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つくば霞ヶ浦りんりんロードに向けての改修について [自転車環境]

本日はもはや冬晴れという好天の中、何時もの筑波へのツーリングを行いました。
昨日は徹夜で幕張のサイクルモードで遊んできたので、流石にスタミナが切れていましたが、先週走っていなかった事も有り体を解す程度ののんびりとしたペースで走ってきました。
実は昨日サイクルモードで訪れた茨城県のブースで聞いてきたことを確かめるという目的があったのですが、詳しい内容は後半に説明します。

流石に3:00に起床することはできなかったので、準備をして5:20に自宅を出ました。
この時期に成ると日の出は6時過ぎですからまだまだこの時間は夜の時間です。
開けたところに出ると地平線が少し焼けてきたようです。
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何時もの鬼怒川自転車道に出ると気温が水温より低いので、川面からガスが湧き出しています。
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最低気温は自宅付近でなんと6.3℃で、恐らく鬼怒川付近は5℃以下に成っていたのではないでしょうか。
今年初めて初冬向けのやや厚手の長袖ジャージに、ロンググローブ、耳当てという装備で家を出ましたが、2週間前と季節がかわってしまった感じで、身体が寒さに慣れていないので、本当に寒かったです。

ようやく朝日が上がってきましたが、やはり光が夏よりは弱弱しい感じですね。
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何時もの岩瀬駅付近ですが完全に冬の画像ですね。
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本日は時間の関係で、筑波登山道口を越えて、北条の先の小田という所で折り返します。
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此処はりんりんロードを横切る形で再建された「小田城跡」です。

最初はややガスが出ていて霞んでいた筑波山ですが、北寄りのやや強い風が出てきてハッキリと見えるようになりました。
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さて、昨日サイクルモードで聞いてきたのは、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の為の、現りんりんロードの改修についてですが、土浦市側から開始されているようで、土浦市街地付近の交差点はほとんど工事が進んでいますが、ここ筑波山付近も始まったようです。
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実は2週間前の記事でこの工事は「自転車止めのフェンスでは?」と思い込んでいて、交差点毎に止められたのではロードバイクは走りずらいと書きました。
しかし、自転車止めのフェンスなら、この画像のように車道まで舗装を掘削する必要は無いはずですよね?
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実はこの工事は、自転車を止めるための工事では無く、先のサイクルモードで茨城県の土木課の方の説明では、なんと「自動車止め」の為の工事なんだそうです。

この話には本当に驚いて引っ繰り返ってしまいました。
かつて訪れたほぼすべての自転車道(河川管理用道路)は、一般道との交差点は、ほとんどと言って自転車道側を止めるための表示や走行を阻むフェンスなどが有ったものですが、自動車側を一時停止させるというのはほとんど「前代未聞」ではないでしょうか。
なんでも地元の自治体や警察の理解と協力が有って初めて実現化したとの事です。
まあ、どのような形になるかはわかりませんが、自動車側に「一時停止」の標識と、ワザワザ道路を掘削しているので、もしかするとスピードブレーカーのような段差などが出来て、強制的に速度を落とさせようという感じなのかもしれませんね。
あと、安全とコース案内の為に他の標識も含めてこのような標識が数多く設けられるそうです。
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この事で、茨城県の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」にかける本気度が判るという物です。
埼玉県も複数ある河川沿いの自転車道を繋げることで、県内をツーリングできるようにするという構想を以前聞いたことが有りますが、「自転車の街」として有名になってきた宇都宮市がある我が故郷栃木県の場合、多くの県管理の自転車道は「草生して崩壊寸前」という体たらくで、たとえば我が「鬼怒川自転車道」も、草刈りや一部舗装のやり直しなどの「維持管理」はしているものの、たとえば多くの人達に利用してもらうためのハードやソフト面の工夫があるとは思えず、埼玉県や茨城県が羨ましい限りです。
とはいえこまま手をこまねて、指をくわえて眺めているだけというわけには行かないですよね。

と、愚痴はこのくらいにしておいて、先に進みます。
ランチは何時もの益子で・・・・・、あっそうだ!、今週末は恒例の「陶器市」が有ったんでした。
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益子が一年で一番賑わうこの陶器市ですが、故に飲食店などは何処も「満員御礼」で何時ものお店にはいけませんが、毎年出ている何時もの屋台で焼き鳥を頂きます。
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当然(笑)ノンアルコールビールも付けて、大満足のランチでした。

結局岐路は殆ど常に5m/s前後のの北風に悩まされて、148kmを、AV23.3㎞/hでかなり消耗して14:05に何とか帰宅できました。
この後2本のブログをまとめて、夕飯をはさんで結局21:00に成ってしまいましたが、今日も早朝から夜遅くまで結局自転車三昧で、昨日も含めて本当に濃い週末でした。


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タナカ

はじめまして。
一応、地元民ですが、つくばりんりんロードは走りづらいので避けてますね(笑)。
「止まれ」の標識が多すぎるんですよ。数百メートル毎にありますし。
クリート外して一時停止して、再発進して巡航ペースに乗ったと思ったら、また「止まれ」…。
「止まれ止まれ止まれ…」の連発で発狂しそうになります。
気持ちよくサイクリングしたくてサイクリングロードを走ってるのに、これじゃ一般道を走った方がまだマシです。
まあ、ほとんどの方は「止まれ」の標識を無視してますけどね(苦笑)。

工事により自転車道側ではなく、車道の方に車止め(?)を設けるそうですが、どうなんですかねえ。
一般道との交差が多いのは変わらないので、あまり現状的には変わらない気がします。
クルマ側がちゃんと一時停止してくれるとは限らないですし。

個人的には小貝川や利根川の方が走りやすいので、そっちばかり走ってますね。
りんりんロードは今後も使わないかなあ。
by タナカ (2016-11-07 04:11) 

大型中年

SORANEKOさん

とんでもない時間に起きてコメントしています。今週は仕事が忙しそうなので早く起きています。余り気にしないでください。
最初CRに「自転車止め」という言葉の組み合わせがよくわからなかったのですが、本当に走り難そうですね。
おそらく近くの住民の方が、自転車が速過ぎるので恐怖を感じるとか、実際事故を起こしてしまったという事等で、警察や県に持ち上げたという事でしょうか? 神奈川のCRは近くに、境川CRがあるのですが、総延長は18kmありますが、道路の幅員は2m程度で、どちらかというと地元住民の生活道路の風情です。ここを30kmで走っているライダーがたくさんいます。私は、リラックスできないので敬遠しています。

自転車走行が優先されるCRは、大分駐在の時に走りに行った大分県耶馬渓CRだけだったと思います。この自転車優先というのは、車道側に停止線が引かれ、自転車が通過しているときは車は止まります。私は最初理解できなくて、クルマが来たときは思わず止まりましたが、クルマはキチンと止まってくれてドライバーが手で合図してくれました。 
このCRを観光の目玉にしたいという地元の方の思いがあるのでしょうが、考え方が少し違うだけで、ガラッと変わります。 本当に日本の自転車走行環境は、どうなっちゃうんだろうと考えます。


by 大型中年 (2016-11-07 05:42) 

わだち

焼き鳥ボリュームがあるうえにおいしそうです。

りんりん道路は今年何度か走る機会がり、その際は車に何度か譲ってもらうことがありました。それでも、現状では自転車側が一時停止する場所や減速しなければならないポール等が大変多いため、快適とは言えない状況でありました。これが逆転して自転車優先となると、それは快適な道路になりそうで何よりです。
by わだち (2016-11-07 08:56) 

soraneko

タナカさんへ
コメントありがとうございます。

タナカさんのご意見は、多くのサイクリスタの共通するところで、特にロードバイクなどで快適に走り抜けられる道では無いですよね。
実際のところこの周辺の道で快適に走れるところはいくらでもありますし、栃木県なんかも同様です。
同じ自転車道でも河川敷沿いの道や、今回の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の場合、霞ヶ浦一周のコースの整備が進めば、ノンストップとは行かないものの、ロードバイクの爽快感を味わえると思います。

つくばりんりんロードに関しては、ここ数年で利用者がかなり増えたと思いますが、ロードバイクは相変わらず多いですが、家族連れのサイクリングやクロスバイクやMTB、ミニベロなどでのんびり走る方、始まったばかりの方、折りたたみで輪行してくる方などもかなり増えました。
こういう方々の場合、一般道の走行は安全性の問題でサイクリングは敷居が高いようで、自転車人口の間口を広げる意味や、観光としてサイクイスタを誘致するという意味では、りんりんロードの整備は意義があると個人的には思っています
by soraneko (2016-11-07 18:19) 

soraneko

大型中年さんへ

つくばりんりんロードは、他の河川堤防に作られたような自転車道とその成り立ちが違っていて、かつてJR岩瀬駅からJR土浦駅まで筑波山経由で運行されていた「関東鉄道筑波線」の廃線跡に作られたものです。
ですから、一般道との交差が多くなり、また市街地や集落の近くを通るルートですので、一般道の交通量が比較的多いところも有り、実際サイクリスタと自動車の重大事故も発生しています。
当然そうなる事は予想されていて、敷設当初は、交差点前後の区間の路面に凹凸を設けて「自転車側を減速」させるように作られていましたが、以後の改修で恐らくコストがかかるのと、走りにくいという意見などを考慮して、徐々に普通の舗装に成って行った箇所が多く有りました。
現状として、多くの交差点は自転車道側が一時停止ですが、走り去るサイクリスタがほとんどで、自動車側は一部好意も有るでしょうが、大多数のドライバーは「自己防衛」で徐行もしくは自転車が見えたら停止してくれる車も少なくありません。
このモラルに頼るところは問題で、まだ確認をしながら徐行で通過する自転車はともかく、まったく減速せず左右の確認もしないで通過する自転車は、地元住民の方も含めてかなり頻繁に目撃する光景です。
今回ハード側の対策が行われる事は喜ばしい限りですが、ソフト側などで、「警察の検問」のような物でなく、例えば普段利用しているサイクリスタで「安全利用パトロール隊」のような物を設けて、自転車の交通安全やマナー等のアドバスをする人たちに走行してもらう等、サイクリスタの自主的な活動や啓蒙などが求められて来るのではないかと思います。
by soraneko (2016-11-07 18:45) 

soraneko

わだちさんへ

今回の工事で、りんりんロードがどのような形になるかまでは自分も完全には理解していないのですが、多くのサイクリスタにとって快適に使える自転車道に成ってくれると本当にうれしいですね。
栃木県人ながら他所の地域の茨城県ばかりをヨイショしているようで恐縮なのですが(笑)、ほんとこのりんりんロード沿いはあまり知られていない物も含めて観光資源が数多く、自分などは自走でここまで来てしまいますが、折りたたみ自転車などを輪行や自動車でもってきて、一日ノンビリ楽しみたいといつも考えています。
by soraneko (2016-11-07 18:53) 

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