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「ブルベ」初挑戦!。BRM226宇都宮200km牛久発は修行でした [イベント]

昨日はブルベ「2012BRM226宇都宮、牛久発」に参加してきて、なんとか完走してきました。

ブルベを御存知無い方の為に簡単に説明すると、フランス発祥で、山歩きの「トレッキング」のような物で、無サポートで長距離を走るサイクリングだとイメージすれば判り易いでしょうか。
これをフランス語だと「ランドネ」というそうで、自転車でツーリング用の「ランドナー」という種類がありましたが、この当たりからきているのでしょうか。
「ブルベ」の語源はやはりフランス語の「認定」だそうで、規定の距離を規定時間以内に走行できればOKという物で、レースのように順位や優劣を争うものでは無いそうです。

同じロングライドの「センチュリーライド」と似通っていますが、こちらは160~200kmで、大会によってはコース案内、エンドステーションなどサポートが充実している場合が多いですが、ブルベの場合一切のサポートは無く(出場者同士の協力は認められている)、距離も日本では一番短くて200kmで、400kmとか600kmとかの距離を走るそうで、本家フランスでは国境を越えて2250kmを走りきるというとんでもないものがあります。
恐らく300km以上のイベントからは夜通し走る「ナイトライド」込みに成るはずで、悪天候をモロともせず走る姿は、もはや「アドベンチャー」の領域のような気がします。

まあ僕自身、「そんな物が有るんだな」程度の認識で、横目で見ながらセンチュリーライド中心で活動をしてきましたが、一体どんなものだろうという好奇心は有りました。
で、今年は行きつけのショップの方が挑戦してみるという話を聞いて、僕も重い腰を上げて、いよいよブルベに参加してみる事に成りました。

実は、このBRM226宇都宮は、例年ジャパンカップの舞台で、ブルベの日本公認組織「AudaxJapan宇都宮」の拠点である「宇都宮森林公園」と、茨城県の大きな大仏があるので有名な「牛久」までの往復のコースが予定されていたのですが、突如コースが変更されて、牛久出発は同じながら、南下して成田の八街まで行ってくるというコースに成ってしまいました。
2012BRM226宇都宮走行ログ1(1).JPG

当初のコースならば往復共にほぼ平坦で、心配なのは復路の北よりの風くらいなので、初参加で200kmならなんとか成るだろうと思っていたのですが、この成田周辺のコースは大きな峠こそありませんが、細かいアップダウンのある、結構消耗するコースだという事を僕は知っていました。
2012BRM226宇都宮走行ログ2(1).JPG

成田付近は、空港に飛行機を撮影するのに良く行っていましたし、一昨年出場した「銚子センチュリーラン」のコースとも一部重なっている所があり、散々地図で検証したり下見もしましたたから、多少の土地勘はあります。
銚子センチュリーランは、九十九里の海岸線沿いと、犬吠崎の眺望などの見所があったのですが、今回のコースは、一番きつくて面白く無い山間部のルートだけをグルグル回っている印象で(笑)、このコースを見たとき、正直止めてしまおうかなとも思いました。

今年は一応元旦から走り出しているとはいえ、本格的なロングランのトレーニングはまだ始まっておらず、せいぜい100km程度を走っている程度ですし、野暮用が重なって事前の訓練や、コースの下見も出来ていないので、冷静に見て完走できるような状態には無いと判断していました。
去年のもてぎの二の舞だけは避けたかったというのもあります。
しかも、仕事が忙しく、帰ってバタンと寝ると言う日が続き、コースも結局覚えられなかった上、前日土曜日も出勤と、最悪のパターンではあったのですが、ここは意を決して玉砕覚悟で出場を決心しました。

さて、土曜日に勤務を終えて、直行した宿泊先の牛久のホテルを朝5時に出て会場に向かいます。
スタート地点は筑波学園都市」の南にある、JR常磐線「ひたちのうしく」駅東側の「みずべ公園」です。
車を近くの駐車場に止めると、もう既に数名の参加者と思しきライダーが準備をしています。
こちらも準備を整えて、スタート地点の公園に向かいます。
公園では「AudaxJapan宇都宮」の役員の方々が準備をしていて、参加者も結構集まっていました。
2012BRM226宇都宮 034(1).JPG

予定では8時スタートでしたが、今回は7時スタートも儲けられており、僕自身初参加でとうなるか予想も付かなかったので、時間的余裕が欲しくて7時スタートを選択しました。
出来れば知らない土地でのナイトランを避けるため、日没までに帰ってきたかったというのもあります。
この辺りはブルベ参加者らしからぬ「根性無し」ですよね(苦笑)。

このあと受付が始まり、参加者への説明や注意事項説明がありました。
僕のように初参加の方も多かったですが、大体は「お馴染みさん」という感じで、出場者通し挨拶を交わして歓談している姿が見かけられました。

今回のイベントは、途中でチェックポイントが3箇所あり、設定されたコース通りに順番通りにチェックポイントを通過して、200kmのコースを13時間で完走すれば「認定」されるとうものです。
因みにチェックポイントは全て「コンビニ」で、係員がいるのは一つしかなく、チェックポイントを通過した証拠と時間は、コンビニの「レシート」が証拠に成ります。
そのほか、コースをショートカットする「イカサマ」を防止する目的で、参加者には秘密の「シークレットポイント」が設定されています。

さていよいよ出発ですが、今日は予報に反して「どんより」した曇天で、気温もかなり低めです。
大体経験上こういう天気の場合、まず回復する事は無く、かなり寒い中での走行になると思うと、200kmという距離や山間部ルートと共に、憂鬱に成ります。
2012BRM226宇都宮 035(1).JPG


バイクの方ですが、今回用に特別に換えたところは無く、今までの改良の成果が試される事に成ります。
そういえばマドンを買ってからはじめての本格的なロングランイベントかもしれません。
何時もと違うところといえば、自転車ナビの「ユピテルATLAS」に万が一の電池切れがあってもいけないと、エネループ2本を入れてUSBで電源になる物を、トップチューブにくくりつけてあるくらいです。
2012BRM226宇都宮 036(1).JPG


さあいよいよスタートです。
10人くらいの集団で走り始めますが、固まる事は無く、各々のペースで早々に散らばりました。
僕は今回特に完走の自信が無かったので、序盤は徹底的にペースを落とそうと、25~28km程度で走る数名のあとについて走りました。
勿論「ドラフティング」の影響圏外ですが(笑)。
ちなみに「ユピテルATLAS」ですが、ここ数回のイベントでは、途中でフリーズしたり、突如電池切れになるトラブルが有り心配だったのですが、今回は快調で役目を果たしてくれました。
もしかすると前回の氷点下での使用は、電池の「性能保証範囲外」だったのかもしれません。

さて、程なく視界に「例のモノ」が見えてきました。
例の物とは「牛久大仏」のことで、、僕は成田空港に行くのに国道408号線を走っていると、山々の中から現れて必ず見えてくる大仏様ですが、足元に来たのは初めてでした。
2012BRM226宇都宮 037(2).JPG

ここで余裕をかまして記念撮影です(笑)。
以後次第に余裕が無くなっていくので、ほとんど画像は途切れます(笑)。

ここから利根川を渡る香取市の「水郷大橋」と多古にPC1のセブンイレブンまではほとんど平坦な道のりでしたが、PC2の八街までほとんど山間部のコースになります。
山といっても標高80メートルに満たない、標高差で言えばせいぜい50m程度なんですが、これが50kmの道なりに幾つも現れて登っては下りるを繰り返していると結構効いてきます。
まだこの辺りは疲労感があまり無かった事も有るのでしょうが、よほどキツイ勾配でなければ、結構回りのライダーに対して引け目を感じることが無くこのルートを走ることが出来ました。
この辺りは僕の筋力が増えたとかウェイトが減ったとかいう、坂上りの実力が向上したとかではなく、180mmのクランクを入れた事をメインにしたバイクのセッティングが決ってきことと、マドンそのものの性能のよさに助けられた事は間違いがありません。
あとは、脚の消耗やスタミナを考えた坂の乗り方を覚えてきたところの方が大きいのかもしれません。

ようやく「折り返し地点」のPC2である八街の国道409号線沿いにある「ファミリーマート」に到着です。
2012BRM226宇都宮 040(2).JPG

ここが唯一の設定上の有人PCになるので、先のPC1で貰ったコンビニのレシートも見せて、カードにチェックしてもらいます。
2012BRM226宇都宮 039(1).JPG

この時点で11時26分で4時間半で着ていますから、同じペースで往路も行けば、今回僕が密かに目標としている(笑)10時間以内の完走は不可能ではない事になります。
この10時間という設定は、休憩を除いた平均速度25km/h程度の走行で、センチュリーランでの完走できる最低平均速度になります。

コンビ二のパスタで軽い昼食をとって12時に出発、後半戦に向かいます。
後半戦の利根川沿いの神埼町までの距離は44kmですが、いわいる千葉の奥地たる秘境「山武」の険しさを舐めてはいけません(笑)。
「はにわ」で有名な芝山町というところで、成田空港の東側の山間部のルートを、頭上に大型ジェット機のエンジンの咆哮を聞きながら走ります。
まあ、距離を合わせる都合もあるでしょうが、念入りに幹線道路を避けて、本当にこんな事が無ければ一生来る事は無いだろうというほどの山の中の生活道のようなルートを繋げてあります。
この辺りのルート選定は、役員の人柄がしのばれてほほえましい限りです(笑)。

そして僕の体も予定通りに(苦笑)、スタミナが切れてきて、脚の方は1回目の軽い攣りの症状が出てきました。
やはり今の体は100km程度のスタミナと脚しかないのが現実として現れたかっこです。
脚の攣りのほうは、ある意味原因がはっきりしていて、実は寒い中を走っているとあまり汗をかかず咽が渇かないので、水分補給やミネラル補給が少なめに成っているのが原因です。
実は結構ウェアの中や手袋や靴の中は蒸れていて汗をかいているのと、実は寒いので頻繁に排尿しているのですが、これでミネラル分も奪われているので、スポーツドリンクやサプリメントなどでミネラルを補給しないと攣り易くなってしまいます。
こんな事も冬場のこの季節にロングライドをしてみないと判らないですよね。

脚の攣りは、ミネラル補給や軽くペダルをくるくる回したり、休憩の時にストレッチをするなりしてある程度(完全には戻らない)回復できましたが、スタミナの方はほぼ完全に切れてしまっていました。
こうなると上り坂はほとんどインナーローでのたのた登るしかなく、まったくペースが上がりません。
前半は休憩間隔を1時間に決めていましたが、もはや30分おきに休憩を入れないと前に進みません、
ただでさえ参加者が多くなく、ペースもマチマチなので後半戦はほとんど一人で走っていましたが、そうなると寂しさも手伝って、だんだん精神的にネガティブに成ってきました(笑)。

天候も悪い事も手伝って、そもそも風光明媚なロケーションでも無いので、とにかく走るのが辛いだけで、猛烈につまらなくなってきました(笑)。
とこれがサーキットであれば「もうやヤーメタ!」とばかりサッサとリタイヤできるのですが、ロングライドイベントの場合、何が何でも戻らなければなりません。
センチュリーランの大きな大会などでは「あしきり」でリタイヤした人は回収されてスタート地点に連れて行ってくれますが、如何なるサポートも無いブルベの場合、とにかく自分で帰らなければ成りません。
まあ、バイクトラブルも想定していざという時の為に「輪行袋」持参で参加するのですが、こんな山の中に公共交通機関も無いところでは、結局自分で戻るしかありません。

まあなんとか愚図る自分を自分でなだめながら(笑)、ようやくPC3の神埼町のスリーエフに着きました。
このコンビには思い出が有ります。
一昨年の「銚子センチュリーラン」で、最後の山間部ルートに突入する前に、暑さとスタミナ切れにやられて長々と休憩していたコンビニでした。
前回は暑さにやられ、今回は寒さと山間部ルートにやられ、このコンビニに来る時はまともな状態であったためしが有りません(笑)。
この地点で役150kmで、センチュリーランならあと10klmですが、今回は50kmもあります。

ここからはゴールの牛久まで最後のパートになります。
神崎から利根川沿いに東進して、途中「また」山間部に入って、栄町の安食というところを経由して利根川を渡ります。
このルートも、わざわざ御親切に坂道を用意してくれた結果で、408号線から安食に向かうルートも、「銚子センチュリーラン」で、最後にわざわざ用意してくれたルートと同じでした、
工業団地を抜けると、あの忌まわしい10%勾配が見えてきました。
もう正直勾配を登れる脚ではなかったのですが、インナーローでごまかしながらノタノタのぼっていると、2回目の痙攣が膝周りの靭帯付近に出てきました。
それでもなんとか誤魔化して脚を回復させて、近くにコンビニがあったはずなのでそこで休憩することにします。
ちなみに冒頭で述べた「シークレットPC」ですが、今まで一度も現れず、PC3で休憩していた参加者の方は「ブラフ(脅し)だったのかな?」などといっていましたが、僕個人は、わざわざ設定した登坂ルートをショートカットしないようにと、この辺りにあるのではないかと睨んでいました。
案の定コンビニに入ろうとすると、役員の人に呼び止められてチェックをしました。

ここで役員の方といくらかお話をしましたが、コースが銚子センチュリーランと被っていますねとお話したら、驚かれていて、まったく知らなかったそうです。
事前に下見をした時に様子を見てコースを選定したそうで、目的が同じだと自然と同じ事を考えてしまう物なのですね。
休憩中にも続々と参加者がチェックをしていますが、誰もここで休憩する参加者はいません。
先にチェックをした参加者もそうで、僕が特別根性無しは当然として皆たいしたものです。
その話を役員の方に話したら「先に通過して言った参加者達は、みんな変態ぞろいだからねぇ」と、これは僕を慰めてくれたのかなぁ(苦笑)と思いました。
「僕は安全第一でのんびり行きます」と返してここをあとにしました。

ここで、今までは一人でしたが、チェックをして信号待ちをしていた参加者の方についていきました。
この方のバイクは、細身のクロモリのフレームベースで、カンチレバーブレーキのキャリアを付けたツーリング車仕立ての「シブイ」けどカッコイイバイクで、いかにもロングランのベテランという方でした。
しかも早いこと早いこと!、平地は普通に32km/h程度で巡航するし、坂道の結構重いギアをゆっくり回して順調に登っていきます。
結局最後まで御一緒させていただきお話をうかがうことが出来ましたが、僕よりも1時間後のグループにスタートした人で、キッカリ僕よりも1時間は早かったわけですね。
帰路は利根川を渡ってからは向かい風との戦いで、それでもこの御仁は下ハンドルに持ち替えて30km/h程度でどんどん前に進んでいきます。
正直このペースに付いていける状態ではなかったはずですが、ここで「一人旅」になってしまうと、間違いなく心が折れてしまうと確信していたので、もはや理屈向きの「意地」だけで距離を置いて付いていきました。
しかしこうなるともはや周りの風景など目に入らず、視界に入る前のバイクと、ナビの累積走行距離が速く「200km」に成らないかと、それだけを見て無心に走っていました。

ようやく目の前に「ひたちのうしく駅」近くのマンションが目に飛び込んできて、ゴールが見えてきました。
ゴールポイントはスタート地点近くの「旅館大野屋」さんの一室の控え室でした。
センチュリーランなどのゴールはゲートがあって大勢の出迎えが有って、直ぐに係員に完走手続きをして・・・・なんて感じでしたが、ブルベは至ってシンプルで質素な物です。
旅館に着いたのが手元の時計で16時45分だったので、9時間45分で完走する事が出来ました。
とはいえもうくたくたで、この疲労度合いは昨年の「佐渡ロングライド」を完走した時よりも激しい物でした。
他の参加者の方と比べるつもりはありませんから、自分的には無事に完走できたのと、一応センチュリーランでの規定タイム内で走れたことで「成功」と考えています。

これが今回のATLASのログです
2012BRM226宇都宮走行ログ3(1).JPG

時間は疲れていて手続きをし終わって車に帰ってから慌てて記録したので10時間を越えています(苦笑)。
平均速度は同じようなコースを走った銚子センチュリーライドとほぼ同じような速度でした。
ただ気温の違い(30℃近く違う!)や距離の違いが有りますから単純には比較できません。

今回ポラールはハートレートが取れていませんので記載しません。
最近ポラールはトラブルが多いので困惑しています。買い換えるかも知れません。
残っていたデータでケイデンスはAV72と低い物でしたが、登坂が多かったのと、そもそもクランクを長くしてあるので、けして遅いというわけではないと思います。

さて初めて「ブルベ」という物に参加した正直な感想ですが、けして面白い物では無かったですね。
これはひとえに天候とコースのロケーションにあったと思います。
これが晴天で気温も高ければもう少し印象が変わっていたと思います。
コースも同じ山間部でも、本格的な山岳地帯の雄大な景色を眺められるとか、海岸線を走れるとかあれば随分印象が違っていたでしょう。
その分「過酷」にはなるわけですが(苦笑)。
しかし、その「過酷」さ故に、自分自身で切り抜けていかなければ成らない故に、人々を魅了するのだろうなという感じの片鱗は垣間見る事が出来たようです。

個人的にはこの時期にこの強度の走行をすることは通常無いので、「トレーニング」という意味では絶大な効果があったと思います。
あと、走行後の疲労具合で、特別何処が痛いという事も無く、全身の筋肉が満遍なく使われた疲労感があったということは、大きな収穫だったと思います。
首筋や、腹筋・背筋上腕部の筋肉に張りが合ったのは、ハンドルを低くしたロードバイクらしいポジションを長時間維持したからで、その結果、脚だけでなく腕や体幹筋肉も動員されての全身の疲労感と考えてます。
あとはこのポジションとペダリングで1kmでも多く強度を上げていって乗り込むしかないわけですね。

あと「マドン」のロングライドの性能にはようやく自信を持つことが出来ました。
荒れた路面でもナーバスな振動をいなして安定して走れる振動吸収特性とトラクション性能を持ちながら、バイクの絶対的な軽さ、登坂やダッシュでペダルを踏み込めば満遍なくトルクに変換してくれる駆動系の剛性の高さは、僕のような根性無しライダーでも絶大な威力があります。
当然の様に極限性能を引き出すような事は出来ないまでも、サンデーサイクリストにも「特性を理解した使い方」さえ間違わなければ、支払ったプライスに見合う満足感は得られるというようなところです。
というか、今回は完全にバイクの性能に助けてもらったように感じています。
あとこれもあくまで個人的な感想なのですが、何せ元があの「ランス」の為に開発されたと謳っている(事実は知りませんが)バイクですから、ある程度脚力がある、または僕のように重量があるライダー向きなのかもしれません。
一般的な日本人の体格で、脚質が軽いタイプのライダーの場合、どうなのかを、実際乗っている人に聞いてみたいような気がします。
まあ、トルクが無くとも綺麗にケイデンスを回せてスタミナのある人は何に乗っても早そうですが(苦笑)。

ああっ長々と書いてきましたが、とにかく今回のブルベは僕にとっては「修行」でした。
あまりこういう言い方はしたくないのですが、100kmから先はほとんど「精神力」の問題でしたねぇ(苦笑)。
確かに自分の限界を決め込んで、その範囲内で安楽を決め込もうとしている自分に「喝」を入れる事は出来ましたから、いい経験でした。

ここから先の領域、例えば山岳主体のブルベや、ナイトラン含みのブルベなどに出るためには、自分自身の能力のもう一段バージョンアップさせる必要もありますし、装備面でも例えばコマ図の利用法とか、ナイトランでのライト装備とかを工夫する必要があるので、なんともいえませんが、機会があればチャレンジしてみたいですね。
といいつつ、山岳コース込みのBRM415宇都宮200kmはエントリーしてあるのでそれは出場します。
あとは、センチュリーライドの予定が毎月あるので、本格的なブルベ参戦をするのなら、来年からという事に成りそうです。
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コメント 8

やっとこ

お疲れ様でした。
あとでゆっくりとお話をお聞かせ願います。
宜しくです!
by やっとこ (2012-02-28 00:00) 

soraneko

やっとこさんへ

大変でしたが、色々と得るものが多かった、有意義なイベント参加でした。
しかし、ブルべの参加者は本当に皆凄いですね!。
by soraneko (2012-02-28 20:30) 

ヤマ

最後のファミマPCでお見かけした大柄なマドン乗りな方ですね! バイクがイケてたので憶えてます!隣にスペシャのルーベ停めさせて頂いたものです。初ブルべだったのですね。牛久は思ったよりも結構エグいコースでした。仰る通りブルべははいいトレーニングにもなりますので、これからも沢山走ってくださいませ!
by ヤマ (2012-02-29 00:01) 

soraneko

ヤマさんへ
コメントありがとうございました。

バイクはともかく人間の方はイケていない(苦笑)うえに、横縦共に大きいので
随分目立っていたようです。
ロングライドは「センチュリーライド」が主体で楽しんでいたので、自分試でブルべにチャレンジしてみましたが、歯応えがありました!。

初挑戦でかなり緊張して不安も多かったのですが、参加者の皆さんも役員の皆さんも親切で、新参者にも明るく応対していただいたおかげで、ずいぶん精神的に助かりました。

とりあえず次のBRM415宇都宮にはエントリーしてありますし、調子に乗れば(笑)、参加の頻度を増やしていくかもしれないので、お会いできましたら気軽に声をかけてください。
by soraneko (2012-02-29 18:47) 

とも

お疲れ様でした。
成田周辺は細かな坂がありますよね。宇都宮からよくお越しになられました。私もショップの走り仲間達とブルぺに参加しようかという話が出たのですが、やはり夜間走行を考慮しなくてはならなかったり等で実現できておりません。いずれにせよ自信喪失からもう少し立ち直ってからじゃないと参加は難しそうです。
自分と似たようなペースで走れる仲間と一緒に参加できたらもっと楽しめるのでしょうね。何だかんだと仰りながらもsoranekoさんの走行記録は素晴らしいです。
by とも (2012-03-04 21:20) 

soraneko

ともさんへ

ブルベの場合、ナイトライドや悪天候、メカトラブルや自己などの「リスク」が一般のイベントより高く、あくまで「自己責任」で乗り切らなければ成らないので、確かに体力以前にハードルは高いですよね。
やはりこれは速さを争うのではなく、「サバイバリティ」を発揮して、如何に「楽しむ」事が出来るかとう所が醍醐味のような気はします。

まあ「速さ」というなら、同じコースを7時間前半で走り抜ける猛者もいるくらいですからなんともいえませんが、自分もこの程度のコースなら風景や名勝、グルメを楽しむ「余裕」が欲しいところで、まずは「第一歩」でこれから精進ですね。
by soraneko (2012-03-04 23:10) 

ももんが

お疲れ様でした。
完走おめでとうございます。
北海道でもブルベを楽しんでいらっしゃる人達がいるようですが、サポート無しというのが怖いですよね。
私も興味無くはないのですが、参加する勇気はありません。
千葉は高い山が一つもないのに小さなアップダウンが多くて自転車に厳しい地形ですよね。
by ももんが (2012-03-11 01:00) 

soraneko

ももんがさんへ

ありがとう御座います。
正直ブルベまで行くと、「楽しむ」という範疇を越えていて、相当の覚悟が要るイメージがありましたから、なかなか手が出なかったというのが本音のところでした。
まあ、泊りがけの長距離ツーリングなどは、自己完結でなんとかしなければ成らないので、僕個人としては「避けては通れない方向性」なので、今後も機会があればブルベには挑んで行きたいと思います。

そういえば、栃木県の人間は、千葉県は東京に近い分だけもう少し開けれいるというイメージを持っている人が多いんですが、僕も進学で初めて千葉に住むというので「東武野田線」で、流山市の江戸川台というところに行きましたが、今は「TX」も開通して開けていますが、当時はあまりの「田舎」である事に、愕然とした記憶があります。
by soraneko (2012-03-11 15:36) 

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