえば「元祖赤バッジ」こと、S54の「GTB」は、もともと4気筒用のエンジンルームを、無理やり伸切り貼りして伸ばして(日本GP用のホモロゲート取得用の100台は突貫工事で作ったとか?)G7エンジンを載せたものだったんですよね。

パワーは出たでしょうけどバランスは良くないでしょうし、当時のタイヤの性能だと、「腕っぷしと度胸」が必要なマシンだったんでしょうね。


うむむ、そろそろ「ともさん」が黙っていないでしょうね(笑)。

by soraneko (2010-04-27 19:20) 

とも

はいっ、黙ってられなくて出てまいりました(^^ゞ
小学校の頃、父が乗っていたのが正にこれのMC前(200GT-X)でした。
おっしゃるとおり、当時のL20Eは排ガス規制直後で、上り坂などでは幼心にもパワーが無いなと感じたものです(代車でやってきたコルトギャランの方が遥かに速く感じました)
それでも、木目のステアリングやインパネ周り、当時は珍しかったパワーウインドウ。そして、小学生のガキには全く意味がわからなかったものの「スカイライン」という名の特別な響きに、何となく誇らしかったことを思い出しました。
そうそう、この頃はエンジンの違いでノーズの長さも違いましたね。kanchiさんがおっしゃるように、ジャパンではTIの方がステアリングの応答性の良さが評価されていたようです(ケンメリでは1800GLと1600GLがラインナップされていました)
あっ、本来の話題とはかけ離れてしまい申し訳ございません!
ポジション調整は億劫でなかなか振り返ることができないでおります。soranekoさんのような探究心が欲しいところなのですが…でも、いつかは参考にさせていただくことがあるかと(^_^;)

by とも (2010-04-30 22:05) 

soraneko

ともさんへ

いやー、もうポジションどころの話ではありませんよ(笑)。
子供心に「何時かは免許を取ったら、絶対スカイラインに乗ろう!」と思わせるだけの魅力はあったと思います。
エンジンのパワーについては、当時トヨタに散々難癖つけられていましたものねぇ。
曰く「DOHCでなければGTとは呼べない」というあのセリカのCMコピーですよ。
だから、220の後期型で「TURBO」が出たときは狂喜しました。

あの「ときめき」が、今の車に欲しいですね。
自転車で「ときめく」バイクは一杯あるのですが(笑)。


by soraneko (2010-04-30 22:45) 

けん坊

こんにちは!
某誌でもポジション特集を読みましたが、セッティングは奥が深いですね!Qファクターなど考えてもいませんでした。

個人的には脚が長いのが羨ましいです(笑)
by けん坊 (2010-05-05 14:21) 

soraneko

けんぼうさんへ

このポジションの分野は、未だ科学的に裏づけされた方法での定量化や理論が正しく理解されておらず、一部の人間が喧伝している「偏った主観」にもとづいた「言い伝え」のような物が、「正論」として信じられているというのが現実のようです。

この辺り、「アンカー」が精力的に研究していますね。

脚ですか、この体格は両親から頂いたものなので、感謝しなければなりませんが、この太りやすい体質は何とかならないかなぁ(笑)。
by soraneko (2010-05-05 19:13) 

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