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ドロップハンドルの幅を広げる [自転車部品]

さあ、いよいよ寒さも増して、自転車としてはオフシーズンに投入です。
僕は、この時期は、追い込んだ走りをするのではなく、ウェイトの維持と、足慣らし程度に走る程度ですが、合わせて、ポジションの変更や、バイクの改造を進める時期でもあります。

概ね、このFELTのフレームのサイズの範囲では、不満な点や、不適合な点は改善してきたつもりですが、実は一つ残した事がありました、
それは、ドロップハンドルの幅です。

今更ながら日本人離れした体格の僕は、あらゆる寸法がオーバーサイズで、ジオメトリーをあわせるのに随分苦労していますが、特に上半身の「肩幅」は結構なサイズがあります。
正確ではありませんが、メジャーを宛てて計測してもらうと、少なくとも460mm程度はあります。

出来ればハンドルの幅も、手を垂直に伸ばして460mmはあるはずなので、その幅のハンドルがあれば良いのですが、あまり品揃えがありません。
現在使っている日東のSTIレバー対応ハンドルは、実は芯-芯寸法で420mmしかなく、明らかに手をすぼめて乗るポジションを強いられていました。
まあ、平地を巡航するのには特に不都合は感じませんでしたが、坂道を登る時、ダンシングをする時にどうしても窮屈な感じが有り、振りがぎこちなくなるイメージが拭えませんでした。

そこで、少しでも幅を広げる為、芯-芯寸法440mmのハンドルなら比較的好みの物が選べそうなので、ハンドルを替えて見る事にしました。
もう一つの理由は、最近替えたバーテープですが、見栄えは良いのですが、あまりに薄い素材で、振動がモロ掌に伝わる性なのか、「腱鞘炎」のような症状がでてきてしまったので、もっとクッション製の高いバーテープに替えようということもあったからです。

新しいハンドルは、ボンドレガーの「レースライト VR ROAD」という商品で、VRは「Variable Radius(半径可変式)」、いわいるアナトミックシャローという形状のドロップの物です。
jitaku 101218 002(1).JPG

アナミックのように、ブラケットに至るラインがストレートで手を置きやすく、下ハンドルがなだらかなカーブを描いているので、持つ場所を変えやすく、レバーの操作もしやすいという形状のハンドルです。
イベントなどでは下ハンドルを握って空気抵抗を下げながら長距離高速巡航するので、下ハンドルの使いやすさを重視しました。

さて肝心なハンドルの幅ですが、片方で10mmずつ広いので、一回り広い感じがします。
jitaku 101218 003(2).JPG


バーテープは、ボンドレガーのゲル入りの厚手もテープを選びました。
素材が厚いと、巻いてもモコモコとした感じで、あまり見栄えが良くないのですが、この際仕方がありません。
jitaku 101218 006(1).JPG

バーテープ巻きも慣れて来て余裕が出来てきたので、手の当たるところは、巻き数を増やして厚みを増やすような巻き方も出来るようになりました。

ハンドルやブラケットの角度や位置は、今までは「目見当」であわせていましたが、今回はメジャーや水平儀を使って、正確に位置出しをしました。
一応またがって、軽く家の周りを走った程度ですが、20mmのさとはいえ幅の違いは結構感覚の違いに現れてきて、多少違和感がありました。

今度ツーリングに出かけたときに細かいセッティングや、ダンシングのイメージなどを試して見て、ポジションを煮詰めて行きたいと思います。
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コメント 6

nabe

オイラはロードを買ってから全くポジション変更してません。
とりあえず今は慣れるのが目的で違いを比べるなら今の自転車屋さん推奨ポジションに慣れて違いを実感したいのが目的になってます。
すでに一緒に走る人からは、「サドルを下げてみては?」なんて声も聞こえてきますが、分からないまま替えるよりも分かってから買えた方がいいんじゃないのといった判断になりました。
窮屈なんて言葉も出てましたが、理想に近づくほど窮屈になっていくんじゃないかと思います。 所詮、すぐに手に入る汎用部品という観点からは仕方ないと思います。
体に合った自転車が理想でしょうがなかなかないですね^^;
by nabe (2010-12-18 19:56) 

soraneko

nabeさんへ

僕個人的な意見ですが、ポジションの良し悪しは、かなり乗り込んで見ないとなかなか判りにくいと思います。
とりあえず自転車屋さん推奨のポジションで慣れようとお考えは、間違いが無いと思います。

感覚的に乗りやすい=効率的なポジション、では無いのが落とし穴で、サドルの高さなんかも、数ミリ単位で動かす「合理的な理由」は存在していますので、長距離や強度の高い走行で何処の筋肉や筋が痛くなってくるとか、「回転が上げやすい」、「トルクを掛けやすい」とかのベクトルを決めて、試して見ると、判りやすいと思います。

確かに、行き着くところは完全な「フルオーダー」なんですが、いわいる「吊るし」のバイクでも、基本的なジオメトリーが大きく違っていなければ、修正の方法はあるので、これも自転車乗りのお楽しみの一つと考えて、いろいろ試しています。

僕の場合、今のバイクはフレームサイズが合っていないという根本的な問題がありますから、突き詰めると「フレーム交換」になってしまうのが困った物です(苦笑)。
by soraneko (2010-12-18 20:36) 

ももんが

アナトミックシャロー、先を越されました。
私はFSAのコンパクトドロップを買おうと思っています。
肩幅広いと大変なんですね。

by ももんが (2010-12-18 21:47) 

やっとこ

ハンドルの交換は体格に合わせて理想的ですね!
私も投入しようと計画していますが、どうなる事やら・・・
ポジションの問題は、体の仕上がりにも関係するところと思われますので、
自転車に乗りながら体作りをしていければと思います。
ガシガシに行くのではなく、あくまで気長な感じですが(笑)
私は自転車に乗るようになりsoranekoさんに色々とご教授いただき、最近は効率の良い乗り方はこれかな?
ぐらいになってきました。(まだまだですが・・・)
by やっとこ (2010-12-18 23:25) 

soraneko

ももんがさんへ

この形状は使い良さそうなので、前から狙っていた物です。
早く試して見たいです。

サイズは肩幅に限らず、僕は苦労の連続ですねぇ(苦笑)。
by soraneko (2010-12-19 20:46) 

soraneko

やっとこさんへ

ハンドルは、結構重要な操作系のパーツだと思うんですけど、そう簡単に替える事はしないですよねぇ。

身体能力や走り方も変わっていくので、これが正解という答えが出難いのがポジションの難しいところではありますが、体の故障を防ぐ為にはキッチリ抑えておきたいですね。
by soraneko (2010-12-19 20:51) 

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