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予定は未定!、勘を頼りに安全第一で進路変更 [雑談]

本当なら、じつは今日明日の日程で泊りがけでロングツーリングに行こうと、連休前は色々と計画を立てていました。
でも連日の長距離は、やはり歳をとると回復が間に合わないもので、此処で無理をして風邪でも引いたら、2週間後の佐渡に差し障りがあると判断して、それでも山岳込で200kmの、佐渡のコースの予行を行おうと、昨年出場した渡良瀬川を遡る200kmのコースを走ろうと、6:30に出かけました。
実際は「古賀志」の森林公園から国道293号線を南下していきますが、自宅からの走行ですので、一旦国道4号線を南下して、壬生経由で国道293号に合流するコースを進みました。

時間的には実際ブルベで走るタイムスケジュールに30分余裕をもって進行して293号に合流できたのですが、ここからがいけません。
なんというか、国号に沿って、山を越えて足利市に向かう、何の変哲のないコースで、サイコンにコースも表示しているハズなのに、何故か道を間違えて別の方向に行ってしまいました。
途中で気が付いて修正を図るのですが、どういう訳か元のコースに復帰できません?。
正直自分自身で何で迷っているのか説明がつかない、これぞ「きつねにつままれた」とでもいうのでしょうか、意味不明な物の力で迷わされているような不思議な体験でした。

実は、こういう体験が以前にも何回かあり、何故かある場所に無性に行きたくなるのですが、なにか嫌な予感がしていて、色々と障害があるのに無理に行こうとするんです。
で、こういうときは必ず車両トラブルや事故に遭うという結末が待ち受けているんですね。
まあ非科学的ではありますが、運命的にトラブルに遭遇するスパイラルに陥っていて、その状況を長年の度重なる体験から無意識領域で認識して「警戒警報」を大脳に送っていて、これが所謂「虫の知らせ」というものなのだと思います。
オカルト的な表現だと「守護霊が先を見通して思いとどめるために迷わせくれている」という事になるのですかね(苦笑)。

まあここは自分の勘を信じることにしました。
正直、今回の想定コースで最も危険と想定していた「日足トンネル」の通過で、この連休中の通行量が多い時に、車列を作って通過するのならともかく、単独で走行していたら、後ろから来た大型トラックににでも踏みつぶされてしまうのでは?と思っていたのも事実で、ここは「臆病」なのが正解だったと思います。
お恥ずかしい話、過去色々と「やらかした」、「巻き込まれた」経験はかなり豊富ですので(苦笑)、余生は平和に生きるために過去の貯金を十分使って行きたいですね(笑)。

さてそうなると何処に行けばいいのでしょう(笑)。
ええい!、こうなったら行き当たりばったりでとにかく南下してみようよいうことになり、地図画面を切り替えて、メーター画面の方位だけを頼りに南に走り出しました。
先の慎重な判断とは相反するいい加減な行動ですが(苦笑)、この「何処に行くのか判らない」というドキドキしながら走るスリルも、嫌いではないんですよね。
まあ、栃木県内ですから、何処かの大きな国道や市街地に出れば土地勘が有って迷う事は無いので気楽なものではあります。

程無くして見覚えのある栃木市の市街地に出たので、このまま南下して、渡良瀬遊水地を経由して利根川に出るコースを走ることにしました。
本当は渡良瀬川の上流の渓流沿いに走る予定が、気が付いてみれば最下流の遊水地にいます。
利根川150503 002.JPG
利根川150503 003.JPG

まあ、こんないい加減なツーリングもたまにはいいではないですか(笑)。

途中から国道4号線に出て、古河市から利根川自転車道に入ります。
あっ、圏央道がこの利根川を架橋する部分は開通しているのですね。
利根川150503 006.JPG


ここから下流の「境町」の道の駅付近をめざし、県道沿いに北上して結城経由で帰路に付くコースです。
境の町の中で昼食をとり、県道をひたすら北上します。
此処までは南東の風でほぼ向かい風の中それなりのペースを保っていたのと、一昨日のツーリングの疲れがどっと出てきて、眠くなってきました(笑)。
あと、この時期としてはかなり気温が高いのも効いてきますよね。

本来ならまっすぐ帰る予定でしたが、これを食べたくて「しもつけ道の駅」に寄りました。
利根川150503 009.JPG

まあ何の変哲のないかき氷ですが、これだけ暑ければこの冷たさが体を癒してくれます。

で、駐輪場に行くと、あれれ!また出会ってしまいました。
利根川150503 007.JPG

GC10のGTRとS30の240ZGです。
GTRは一台が往年のツーリングカーレース仕様で、もう一台もかなりレーシーに改造されています。
この車両の場合、たぶんサーキット走行もしているようで、オリジナルに拘らず、ブレーキ関係など現代的な改造も施してあるようでした。
まあこれも一つのビンテージカーの楽しみ方ではあります。

あとここは2輪のツーリングの方々がよる場所のようで、色々なバイクも見れますが、本日は貴重なホンダCB1100Rが3台もいました。
利根川150503 008.JPG

あとカワサキのZ1、Z2とかW1やマッハⅢなども結構走っていますね。

この後は追い風に乗って、淡々と鬼怒川自転車道を北上して、本日は157kmをAV26km/hで走りました。
で、暑い日の最後のご褒美は何時もの「ガリガリくん」です。
利根川150503 010.JPG


まあ本日は本来計画していた予定から随分変わってしまって、泊りがけのツーリングも、長距離山岳コースも走れませんでしたが、タップリ脚も回せてそれなりに調子は上がってきましたし、何より「何事もなく無事帰還」出来たので、コレはこれでヨシとしなければいけないのでしょうね。
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大型中年

SORANEKOさま

阿字ヶ浦195kmをこなして、また昨日も行けるのはすごいことです。
私も早朝出発を目指していましたが、200kmの筋肉痛が許してくれませんでした。
旧車オフ会のSHOTのハーフカウル仕様の、ホンダCB1000Rには涙が出るほど懐かしいSHOTです。 もう30年前の話で恐縮なのですが、1981年基本設計のGSX1100Sか、CB1000Rで食事がのどを通らなくなる位迷った時期がありましたが、まさに我が青春で、2015年の今でも元気に走ってくれています。
何とか、この連休にもう一度自転車に乗りたいのですが、こんなことはオートバイ時代にはあり得ない発想でした。 
300kmのアドバイスありがとうございます。 私もSORANEKOさんと同じで、朝早く起きて日没まで走る200kmが限界ですが、会社の自転車仲間の最長不倒の250kmを、50才台が破り吹聴しないのが、隠れた目的です。250kmと言えば、東京から浜名湖近くまで行けそうです。 絶対にムリな距離とは思っていませんが、250km走れば、次は自然に300kmです。 どんどん距離感が壊れていきますネ。(笑) 
 
by 大型中年 (2015-05-04 08:00) 

soraneko

大型中年さんへ

今でこそ「当たり前」にビックバイクが走っていますが、そもそも「三無い運動」の渦中にあったわれわれの世代は、中免とっただけで「不良扱い」で、特に栃木県は病的に厳しく、限定解除など「司法試験の方が簡単なのでは?」という位の超難関・・・・・というより恣意的に取得させなかったらしく、いわいる「ナナハン」ですら夢でしたから、リッターバイクはさしずめ「スーパーカー」扱いでしたね。
学生時代、千葉県の同級生がCBX1000(6気筒)を学校に乗り付けていて、羨望の眼差しで見ていた記憶があります。

距離を伸ばすのは、日が長く気温が安定している5月連休が一番良かったのですが、またの機会を狙いたいです。
ブルベなどで、300kmとか400kmにもチャレンジしたいのですが、個人のツーリングで距離を重ねるのとはまた別の世界で、今のところ「リスク」を背負ってまで出場できない感じです。

距離感覚は僕もとうの昔に壊れていて(笑)、「旅」目的で、知らない街を訪ねるがてら、距離を伸ばしてみたいですね。
by soraneko (2015-05-04 09:07) 

ももんが

お疲れ様でした。
不意に迷う時は無理してはいけませんね。
なんとなく分かります。

CB1100Rはたまらんですね。
高校生の時の憧れのバイクでした。
by ももんが (2015-05-05 21:28) 

soraneko

ももんがさんへ

土地勘がない場所じゃなかったはずなんですが、完全に方向感覚を見失っていたようです。
とにかく「ヤバイ」と思って進路変更して良かったと思います。

最近は道の駅とかお蕎麦屋さんとかに、いろいろなバイクが来ていて、結構同年代の人たちがかつて憧れていた「大型免許」とバイクを手に入れて頑張っているみたいです。
ぼくが高校生の時は、R30の「スカイラインRSターボ、西部警察仕様」が欲しかったですねー。
て、ネットに出ている?いや!ダメですってばぁ・・・・・。
by soraneko (2015-05-05 22:11) 

イシム

また出会ってしまったのですね!
魅力あるデザインです。
いつかは旧車!無理だろうな〜(笑)
by イシム (2015-05-09 07:20) 

soraneko

イシムさんへ

偶然というより、やはり確実に増えているので、遭遇確率が上がっているようです。
そもそも今売っている国産車に欠片の魅力が無いのが・・・・、と言えない立場でした(苦笑)。
by soraneko (2015-05-10 21:19) 

とも

やはり「虫の知らせ」というのはあるようで、この場合は自分の感性に素直に従うほうが良いように思います。
結果、また楽しい出会いが待っていたようですね!この時代はクルマもバイクも魅力的ですね。
by とも (2015-05-13 23:16) 

soraneko

ともさんへ

最近科学的に虫の知らせのような「第六感」を体系化しようというお話もあるそうです。
個人的には「オカルト」的な意味ではない解釈で、自分の「勘」を信用しています。
まあ云わいるこれが「歳の巧」ですよね(笑)。

本当に出歩くとこの手のバイクや車に出会うのは、偶然ではなく絶対数が多くなっているようですね。
団塊の世代などがリタイヤして、結構お金に余裕が有る方々だと、「青春の思い出」を再現させているらしいですね。

我々がリタイアする頃は、こんなゆとりは無いように思えますが(泣)、なに、自転車なら充分やっていけますよね(笑)。
by soraneko (2015-05-14 12:45) 

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