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命を守るために勇気をだして行動を! [危機管理]

台風19号ですが、ここ栃木県でも雨風が強くなってきましたが、本体が来る前に豪雨や突風、竜巻などで既に被害が出ているはずです。
とにかく今回前例にない未曾有の規模と威力で関東地方に台風が来ているのですが、残念なことに悲しいほどに「正常バイアス」に囚われる方々が多く、何もしなくとも無事に明日の朝日を浴びること出来ると思っておられるようで、まあだんだん現実が近づいて来れば分かると思うのですが、分かってからでは「手遅れ」になるので、少なくとも明るいうちに避難所に自分の食料と日用品を持参して避難してほしいと思います。

さて本日は5:30から自宅の対策を行いました。
6:00頃ですが、流石に空模様が怪しい限りですがまだ雨も降っておらず、風もそんなに強くありませんでした。
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近所を見たり、話を聞いたりしましたが、警戒して準備を心掛けているのは全体の2割未満というところで、残りの8割は何時もの日常を迎えているようです(苦笑)
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こちらのお宅はガラス窓に対策を施しておられますね。

さて自宅ですが、年老いた母がなにやら昨日自分の部屋の窓がどうのこうのと騒いでいましたが、これが対策ですか?
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これではモノが激突してもガラスの飛散をまったく防げない、「やってはいけない対策」の見本となっています。
たぶん危機感はあっても「瞬間風速60m/s」が想像できないんですよ

ここはサンルームで、室内には影響はないので無視して(笑)庭に出ている飛びそうなものを屋内や物置に入れて・・・物置も怪しい限りなのですが、原付バイクなどはカバーをかけて壁面にハンガーと一緒に固めて纏めておきました。
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さて自分の車が一番肝心なのですが(笑)、去年も台風の時に「ラッピング」して近所の話題になっていいた(白い目で見られていた)のですが、今回はもう一段対策を進めます。
方針としては、とにかく修理代がかかる部分を重点的に保護して、多少の侵害は目をつぶります。
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最近の車はフロント側にいろいろとセンサーが多く、フロントスクリーンなども交換するととんでもない値段になるので、ガラス面に緩衝材を載せて、更にその上に毛布をかぶせます。
ついでに、台風の風は主に東と南が強いので、車は北側に向けておきます。

南側になるリアゲートのガラスには低反発のマットレスを張りその上に毛布をかぶせて、あとは「プチプチ」の緩衝材を全面に張ります。
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昨年よりやや雑な感じがしますが・・・

それは厚手のボディカバーをその上にかぶせるからです。
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そのカバーをラッピングテープでグルグル巻きにして飛ばないようにして完成です。
これでも先ほど千葉県で発生したように「突風」でダウンバーストや竜巻が起きれば「ハイ!それまーでーよ」ですが、多少の飛来物からは守ってくれるはずです。
とはいえ「暴風圏」に入って、瞬間最大風速「50~60m/s」の風が吹けばまったく自信はありません。

と、この処理が終わったらいきなり雨が強くなってきました。
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朝食をとりながら「チコちゃんに叱られる」を見ていましたが、昨日の放送も本日も、画面には台風の情報が外枠に出ていましたね。
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本日はこの後昼食をとって、風呂に入って午後は寝てしまい、夕方からの台風本体の襲来に備えようと思っています。
場合によっては近隣の救助活動などを行わなければならない想定の判断です。

どうか皆様も、自分と大切な人の命を最優先に、勇気をもって行動してもらい、無事に明日の朝日が望めるようにお祈りいたします。
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ブラザー弟

こちらは徐々に台風の影響が小さくなってきています。
思っていたよりも日本周辺の海水温が低かったのか、気圧上昇が早いように思います。
無災害は無理でしょうから、少しでも被害がないことを祈ります。
災害が予想されるところは、少なくとも早めの避難をしておくべきですね。
by ブラザー弟 (2019-10-12 12:33) 

soraneko

ブラザー弟さんへ

こちら栃木県宇都宮市はこれからが本番と言ったところです。
避難所が開設されて、一部流域にレベル3の警報が出されました。
停電もだんだん増えているようで、とにかく台風被害が過去にわたって少なかった地域なので、行政も含めてどこまで対応できるか、また油断しているゆえに精神的ショックが大きいと冷静に行動できるか・・・心配事が尽きません。
by soraneko (2019-10-12 16:48) 

nabe

お久しぶりです。
過剰対策いいと思います。
全くの他人事よりは自分だけでも身を守るのは正解です。
関東地方のほうはヤバ目ですね。
名古屋は終了しました。 って言っても14時間職場に幽閉されて先ほど帰ってきましたが。
これから大変でしょうが耐え忍んでください。

by nabe (2019-10-12 22:02) 

ブラザー弟

soranekoさんへ
台風は過ぎましたが無事でしたでしょうか?
テレビを見ると被害が甚大で衝撃を受けています。
少しでも被害が少なくなることを祈ります。
1週間ぐらいは水辺に近づかないように。
個人的な考えでは、今回の台風の針路上にで被害が予想される場所にいる方は、完全に生命を守れる場所へ避難すべき(ホテルの上の階)でした。
今、仕事で地元を離れていますが、地元に対し他県は水防・台風対策ができていない様に見えます。
地元であればその程度の雨量では災害なんて起こるの?ってレベルで他県はかなりの災害が発生します。
以前であればそれでも良かったのですが、今の気象状態では災害を防げません。
地元では堤防の補強工事が数年前から順次行われているのを目にします(それより前にボーリング調査)。
対策に対し最大の問題は、若い人が土建業に従事しない。また、「応募をかけても1年以上問い合わせもない。」とニュースで出ていました。
まぁ、土建業の話を聞くと「そりゃぁ、誰も働かんわ」って感じだから難しいかな?

by ブラザー弟 (2019-10-13 07:23) 

soraneko

nabeさんへ

栃木県は台風が東にそれてくれたので、風のは弱くて助かりましたが、観測史上最大の降雨で、あちこち河川が決壊してしまいました。
今回いろいろと「教訓」がありましたので、是非それらを無駄にしないように、生かしていきたいですね。
おそらく、このような災害がもっと頻繁に訪れる「日常」が今後も続くのだと思います。
by soraneko (2019-10-13 16:54) 

soraneko

ブラザー弟さんへ

自分の住んでいる地区は、ほぼ被害がありませんでしたが、宇都宮市繁華街は、おそらく戦後すぐあった「カスリーン台風」以来、駅前の中心地が冠水しましたし、県南地区は報道の通りです。

今回「避難指示」による現実的な避難というもが、国全体に突き付けられたことになりました。
避難するための情報の危険度は設定されましたが、まずほとんどの人が無関心で意味を知らず、また避難の規模、タイミング、場所、対象者、などすべて問題だらけで、本気で想定してどのように避難するかを、「誰かがではなくあなた自身が」自分の事として考えなければいけないのだと思います。

強く思ったのは、「決められたことに黙って従う」では「想定外」が当たり前の自然災害には対処できず、「危険を自分の事と想像する」、「日頃の備えを万全にする」「自分でその場で判断して自分の命を守る」が、各々ができるようにしなければいけないという事なのではないでしょうか。

また、この後の復興も頭が痛いですね。
土木系に限らず、バブル後の「誰かのためだけの、終わりなき効率化」のせいで、民間企業、地方、国家に余裕がなくなってしまい、とどめに民主党政権の間違った「勘違いパフォーマンス行政改革」による公共事業削減、特にインフラ部分の削減が「国家100年の計」で悪い方に100年後の国家悪い影響を与えてしまいそうです。
by soraneko (2019-10-13 17:09) 

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