雨の日にFX試乗で、見えた方向性 [自転車本体]
何というか、夜中の2時にパット目が覚めてしまいまして、こうなればFXの試走をと行きましょう。
イヤイヤ雨がずっと降っているでしょう!
と、FXは悪天候時の走行を想定してのパッケージで組み立てたので、ある意味絶好のチャンスではあります。
まだこの時点では降っていません。
岩瀬駅でとうとう大粒の雨が降ってきました。
ちなみにVブレーキにはシマノのシビアコンディションというシューを入れています。
これが、濡れていても結構制動力がありますが、初期制動のタッチはいまいちで、コントロール性は決して良くないかもしれません。
しかも!ダストがすごく、リムとタイヤのアメサイドが真っ黒になります。
しかし、これだけの雨で走るのは久しぶりです。
で、この天候でりんりんロードを走ると・・・・・
これが自分を含めて何十人ものサイクリスタを血祭りにあげてきた「恐怖!物凄く滑るカラー舗装」です!!
おまけにようやく再舗装の工事に着手したらしいのですが、草刈りの残りをそのまま積み上げておくので、路面はこの様に成ります!
サイクリスタはともかく、地元の学生や通勤の方も使うんですが、いったい何処が工事を請け負っているんでしょうね(苦笑)
ちなみにロードでこれを走破しようとすると、30分くらい転倒の恐怖と戦って戦々恐々で通過しなければいけませんが、装着したグラベルキングSS28Cは、不意に手応えが無くなるとか、滑り出すとかもなく、無論油断はしませんが、安心して走ることが出来ました。
さて肝心のFXですがインプレをまとめます。
◎良い点は
1、トレックらしい頑丈でしっかりしたフレームで、ロングホイールベースなので、路面の状況に左右されにくく、鷹揚にゆったり走れる。
2、古いアルミフレームだが、悪戯に固めていないので思ったほどガツガツ突き上げてこない。
3、特別な構造でないので、汎用品が使えて応用が効く
×悪い点は
1、重量は簡易計測で装備品込み11.1㎏と重くなさそうだが、持った感触や走りだしに、ズシリと重さを感じる。
2、平地を巡行するのにはあ良いが、勾配が有ると途端にペースが落ちる。
3、鷹揚な運動性の反面、踏み込んでも反応が薄くペースが上がらない
といったところで、まあ組んでいて概ね想像出来ましたが、前回のジオメトリィ計測からも、「長細いフレーム」で、サドルの位置がかなり後ろに成ってしまっています。
重量・・・・であれば「大人げない方法」で、簡単に1㎏は落とせます。
まずペダルが片方で576g(!)もあるので、軽量なペダルで500gは減らせます。
更にWH9000とRAEC A EVO4の組み合わせで、これまた500gは削れますが、これは最後の手段です。
恐らくポジションを煮詰めれば多分相当解決できると思います。
ただしやり過ぎると「だったらロードに乗ればよいじゃないですか?」となりますので、もう少し様子を見ながら煮詰めてみたいですね。
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