小豆島を初ライド、瀬戸内の島を堪能する [イベント]
瀬戸内海にある香川県の小豆島ですが、小説の「二十四の瞳」で知られた島ですが、正直それ以上のイメージはありませんでした。
今回四国観光をするにあたり、高知や四万十川、淡路島などいろいろ候補があったのですが、結局のところ「天気」が決め手で、22日は小豆島を一周するツーリングを計画しました。
小豆島は1周すると約120km程度だそうですが、これを最後に帰路に着く予定になったので、島の中央を縦断する50km程度のコースを走ることにしました。
なんか途中でコースを読んでいませんが、約50km程度のコースを走ります。
まず高松で宿泊したホテルから、フェリー港にある駐車場に向かい、そこに車を止めてそこから自転車でフェリーに乗ることにします。
車で行くと、往復12420円かかりますが、自転車で行けば往復2100円で済みますから、ツーリング目的なら自転車で行くのが当然でしょう。
フェリー乗り場に行きます
かなり混雑していて盛況のようです。
小豆島まで1時間程度で、朝6時台から20時台まで1時間に1本運行されていますから、いろいろな予定を立てるのには利用しやすいですね。
さて、尾道の連絡船は除いて、自転車でフェリーに乗りつけるのは初めてなのですが、なんと車やバイクと一緒に自走で乗り込みます。
自転車は横にある手すりに引っ掛けて、車止めをするだけです。
外洋を航行するわけでないので、内海の瀬戸内海はあまり揺れない?ということなのでしょうか。
船内はいたって普通の感じです。
抜錨して離岸します。
風は強かったですが、やはり海自体は穏やかで揺れもなく快適な航海でした。
航海中は睡眠を取って体力を温存します。
気がついたらもう小豆島が見えてきました。
これは「土庄港」近くのごま油で有名な「かどや」の工場です。
いよいよ着岸です。
さてここからどちらに行けば良いのでしょう(笑)
土庄の港から内陸部に入り、県道26号線「土庄福田線」で小豆島の北側のある北浦というとこを目指します。
しかし、内陸部を走っていると、「島」を走っている雰囲気じゃありませんね(笑)
厳しい坂ではなかったですが、結構延々と登って行っていきます。
ようやく最高点あたりから瀬戸内海が見えてきました。
今日は天気が良いので、瀬戸内海も本当に蒼いですね。
しかし、やはり瀬戸内海の島嶼群の海岸線沿いは、雰囲気が穏やかな感じを受けますね。
例えば、自分の知っている、太平洋側外洋に面している茨城県の大洗付近の海岸や、日本海の佐渡島などとは随分違います。
いろいろな名所を巡って行くのも良いのですが、ここ小豆島は、天候が良ければこのロケーションを味わいながら走るだけでも、十分ここに来る価値があると思いますね。
遠くにぽつんと小島が浮かぶ風景も良いです。
とはいえ、やはり「平坦」というわけではなく、結構高低差があって大変だという話も聞いていましたので身構えては居たのですが、結構軽いギアでのんびり登っていけばそう大変でもありませんでした。
吉田展望台という所で、北岸の東の端まできましたから、行程としては半分はした感じになります。
このあと坂を下っていくと港が見えますが、これが福田港のようです
ここのお土産物屋さんで「オリーブソフトクリーム」を頂きます。
まあどのあたりがオリーブ味なのかはよくわかりませんでしたが(笑)美味しかったですね。
小豆島も自転車押しでの観光が始まりつつあると聞きましたが、しまなみ海道などと比べると、まだまだという感じで、サイクルスタンドや休憩する場所もあまりなく、地元の人もまだロードバイクで走るサイクリスタは「物珍しい」という印象は受けました。
さてここから「南岸」を西進していきますが、明らかにこちらの方がアップダウンは厳しい感じで、入江に差し掛かると下っていって、次の入江に向かって登っていくを延々と繰り返していくという印象です。
確かにあまり走り慣れしていないローディなどには多少厳しいかもしれませんし、レンタルのシティサイクルで走るコースでもなさそうですね。
でも高い所に登るからこそ、色々と楽しみもあるといところが悩ましいところではありますな(笑)
この景観も高いところから見渡すからこその「ご褒美」ではあります。
そろそろ登るのも飽きてきたところでトンネルが現れました。
トンネルを抜けて下っていくと、結構大きな街が現れてきましたがこの島の中心地の「小豆町」でした。
ここでちょうど12:00になったので、「讃岐うどん」の上りに惹かれてランチにします。
美味しかったのですが、スルスルっと食べられてしまうので、かえってお腹減ったような(笑)
このあとは土庄港を目指してまっしぐらです。
軽く休憩してから帰りのフェリーに乗船します。
いよいよ離岸です
これで小豆島ともお別れです
今回はある意味小豆島の「下見」程度のライドでしたが、今度はもう少し時間をかけていろいろなところを見て回りたいですね。
帰路もずっと船室で爆睡していましたから、気がついたら高松港に近づいていました。
そろそろ離船する用意をします。
接岸してスロープが降りると、誰が指示したわけでなくパラパラと乗客が降りていきます。
このあたりは大型船に比べるとアバウトですね。
自分もタイミングを見測って自走で降りていきます。
近くの駐車場に戻って、ようやく今回のミッションは完了です。
ただし、このまま宿でのんびりするわけにも行かず、本日中に帰路の中継地点である、滋賀県の長浜までの移動が残っています。
今回初めて「淡路島」ルートで本州に帰ります。
淡路島南SA付近で日没になりましたので、瀬戸内海の最期の夕暮れを楽しみます。
中間地点の琵琶湖辺の長浜のホテルは、「琵琶湖ロングライド」でいつも使っている定宿で、やっと帰ってきた気がしてホッとしました。
まだ翌日の自宅までの行程は残っていますが、今回の四国ツアーはこれにて終了です。
今回は「しまなみ海道」を中心に、天気任せで予定も立てず思いつきで動きましたが、しっかり走ることもできて自転車の旅としては大成功でした。
しまなみや四国各地など、そう簡単にこられるところではないので、次はいつ来られるか判りませんが、再びこの地を走ってみたいという「余韻」を残せたのが、今回の最大の収穫でした。
今回四国観光をするにあたり、高知や四万十川、淡路島などいろいろ候補があったのですが、結局のところ「天気」が決め手で、22日は小豆島を一周するツーリングを計画しました。
小豆島は1周すると約120km程度だそうですが、これを最後に帰路に着く予定になったので、島の中央を縦断する50km程度のコースを走ることにしました。
なんか途中でコースを読んでいませんが、約50km程度のコースを走ります。
まず高松で宿泊したホテルから、フェリー港にある駐車場に向かい、そこに車を止めてそこから自転車でフェリーに乗ることにします。
車で行くと、往復12420円かかりますが、自転車で行けば往復2100円で済みますから、ツーリング目的なら自転車で行くのが当然でしょう。
フェリー乗り場に行きます
かなり混雑していて盛況のようです。
小豆島まで1時間程度で、朝6時台から20時台まで1時間に1本運行されていますから、いろいろな予定を立てるのには利用しやすいですね。
さて、尾道の連絡船は除いて、自転車でフェリーに乗りつけるのは初めてなのですが、なんと車やバイクと一緒に自走で乗り込みます。
自転車は横にある手すりに引っ掛けて、車止めをするだけです。
外洋を航行するわけでないので、内海の瀬戸内海はあまり揺れない?ということなのでしょうか。
船内はいたって普通の感じです。
抜錨して離岸します。
風は強かったですが、やはり海自体は穏やかで揺れもなく快適な航海でした。
航海中は睡眠を取って体力を温存します。
気がついたらもう小豆島が見えてきました。
これは「土庄港」近くのごま油で有名な「かどや」の工場です。
いよいよ着岸です。
さてここからどちらに行けば良いのでしょう(笑)
土庄の港から内陸部に入り、県道26号線「土庄福田線」で小豆島の北側のある北浦というとこを目指します。
しかし、内陸部を走っていると、「島」を走っている雰囲気じゃありませんね(笑)
厳しい坂ではなかったですが、結構延々と登って行っていきます。
ようやく最高点あたりから瀬戸内海が見えてきました。
今日は天気が良いので、瀬戸内海も本当に蒼いですね。
しかし、やはり瀬戸内海の島嶼群の海岸線沿いは、雰囲気が穏やかな感じを受けますね。
例えば、自分の知っている、太平洋側外洋に面している茨城県の大洗付近の海岸や、日本海の佐渡島などとは随分違います。
いろいろな名所を巡って行くのも良いのですが、ここ小豆島は、天候が良ければこのロケーションを味わいながら走るだけでも、十分ここに来る価値があると思いますね。
遠くにぽつんと小島が浮かぶ風景も良いです。
とはいえ、やはり「平坦」というわけではなく、結構高低差があって大変だという話も聞いていましたので身構えては居たのですが、結構軽いギアでのんびり登っていけばそう大変でもありませんでした。
吉田展望台という所で、北岸の東の端まできましたから、行程としては半分はした感じになります。
このあと坂を下っていくと港が見えますが、これが福田港のようです
ここのお土産物屋さんで「オリーブソフトクリーム」を頂きます。
まあどのあたりがオリーブ味なのかはよくわかりませんでしたが(笑)美味しかったですね。
小豆島も自転車押しでの観光が始まりつつあると聞きましたが、しまなみ海道などと比べると、まだまだという感じで、サイクルスタンドや休憩する場所もあまりなく、地元の人もまだロードバイクで走るサイクリスタは「物珍しい」という印象は受けました。
さてここから「南岸」を西進していきますが、明らかにこちらの方がアップダウンは厳しい感じで、入江に差し掛かると下っていって、次の入江に向かって登っていくを延々と繰り返していくという印象です。
確かにあまり走り慣れしていないローディなどには多少厳しいかもしれませんし、レンタルのシティサイクルで走るコースでもなさそうですね。
でも高い所に登るからこそ、色々と楽しみもあるといところが悩ましいところではありますな(笑)
この景観も高いところから見渡すからこその「ご褒美」ではあります。
そろそろ登るのも飽きてきたところでトンネルが現れました。
トンネルを抜けて下っていくと、結構大きな街が現れてきましたがこの島の中心地の「小豆町」でした。
ここでちょうど12:00になったので、「讃岐うどん」の上りに惹かれてランチにします。
美味しかったのですが、スルスルっと食べられてしまうので、かえってお腹減ったような(笑)
このあとは土庄港を目指してまっしぐらです。
軽く休憩してから帰りのフェリーに乗船します。
いよいよ離岸です
これで小豆島ともお別れです
今回はある意味小豆島の「下見」程度のライドでしたが、今度はもう少し時間をかけていろいろなところを見て回りたいですね。
帰路もずっと船室で爆睡していましたから、気がついたら高松港に近づいていました。
そろそろ離船する用意をします。
接岸してスロープが降りると、誰が指示したわけでなくパラパラと乗客が降りていきます。
このあたりは大型船に比べるとアバウトですね。
自分もタイミングを見測って自走で降りていきます。
近くの駐車場に戻って、ようやく今回のミッションは完了です。
ただし、このまま宿でのんびりするわけにも行かず、本日中に帰路の中継地点である、滋賀県の長浜までの移動が残っています。
今回初めて「淡路島」ルートで本州に帰ります。
淡路島南SA付近で日没になりましたので、瀬戸内海の最期の夕暮れを楽しみます。
中間地点の琵琶湖辺の長浜のホテルは、「琵琶湖ロングライド」でいつも使っている定宿で、やっと帰ってきた気がしてホッとしました。
まだ翌日の自宅までの行程は残っていますが、今回の四国ツアーはこれにて終了です。
今回は「しまなみ海道」を中心に、天気任せで予定も立てず思いつきで動きましたが、しっかり走ることもできて自転車の旅としては大成功でした。
しまなみや四国各地など、そう簡単にこられるところではないので、次はいつ来られるか判りませんが、再びこの地を走ってみたいという「余韻」を残せたのが、今回の最大の収穫でした。
観光サイクリングを満喫できたご様子。
良かったですね
たまにはこの様な息抜きが必要だと思います。
私も年末に旅行を計画していますが、家族旅行なのでサイクリングまでは至りませんが、会社からのご褒美旅行チケットの期限が今年中と言う事もあったので楽しみにしているところです。
今はsoranekoさんのブログを読んで行ったつもりの妄想で楽しみたいと思います(笑)。
by やっとこ (2019-10-26 06:44)
やっとこさんへ
最初は関東圏でいろいろ走ろうとも考えていましたが、結果的に天候の関係で中国、四国まで来たので助かった感じですね。
ただよほど時間が取れないとこちらの方まではこれませんから、今度来れるのは何時の事やら。
でも、瀬戸内海はいいですね!
by soraneko (2019-10-26 13:28)
お疲れさまでした。
小豆島1周はなかなか厳しいと聞いたことはありましたが、それほどでもなかったようですね。
昔、友人たちと計画しながら行きませんでしたが、真夏に行った知り合いからは「暑すぎてやっと帰ってきた」聞きました。
昔はトンネルがなかったのかな?とブログを見ながら思いましたね。
遠方地からきてサイクリングするには1周は良い距離でしょうか?
フェリーの本数が多いのは計画を立てやすいので良いですね。
ボテアッキ、お気に入りですね。最近の流行りのカラーではなく、ホワイトにブルーのラインが清々しく今回のコースに映えますね。
不思議なもので、最新、高額バイクが良い。とは別の所で自分に合ったものが気に入りますね。
最近はどこもサイクリング押しですね。
先週、仕事で来ている近くにある世界遺産:製鉄所跡へ片道25Kmを走ってきました。
タイミングよく世界遺産で祭りをやっていましたが、ほぼ近所の方しか来ていなかったようでした。
また、自転車で来たのは自分一人のようで注目を受け、何人かの方から話しかけられました。
市役所職員の方から「サイクリストを町に呼び込みたい。今回、どうして祭りに自転車で来たのか?どうすればよいか?」と質問を受けました。
この町は観光地が比較的狭いエリアに密集し、製鉄所跡以外は2時間もあればママチャリでも周れるのでは?と思います。
しかし、サイクリングで観光地に行くか?と言うとそうではないですよね。
「呼び込みたいといっても、どこにもサイクルスタンドは無いし」と話をしたら”?”が浮かんでました。
「この町周辺の山間部の道路は車通りも少なくサイクリングをしても良いのですが、メインで走りたい海岸沿いの道は交通量は多く車はかなりスピードを出して走る方が多いですよね。それに対し道幅(路肩がほぼない)は狭く走りにくい。また、今回の祭りは何かアナウンスされ言いましたか?ラジオでも聞いていませんし、ポスターや看板でも見ていませんよ。
あと、サイクリストへのアピールの為にイベント企画をしてみては?ただし、やる以上はケチらずにやること。」と話をしたら納得されてました。
市役所職員の方も聞くのではなく、実際に自転車で走ってみれば気が付く点は多いのでしょうが。
こちらに来て2か月がたちますが、ロード乗りを見かけたのは10人前後かな?
自分の視点では仕事で来ていなければ、サイクリングで来ることは無いしリピーターとして複数回来ることはないかな。
話で言い忘れていたのですが、ここにはサイクリングで来て味わいたいと思う食べ物がない。それがサイクリストを呼び込めない一番の理由かも?
しかし、市役所職員もサイクリストを呼び込みたいと安易に思いますね。
もう、ロードブームは終焉に向かっているのに今更感がありました。
長文失礼しました。
by ブラザー弟 (2019-10-28 07:15)
ブラザー弟さんへ
まあ、ブームの終焉は大歓迎で(苦笑)、それこそ「流行なので始めました」みたいな人が辞めてもらって、無駄に買った高級バイクがリユースに流れてくれれば万々歳です(笑)。
またレーサー気取った単なる暴走族のような連中もこの際一掃されてくれれば尚ありがたい・・・と、何時も本音丸出しで書くから敵が減らないんですよねぇ(爆)
まあまじめな話、「まっとうなサイクリング」に向かってくれると個人的にはありがたいです。
バイクも「グラベルロード」のように、道を選ばず乗り心地も良く、一昔前のロード並みのパフォーマンスを持っているという、自分のような「ロングライドツーリング」中心の人間には「ど真ん中」のバイクも出てきました。
また自転車で観光振興みたいな自治体のお話は星の数ほど聞きましたが、成功率は高くないようですね。
仰るように、まずそこに行くまでのアクセスとか、どうしても行って味わってみたいグルメがあるとか、道路状況とか、そしてこれが一番肝心なのですが、「何度見ても飽きない素晴らしいロケーション」があるか否かが成否を分けるような気がします。
そのうえで自治体が明確なビジョンを持ったうえで、「長い目で根気よく」取り組んでくれれば、十分活路は開けると思います。
近隣自治体で、地元の有志が「自転車イベントで盛り上げよう」と役所に持っていったら、「じゃぁ具多的にどのくらい儲かるんでぇ?」と返されあきれ果てたとありますが、これが多くの自治体の現実なのでしょうね。
by soraneko (2019-10-28 17:52)