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羊蹄山センチュリーライドは台風で中止 [イベント]

とまあ、ほぼ想定内の事でしたが、参加予定の「羊蹄山センチュリーライド」は中止になりました。
まあ、雨だけならともかく、風も強い中のサイクリングイベントはあまりにリスクが大きすぎるという、主催者としては当然の判断だったと思います。

とにかく地面に足を付けている限り、365日晴天なんてことはありませんから仕方が有りません。
自分は昔から各種イベントで随分いろいろな理由の中止を経験していますから(苦笑)多少の事では動じませんよ!
大雨や、台風に地震に9.11テロ等、何度「煮え湯」を飲まされた事か(泣)。

という事で、本日は丸一日観光という事になりました。
宿泊したホテルから札幌市街地を眺めます。
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さて今回は、移動の脚としてレンタカーで「スバル レボーグ」を選択しました。
何でも社外のスピーカーを取り付けた特別仕様のキャンペーン期間中だったという事で、何時もならコンパクトカーや商用バン等安い車を使うのですが、これも贅沢ですよね。
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今回はレボーグでのドライブが旅の中心に成ってしまいましたが(苦笑)、この車両は結構最近登録された最新バージョンのようで、スバルお得意の「アイサイト」を始めに、これでもかという最新システムが装備されていました。
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オーディオはブルートゥスでペアリング(接続)させて、自分でもってきたウォークマンやスマホから音楽を鳴らすタイプで、これらの設定や初めてのナビの使い方、電磁リリースタイプのパーキングブレーキ、カメラ映像を使ったモニターのルームミラー、持っているだけで鍵の開錠やエンジンスタートも出来るスマートキー、そしてアイサイトも先方の車に速度を合わせるだけでなく、道路の白線を呼んでラインをトレースしてくれる最新のVer3タイプと・・・・・、これ初めての人は、まずエンジンさえかけられない代物で、自分の場合かろうじて仕事でそういうシステムに接していたおかげで何とかなりましたが、エライ時代になったものです。

レボーグのインプレですが。
いやスバルの車も随分静かに成ったものだと(爆笑)。
所謂「スバルサウンド」とマニアが喜ぶ水平対向エンジンの「ドコドコ」音もなく、遮音も念入りですし、インテリアもまあまあ今風と、運転席に座って、アイサイトで半自動運転かましている範囲では、そもそも車自体も重く、これはスバル車の美点なのですが、舵の座りが良くしっかり芯のある直進性が有るので、高額な車に乗っているような気がしてしまいます。

評論家やユーザーのインプレで酷評されていた、乗り心地の悪さ、突き上げの厳しさはそこそこ改善されていて、自分的には突起を乗り越した時の「ガツッ」という一発衝撃を除けば不快感はないです。
ただ、1.6リッターだと、アイドル回転辺りから、流れに乗ろうと加速していくと、2000回転辺りから唐突にトルクが乗ってくる特性は、都市部の渋滞では確かに乗りずく、かといって回しても昔の「EJ20」程突き抜けるように回っていく感じも無く、どちらかというと「低速トルクがやや細いけど、馬力はそこそこの実用エンジン」という感じがしますね。
この辺りは同じ「ダウンサイジングターボ」でも、ホンダの1.5リッターの方が、流石に設計年次も新しいだけあって、良くも悪くもターボの存在を感じさせない、乗り易いエンジンに仕上がっているようです。

アイサイトを使って気が付いたのですが、ホンダの最新の「ホンダセンシング」も、基本的な操作ロジックが似ていて、「卵が先か鶏が先か」で言えば、恐らく大先輩のアイサイトに習ったのかな?とも思いました。
ただどのように表示してドライバーに状態を認識させるかという「インフォメーション」の部分は、圧倒的にアイサイトの方が上で、視線を動かさなくとも、目線の先にモニターや警告のLEDが有って、意識的に視線を動かして注視しなくとも、多くの情報を読み出すことが出来ます。
なんだかアイサイトは「あくまで運転補助システムで、運転手に注意を促して主導権を自覚させる」という基本思想が読み取れて、ホンダセンシングは、「あとはこちらで制御しますから、気を散らさないで運転に集中してください」という感じに受け取りました。
この辺りはあくまで「素人見当」ですから、あしからず。

なんてことをしていると、本日の最初の目的地の余市町にある・・・・そうです「余市」と言えば「ニッカウィスキー余市蒸留所」にあるウィスキー博物館に行きます。
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古い蒸留器が有りますが、面白いのはそこに「しめ縄」が有ります。
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この辺りが、「洋酒」であるウィスキーとはいっても、やはり「お酒」に対する日本人の意識を表しているのではないでしょうか。

まあ、一つ言える事は、とにかく自分で運転してきてはいけない所だという事です!(笑)
これだけ芳醇な琥珀の御神酒の香に包まれているのに、一滴も「試飲」出来ないというのは、もはや「拷問」以外の何物でもありません!(泣)
血涙を拭いて(笑)、振り切るように工場を後にします。

この後は「倶知安」を経由して洞爺湖に向かいますが、目の前に飛行機でチラッと見えていた「羊蹄山」が見えてきました。
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かろうじて拝むことが出来ました。

しかし、10月に入ると流石北海道だけあって、山は既に色づいてきて、紅葉を楽しめる日も間近のようです。
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洞爺湖が見える展望台で洞爺湖を拝みます。
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まあ見えるだけマシという所でしょう。

あまりお腹もすいていなかったので、途中でソフトクリームを食べただけなので、これでお昼はオシマイ!
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チェックインまで時間が有るので、洞爺湖を回って「昭和新山」を見に行きます。
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遠くから見たら雲だと思ったら、湯気を噴き出している「生きている山」なんですね。
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「昭和の奇跡」と看板に書いてある昭和新山を、平成の最後の年に拝むことは出来ましたが、気になったのは近くにある、伝統的な昭和スタイルのお土産物屋さんが軒並み「廃業」して、シャッターが閉まったり更地に成っていた事で、やはりここも他の地方観光地同様「昭和型観光地」が壊滅しようとしています。
現在それらを支えているのは中国人を中心とした外国人観光客で、世間で良く批判される彼らの観光スタイル・・・・観光バスで大挙して押しかけて大騒ぎする、お土産物を買いあさる、等々、何のことは無い我々日本人の、かつての観光スタイルそのものであって、皮肉な殊にその昭和型観光スタイルが、昭和型観光地を支えているという事のようです。

お土産物のオジサンの話では、地震直後はパタッと中国人が途絶えたらしいのですが、1か月経って、だいたい6割ほどは回復してきたそうです。

さてもう今日は早めにホテルに入ります。
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未だかつてない程豪華なお部屋でなんだか落ち着きません(苦笑)

今日はこれまでで、明日は台風の様子を見ながらなんとか函館にたどり着きたいですね。
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