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雨のイベントに備えて、どすこい流実戦装備 [雑談]

そりゃぁ、好き好んで雨の山野を一日中走り回っているわけではありません!(笑)
とはいえ、特にこの季節のイベントとなると雨天の確率が高くなりますし、夏なら夕立、春や秋も天候が不安定とくれば、「雨が怖くてイベントを走れるか!」ということになります。

で、このところ何度か雨やミゾレ(!)のイベントを経験した時の「お役立ちグッツ」などを、幾つかここでご紹介したいと思います。

1、防水スプレー
この写真はフロントバックに防水処理を施している時のものです。
自宅150704 002.JPG

もともとモンベルのバックは、内側に耐水処理をしてあったので、内部が水浸しになることはありませんでしたが、防水スプレーをかけていたおかげで、最初の頃は当たった雨粒がそのまま染み込まないで残っていてくれました。
レインウエアやシューズカバーなども、少し振られたくらいな染み込みを防止してくれるので、「無いよりはかなりまし」という効果はあるようです。

2、液体ワイパー
商品名で言えば「レインX」とか「ガラコ」とかになりますが、僕はアイウェアやヘルメットのシールド、GPSの画面に塗布しています。
自宅150704 004.JPG

まあ自転車ごときの速度では、「雨つぶが流れ落ちる」程の効果はありませんが、細かい雨粒で残っているので、シールドなど表面がべったり濡れて視界が遮られるということはなくなりました。
停車中に息や熱気で曇ることまでは防げませんが、走り出せば視界は回復しますし、これは結構おすすめです。

3、シューズカバー、
これは状況によって僕は種類を使い分けています。
この写真のものは防水処理を施してある薄い生地のもので、これで完全に防水効果があるわけではないのですが、比較的軽量でフット感もよく、冷たい風は完全に防げますから、イベントでオールシーズンに使用しています。
自宅150704 006.JPG

冬場だともっと保温効果のあるネオプレンゴムのものとかをツーリングで使ったり、ヘビィウェトのツーリングの場合は完全な「レインシューズカバー」で広範囲に足を覆って防水します。
結局濡れることを考えると、目的は保温と、汚れ防止にあるのかもしれません。

4、レインウエア
寒い時期の雨天走行だと、防水、防寒仕様のレインジャケットを使いますが、暖かくなった場合や、にわか雨などの場合、濡れを防ぐというより、風邪で体が冷えるのを防ぐため、ウェインドブレーカーでしのいでしまう場合が多いです。
ですが、今回の魚沼のように、朝から終日雨が予想されているイベントの場合は、この写真のパールイズミのゼッケンが見える半透明のレインウェアを使います。
自宅150704 008.JPG

このレインウエアが優れているのは、防水。防風性能もさる事ながら、それでいて比較的軽量でかつ、あまり風でバタつかなので、高速走行の邪魔にならないところだと思います。
昨年の雨の「セオフェス4時間エンデューロレース」や、今年の冬の「BRM208那珂湊」の極寒の中の雨のブルベなども、このウエアで凌ぎました。

5、防水キャップ
これは、入浴する時に頭を濡らさないようにするビニールのキャップで、よくビジネスホテルのユニットバスのアメニティで用意してあったりします。
自宅150704 010.JPG

使い捨て品で値段も安いものですが、これがかなりスグレモノで、冬場などもそうですが、以外にメルメットの中は蒸れて汗で濡れしまうのですが、風に当たると冷えすぎてしまい、体温を急速に奪っていくので体調を崩すのですが、汗を吸収するインナーを被って、その上にこのキャップをしてからヘルメットをかぶると、雨の日でもかなり頭を保温してくれます。
一緒に写っているゴム手袋は極薄タイプで保温効果などは期待できないように思えますが、「薄皮一枚」遮るものがあると、濡れている時はかなり違います。

6、ファスナー付きのビニール袋
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商品名で言えば「ジプロック」ですが、とにかく濡らしたくないものは、使用環境に応じて小分けしてこの袋に入れています。
今回の魚沼は主催者が気が利いていて「チェックカード」を予めこの袋に入れて配布してくれましたが、そうでないと、途中でだいたいボロボロになり、チェックリストの用をなさなくなるので、この袋に入れて袋ごと係員に渡して開けてもらえば、最後まで濡れることはありませんでした。

7、スプレーボトル
自宅150704 012.JPG

この写真の中身はタダの水なんですが、このタイプのスプレーは、思ったよりかなりの勢いで水流が出てくれます。
自宅150704 013.JPG

この水流を利用して、汚れたウェアや自転車についた泥やゴミ、砂などに吹き付けると、結構綺麗に落ちてくれます。
汚れまでは落ちませんが、ある程度泥などを落としておけば、後後の処理が楽になりますし、自転車など車に積み込む前に予め落としておけば、車の汚れもかなり防ぐことができます。

色々と書きましたが、雨の場合自転車の走行ので需要になるのは濡れることを防ぐのではなく、体で言えば「冷えることを防ぐ」のが主な目的であることがお解りかと思います。
あとは視界の確保や、汚れ防止等ですが、やはりイベントに出ると「百戦錬磨」のベテランサイクリス達が、「なるほどガッテン!」という、色々な「雨対策方法」で雨の中を走っており、そういうノウハウを習得できるのも、こういったイベントに出るメリットの一つではないかと思います。
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コメント 6

イシム

こんにちは。こういう実際に使用してみた便利グッズ情報って
ホンと助かります。
参考にさせていただきます!
by イシム (2015-07-12 21:01) 

のっぽさん

素晴らしい準備です!まず雨予報でも出陣する根性を見習わなければなりませんね!(^^;;
by のっぽさん (2015-07-14 15:54) 

soraneko

イシムさんへ

お役に立てれば幸いです。
流石に自転車雑誌とかで「特集!雨のイベントを走りきろう」なんて記事を載せても部数は狙えませんから、「実体験」でノウハウを積み重ねるしかない所が厳しいですよね。
by soraneko (2015-07-14 19:47) 

soraneko

のっぽさんへ

本当は「適温、快晴、無風」の方が、楽しく走れるのは間違いないんですよね。
恐らく地元のイベントとかならDNSしてしまったんでしょうが、泊まりがけの長距離イベントの場合は、はるばる遠征した時間と手間とお金が掛かっていますから、「後には引けねぇー!」って感じになります。
by soraneko (2015-07-14 19:51) 

とも

自分も雨のときは極力避けておりますが、やむを得ないときもありますので参考にさせていただきます。
特に防水キャップは目からうろこでした。めったに遭遇しない環境に使用するのですから、極力お金をかけずに用意できるモノがいいですね。
by とも (2015-07-20 14:43) 

soraneko

ともさんへ

やはりこういった装備は、極限状態でいつも走っている「ブルベライダー」の装備が本当に参考になります。
実のところブルベまで行くと、嫌いではないのですが(苦笑)、あまりにリスクが大きすぎて、難易度の高い大会は避けているのですが、周りのライダーと交流して勉強するのが目的で年間3回くらいは参加しています。

とはいえ、今年の2月の雨天ブルベのように、何も好き好んであんな過酷な環境で走らなくとも良いと思うのですが、走行している参加者は、意外と喜々として全身ずぶ濡れで走っていたりして、やはりだんだん頭の線が切れてきているのかもしれませんね(笑)。
by soraneko (2015-07-20 21:39) 

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