パナチタンのホイールの相性は? [雑談]
実は10月28日に、長野県の志賀高原で開催される「志賀高原ロングライド」というイベントにエントリーしました。
まあ、よく色々と見つけてきてと言われそうですが、色々な場所に行くのが僕の楽しみの一つでして、また「旅心」がムズムズしてしまったんですね(笑)。
さて、この志賀高原ロングライドですが、まず高原と聞いただけで「嫌な予感」がするのですが(笑)、距離は110km程度なのですが、獲得標高は2200m位あるそうです。
これは昨年出場した「魚沼ロングライド」とほぼ同レベルの強度です。
ぶっちゃけ、ヒルクライムを3本くらいするようで、どすこいオヤジとしては、はなはだ迷惑な設定です。
でも最近はこのスタイルが増えていまして、まあ「天候が良ければ」という条件付きですがロケーションの素晴らしさは保証つきですから、この手の大会は参加する方向で行きたいと思ってます。
まあ、楽に走れるとは思っていませんが、何とかイベントを楽しめるようにするには、一にも二にも「体重」を落とさなければいけませんし、脚も耐久性を上げなければなりません。
で、機材でカバーしようと考えるのが年寄の嫌らしい所で(苦笑)、山間部に不向きと勝手に自分で烙印を押してしまったパナチタンを、勝手に山岳仕様にしてしまいました。
まず、基本的に「重り」になっていたダイナバックを下します。
ちなみにこのバックは装備品も含めて1.7kgもありました。
で、ホイールをキシリウムSLRにしてハイ完成です。
装備品も最低限の修理セットをサドルバックではなく、シマノProのボトルケースに入れます。
ホイールでおよそ200g減っていて、トータルで1.9kgマイナスで、ボトルケースが400gでしたから、約1.5kgくらい減りました。
何時も使っているウェストバックも使わないで、装備品も含めて「パナチタンSL」と勝手に名づけます(笑)。
本日は何時もと違うルートで、益子経由で岩瀬の東側にでて、笠間から「笠間センチュリーライド」の後半戦コースをたどってオーバーセンチュリーライドを目指しました。
笠間の北側の県道ですが、本当に良い天気です。
今はちょうど蕎麦の花が満開なのですが、どこもかしこも蕎麦だらけという所で、蕎麦の花の匂いが辺りに漂っています。
実はここを走る時点で後半コースを走るプランは断念しました。
一つは本日は北東方向の風が終日強くかなり厳しそうだったのと、どうも後輪から「カキィーン」という打音が響いているのが気になったからです。
一応停止してキシリウムSLRをチェックしますがこの時点では異常が見当たりません。
走れますがやはり「佐渡の悲劇」が甦って(笑)、精神衛生上とてもよろしくないので、コースを短縮して城里町を経由して茂木に向かう事にします。
この先坂を上ると「飯田ダム」というダムを横に見て、更に上るとトンネルをくぐります。
今日の目的はこういう山岳路を走ることで、流石に軽くなった分軽いギアでクルクル回してノンビリ登る分には結構快適に走ります。
とはいえ、正直言うと鉄板が一枚通ったようなキシリウムの硬質な感じは、あまりパナチタンとの相性が良いとは言えないように思います。
軽いのでクルクル回りますし、横剛性は折り紙つきなのですが、ホイールの剛性が高い分、フレームが余計によれてしまうような感じが有ります。
また、このFCT09特有の問題なのか、ガッチリ力を込めて踏み込むと、後輪のレバー側、つまりハブの反対側のクイックがハズレ方向にずれてしまうのです。
これはどんなホイールを履いても同じで、クイックをかなり強めにしめないと、登坂を終わって確認すると必ず後輪の軸が傾いてしまっています。
恐らくチェーンステーの剛性の問題もあるのでしょう、目で見ても結構撓んでいるのが解ります。
やはりこのバイクは、ディープリムホイールを入れて、平地を中高速巡航するのが向いているかなという事を再確認した感じです。
まあ、そのあたりは最初から想定済みの事ではありましたし、山岳ツーリングやイベントはマドンが有るのですから、役割分担がハッキリしたという事でしょう。
ちなみに帰宅してからコスミックカーボンに履き替えると、慣れていたこともアリ乗り易かったです。
相性で言えば、横剛性があまり強くないボンドレバーのホイールの方が更に乗り易かったと記憶しています。
ホイールも軽ければ、剛性が高ければ性能が良いとばかりではないという事なのではないでしょうか。
さて、七会村という所の道の駅のような物産販売所で休憩です。
ここは「ビーフライン」という広域農道沿いにあり、大きなバイクがわんさか来ています。
とにかくハーレーや国内外のビックバイクの中、一番目立っていたのがこのバイクです。
オーナーが大きさを比較するのにわざわざ置いたフルフェイスとの比較で大きさが解ります。
基本的にポケバイの部品などを基本に、オーナー自製のバイクで、保安部品を付ければ「原動機付き自転車」としてナンバー取得はそんなに難しくは無いとの事でした。
休憩で頂いたのが、ここの名産の「マロンソフトクリーム」です。
栗の味がまろやかで、美味しいソフトクリームでした。
此処から「ツインリンクもてぎ」の南側の道を通って戻るコースですが、此処は県境を頂点に結構登りが続くコースになります。
早々インナーに入れてのんびり登っていたら、あっさり最高到達点についてしまいました。
パナチタンで僕の体重でも、この程度の勾配だったら、無理をしなければ難なくこなす程度の実力はあります。
この先少し下ったところに「もてぎウェルカムパーク」という小さな休憩所が有ります。
ここにある「そば処おうめ」という蕎麦屋さんは何時も来るところです。
が、今回訪れたら、しっかり「サイクルスタンド」が有りました。
これはありがたいですね。
メニューは「天ざる」セットときのこごはんをいただきます。
お蕎麦は何時もの味ですが、甘く煮込んだキノコ中心の具が混ぜ込んであるご飯が美味しかったです。
この時点で食事が終わって11:40くらいで、まだ余裕はありましたが今日はこの後すぐに帰宅して103kmほど流して終わりになりました。
とにかく自転車の異音が気になったからで、帰宅後早速ホイールをチェックしましたが、マドンに履き替えても同じ異音が出ていたので、これは僕には手に余ると早々とショップにお願いしました。
あと変速がいくら調整しても気持ちよく決まらなくなってきたので、チェーンを交換するることにします。
昨年の12月に組んだ時のチェーンですが、大雑把にこのバイクで5000kmは走っているので恐らく伸びていると思っていました。
ショップで新しいチェーンを購入して交換ですが、古いチェーンを外して比較すると、このようなことになっていました。
概ね「半コマ」程古いチェーンが伸びているのが見えるでしょうか?
こうなるといくら調整しても綺麗に変速してくれないのは当然です。
交換後に試乗してみたら、気持ちよい位変速のキレが良くなりました。
まあ、最初に書いた通り、来月は山岳ロングライドが控えていますから、パナチタンはしばらくお休みで、肝心のマドンCも入院中なので、アルテグラホイールを履いたマドンAで山岳とレーニングを始めます。
また古峰ヶ原神社にお参りしなければいけないのですが、多少「憂鬱」なのも正直なところなんですよね(苦笑)。
まあ、よく色々と見つけてきてと言われそうですが、色々な場所に行くのが僕の楽しみの一つでして、また「旅心」がムズムズしてしまったんですね(笑)。
さて、この志賀高原ロングライドですが、まず高原と聞いただけで「嫌な予感」がするのですが(笑)、距離は110km程度なのですが、獲得標高は2200m位あるそうです。
これは昨年出場した「魚沼ロングライド」とほぼ同レベルの強度です。
ぶっちゃけ、ヒルクライムを3本くらいするようで、どすこいオヤジとしては、はなはだ迷惑な設定です。
でも最近はこのスタイルが増えていまして、まあ「天候が良ければ」という条件付きですがロケーションの素晴らしさは保証つきですから、この手の大会は参加する方向で行きたいと思ってます。
まあ、楽に走れるとは思っていませんが、何とかイベントを楽しめるようにするには、一にも二にも「体重」を落とさなければいけませんし、脚も耐久性を上げなければなりません。
で、機材でカバーしようと考えるのが年寄の嫌らしい所で(苦笑)、山間部に不向きと勝手に自分で烙印を押してしまったパナチタンを、勝手に山岳仕様にしてしまいました。
まず、基本的に「重り」になっていたダイナバックを下します。
ちなみにこのバックは装備品も含めて1.7kgもありました。
で、ホイールをキシリウムSLRにしてハイ完成です。
装備品も最低限の修理セットをサドルバックではなく、シマノProのボトルケースに入れます。
ホイールでおよそ200g減っていて、トータルで1.9kgマイナスで、ボトルケースが400gでしたから、約1.5kgくらい減りました。
何時も使っているウェストバックも使わないで、装備品も含めて「パナチタンSL」と勝手に名づけます(笑)。
本日は何時もと違うルートで、益子経由で岩瀬の東側にでて、笠間から「笠間センチュリーライド」の後半戦コースをたどってオーバーセンチュリーライドを目指しました。
笠間の北側の県道ですが、本当に良い天気です。
今はちょうど蕎麦の花が満開なのですが、どこもかしこも蕎麦だらけという所で、蕎麦の花の匂いが辺りに漂っています。
実はここを走る時点で後半コースを走るプランは断念しました。
一つは本日は北東方向の風が終日強くかなり厳しそうだったのと、どうも後輪から「カキィーン」という打音が響いているのが気になったからです。
一応停止してキシリウムSLRをチェックしますがこの時点では異常が見当たりません。
走れますがやはり「佐渡の悲劇」が甦って(笑)、精神衛生上とてもよろしくないので、コースを短縮して城里町を経由して茂木に向かう事にします。
この先坂を上ると「飯田ダム」というダムを横に見て、更に上るとトンネルをくぐります。
今日の目的はこういう山岳路を走ることで、流石に軽くなった分軽いギアでクルクル回してノンビリ登る分には結構快適に走ります。
とはいえ、正直言うと鉄板が一枚通ったようなキシリウムの硬質な感じは、あまりパナチタンとの相性が良いとは言えないように思います。
軽いのでクルクル回りますし、横剛性は折り紙つきなのですが、ホイールの剛性が高い分、フレームが余計によれてしまうような感じが有ります。
また、このFCT09特有の問題なのか、ガッチリ力を込めて踏み込むと、後輪のレバー側、つまりハブの反対側のクイックがハズレ方向にずれてしまうのです。
これはどんなホイールを履いても同じで、クイックをかなり強めにしめないと、登坂を終わって確認すると必ず後輪の軸が傾いてしまっています。
恐らくチェーンステーの剛性の問題もあるのでしょう、目で見ても結構撓んでいるのが解ります。
やはりこのバイクは、ディープリムホイールを入れて、平地を中高速巡航するのが向いているかなという事を再確認した感じです。
まあ、そのあたりは最初から想定済みの事ではありましたし、山岳ツーリングやイベントはマドンが有るのですから、役割分担がハッキリしたという事でしょう。
ちなみに帰宅してからコスミックカーボンに履き替えると、慣れていたこともアリ乗り易かったです。
相性で言えば、横剛性があまり強くないボンドレバーのホイールの方が更に乗り易かったと記憶しています。
ホイールも軽ければ、剛性が高ければ性能が良いとばかりではないという事なのではないでしょうか。
さて、七会村という所の道の駅のような物産販売所で休憩です。
ここは「ビーフライン」という広域農道沿いにあり、大きなバイクがわんさか来ています。
とにかくハーレーや国内外のビックバイクの中、一番目立っていたのがこのバイクです。
オーナーが大きさを比較するのにわざわざ置いたフルフェイスとの比較で大きさが解ります。
基本的にポケバイの部品などを基本に、オーナー自製のバイクで、保安部品を付ければ「原動機付き自転車」としてナンバー取得はそんなに難しくは無いとの事でした。
休憩で頂いたのが、ここの名産の「マロンソフトクリーム」です。
栗の味がまろやかで、美味しいソフトクリームでした。
此処から「ツインリンクもてぎ」の南側の道を通って戻るコースですが、此処は県境を頂点に結構登りが続くコースになります。
早々インナーに入れてのんびり登っていたら、あっさり最高到達点についてしまいました。
パナチタンで僕の体重でも、この程度の勾配だったら、無理をしなければ難なくこなす程度の実力はあります。
この先少し下ったところに「もてぎウェルカムパーク」という小さな休憩所が有ります。
ここにある「そば処おうめ」という蕎麦屋さんは何時も来るところです。
が、今回訪れたら、しっかり「サイクルスタンド」が有りました。
これはありがたいですね。
メニューは「天ざる」セットときのこごはんをいただきます。
お蕎麦は何時もの味ですが、甘く煮込んだキノコ中心の具が混ぜ込んであるご飯が美味しかったです。
この時点で食事が終わって11:40くらいで、まだ余裕はありましたが今日はこの後すぐに帰宅して103kmほど流して終わりになりました。
とにかく自転車の異音が気になったからで、帰宅後早速ホイールをチェックしましたが、マドンに履き替えても同じ異音が出ていたので、これは僕には手に余ると早々とショップにお願いしました。
あと変速がいくら調整しても気持ちよく決まらなくなってきたので、チェーンを交換するることにします。
昨年の12月に組んだ時のチェーンですが、大雑把にこのバイクで5000kmは走っているので恐らく伸びていると思っていました。
ショップで新しいチェーンを購入して交換ですが、古いチェーンを外して比較すると、このようなことになっていました。
概ね「半コマ」程古いチェーンが伸びているのが見えるでしょうか?
こうなるといくら調整しても綺麗に変速してくれないのは当然です。
交換後に試乗してみたら、気持ちよい位変速のキレが良くなりました。
まあ、最初に書いた通り、来月は山岳ロングライドが控えていますから、パナチタンはしばらくお休みで、肝心のマドンCも入院中なので、アルテグラホイールを履いたマドンAで山岳とレーニングを始めます。
また古峰ヶ原神社にお参りしなければいけないのですが、多少「憂鬱」なのも正直なところなんですよね(苦笑)。
わっ、そばの花、そして天麩羅そば ・・・ なんて健康的な休日の過ごし方なのでしょうか、我々 自転車乗りは^^
運動した後に炭水化物とビタミン補給~ 仕事の疲れもふっとんでしまいますね。
家でゴロゴロしているよりも精神衛生上もイイですし。
やはりイベントにエントリーすると目的意識が醸成される分、練習にも身が入りますよね。
>多少「憂鬱」なのも正直なところなんですよね(苦笑)。
このちょっと気持ち、ちょっとわかります、
山とか 峠とか 獲得標高とか ヒルクライム てな単語が付くときには特に(笑
by potere (2014-10-01 19:52)
potereさんへ
そうですよね!、周囲で心身ともに不健康で過ごしている同僚や、同じ境遇「だった」過去の自分を振り返ると、まるで別世界の人間のようです。
思うに、僕がイベントに参加するのは、イベントそのものが目的ではなく、イベントに出場する為に行う、日常のトレーニングや健康管理を必要としているからなのだと思います。
残念ながら(苦笑)、どの程度トレーニングして、どのような日常生活を送らなければ、イベント等で満足のいく走り方が出来ないかを痛いほど「分かってしまった」ので、「自分がなりたい自分」になるためには、暑いの寒いの眠いの苦しいのを言ってられないんですよね。
ホント「誠に遺憾に存じます」なんですけどねぇ。
by soraneko (2014-10-01 21:08)