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自転車部品の納期が、なんと来年とは! [自転車部品]

巷でいわれる、「コロナ禍による世界的な自転車ブーム」ですが、国内はどうなんでしょう?
ロードバイクに関しては一時のブームは終焉したというイメージで間違いないようですが、何せ最近無職の引きこもり、おさんどん介護者なので(苦笑)、どうも世の中の生の声を聴く機会が少ないので、いまいちイメージがわきません。
とはいえ、クロスバイクの売買を行っていて、某オークションを頻繁に利用していますが、以前の記事に書いた通り、5年前のクロスバイクが新車に近い価格で落札されている(プレミアム物ではない量販機種)事を見ると、なるほどなぁと納得できます。
恐らくですが、販売のボリュームゾーンは、ハイエンド機種や競技に使うような高級機種ではなく、また買い替えなどでなく新規の顧客が、どちらかというと生活の脚プラスアルファの価値を見出してフィットネスや、ツーリングに使う目的で、日本でいえばクロスバイクの様なバイクの需要や、これも大きいと思うのが電動バイクの需要も急激に増えているので、それらが使用するコンポーネントの供給が追い付かない状況に成っているのだと思います。
さて、話は変わりますが現在組み立て中のクロスバイクのトレックFX7.5ですが、とある部品が届かないので先に進まない状況に成っています。
基本中古品やジャンク品で組み立てる方針のFXですが、シフターとリアディレイラーは新品を購入します。
理由は、上記の理由による中古品価格の高騰で、新品の価格と1000~2000円程度の差まで迫っている事と、シフターなどは、樹脂部品が多く、中古品は故障する場合が多いからです。
リアディレイラーに関しては、最初壊れていたジャンクのRD4500ティアグラ(9速様)をオーバーホールして使う予定していたのですが、シフターが新品で、だったら10速にしようとなり、更にスプロケットを34Tが使えるようにしようという事で、ロード用で同じティアグラでも最新のRD4700GS(ロングゲージ)を新品で購入しました。
自転車部品納期2.jpg
所が、よく確認しないでポチッた事もありますが、海外在庫品だったようで、発送されたのが6月22日(本当ならば!)なのに、いつまでたっても配達日が決まりません
こりゃアカンはと、だったら数日内に納品される別の物でもと物色してAmazonを見ていたら、その商品の納期を見て驚きました!
自転車部品納期.jpg
2022年?来年?半年後?なんだそりゃぁ!!
成るほど、年内は新車が納入不能という話も、これを見れば頷けますよね!
ちなみに、これだけ需要が有れば、生産を増やして対応できないか?と思われるかもしれませんが、以前の経済成長期にのイケイケドンドンのころならともかく、幾つかの経済クライシスを経験している現在は、各企業も余程の事が無ければ生産ラインの増設などは及び腰になっています。
更にコロナ禍の影響で、人員の確保が難しいケースも多く、加えて経済回復に合わせて、素材である鉄やアルミ、ステンレスなどは需要が拡大しており、取引価格も高騰しているだけでなく、予定量を確保することも困難になっています。
こりゃ、いくら儲けるチャンスとはいえ、早々生産数を増やせませんわね。
ちなみに今や自転車界の巨人と言われるシマノの場合、やはり小回りは効かないでしょうが、サードパーティ品等を出しているさな企業などは大きなビジネスチャンスであり、相応した商品が出回る可能性もあります。
最近は三次元データでの設計と、構造解析が比較的安価に出来るのと、レーザーを使った3次元の計測や三次元プリンターなどで、簡単に金型や試作品が作れるるようになりました。
それこそ3人程度の事務所でも、海外の工場にデータを送ると少数ロット部品の生産は難しくなくヒストリックカーの絶版部品の再生産(リーバースエンジニアリング)も盛んにおこなわれているので、自転車部品なども同様の流れが有ってもおかしくは無いですね。
で、周り回って中古品の取引価格の高騰と成るわけですが、なるべく安く自転車を組み立てようと考えている自分にとっては、身勝手な話ですが、甚だ迷惑な話でありますなぁ(苦笑)

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