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WAZOOのVブレーキ整備とちょっとした工夫 [雑談]

本日も朝から良い天気で、何処かに出かけたくてウズウズしてしまいますが、そこは我慢して、FELT以外の自転車、特にWAZOOの整備に時間をかけることにしました。

まあ、使用頻度でいえば通勤車が一番使われているので、もっと頻繁に整備してあげなければいけないのですが、どうしても後回しになっていました。
ただ、汚いとか走りが重くなったとかはともかく、「止まる」為の機能、ブレーキ関係だけはちゃんと整備しておかなければ命に関わります。

という事で、まずは磨り減ってきたブレーキシューを交換します。
外して見ると、フロント側で1/2、リア側はなんと1/3までシューが減っていました。
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まだ使えないことはないのですが、念のために交換します。
リア側の減りが早いのは、僕が、リアブレーキで減速の調整をしている癖があるためです。
減速して最終的に停止する時にフロント側にも性動力をかけますが、あまり褒められた癖ではないような気もします。

あと、本日は、Vブレーキの「インナーリードユニット」という、「バナナ」型の金属の部品を交換します。
自宅101128 009(2).JPG


WAZOOは、本来シクロクロスなので「カンチブレーキ」を装着するべきなのですが、部品の入手性や整備性、性動力などを考えてMTB用の「Vブレーキ」を付けています。
ブルホーンハンドルに、ロード用のSTIレバーを使っているので、ブレーキのワイヤー引き量が少ない為、本来この組み合わせは「性能保証範囲外」なのですが、調整しながら使用しています。
しかし、フラットバー用のレバーには、レバーの付け根にワイヤーの調整ネジがあり、引き量を調整できるのですが、ロード用STIレバーにはありません。
ロード用のキャリパーブレーキは、ブレーキ側で調整できるからです。
ですが、WADOOの組み合わせだとレバーにもブレーキにも調整機構が無く、シューの減りや、タイヤを外す時など、いちいちワイヤーを外さなければ成らなかったのがとてもメンドウでした。

そこで、インナーリードユニト自体に、調整機能の付いている部品を入れることにしました。
自宅101128 007(1).JPG

パイプの部分がフレキタイプになっているものが、テクトロやダイアコンペから発売されていますが、これは自転車屋さんにあった、最後の在庫品を安く譲ってもらいました。
あまり需要が無いので、売れていない商品だそうです。

このネジの部分が伸び縮みして、ワイヤーを出したり引っ込めたり調整できます。
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これでブレーキの微調整が出来るように成りました。

あわせて、この部品を入れるためにワイヤーの先端のキャップを切断してしまったので、新しいキャップを取り付けます。
自宅101128 015(2).JPG

カラーを自転車の「ブルー」に合わせて、チョッしたお洒落を楽しみます。

ここまでやると勢いが付いてしまい、在庫棚をゴソゴソ整理して出てきたライトアダプターもつけます。
自宅101128 019(1).JPG

これでハンドルを選挙していたパーツが移動できるので、ハンドルの持つ場所が確保できます。
また、長距離にツーリングの時に、ここに「ユピテルATLAS」GPSマップを取り付けることも出来ます。

えーい!こうなったら気に成っていた、SPDシューズのビンディングも替えてしまいましょう。
長年そのままになっていたので、磨耗している上、ビスの穴に石が詰まっています。
自宅101128 017(2).JPG

汚い脚の裏を公衆の面前に晒す恥を忍んで写真を載せます(笑)。

このままでは六角レンチが入らないので、アイスピックのような先の尖った物で、詰まった石を取り除きます。
ようやく外して新品のビンディング金具を取り付けました。
自宅101128 018(2).JPG


これで明日の通勤から、少しは快適な走りを感じる事が出来るでしょう。
と、他にも買い物や部品整理などして、ブログをまとめていたら、アララ!、日が暮れてしまいました(苦笑)。
これじゃ身体は休みになりませんが、自転車三昧の休日を送れる今の生活は、何も余計な事を考えなくて良いので、幸せな時間が送れていると考えるべきなんでしょうね。






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コメント 4

nabe

オイラもクロスバイクのブレーキを調整しないといけません^^;
前が鳴くので何とかしたいものですが、角度を変えても、パットを変えても鳴くんですよね…。
その点ロードのブレーキはいいですね。 いっそのことロードのブレーキを取り付けるのも手かなと考え出しました^^

by nabe (2010-11-28 18:35) 

soraneko

nabeさんへ

Vブレーキはシューの角度が3次元で調整できるので、効きが良く鳴りが無い「スゥイートスポット」が必ずあります。
基本的に真上から見てハの字、いわいる「トーイン」の角度で調整すると、鳴きが出にくくなります。
近隣の自転車屋さんに、MTB整備の達人がいるそうで、その人の「神の手」で調整されたブレーキは、恐ろしいほど効くようになるそうです。

鳴りの場合は、リムの面に当たる、サスでいう「キャンバー角」も関係しているケースがありました。
シューが当たる時に、リム側面とキチンと平行になるように、シューのスペーサー(幅が違う)を入れ替えて調整したら、嘘のように鳴きが消えた事があります。

ただし、自動車のブレーキもそうなのですが、効きを良くすればするほど鳴きが激しくなる傾向があるそうです。
国産車は、ユーザーの鳴きと、ブレーキダストのクレームが厳しいので、「効かない」パットをわざと入れているそうです。

by soraneko (2010-11-28 19:30) 

ももんが

Vブレーキは調整代が大きいのが魅力ですが、逆に考えるとスイートスポットに持っていくのが難しいですよね。
一度シューを交換しただけですが随分苦労した覚えがあります。

新品クリートは気持ち良く脱着できそうですね。
by ももんが (2010-11-28 20:14) 

soraneko

ももんがさんへ

セットがピタッと決るととても気持ちが良いですが、僕の技量では今だ試行錯誤で苦労しています。

クリートって消耗品なのですが、シマノ純正品は高いですね。
出先でトラブルがあることを考えると、ちゃんとして置きたいのですが、頻繁には替えられません。
by soraneko (2010-11-28 20:56) 

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