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北海道旅行の最後のシメに函館のカクテル [雑談]

なんだか思ったより台風崩れの温帯低気圧は、さほどの勢いはなかったようですが、まあこれでは確かに自転車イベントどころではありませんよね。
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これはホテルの部屋から写した映像ですが、周辺で一番高いところにあるホテルというのも、なんだかすごいですね(笑)

急いでもしょうがないので、ノンビリ朝食を頂いて、雨風が一段落した9:20頃洞爺湖をでます。
といって何の宛もなく、特に目的も無いんですよね。
結局本日も雨天時の山道と高速道路のレボーグのドライブという事になります。
でも、こういった悪天候時で、路面が有れているところ等、久しぶりに「4DW」(ADWという表示は自分は馴染めません)の安定性がありがたいですね。
最近の車は各種電子ディバイスやタイヤの性能が向上したので、安定して走行できるようになっていますが、結局パワーやトルクを「抑える」方向で制御するので、4WDであればそこで安心してアクセルを踏み込んで、かつトラクションがかかって前に進んでくれるというのは、また駆動がかかっていれば基本安定方向に向かってくれる特性は、ロングドライブにはとっても重要な事だと思います。
給油して「満タン方法」で燃費を計ったら12.6km/ℓで、長距離が多かったとはいえ、渋滞や山道、悪天候も多く、1.5t越えの重量は、自分の愛車だったストリームより大人一人分重い重量で、4WDという事も考えると、NA2リッターエンジンのストリームとドッコイの燃費は悪くないのかもしれません。

まあひたすら自動車を運転している何時もの旅行となんら変わらなくなってしまいました。
結局函館より先に行ったことが無いので、青函トンネルの記念館のある福島町まで行ってみます。
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何というか、特に売りが無いというか、人気が有るわけでもない記念館で、客も疎らでした。

取ってかえして函館港に向かいます。
3日前からロシア海軍の艦艇が寄港しているという事で、滅多に見られるものでは無いので急いで港に向かいましたが、出航した後で、煙をたなびかせて津軽海峡に出ようとしている所でした。
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この「煙」です、現役の自衛艦や米軍の艦艇ではこのような黒い煙が捏ことはありません。
それは「主機(メインエンジン」」がほとんどガスタービンか一部ディーゼルエンジンになっているからです。
このロシア艦は通常ガスタービンで、高速走行時にボイラーを炊いた蒸気で動く「スチームタービン」をもつエンジンなので、この時はボイラーを炊いていたのでしょう。

報道ではロシア海軍の「ワリヤーグ」という、スラバ級の重ミサイル装備艦が来ていたと思います。
この「ワリヤーグ」という艦名は日本ともゆかりが深く、日露戦争の時に仁川沖海戦で攻撃を受けて自沈した物を、日本が引き上げて、「宗谷」という名の巡洋艦で使っていたことが有ります。
その後最近ロシアの空母の名前に付けられたかと思うと、財政難でスクラップししたという「名目」で、結局中国が買い取り空母にしてしまいました。
その「宗谷」ですが、2代目宗谷は1936年竣工の海軍が予算を出して民間に作らせた商船で「特務艦」として
軍の任務に就いていました。
戦後は海上保安庁の巡視船になり、1956年から初代の「南極観測船」として活躍しました。
今でも現存していて「船の科学館」に展示されてます。


ちなみにスラバ級巡洋艦は、舷側に大量のミサイル発射管を並べて、米ソ冷戦の最後の頃に現れた、重攻撃巡洋艦として当時話題になりました。
旧帝国海軍でも、巡洋艦の主砲を下して大量の魚雷発射管を装備した、「重雷装巡洋艦」の、「大井」と「北上」という61㎝魚雷、4連奏発射管十基40門というとんでもない船を作った事が有ります。
スラバ級巡洋艦は、マニアの間ではその再来と当時騒がれた物ですが、大井さんに「そんな優雅さも無い船と私たちを一緒にしないでくださらない!」と、酸素魚雷を撃ち込まれそうです(苦笑)。
この辺り2重にオタク話なので読み飛ばしてください(笑)

さて本日は早めに函館の「湯の川温泉」にあるホテルにチェックインして、食事前に温泉に浸かりました。
美味しいモダン懐石料理に舌鼓を打って、食後にまた温泉に入ります。
まあ普段あわただしい旅行が多いので、本当にのんびりできます。

ノンビリついでに、ホテルのカウンターバーでカクテルを頂きます。
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カウンターバーでカクテルなんて、実にバブル期以来30年ぶりかもしれません(苦笑)

カウンターで女性のバーテンダーさんとお話しながら数種類のカクテルを頂き、シメは昨日飲めなかった(笑い)「余市」のダブルのロックです。
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つまみも無く、お酒と会話を「味わいながら」のんびりした良い時間を過ごしました。
しかし、自分も間違いなく「酒のみ」の道を順当に歩んでしまっているようです(笑)。
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