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甘い忘年会とスーパーカー見学 [雑談]

来年の1月3日に、「もてぎ100kmマラソン」というレースに出場する事が決っていて、あと1ヵ月後ではあるんですが、冬本番の寒さと年間特有の「今年ももう終わりだなぁ」という雰囲気に呑まれて、すっかり気分はシーズンオフと言った感じですね。

ま、ここは気分を切り替えてトレーニングに励みたいところですが、その前に気分転換で忘年会を実施しました。
じつは予定では8日は石巻市にある「石の森章太郎漫画館」の見学を「ロックシップ」氏と予定していたのですが、前日に現地沖合いでM7.3の地震が発生してしまい、余震や周辺地域の連動災害などを考慮して、今回は見送る事となりました。
しかしロックシップ氏とは学生時代から、何処か一緒に行くとかなりの頻度で何かが起きたり巻き込まれたり救助したりとアクシデントや武勇伝にはこと欠かない間柄なのですが(苦笑)、またですか!。
ま、ここは気分を入れ替えて、夕方から飲みましょうと言う事になりましたが、時間が有るので昼間も一緒に出かけることにしました。

まず、昼食ですが、えーいシーズンオフだからこの際と、栃木市の「不二家レストラン」でケーキバイキングを頂く事にしました。
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僕は、「お食事メニュー」は頂かないで、最初からケーキ一筋で、今まで我慢してきた「スィーツ」をがぶりつきました。
基本的にこの「生クリーム」系の洋菓子は3度のメシより大好きで、そりゃああんたデブに成るはずですよといわれれば返す言葉は有りません(笑)。
まあ、値段的に十分元を取って尚且つお釣りが来るほどタップリスィーツを堪能しました!。

さあお腹も膨れて今回僕のたっての希望として、「旧JR栃木駅」の駅舎を移築してアレンジした建物を使用している「魔方陣」というスーパーカーの博物館を見に行く事にします。
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これはたまたまJAFの会誌である「JAFメイト」の会員割引の紹介で栃木県を探していて見つけた物で、入場料800円⇒500円、子供300円⇒100円である事を知り、ロックシップ氏のお子さんもつれて見に行くこととなったのでした。

さて駅舎で入場切符を買って、ホームには列車が一両ありますが、もう僕は目の前のスーパーカーしか目に入りません(笑)。

まず僕が大好きなディノ246GTです。
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6気筒ゆえ「フエラーリ」の名前とエンブレムは付けられていないこの総帥「エンツオ・フェラーリ」の忘れ形見の名を冠したこのスポーツカーは、現代でも十分通用する魅力が有りますね。

お隣には国産の名車であるトヨタ2000TGとスカイラインGTR(KP10)が並んでいます。
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個人的にはGTRも大好きですが、やはり見た目の「オーラ」は2000GTの方が上手ですね。

その後ろにはロータスヨーロッパSPです
これこそ我々の世代が熱中した漫画「サーキットの狼」の主人公の愛車ですよね。
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小型軽量でアンダーパワーながら怪物のようなスーパーカーと渡り合う姿が「ゼロ戦」を髣髴させると言う意見もありました。

そしてスーパーカーブームの主役であった「ランボルギーニカウンタックLP400」です。
たまたま他のお客さんの要望で「ガルウィングドア」を開けてもらえました。
栃木魔方陣スーパパーカー 006(1).JPG

いやしかし、今見てもこの世のものとは思えないようなデザインと機能ですね。
冷静に見ると、随分荒削りな造詣や栗木設計、艤装の仕上げが目立っていて、その後ろに最終方とも言える「アニバーサリィー」が置いてありましたが、やはり時代を感じる部部ではあります。

とここまでのラインナップが並んでいる姿は、まさしく「サーキットの狼の」公道グランプリの一シーンを髣髴させてくれるような感じです。
そのほか「ランボルギーニミウラ」や「フェラーリデイトナ」、「マセラティメラクSS」「マセラティボーラ」など70年代を代表とするスーパーカーが並んでいます。
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所蔵品の多くは「ジャガー」が多く「E」タイプや「ディムラーダブルシックス」、スーパーカーの「XJ1R15」なども
置いてあります。
国産車だと「ギャランGTO・MR」や「いすゞべレットGTR」などもありました。

とここで自転車ネタを一つ。
「カンパ」と言えば我々サイクリスタでは知らないものは無いというほどの有名なコンポーネントのブランドですが、僕は自転車にハマル前は、自動車のアルミホイールのメーカーとして記憶しておりました。
フェラーリやアルファロメオのアルミアロイホイールはカンパ製だという知識はあったのですが、ディノのホイールを見てみます。
栃木魔方陣スーパパーカー 019(1).JPG


「CROMODORA」と有りますが、これはカンパのブランドだそうです。
栃木魔方陣スーパパーカー 020(2).JPG

今でも自動車用は作っているんですかね?。

とまあ、冬型が強い寒い日ではありましたが、大好きなスィーツとスーパーカーをタップリと堪能する事が出来て、充実した「オフ」を過ごす事が出来ました。
気分的にはこれで頭を切り替えて、冬のトレーニングメニューを開始して行きたいと思います。
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ももんが

ケーキバイキングにスーパーカー博物館!
羨まし過ぎて卒倒しそうです。
この時代のスーパーカーは華があっていいですよね〜。
カンパのホイールは有名ですがまじまじと見た事はありませんでした。
カンパの自動車用ホイール部門は独立してテクノマグネシオに。
その後、名前が変わったらしいですが現在も存続はしているようです。
by ももんが (2012-12-10 23:38) 

ロックシップ

土日は県南まで遠征してもらいありがとうございました~
(^◇^)
4人の子供たちも喜んで、末のせがれも「soranekoおじさんはどこの人~?」とまた遊んでもらいたいようでしたね。
ここのところ冴えない事ばかりでしたので、自分としても久々に楽しい憂さ晴らしが出来ました。

ランボファンの自分としては350GTやミウラS、カウンタック(クンタッシュ)が拝めて、カーデザイナーを目指そうと青雲の志を立てた頃の情熱も思い起こさせてもらって若返ったように思えます。

でも末っ子坊主は鉄分の方がかなり濃かったようで、子供に付き合わされてオロ12見学ばっかりになってしまい、あまりゆっくり見られませんでしたね…御勘弁を。
by ロックシップ (2012-12-11 06:06) 

soraneko

ももんがさんへ

いやー、夢のような一日でした。
いちおう「専門家」なので、冷めた目で見ると工業製品としてはまだまだ未熟なところが有るのも確かなんですが、やはり企業経営とかではなくエンツォ・フェラーリやコーリン・チャップマン、フェルッチオ・ランボルギーニなどの先人の「情熱」が生みだしたものだなと、勝手に納得しています。

カンパの流れをくむホイールはメーカーはあるんですね。
もし、往年のフェラーリに付けているようなホイール(レプリカ)が、自分の車に付けられるのなら、血迷って買ってしまいそうです(笑)。
意外に自転車用より安かったりして!。
by soraneko (2012-12-11 06:09) 

soraneko

ロックシップさんへ

毎度毎度押しかけてしまってスミマセン。
お子さんたちもそれぞれ個性がハッキリしてきて、そのうち「あのおじさんうっとおしい」とか言われないようにしませんとね(笑)。
身体を使って遊べるような機会が有るといいのですがね。
歳相応以上に体力「だけ」はありますから(苦笑)。

しかしこんな身近なところで、まさかかつての憧れの存在達に遭えるとは思いませんでした。
最近のハイパフォーマンスカーは、かつてのスーパーカー程の「驚愕」と「憧れ」に乏しいようで、それはこちらも年齢を重ねて「醒めて」しまったからなのかもしれませんね。
by soraneko (2012-12-11 22:38) 

とも

当時、我々が熱狂したスーパーカー達ですね。私も246GTは大好きでした。それにしてもどのクルマも色褪せませんね。やはり、当時の匠の思いが、当時のピュアな感性に強く訴え、焼き付けられたからなのでしょうか。現代のクルマからはなかなか感じられない何かがあります。
カンパのホイールのお話も興味深かったです。ももんがさんによれば、ブランド名は違えど存続はしているとのこと。嬉しいですね。
そういえばBBSを製造していた日本の製造メーカーが10月末に会社更生手続き入っております。日本の高い鍛造技術を誇るブランドであり、こちらも何とか持ち直して欲しいものです。
by とも (2012-12-22 14:16) 

soraneko

ともさんへ

安全基準や空力などの「屁理屈」があまり含まれない時代の、デザイナーやモデラーの感性が第一で作られた造形ならではのオーラなんでしょうね。
当然機能的には現代の基準で見ると不完全なものではあるんですが、「だからどうした」と言いたくなってしまう説得力はあります。

ホイールも、昔は自動車用で色々と魅力的な賞品が有り、あこがれ他物ですが、今やどうでもよくなってしまいました(苦笑)。
ただ、愛車の「ストリームRSZ」は、純正アルミが腰が抜けるほど重い代物で、
どう考えても乗り心地やロードホールディング、ハンドリングや燃費に悪影響を与えているようなので、BBSのような軽量ホイールが欲しくなってはいます。

うーんでもそれだけの予算が有れば、結局カーボンディープリムとか、フルクラムレーシングゼロとかに向かっちゃうんでしょうね(笑)。

by soraneko (2012-12-22 20:36) 

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