SSブログ

嵐の中、久しぶりの戦船を見る [イベント]

なんでしょう?梅雨の嵐というのでしょうか?とにかく北からの風の強い一日でした。
と、予報通りでとても自転車なんぞ乗れるようではありませんし、一日中家にこもってアニメ案舞も悪くないのですが、間違いなく「体脂肪の養殖」となることは目に見えていましたので、少しでも歩いて体を動かそうと、鉄道を使って「乗り鉄」がてら大洗に、予定通り護衛艦を見に行きました。

宇都宮市だと宇都宮線で小山駅で水戸線に乗り換えて水戸駅で「鹿島臨海鉄道」に乗り換えて大洗駅に行くという行程になります。
水戸線は常磐線と同じカラーなんですね。
RIMG3063.JPG


今日は電車の中からの筑波山です。
RIMG3064.JPG

正直りんりんロードからみたかったなぁ!

岩瀬駅で何時も休憩しているところをとります。
RIMG3067.JPG

何時も反対からこの電車を見ているんですね。

水戸駅で久しぶりに機関車のEF81を見ます。
RIMG3069.JPG


この80番機は北斗星を引いていましたから、毎日自宅の窓から満ちた懐かしい機関車で、最近は「カシオペア紀行」など牽引していました。
RIMG3071.JPG

そういえば、常磐線の全線開通に合わせて657系特急を走らせるとかで、EF81が回送していましたが、それだったのでしょうか?

さて鹿島連会鉄道に乗ります。
RIMG3070.JPG

これに乗るのは2度目で、大洗で降りるのは初めてです。

車内はこんな感じですね
RIMG3072.JPG

RIMG3075.JPG


ガランとして乗客もまばらですが、この天気ではねぇ
RIMG3074.JPG

強風で稲が波を打っているのがわかるでしょうか?

大洗駅で降りると、横から雨が殴りつける凄まじい風で、人影もまばらです。
RIMG3076.JPG


駅からちょっと歩くと大洗港の「マリンタワー」が見えてきて、20分も歩けば港に付きますが、建物の陰から、特徴のあるレーダーマンストが見えてきました。

おお!久しぶりの「戦船」、海上自衛隊のDDである、艦番153「ゆうぎり」です。
RIMG3077.JPG

就役は1989年ですから30年選手のベテランで、アメリカ海軍なら「FRAM(Fleet Rehabilitation and Modernization) 」という大規模改修で、装備品やシステムなどを一新する艦齢ですね。
日本の場合新しいものを買うのは熱心ですが、それを時代に合わせて戦力を持続させる努力と予算は乏しいというところです。
最新のステルス性能を与えられたのっぺりした軍艦と比べると、もはや古風な風情があるともいえますが、反面この無骨なところが軍艦らしさがあると自分は思っています。

艦首に掲揚されている日の丸の旗が勢いよく棚引いていますが、予想通り艦内一般公開は中止になっていました。
RIMG3080.JPG

まあこの強風で甲板に民間人を揚げて転落でもされたらえらい事になりますから、当然の判断だと思います。

艦内に入れなかったのは残念ですが、自分は久しぶりの「戦船」を見ることができて良かったで。
RIMG3079.JPG

しかし、艦首からなだらかな弧を描いて舷側に流れるラインが優雅で、この辺りはアメリカ製のそっけない合理的なラインの軍艦と違って、こういうところが「日本的」ですね。
まあ、艦の性能とは関係のない部分ですが、護衛艦はただの船ではなく、国家の威信を安全を担う「軍艦」ですから、「偉容」は重要な要素だと思います。
まあ、乗る人間や組織も含めての軍艦の能力なんですがね。
そして、それは「民間企業」も同じことです。

さてこの嵐では大洗市街地の「がルパン詣」もないですから、早々に退散です。
RIMG3082.JPG


なんだかんだで結構歩き回りましたから、多少は体の代謝の維持には役に立ったでしょうから、一応目的ははたしました。
とはいえ、こうまともに乗れないのが続くと、だんだんイライラしてきますね。
nice!(14)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 14

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。