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頭を下げるだけマシ?必ず訪れる因果応報 [危機管理]

なんだかネットのニュースやTV等で、普段は豪華な椅子や黒塗りの高級車にふんぞり返っているような人たちが、やたらにペコペコ頭を下げている画像を目にしますね。
で、コメントを聞くと「あー、あいつら自分は悪くないし、会見で体裁だけ気にして誤ってますとか思っているんだろう」というのがミエミエの会見で、かえって胸糞悪い思いをしてしまいます。

これがまた、多くの事例が長年「組織的な隠ぺい」が恒常的に行われていて、それの何処が悪いというマトモな判断さえ出来ないような状態であったのが「内部通報」がきっかけで発覚したという話で、多くの組織では、モラルや法律より、「組織の論理と保身」が優先されて、既得権益の甘い汁をすすってきた連中に、組織内の人間が正義感というより、「個人的な恩讐」が動機での報復が目的で、「死なば諸共」と、覚悟を決めて内部通報に走るとも聞いています。

個人的な感想ですが、これは本当に「氷山の一角」であって、本当は頭を下げなければいけない企業、組織、経営陣は、世の中にウジャウジャ居るのではないでしょうか?
「やった者勝ち」や「逃げ切り」を考えて、それはそれは「隠ぺい」の努力を重ねているかもしれませんし、それで自分だけ無事ならばいいと思っているのかもしれませんが、残念ながら世の中そう甘いものでは無く、これは自分が言うのではなく、この世の真理として「因果応報」という冷徹な法則があることは、是非考えてほしいと思います。

どんなグループでも組織であっても、責任を持つ立場の人が判断を誤れば、因果応報を法則は、多くの部下や社員、職員達をも同じ目の合わせることになりますから、だからこその「責任者」なのであって、身分を与えられているという事を良く考えて、頭を下げるべきは、なるべく早いうちに、それも誠心誠意をこめて、全力で世の中に謝罪することは、「危機管理」の基本でもあります。

自分など身分や立場など無い人間ですし、だいいちくだらないプライドという物が欠片も持ち合わせていないので、悪いと思えば、相手が子供であっても躊躇せず「ごめんなさい」を言う事が出来ますが、どうも世の中それを言うのは尊厳を大きく傷つける事に成るらしく、まあ次から次へと自分が悪くないという「言い訳」だけは、アカデミー賞並みの演技でペラペラしゃべれる人が少なくありません。
それを見ていて、自分はそんなクダラナイ見栄や尊厳などは微塵なくて本当に良かったと思う事しきりです。


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