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13年ぶりに自家用車に雪道装備を実装! [自動車]

なんか自動車についてこのブログで書くのは新鮮ですね。

自分物心つく前からの自動車好きで、一時はそれを職業に選んで30年も飯を食っていた人間です。

「三つ子の魂百までも」とはよく言ったもので、今でもそれは変わらず、最近は朝5時に起きてCSのナショナルジオグラフィツクやディスカバリーCHで「カー・SOS」「クラッシックカー名車再生」等を味噌汁を作って朝飯の準備をしながら鑑賞するのが日課に成っています(笑)


ただ、自分としては「趣味の自動車三昧」は2008年9月に、リーマンショックの襲来を予想して「多分サラリーマンの収入では自動車趣味を維持できない」と判断して、あれだけ大切にしていた「スバルインプレッサグラベルEX」を売り払い、以後通勤用として1台だけ経済的な車を乗り続けているだけでした。


以前は冬になると雪山に走りに行くのが何よりの楽しみで、インプレッサ以前に乗っていた「スバルレオーネRXⅡ」で、それこそSUV車でも入れないような林道や、雪が深く積もる田舎道をわざわざ選んで走りに行ったり、秘境の温泉を見つけに行ったりしていました。


だから、冬の雪道、まして冬山の恐ろしさは身をもって経験していて、何度も脱出不能に成りかけたり、立ち木に激突して谷底に落ちそうになったり、-15℃の山道でタイミングベルトが切れたり、事故で動けなく成ったりと「若気の至り」で済まされないような目にもあっていました。


ただ、それでも無事「生還」出来たのは、アウトドアとサバイバルの知識があり、その頃より「災害オタク」として危機管理という概念が有ったので、「最悪の条件を想定した万全の装備」を搭載して活用できたからであり、おかげでトランクには必ずスコップやジャッキ、ロープ、火起こし道具の鉈やのこぎりなど・・・・見方を変えれば人を殺して埋めに行く装備ともとれる物を持ってうろついており(苦笑)、以前夜中に成田空港の近くで外国の要人が来るというので特別警戒中の非常線を張った警官に尋問を受けて、危うく連行される寸前まで行ったこともありました(苦笑)


以来13年、4WDの自家用車とも遠ざかり、自分が乗っていた某社のFFのミニバンは、雪道に弱いとの定評がある車でしたので、冬季の長距離ドライブは封印し、通勤で出かけるときだけ雪道を走るだけだったので、大げさな装備を搭載することもありませんでした。


さて、今や某メーカーと取引関係にある会社に勤めている訳ではないの、大手を振ってレボーグだろうがフォレスターだろうが、インプレッサSTIだろうが(うーんスバル車ばかりだな)、本命のジムニーだろうが買ってきて、以前のように雪山に出かけることに支障は・・・・とまあ、何を買おうが何をしようが自由なのですが、流石にこの歳で行く先を考えれば、「今更自動車趣味にかける余計なお金は無い!」という結論しかなく、もし次の車を買うのなら中古の軽自動車(軽バンや軽トラ)あたりか、完全に車を引退して原付2種のスクーターか「カブ」を買おうかなと考えている有様です。


とはいえ、久しぶりに車に乗って気ままなぶらり旅でもしようと計画していたのですが、結局12月に入ってしまい、例えスタットレスに換えてあっても、万が一雪山などで立ち往生する危険性も・・・・・と考えるともう止まらなくなってしまい(苦笑)、今回13年ぶりくらいに、雪山装備を購入することにしました。


以前の装備を・・・と、物置から出してみると、既に朽ち果てて使い物にならないか紛失していたからですが、やはり13年も経つと装備品も随分変わっています。

さて、今までもロングドライブの時は、出先での不測の事態での立ち往生を想定しての車内泊や、水や食料、防寒装備等は既にありますので、主に雪山で立ち往生しそうなときに必要な物を購入しました。

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まずのこの袋ですが、中には車に降り積もった雪を払うブラシが入っています。

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組み立てるとワイパーブラシに長い柄が付いたものになり、車体を傷つけない硬質プラスティックのヘラも同胞されていますから、「湿ったドカ雪」が降り積もらなければ十分使えそうです。
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次は埋もれた時に脱出の時に使う絶対に必要なスコップです
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アルミ合金のパイプで出来ており、一冬ガンガンに使える程の強度はありませんが、これも新雪などの乾いた雪なら十分使えそうな代物でした。

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結構軽量で、これなら長時間作業しても負担は少ないと思いますし、かといって樹脂製だと直ぐに壊れてしまうので、ちょうどよいバランスのスコップです。
これは車輪が空転して動けなくなったときに、車輪の下に敷いてグリップを回復させるものです。
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昔は使わなくなったゴザやカーペット、毛布などを代用していて、本格的なオフロード車ならアルミ製のゴツイラダーを積んでいくところですが、余程の吹き溜まりに突っ込んで動かなくならない限り、この程度の物でも使い捨覚悟で役には立ちそうです。
どの商品もそうですが、分解して収納袋に入ったり軽量だったりと、持っていても邪魔に成らないようになっているのが便利で、値段も随分安くなっています。
あと、緊急用という訳では有りませんが、真冬の車中泊にと以前購入して置いたポータブル電源で、ひざ掛け程度ではありますが電気毛布を使ってみるこにしました。
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車中泊の装備をネットで検索していると、この組み合わせを使っている方が結構多いようで、本格的なキャンカーで、断熱処理をしていて、エアコンやFFヒーターなどが使えればよいでしょうけど、普通の車で車中泊するのに、もし電気毛布が使えるのなら、非常にありがたく、これは成るほど試してみようという事に成りました。
数年前に買った電気毛布(ひざ掛け?ブランケット?)ですが、軽くて消費電力が低い割には結構暖かくなり、この程度の電源で一晩持ってくれそうな気がします。
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これも時代を感じさせますね。
以前でしたら4シーズン用のシュラフに毛布を何枚もグルグル巻きして、せいぜい「ハクキンカイロ」入れて、翌朝までガタガタ震えていたものですが、シュラフの性能も上がっていますし、断熱素材のエマージェンシーブランケットに、使い捨てカイロべたべた張りまくれば結構何とかなっていて、それに電気毛布が有れば心強いです。
これは「耐久テスト」を今晩実施してみます。
昨晩の19:30から電気毛布の電源を入れて、1時間後に温度設定を「中」にした状態で、結局4:30まで使用しましたが、ポータブル電源は、途中でシャットダウンして再起動できないという現象も無く、電気も残量2目盛り残して、朝まで快適に使用できました。

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えすぷれそ

えええ!!RXⅡ乗ってたんですか!
レオーネのあの「直線美」が好きでした。ときどきイベントとかでクーペのRXⅡ見ますが今でもかっこいいと思います。
by えすぷれそ (2021-12-07 00:59) 

soraneko

えすぷれそさんへ

当時かなり入れ込んでいて、オンボロの中古車を見つけてきて、解体屋さんでパーツを漁り、自分でさび落としや一部塗装等、コツコツとレストアして、合計3台乗り継ぎました。
この車でドライビングテクニックや自動車整備の基本を学んだようなもので、自分にとっては今でも最高の車です。

結局あの時代の日本車特有の樹脂部品の劣化や電装品の故障には散々悩まされて、最後はECUの基盤からダメに成り、なんとスバルディーラーが修理にさじを投げたので、維持費用に現実性が無いと判断して諦めました。

良く考えれば、やっている事の対象が自転車に代わっただけで、自分は昔から全然変わっていない・・・というより成長していませんね(苦笑)
by soraneko (2021-12-07 07:11) 

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