ロードのパナチタンに、MTBのXTRのSPDペダルを付けました。 [自転車部品]
思い起こせば、自分がロードバイクを始めた2008年以降から、所謂「ロードバイクブーム」が始まったと認識しています。
まあ今のように「真偽不明の溢れるような情報」が氾濫していたわけでもないので、身近に手本となる人や教えてくれる人のいるチームに入っていなければ、おおむね情報の入手先はバイクを購入したショップか、自転車雑誌、インターネットを検索するといった感じだったと思ます。
ロード以前にクロスバイクに乗っている頃、所謂「ビンディングペダル」なるものを使うとなると、選択肢はほぼシマノのMTB用の「SPD」と相場が決まっていました。
この辺りが実は自分や多くの人々に「ロードバイクのビンディングペダルはSPD-SLやLOOKなどが当たり前」であり、SPDを格下の「ビギナー向け」という間違った認識を植え付けつぃまっていたように思うのです。
無論それは大きな間違いで、MTBのバイクやコンポーネントの方がむしろ先進的で高級であり、ロード用のコンポが「後追い」していることは周知の事実です。
さて、自分は最近通勤用のロードバイクと、冬の間のメインバイクの「パナチタン」をSPDペダルにして乗っています。
片面にビンディングあるタイプで、もう片面はフラットペダルとして、普通の靴で乗ることができるので、便利なことは便利でした。
あと、御存じのとおり自分は膝がダメなので、ガッチリ固定する「SPD-SL」のペダルだと、足の捻じれ系の動きの歪が全て膝に集中してしまいダメージが大きくなっていたので、比較的捻じれ方向に余裕があるSPDの方が足に優しいという事もあります。
ただ、もそもSPDペダルは自分がロードで行っているような「長距離ツーリング」を想定していなかったので、「こんなものかなぁ」と使っていました。
ただ、正直片面のビンディングだと、頻繁な付外しが面倒ですし、シューズも今一つ有っていないので、長時間履いていると足が痛くなったりしていましたので、今回思い切ってペダルとシューズを両方購入することにしました。
場合によっては各種イベントにも使えるようなものを選別しました。
で、そうなればいっそのことシマノのMTB用では最高峰の「XTR」を選びました。
うーん、箱からして高そうな感じですが、実際本当に高かったです(苦笑)
使い方として競技に使ったりXCをするわけではないので、重量は気にせず、踏み面が広く安心してペダルに足を載せられるように、周囲にガードがついているタイプにしました。
ロングライドで終盤など結構疲れていて注意力が落ちるので、踏み外さない方が安心であり、また転倒などした時も周囲にガードがあった方が安心です。
さっそく今つけているペダルをアーレンキーで外します。
ペダルは、長い事使用しているとクランクに固着してなかなか外れない事がありますが、原因は特にアルミのクランクの場合、ペダルシャフトの鋼鉄と、ねじの隙間に入った水が原因で「異種金属腐食」所謂「電食」を起こしてねじが回らなくなってしまう事が原因です。
自分は新しいペダルをはめる時には、必ずシャフトのねじにグリス等を塗布します。
グリスを塗ると滑って緩んでしなうと思うかもしれませんが、反対に滑ることで、同じトルクで回しても、よりねじ穴の先の方まで回ることで「軸力」という物が高くなり、ガッチリ締結して緩みにくくなります。
またねじとボルトの隙間にグリスがあることで水の浸入を防いで錆で固まることを防いでくれます。
自分は雨でも乗らなければいけない通勤用のバイクや、イベントが雨の想定の場合、各部のねじにグリスを塗布して錆を防ぐようにしています。
さてXTRをパナチタンのアルテグラFC6750のクランクに取り付けます。
クランク側にあるくぼみに、ペダルシャフトのフランジがまるであつらえたように「ぴったり」はまって、この辺りは流石シマノのパーツですね。
さて今度は新しいシューズです。
まあ、あまり高級な競技用のモノではない事もあるのでしょうが、こちらは何とも安っぽい箱です。
シューズはME3という、XCにも使えるものを選びました。
本当はもっと軽くて歩けるものをショップでは進められましが、サイズが「45」で選ぶと、選択肢ががっくり減ってしまいました。
こうなるとカラーも選べないのは、大きいサイズの宿命という感じでもう慣れっ子ではあります。
今通勤用ではいているシューズは44というサイズです。
今度のシューズは一回り大きいのが解ると思います。
まあ特にキツクはないモノの、冬場などで厚い靴下などを履いたりすると全く余裕はなく、足先が痛くなってきたので、一つ大きなサイズにして、あとはインナーソールとかで調整する予定です。
SPDのクリートを取り付けるのは本当に久しぶりなんですが、此処までは良かったものの、さて試に乗ってみると、なんだか具合がよろしくありません。
綺麗にペダルにキャッチしてくれなかったり、また外そうと思うと結構大きな力が必要だったりと、締結力をいろいろと調整しますが、なんとも上手くいきません。
困った挙句シューズを疑ってクリートの位置とかを、いろいろ変えたら何とか嵌るようにはなりましたが、両面のクリートがあるという事は、左右合計4個のクリートの調整が必要で、これを同じような感覚でキャッチ&リリース出来るようにするのに以外に手間を取りました。
とにかくツーリングで足元のペダルに余計な神経を使うのは出来るだけ避けたいところで、自然にキャッチしてもらって、自然にリリースできるようにしました。
これは先も言いましたがツーリングの後半は疲れて注意力が低下するので、踏み外して転倒したり、外そうとして外れなくて「立ちごけ」などしないようにする配慮です。
取りあえず使えるようにはしましたが、細かい調整や工夫などは、ロングライドを走ってみれば、色々な事が解るとは思いますから、今期の冬のテーマとなりますね。
さて、この記事をもって、自分のブログは今年最後になります。
なんだか慌ただしい一年で、元々いろいろやろうとしていたこ事は何もできなかったように思います。
その代わりに新しいイベントに挑んだり、ダイエットに挑んだりして、「それでもと、先を見て進む」事を心掛けたつもりではあります。
来年は「体重2ケタの自転車生活」元年として、色々な事をリセットして挑んでいこうと思っています。
おそらくやっていること自体は「代わり映えがしない」かもしれませんが、来年で55歳という「アラ還(アラウンド還暦)」という一つの節目になりますので、まず5年後の還暦に向かって一歩一歩確実に、歩んでいこうと思っています。
それではみなさん、良いお年を!
まあ今のように「真偽不明の溢れるような情報」が氾濫していたわけでもないので、身近に手本となる人や教えてくれる人のいるチームに入っていなければ、おおむね情報の入手先はバイクを購入したショップか、自転車雑誌、インターネットを検索するといった感じだったと思ます。
ロード以前にクロスバイクに乗っている頃、所謂「ビンディングペダル」なるものを使うとなると、選択肢はほぼシマノのMTB用の「SPD」と相場が決まっていました。
この辺りが実は自分や多くの人々に「ロードバイクのビンディングペダルはSPD-SLやLOOKなどが当たり前」であり、SPDを格下の「ビギナー向け」という間違った認識を植え付けつぃまっていたように思うのです。
無論それは大きな間違いで、MTBのバイクやコンポーネントの方がむしろ先進的で高級であり、ロード用のコンポが「後追い」していることは周知の事実です。
さて、自分は最近通勤用のロードバイクと、冬の間のメインバイクの「パナチタン」をSPDペダルにして乗っています。
片面にビンディングあるタイプで、もう片面はフラットペダルとして、普通の靴で乗ることができるので、便利なことは便利でした。
あと、御存じのとおり自分は膝がダメなので、ガッチリ固定する「SPD-SL」のペダルだと、足の捻じれ系の動きの歪が全て膝に集中してしまいダメージが大きくなっていたので、比較的捻じれ方向に余裕があるSPDの方が足に優しいという事もあります。
ただ、もそもSPDペダルは自分がロードで行っているような「長距離ツーリング」を想定していなかったので、「こんなものかなぁ」と使っていました。
ただ、正直片面のビンディングだと、頻繁な付外しが面倒ですし、シューズも今一つ有っていないので、長時間履いていると足が痛くなったりしていましたので、今回思い切ってペダルとシューズを両方購入することにしました。
場合によっては各種イベントにも使えるようなものを選別しました。
で、そうなればいっそのことシマノのMTB用では最高峰の「XTR」を選びました。
うーん、箱からして高そうな感じですが、実際本当に高かったです(苦笑)
使い方として競技に使ったりXCをするわけではないので、重量は気にせず、踏み面が広く安心してペダルに足を載せられるように、周囲にガードがついているタイプにしました。
ロングライドで終盤など結構疲れていて注意力が落ちるので、踏み外さない方が安心であり、また転倒などした時も周囲にガードがあった方が安心です。
さっそく今つけているペダルをアーレンキーで外します。
ペダルは、長い事使用しているとクランクに固着してなかなか外れない事がありますが、原因は特にアルミのクランクの場合、ペダルシャフトの鋼鉄と、ねじの隙間に入った水が原因で「異種金属腐食」所謂「電食」を起こしてねじが回らなくなってしまう事が原因です。
自分は新しいペダルをはめる時には、必ずシャフトのねじにグリス等を塗布します。
グリスを塗ると滑って緩んでしなうと思うかもしれませんが、反対に滑ることで、同じトルクで回しても、よりねじ穴の先の方まで回ることで「軸力」という物が高くなり、ガッチリ締結して緩みにくくなります。
またねじとボルトの隙間にグリスがあることで水の浸入を防いで錆で固まることを防いでくれます。
自分は雨でも乗らなければいけない通勤用のバイクや、イベントが雨の想定の場合、各部のねじにグリスを塗布して錆を防ぐようにしています。
さてXTRをパナチタンのアルテグラFC6750のクランクに取り付けます。
クランク側にあるくぼみに、ペダルシャフトのフランジがまるであつらえたように「ぴったり」はまって、この辺りは流石シマノのパーツですね。
さて今度は新しいシューズです。
まあ、あまり高級な競技用のモノではない事もあるのでしょうが、こちらは何とも安っぽい箱です。
シューズはME3という、XCにも使えるものを選びました。
本当はもっと軽くて歩けるものをショップでは進められましが、サイズが「45」で選ぶと、選択肢ががっくり減ってしまいました。
こうなるとカラーも選べないのは、大きいサイズの宿命という感じでもう慣れっ子ではあります。
今通勤用ではいているシューズは44というサイズです。
今度のシューズは一回り大きいのが解ると思います。
まあ特にキツクはないモノの、冬場などで厚い靴下などを履いたりすると全く余裕はなく、足先が痛くなってきたので、一つ大きなサイズにして、あとはインナーソールとかで調整する予定です。
SPDのクリートを取り付けるのは本当に久しぶりなんですが、此処までは良かったものの、さて試に乗ってみると、なんだか具合がよろしくありません。
綺麗にペダルにキャッチしてくれなかったり、また外そうと思うと結構大きな力が必要だったりと、締結力をいろいろと調整しますが、なんとも上手くいきません。
困った挙句シューズを疑ってクリートの位置とかを、いろいろ変えたら何とか嵌るようにはなりましたが、両面のクリートがあるという事は、左右合計4個のクリートの調整が必要で、これを同じような感覚でキャッチ&リリース出来るようにするのに以外に手間を取りました。
とにかくツーリングで足元のペダルに余計な神経を使うのは出来るだけ避けたいところで、自然にキャッチしてもらって、自然にリリースできるようにしました。
これは先も言いましたがツーリングの後半は疲れて注意力が低下するので、踏み外して転倒したり、外そうとして外れなくて「立ちごけ」などしないようにする配慮です。
取りあえず使えるようにはしましたが、細かい調整や工夫などは、ロングライドを走ってみれば、色々な事が解るとは思いますから、今期の冬のテーマとなりますね。
さて、この記事をもって、自分のブログは今年最後になります。
なんだか慌ただしい一年で、元々いろいろやろうとしていたこ事は何もできなかったように思います。
その代わりに新しいイベントに挑んだり、ダイエットに挑んだりして、「それでもと、先を見て進む」事を心掛けたつもりではあります。
来年は「体重2ケタの自転車生活」元年として、色々な事をリセットして挑んでいこうと思っています。
おそらくやっていること自体は「代わり映えがしない」かもしれませんが、来年で55歳という「アラ還(アラウンド還暦)」という一つの節目になりますので、まず5年後の還暦に向かって一歩一歩確実に、歩んでいこうと思っています。
それではみなさん、良いお年を!
XTRのペダルイイですね。
私もペダルとシューズを新調したいのですが、先日フレーム買ったばかりですし、当面自重します。
今年一年お疲れ様でした。
ゆっくり休んで良いお年をお迎えください。
by ももんが (2019-12-29 11:40)
ももんがさんへ
このペダルと靴の組み合わせは、試してみましたが使いやすく痛みも出ず、良い買い物をしました。
やはり体に触れる部分は一番大切であり、本来こういうところにコストを掛けるべきだということを再確認しました。
ももんがさんも、心穏やかに過ごせる良い新年をお迎えください。
by soraneko (2019-12-30 17:24)