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ロードバイクを乗るのにプロテクターは必要? [自転車環境]

自分の年齢を考えれば、今さら「老いたなぁ」はそりゃ当たり前だろうという事になりますよね。

若いころ出来ていたこと、運動関係でいえば、絶対的な筋力や耐久力もさることながら、決定的に衰えて、それが努力では賄えないなぁと実感しているのが、とっさに回避行動がとれる反射神経ではないでしょうか?


ちなみに最近ブログの文字を大きくしたのは、当然のように視力が衰えて細かい文字が見えなくなったからです。とほほ・・・・


さて、今でこそ標準装備に成っている自動車の「ASB(アンチスキッドブレーキ)」ですが、自分の場合は若いころこのアイテムを馬鹿にしていて、緊急回避に関しては絶対の自信を持っていました


事実何度も際どい状態を紙一重で回避していましたが、ある年齢を境に、回避でパニックブレーキをかけたところ、その後ブレーキを抜いて転舵で進路を変更することが出来ず、そのまま滑って衝突してしまいました。


結局その事故で教訓として得たのは、自分の操縦能力を過信してはいけないという、当たり前の事ではあるのですが、それに気が付いて年々安全運転方向に運転技術をシフトしていき、以後、購入する自家用車は必ず中古車であってもABS装備が絶対条件になりました。


さて本題の自転車の話ですが、自分の場合は距離を走りますし。悪天候もあれば、ロングライドイベントなどでいろいろな環境で走行する事もあり、それだけリスクも大きいと思っています。


で、安全方向に振って走行しているつもりであっても、どうしても「転倒」が避けられないケースに遭遇することもあり、40歳代や52歳くらいまでは、子供のころ柔道をしていたこともあり、受け身がとっさに取れたことで、せいぜい擦り傷や打ち身程度で済んでいました。


しかし、4年前に交差点で右折する車に巻き込まれそうになり、とっさに飛んで逃げたのは良かったのですが、なんと両手を突き出して着地してしまい、両腕の肘に重度の捻挫を負ってしまった頃から、自分の反射神経について完全に自信を失ってしまいました


とどめは昨年7月に、りんりんロードの改修前の路面で突然自転車が滑って転倒して10m程路面を滑走した事故の時は、自転車に乗る前からダメになっていた膝を更に痛めてしまい、結局完治・・・はもう無理として、問題ないレベルに戻すのに半年以上かかってしまいました。


で、いろいろと過去の怪我や転倒時の状況などを思い出すと、大けがをするのは決まって夏季であって、理由は簡単で、半そで半ズボンの夏スタイルで、生身で素肌の状態であったからです。


これが冬季に成ると、何せ‐12.6℃の真夜中から走りだす大バカ者なので(苦笑)、外国の某有名タイヤメーカーのマスコットのように、二重三重に着込んだ防寒着がプロテクターに成っていて、大けがを防いでくれていました。


で、本当ならマッドマックスのように(古いなぁ)全身プロテクターで固めればよいですし、MTBでトレイルする人などはプロテクターは当たり前の装備に成っています。


とはいえ、ロードバイクでガチガチのプロテクターも、格好の問題というより快適性と重量の問題でどうなんだろうと色々と考えた結果、最低限度のプロテクターで、出来るだけ走行パフォーマンスに影響のないようにしようと、今回膝(ニー)と肘(エルボー)に衝撃吸収機能のあるパットの付いたサポーターに行きつきました。


で、試しに購入したのがこの商品です。

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無題.jpg

もう無収入なのにまた無駄使いしてぇ!(苦笑)


とはいえ、やはり機能性重視で有名メーカー品などを購入すると、平気で1万5千円くらいはするので、お試しとあれば、このあたりのコストパフォーマンスが下限かなぁと思って購入してみました。


とりあえず試着してみます。

RIMG5624.JPG
RIMG5625.JPG
サポーターの薄い布地の部分は、結構伸縮性があり、そんなにきつくはありません
パッドの部分もこの商品は一体のブリックではなく、六角形のハニカム構造で小さいブロックを並べてあるので、腕や足の屈伸を極力邪魔しないようになっています。
まあ肘は良いとして、常に動いている膝の部分は全く気になら無いわけには行かないでしょうから、これはロングライドして、評価しようと思います。
個人的にはこんなものが役に立ってほしくない最右翼の装備ではありますが、万が一を排除できない上に、もう本当に回復力が衰えていて、今後大けがをした場合、今までのように回復するという保証がありません
特に夏季は薄着になる以上、何らかのプロテクターの装備は必至とあれば、是非この程度の値段の商品で使えるものであってほしいと、切に願う物であります。

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コメント 2

ブラザー弟

soranekoさんへ
老化とは残酷ですね。
出来ていたと思うことが、ある日突然にできなくなり…。
基本、自転車は保護具はヘルメットだけですからね。
プロテクターも重要ですが安全第一で。
本日は原作小説が30年以上前の作品が映画化されたので観に行きました。
原作で覚えているのはギロチンだけでしたが、映画を観て「単なるテロじゃん!」って感じ。
まぁ、原作者的には「バイストンウェル物語」しか興味が無いんじゃないのかね。
by ブラザー弟 (2021-06-11 20:23) 

soraneko

ブラザー弟さんへ

老化はどうしても避けられませんが、運動機能の部分はある程度その機能の降下率を下げる事は、トレーニングする事で可能に成ります。
安全関係のお話では「KYT(危険予知トレーニング)」で、ケース毎の危険性を予見する能力を身に着けられますので、注意力を安全方向に向けて、反射神経の衰えは、アクシデントに至る時間を稼ぐ・・・要するに速度を落とすことで。十分補う事は出来ると思います。

そうですか、上映延期されていましたがついに!
まあ、単にテロリスト始末記とも言えますよね。
MSも恐竜化した第2世代の最後の断末魔ですものね。
この世界観も、誰かさんが自分で大風呂敷広げておいて、あちこちでほころんだ挙句の果てに、自分でも終始が付かなく成っただけかなぁと。

個人的にはコミックアンソロジーとして、漫画家の長谷川裕一氏が展開している宇宙世紀の話の方が好きです。
この世界観で解釈すると、サイコフレームの素材は、時を越えて再生された「イデオナイト」の残骸とも取れます。
人の意志、残留思念、怨念を取り込んで云々とかです。

ま、この作者の主題は「人間賛歌」「人の優しさと逞しさ」なんですがね。
NTの万能性やもたらされる輝かしい未来など、真っ向から否定していますものね(笑)

by soraneko (2021-06-12 07:57) 

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