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出雲・しまなみ海道・下関遠征、2週間の「遠征車中泊編」 [イベント]

ようやく一つ旅行記がまとまりました。

この調子だと、すべてまとめる前に記憶が薄れそうですが、まあ何とかしましょう!


さて、3月の18日から30日までの間、20日に開催された島根県の「出雲センチュリーライド」と、27日に開催された「ツールド下関」に参加し、その間の1週間は、主に広島県の竹原から「やまなみ街道」をへて愛媛県の今治を拠点に、「しまなみ海道」や、岡村島から広島県の暮れに向かう「とびしま海道」等を巡ってきました。

旅行経路.jpg

個人的にこれだけの期間出歩いたのは初めてで、毎日が本当に充実した良い遠征でしたが、あまりに充実しすぎて(苦笑)、すべてを記載すると本当に本を出版する規模の作業に成ってしまいそうなので、「遠征車中泊編」出雲センチュリーライド編」「しまなみ・とびしま海道編」「ツールド下関編」に分けて、時間を見つけて編纂し、公開していきたいと思います。


さて今回はその車中泊編ですが、正確には2週間すべて車中泊したわけでなく、半分はビジネスホテルに宿泊していました。

まあ、今回の目的はイベントの参加でしたので、イベント開催前後の宿泊は、体調を整える事を最優先したので、ベットでの就寝を選びました。


車中泊は主に移動中の宿泊の手段にとりましたが、これは宿泊地を限定することによるルートや時間の制限を外して、自由に動きまわれることを目的としたためです。

無論、高速道路を極力使わない事も含めて「旅費の節約」が大前提で、今後各種イベントなど、宿泊地や予約の制約なしに、出来るだけコストを掛けずに気軽に出かけられそうです。


1、宿泊地について


まあ、安全に駐車出来て、民間地などに無許可で「不法侵入」でなければどこでもよいとは思いますが、基本的に「道の駅」等、他の車両も利用している場所が安心だとは思います。

やはりポイントは「トイレ」で、そうなると道の駅かそれに近い街道沿いの公設駐車場が多くなります。

初日は宍道湖のほとりの「宍道湖ふれあいパーク」に泊まりました。

宍道湖ふれあいパーク.jpg

平日はあまり混雑していない事を確認して、端の方に陣取って、装備品を引き出して整理したり、イベントで使うためにバイクを組み立てて調整したりしていました

基本的に移動中は朝と夕方に時間をかけて車内の整理とゴミの分別などを欠かさず実施していました。

2度目の車中泊は、出雲センチュリーラードの後の移動中で、広島の竹原からフェリーで渡った愛媛県今治市の大三島の「道の駅多々羅しまなみ公園」で、ここは以前イベントのコースで寄ったところですので、土地勘が有ったので選びましたが、地元の暴走族が爆音響かせて走り回るのには参りました(苦笑)
多々羅しまなみ公園.jpg

翌朝はあいにくの雨で、海岸線でのモーニングコーヒーとはいきませんでしたが、以前購入した小型の電気鍋「山善コンパクトクッカー」でお湯を沸かして、車内で朝食を取りました。
さてお次はツールド下関を終えて、帰路に就く間の車中泊です。
流石に本州の最西端である山口県の下関から栃木県の宇都宮までは1000㎞以上ありますので、下道中心で走ると、最低でも3日はかかってしまい、この道程はすべて車中泊で行くと計画してありました。
初日はイベント当日に終了後の移動で辿り着いた場所で、萩市の「道の駅萩しまーと」です。
道の駅萩しまーと.jpg
ここは移動中に駐車スペースが広く、街道からも離れていて良さそうなので選びましたが、到着時にはすでに真っ暗で、詳しい様子はわからなかったのですが、奥に青果市場があって、早朝から賑わっていて目が覚めてしまいました。
車は他の車両の往来の邪魔にならない場所に止めておいたので、地元の皆さんの仕事の邪魔に放っていなかったのと思います。
お次は帰路二日目に、鳥取砂丘を見た後に辿り着いた、福井県若狭町にある、舞鶴若狭自動車道、「三方五湖PA」を選びました。
日本海側は高速道路も無料区間が多く、それなりに利用しましたが、ここはれっきとした有料区間ですが、高速道路でのPAやSAの車中泊を試すために選びました。
三方五胡PA.jpg

此処にある手前のも寄りましたが、とにかくトラックの車中泊が多く、小さなPAは乗用車が泊まる余地もないほどで、こちらに流れましたが、これはこれで大正解でした。

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此処のトイレはなんと暖房がしてあり、非常に奇麗で快適な物でした。
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さらに驚いたことにコンビニが24時間営業してあり、まるで車中泊をするためのPAと言ったところで、そのように整備されているのでしょう。
こういう設備が日本の物流を支えている訳ですね。
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自分も夜勤で夜通し走り続けるような仕事をしていたから分かりますが、長距離トラックドライバーの労働環境は過酷であって「命を削る」は大げさでは有りません。
企業や一般消費者は、こう言う所のコストを削る事で業績を上げてきたり、格安の配送料で物品が手に入るなどの恩恵を受けている訳で、誰かの生活や健康を犠牲にしている事で、自分たちの豊かな生活が有る事を知っておいてほしいと思います。
周囲はエンジンの音とか結構騒々しいのですが、もうこういう環境も慣れたもので、問題なく眠れます。
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こうなると、何処でも車中泊は行けそうな気がしますね!
この旅最後の車中泊は、長野県北杜市の「道の駅こぶちざわ」です。
道の駅こぶちざわ.jpg
一義的には此処の温泉「延命の湯」に入るために寄りました。

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此処も「ゆるキャン△」の聖地で、前回の聖地巡礼で漏れてしまったところです。
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しかし、随分「物騒」な掲示板にリンちゃんが貼り付けられていますね(笑)


此処では入浴だけのつもりでしたが、どうも旅の疲れが出てきたのか、これ以上無理して走っても事故を起こすだけと判断して、早めに此処での車中泊に切り替えてしまいました。


2、食事について

今回は特別な物を用意したわけではなく、車中泊用にストックしておいた物を朝食に利用しました。
ただ、道の駅の駐車場で火気を使用するわけには行かないので、起床後移動して人気のない所を選んで、ノンビリ朝食作りながら、清掃もしてその日の移動の為の準備をしていました。
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朝食作りと言っても、調理をするわけではなく、基本的にお湯を沸かして作れるものに限定しました。
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これは、食器類を汚すと洗うのが面倒で手間もかかりますし、水気の多いゴミを出したりすると、生ごみの処理が困る事を想定しての事でしたが、結構工夫すると色々な物が食べられます。
という事で、今回はこのアルファ米がメインとなりましたが、流石に作り方が慣れてきて美味しく作れるように成って来ました。
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但し、味が結構単調なのも事実で、味の濃いおかずとか味噌汁とかが有れば良いのですが、単体で食べるのに何かないかなと考えたのが「漬物」で、現地の道の駅で地元の美味しい漬物を数点購入して利用しましたが、これが大当たりで、夜には晩酌のおつまみとしても重宝しました。
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まあ、もっといろいろ試したいとも思いますが、今後の課題という所でしょう。
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3、旅先での対策

今回の旅で、まず一番初めに困ったというか気になったのが「車内の匂い」で、一応衣類や寝袋などファブリーズを毎日かけたり、時間が有れば日干ししたりしていましたが、今回雨に降られてその問題が顕在化しました。

そこで移動日で時間が有った今治市の大三島で、地元のホームセンター「コーナン」に行って、色々と対策グッズを購入しました。

カー用品用の消臭剤は高いので、普通の消臭ビーズの廉価品を車内の所々に置きました。

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流石コーナンで、結構リーズナブルに対策できました。


あと匂いでいうと以前から気になっていたのは、お恥ずかしながら就寝時に脱いだ自分の靴の匂いで(苦笑)、あとトイレに行くときにいちいち履くのも面倒と、スリッパを購入しました。

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あと脱いだ靴の匂いの対策として、ちょうどよい大きさのプラスチックのケースを見つけました。
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帰宅してから、近くの道の駅で、竹炭を購入して消臭の為に入れています。
この他も色々と工夫するアイデアが出て来ましたが、やはり「実践」に勝るものはなく、こうやって経験を積み重ねて、より快適な車中泊を目指して行きたいです。




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