SSブログ

膝の激痛に耐え、ツールド日光参加(後篇) [イベント]

さあここから厳しい山登りの連続となる後半戦が始まります。

栗山村というところで、日光方面に行くルートですが、まずエイドのある「大笹牧場」というところまで、高低差300mを4.5kmかけて登ります。
平均勾配で言えば6.6%でしかありませんが、すでにここまで60kmをジリジリと500mほど登っていますし、いよいよひざ下が痺れて感覚はなくなっていますし、こうなるといつ激痛が走って動けなくなるかが不安ですが、まあ行くしかありません。

こうなれば無理は禁物で、途中苦しくなったら景色の良いところで撮影するふりをして(笑)こまめに休憩しながらゆっくり上ります。
流石にここまで来ると景色は素晴らしいですね。
RIMG3264.JPG


休憩している横を、みなさんスイスイ上って行きますが、まあ焦っても仕方がありません。
RIMG3265.JPG


しかし、膝の痛みもともかく、無計画で補給職を用意していなかったツケがここで出てきて、いよいよ体力が切れてきて体に力が入りません。
これは完全に「ハンガーノック」の症状で、素人ではあるまいしまあ情けない限りです(苦笑)

とにかく何とか上りきって大笹牧場のエイドステーションに到着です。
RIMG3267.JPG

ここではオニギリが用意してありますが、そんなものではとても足りませんし、このオニギリがえねるぎーとして回りだすのは3時間後くらいですから原状回復になりません。

で、大笹牧場と言えば美味しいソフトクリームが有名なので、レストハウスに行ってソフトクリームをいただきます。
RIMG3268.JPG

RIMG3269.JPG

その墓にも\濃厚な牛乳とコカコーラを飲んで何とか一息つきました。

さあ、ここから更に400mほど登りますが、すでにほとんど余力はありませんから、本当にインナーローでノロノロ進むだけです。
平均勾配を地図上で見ると大したようには見えませんが、九十九折れで見上げる先に登っていく、この霧降高原のルートは何度登って苦しいものです。

ただ、この霧降高原は名前の通り霧というより雲中に入ることが多く、頂上の「六方沢展望台」で雄大な景色を見られることが少ないのですが、今回はご覧の通りの景気に恵まれました。
RIMG3273.JPG

RIMG3275.JPG

RIMG3279.JPG

RIMG3277.JPG

ここまでくれば終わったようなもので、後は日光市街地まで下って行き、会場のある大谷川公園までは、まっしぐらです。
しかし、幸運にも最後まで足が持ったもので、ゴールして自転車から降りようといても、膝が満足に曲がらない状態で、立ちゴケしそうに成ってしまいました(苦笑)

さて、このイベントから6日たってやっと記事を書き終えましたが、幸いにも膝は悪化することはなく、日常生活には支障が無い位には回復して、通勤で自転車に乗れる程度には回復しました。
しかし、毎回毎回山岳イベントは見苦しい泣き言のオンパレードで、書いている自分が一番うんざりしてしまいました(苦笑)。
まあ今年は一年間使って体を調整するつもりで、年末までに体重を二桁に戻して、その体重での身体バランスやスタミナを冬の間に身につけて、春からパフォーマンスを上げて行こうという、何とも気の長い計画で進んでいます。

来年は、多少は山岳イベントを楽しめるように成っている事を信じて、今はひたすら我慢というところです。
nice!(6)  コメント(6) 

nice! 6

コメント 6

やっとこ

どうもやっとこです。
完走出来ましたから結果オーライ!
なんだかんだ言っても、ゴールの達成感は走破した者だけが得られる優越感。
素晴らしいです!
お疲れ様でした。
by やっとこ (2019-09-21 17:38) 

arthur

お久しぶりでーす。
身障者ライダーのarthurです。本当にお疲れさまでした。
私は去年に続く2度目の参加ですが(去年は山岳コースはキャンセルでしたが自己責任で完走済)10月6日に参加するブルベのトレーニングとばかりに前半からハイペースでとばしたのが祟り六方沢の2キロ手前で脚が攣ってストップ。リタイアするか迷いましたが何とか完走。あれから1週間も経つのに筋肉痛が残っております。
お互いに無理は禁物ですね。
でも、来週はラグビー観戦に静岡に行くので、噂のあざみラインをゆるポタ(笑)してくる積りです。
脚力もないのにヒルクライムに嵌った自分がなんとも哀れです(笑)
お互い身体と相談しなから長く自転車に跨り続けたいものですね。
いつの日か乗鞍完走目指してヒルクライムに励むarthur
でした。
100歳までいろは坂に登り続けるのが私の夢です。(笑)
by arthur (2019-09-22 08:03) 

soraneko

やっとこさんへ
想像通りに難儀してしまいました。
足に痛みが悪化しなかったので、結果オーライとなりましたが、もう少しちゃんと走れる状態で参加すべきでしたね。
by soraneko (2019-09-22 15:26) 

soraneko

arthurさんへ

本来ならそのイベントに出られる状態を冷静に判断して、しっかり用意しておくべきなんですが、そう予定通りに進んでくれない事があまりに多すぎて(苦笑)、つい「根性」見せちゃいますよね。
本当に体と相談しながら「挑み続ける勇気」を持ち続けて、走り続けたいですよね。
by soraneko (2019-09-22 15:33) 

SYUN

ご無沙汰しております。
だいぶ調子が良くないなか、あの山岳コースを完走されたというのはすごいことだと思います。
そして、実はツールド日光、同日密かに?参加しておりました。例年は、soranekoさんと同じ100kmコースだったのですが、今年はロードバイクデビ
ューされた方と同伴で47kmコースをサクサクと走っておりました。ゴール後は宿に宿泊して翌日日光観光を楽しんできました。観光セットと考えると
霧降高原を登らないコースも「あり」だなと思ってしまいました。それから気づいたのですが47kmコースで立ち寄る蕎麦屋さんの蕎麦の方が個人的に
はかなり美味しいこと。来年もしもでるならこの蕎麦屋に立ち寄るコースにしておいて、また観光スポットを巡るようなプランを検討したいと思って
ます。

by SYUN (2019-09-25 11:00) 

soraneko

SYUNさんへ

そうなんです、100kmコースはある意味目玉ではあるんですが、実は地元の人間から言わせてもらえば、「そこに行かなくても景色の良いところや美味しいお店が沢山あるんだけどなぁ」という観光スポットも沢山ありますから、観光メインで一日十分楽しめると思います。
自分も、正直言うとそちらの方が良かったんですが(苦笑)。
まあ、今年は修行と覚悟して100kmにエントリーしました。
by soraneko (2019-09-25 19:53) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。