自転車に長く乗り続けたくて [雑談]
前回のペダルエクステンションとQファクターのお話の続きに成ります。
実はこの話題に拘るのには理由が有ります。
自分は自転車を趣味を持てた事、生活の最も大切な事に成れたことを誇りに思っています。
これからもできる限り自転車に乗っていたいと思うのですが、最大の懸案は「老化」に成ります。
自分が今の形での自転車生活を送るようになったのは30代後半からで、もうそろそろ20年近くに成りますが、体力面の衰えは当然として、やはり老化に伴う身体の劣化・・・具体的には膝であったり腰などに問題を抱えていて、それらが決して良い方向に行かない事は間違いありません。
それなりに食事やサプリメント、整体などで対策してきましたが、それにも限界はあります。
自転車に乗る事すなわち運動である事から、自転車の乗り方によって体の負荷に違いが有るので、若いころであれば「速く走る」「長く走る」とう方向性で技術を磨いていましたが、その努力は身体の劣化を防ぐ方向に向けるべきだと思っていますし、そのように最近は心がけています。
まあ、この話をすると色々長くなるので(苦笑)今回はQファクターについて。
実は、「パフォーマンス方向」の為にQファクターを広げるという話は、自分の不勉強を考慮に入れても聞いた事が在りません。
これで勝てるのなら、自称自転車のプロと称する競技上がりの連中が、さも偉そうに雑誌やSNSで吹聴しまくって、メーカーと結託して「これを使えば早く成れる」みたいなパーツを高額で売り付けてボッタ食ってウハウハして高級外車買ってオネエチャンはべらせ・・・・・以下略(苦笑)
ゴホッ!多少私怨が漏れてしまいましたが(苦笑)、簡単に言えば自分の場合脚・・・特に膝の負荷を少しでも減らしたいために行っています。
ここで文章だけで説明するのは。いや出来るのですが、これ以上クドイのは本当に見苦しいので、図を用意してみました。
ああっ、下手な図解だなぁ(笑)
簡単に言うと、多くの日本人の成人男性がペダリングなど意識せずロードバイクに乗ると、上の図のようにガニ股でペダルを回しているサイクリスタが多いです。
これは各種イベントやツーリングなどで、走行しているサイクリストを後ろから見ていると、やはりビギナーや走りなれていないサイクリスタほどガニ股に成っていました。
また片足だけガニ股に成るアンバランスなペダリングをしているサイクリスタに声をかけて、脚の違和感や痛みの場所を指摘したところ、ほぼ指摘通りでした。
要するに理論通りなら、椎間板の付け根間とQファクタ(正確にはクリートの中心位置)が同じであれば、脚は真っすぐ動いているはずなので、ひざ周りの筋や筋肉に余計な負荷がかからないはずです。
ただし、これがポジションやペダリングの難しいところで、なにせ相手が機械ではなく「ナマモノ」ですので、これこそ「個人差」で骨格や筋肉の付き方鍛え方や習熟度合によって一様ではありません。
先日よりクロスバイクのFXやロードのLOOKにペダルエクステンダーを付けて走行していますが、SPDペダルのクリートが動くと「ゴキュゴキュ」と金属の擦過音がしていて、足首がねじれ方向の動きをしていることが有ったのですが、Qファクター改善後は、まったくその音が出ないようになりました。
これがSPD-SLだと足首が完全固定されるので、捻じれによる間接の負荷はもっと大きくなるわけですね。
こういった地道なポジションやペダリングの適正化は、何度も書いていますが高級な機材を買う以上の効果が有り、無職無収入の身分の自分の場合、「もはやこれしか手段が無い」訳ですが(苦笑)、本来なら自転車生活の扉を叩いてくれたビギナーの方に、こう言うお話をしていきたいところです。
2021-09-26 11:20
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