秋空高く、山高く登る! [雑談]
先週はなんだか色々と疲れが出てしまい、週末は酷い疲労感が有ったのですが、今週末は久しぶりの快晴という事で、走らなければ勿体ないと、なんとか体調を整えて本日はツーリングに出かけました。
まあ、何時もでしたら「鬼怒川自転車道」を南下して、何かおいしい物でも・・・と言いたい所ですが、来月には「龍生ヒルクライム」もあることですし、まことに遺憾ながら(笑)登坂の練習に行くことにしました。
栃木県西部の鹿沼市より日光方面の山岳部に「古峰神社」という神社が有り、そこに至る街道は23km程、緩い勾配が続く山道で、トレーニングにはもってこいの道のりです。
地元の実業団やショップのチームもトレーニングに使っているところで、こういった練習にはもってこいなので、そちらを目指しました。
普通は南下していくのですが、朝の6:00に西に向かって走ることはめったにありません。
太陽を背に、長く伸びる自分の影を追いかけるように現地に向かいます。
か
先週走った古賀志山をかすめて鹿沼市を超えて、大芦川という清流を遡っていきます。
ホントに濁り一つなく綺麗な清流で、ここで釣りやバーベキューを楽しむ方も多いそうです。
ただ、この水系は「南摩ダム」というダム建設計画が有り、長年にわたって揉めています。
よそ者の僕が口を出す権利はありませんし、僕自身も答えを持っていませんが、もし莫大な国費=税金が投入されるのであれば、「国家百年の計」に基づいた計画であってほしいですよね。
さて、比較的緩い勾配の道のりを、25km/h程度で軽快に走ってきましたが、目の前にヒルクライムのゴングを継げる、大きな鳥居が見えます。
この鳥居は銅製で、銅製の鳥居としては国内最大級の物だそうです。
此処からは4~7%程度の勾配で、AV15km/h程度で、何とか足をくるくる回しながら登って行けます。
約6km、23分ほどで、古峰神社の駐車場とお土産物屋さんが見えます。
ここでロードが一台下ってきました。
なんと、08小隊エースのN田君で、既に頂上に上って来たそうで、もう一本登ろうとしていたそうです。
個人的にはもうお腹いっぱいで(苦笑)戻ろうかなとも思いましたが、せっかく誘ってくれたので、その上まで登ることにしました。
この山道は日光の「いろは坂」のように、カーブ毎に番号が振ってあり、「40番」がゴールの頂上付近なのですが、20番のコーナーを超えた時に、僕は「もうダメだー!」と終わりになってしまいました(苦笑)。
九十九折りのコーナは何とかなるのですが、恐らく9%以上ある勾配が長く続く坂は、必殺の「ヘタレ30T」に入れても、何とか前に進むのが精いっぱいです。
こうなるとケイデンスが60を切る勢いで、不思議とHRは最大でも172で、概ね160付近で安定しています。
しかし、ほとんど7km/h程度の早歩きくらいの速度でジリジリ上がっていても、一向進む気がしません!。
所々恐らく10%以上の勾配が来ると、「蛇行走行」しないと進まない体たらくながら、何とか頂上に付きました。
後でログを見たら平均勾配はほぼ9%で5km程、標高1160m付近に上りました。
頂上で待っていてくれたN田君のところに着いた途端、体の力が一気に抜けて、自転車を降りて膝を崩してフレームに寄りかかってしまいました。
そしてなにが可笑しかったのか?、豪快に大笑いしてしまいました。
登っている時は「もう何時間上っているんだ」と思うくらい長い時間を感じましたが、駐車場からは38分で登っていたようです。
少し降りたところに見晴らし台と東屋があり、そこで記念撮影です。
どすこいオヤジに付き合ってくれたN田君ありがとうございました。
いやーこんな所を練習コースにしているのですから、ヒルクライムで実業団に迫る勢いの速さを持っているのも頷ける話ですねぇー!。
まあ、減量したからといって、100kg近くはあるのですから、上り坂、特に7%を超える勾配の登坂は苦しい事には違いないのですが、なんとか脚を付くことなく登り切りましたという程度なのはしょうがないですね。
全身の力を出し切っただるさはありますが、足が攣るとか、関節が痛くなるとかは無かったのでホッとしました。
今回の走行ログです
なんとも遅い記録で恥ずかしい限りですが、この標高を示すラインの「突起」に背筋が寒くなります(笑)。
登っている時は苦しかったのは間違いまりませんが、自転車で始めて走るルートで景観も良かったので、気分的には十分楽しめました。
神社から先の登坂はともかく、そこに至る23kmの道は、適度な負荷を一定時間かけられるので、トレーニングにはもってこいルートで、来月のイベントまでは何度か訪れることになりそうです。
まあ、何時もでしたら「鬼怒川自転車道」を南下して、何かおいしい物でも・・・と言いたい所ですが、来月には「龍生ヒルクライム」もあることですし、まことに遺憾ながら(笑)登坂の練習に行くことにしました。
栃木県西部の鹿沼市より日光方面の山岳部に「古峰神社」という神社が有り、そこに至る街道は23km程、緩い勾配が続く山道で、トレーニングにはもってこいの道のりです。
地元の実業団やショップのチームもトレーニングに使っているところで、こういった練習にはもってこいなので、そちらを目指しました。
普通は南下していくのですが、朝の6:00に西に向かって走ることはめったにありません。
太陽を背に、長く伸びる自分の影を追いかけるように現地に向かいます。
か
先週走った古賀志山をかすめて鹿沼市を超えて、大芦川という清流を遡っていきます。
ホントに濁り一つなく綺麗な清流で、ここで釣りやバーベキューを楽しむ方も多いそうです。
ただ、この水系は「南摩ダム」というダム建設計画が有り、長年にわたって揉めています。
よそ者の僕が口を出す権利はありませんし、僕自身も答えを持っていませんが、もし莫大な国費=税金が投入されるのであれば、「国家百年の計」に基づいた計画であってほしいですよね。
さて、比較的緩い勾配の道のりを、25km/h程度で軽快に走ってきましたが、目の前にヒルクライムのゴングを継げる、大きな鳥居が見えます。
この鳥居は銅製で、銅製の鳥居としては国内最大級の物だそうです。
此処からは4~7%程度の勾配で、AV15km/h程度で、何とか足をくるくる回しながら登って行けます。
約6km、23分ほどで、古峰神社の駐車場とお土産物屋さんが見えます。
ここでロードが一台下ってきました。
なんと、08小隊エースのN田君で、既に頂上に上って来たそうで、もう一本登ろうとしていたそうです。
個人的にはもうお腹いっぱいで(苦笑)戻ろうかなとも思いましたが、せっかく誘ってくれたので、その上まで登ることにしました。
この山道は日光の「いろは坂」のように、カーブ毎に番号が振ってあり、「40番」がゴールの頂上付近なのですが、20番のコーナーを超えた時に、僕は「もうダメだー!」と終わりになってしまいました(苦笑)。
九十九折りのコーナは何とかなるのですが、恐らく9%以上ある勾配が長く続く坂は、必殺の「ヘタレ30T」に入れても、何とか前に進むのが精いっぱいです。
こうなるとケイデンスが60を切る勢いで、不思議とHRは最大でも172で、概ね160付近で安定しています。
しかし、ほとんど7km/h程度の早歩きくらいの速度でジリジリ上がっていても、一向進む気がしません!。
所々恐らく10%以上の勾配が来ると、「蛇行走行」しないと進まない体たらくながら、何とか頂上に付きました。
後でログを見たら平均勾配はほぼ9%で5km程、標高1160m付近に上りました。
頂上で待っていてくれたN田君のところに着いた途端、体の力が一気に抜けて、自転車を降りて膝を崩してフレームに寄りかかってしまいました。
そしてなにが可笑しかったのか?、豪快に大笑いしてしまいました。
登っている時は「もう何時間上っているんだ」と思うくらい長い時間を感じましたが、駐車場からは38分で登っていたようです。
少し降りたところに見晴らし台と東屋があり、そこで記念撮影です。
どすこいオヤジに付き合ってくれたN田君ありがとうございました。
いやーこんな所を練習コースにしているのですから、ヒルクライムで実業団に迫る勢いの速さを持っているのも頷ける話ですねぇー!。
まあ、減量したからといって、100kg近くはあるのですから、上り坂、特に7%を超える勾配の登坂は苦しい事には違いないのですが、なんとか脚を付くことなく登り切りましたという程度なのはしょうがないですね。
全身の力を出し切っただるさはありますが、足が攣るとか、関節が痛くなるとかは無かったのでホッとしました。
今回の走行ログです
なんとも遅い記録で恥ずかしい限りですが、この標高を示すラインの「突起」に背筋が寒くなります(笑)。
登っている時は苦しかったのは間違いまりませんが、自転車で始めて走るルートで景観も良かったので、気分的には十分楽しめました。
神社から先の登坂はともかく、そこに至る23kmの道は、適度な負荷を一定時間かけられるので、トレーニングにはもってこいルートで、来月のイベントまでは何度か訪れることになりそうです。
いや~以前の姿からは想像もつかない志です。
忙しいと、いいわけしてサボりグセがついてきた私も見習わなければ!
by お名前(必須) (2012-10-14 11:51)
お名前?さんへ
恐らく、「根性無し」に関しては、以前からご覧になっている「中身」と、さして変わりが無いのですが、年齢的に後が無くなって来た切迫感が重い腰を上げさせているのかもしれません。
先を煩うより、その日その日を精一杯生きる発想の方が、今自分が置かれている環境では唯一前向きに生活できる「術」のような気がしています。
by soraneko (2012-10-14 15:19)
前回の投稿は
名無し文章になってしまいました。
済みません。
by やっとこ (2012-10-14 17:51)
やっとこさんへ
いやいや、「誰かな?」と推理しながらお返事を考えている間は、なかなか「スリリング」な気分を味わえましたよ(笑)。
お気になさらないでください。
by soraneko (2012-10-14 18:59)
ストイックですね。文頭の書き出しからは回復走かなと想像したのですが、しっかりとヒルクライムのトレーニングをされていらっしゃるとは。
何度か訪れることに?上りアレルギーはもう克服のようですね!
大芦川はとてもきれいですね。ダムによって失うのは勿体ない自然だと思いました。
by とも (2012-10-15 23:15)
ともさんへ
実はコース開拓の下見のつもりだったんですが、えらいことに(苦笑)。
なにせヒルクライムにエントリーしてしまった以上、出来る事はしておかないと後悔しますものね。
坂嫌いは変らないんですが、一定の負荷をかけたトレーニングをするのには適したルートですので、行くしかないようです。
自然保護と治水とのバランスなど、「これが正論だ」という単純な話ではなく、難しい事なのでしょうが、個人的には「あるがまま」に残しておいてほしいという場所は沢山あります。
ま、日本の国土の場合、人の手が入っていない場所の方が圧倒的に少ないというのが現実なので、尚更難しいですよね。
by soraneko (2012-10-16 06:00)
ヒルクライム練習お疲れ様でした。
清流奇麗ですね。
札幌周辺には清流沿いの道というのは無いので羨ましいです。
by ももんが (2012-10-17 19:34)
ももんがさんへ
本番まであと数回、練習というより「ヤラレ」に行ってきます(苦笑)。
平地で高強度でのトレーニングは「覚悟」と安全な場所が必要になりますが、勾配のある区間を走るのは、自然と負荷がかかるのでイイですね。
栃木県は適度に「田舎」なので、市街地から少し走ればこういった場所が沢山なるのはありがたいです。
東北地方の北部でも感じましたが、北海道も自然が濃くて深いので、山奥に入ると穏やかな清流というより「渓流」になってしまうんでしょうね。
by soraneko (2012-10-17 20:52)