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自転車も、自分を労わり「スローライフ」 [雑談]

やっと梅雨らしくなって・・・・と言うのは、けして良い話ではなく、ジトジトムシムシと不快な暑さが沁み込んでくるのは、本当にうっとおしいです。


とはいえ、北関東は雨だけは降らなそうなので、何時もの筑波ルートに出かけました。

この時期は走れるときは少しでも走っておかないと「次」が見通せません


とはいえ、一気に湿度が上がって来て、あまり爽やかなライドとは行かなそうですねぇ。
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体調の方はソコソコ回復傾向で、一時のだるさなどは有りません。
かかりつけのお医者さんで、定期的に血液検査なども行っていますが、監査数値はかなり良い方向に向かっていて問題は無いとのことで、あの不調は何だったのでしょうね?
以前なら暗いうちから出かけて早めに帰宅が出来ましたが、最近どうもそこまで早く起きられない・・・・と言うより睡眠量を確保するのと、朝しっかり朝食を取ってから出かけようとすると、朝からカブの味噌汁などを作っていた事もあり(笑)出発が7:00に成ってしまい、流石にオーバーセンチュリーライドも無いだろうと、筑波までの往復に留めておきました。
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補給も菓子パンやおせんべいなどサドルバックに詰め込んで、何処かにランチなど無しに帰宅と言う、なんともせわしないライド・・・・と思われるでしょうが、本日は結構楽しかったです。
それは行く先々で色々な方とお話が出来たからで、こういう出会いは貴重な経験であり、広い年代や趣向の方とお話しできるので、どうしても方向性が一定になるSNSでの出会いとも、また違う刺激があります。
その中で、岩瀬の休憩所でお話しされた方は、年齢や職業どころか国籍も違う方で、中東の方?と思ったらイランの方で、海外のマッサージやセラピーのライセンスを持ち、日本に在住して整体をやられているとのことでした。
その方は若い頃にイギリスで「プジョー」のクロモリロードに乗っていたそうで、今のロードに興味があったようで、色々とお話をしました。
その中で、自転車はバイクのサイズやポジション間違えると腰と膝を故障しますよと言う話で、まあ自分の場合は合格だったようです(笑)
また、繰り返し言われたのが「坂道は絶対無理しないように!」で、登山も含めてそれで故障する人が多いそうです。
そして、イランのことわざを教えていただきました
一字一句正確ではないのですが、要約すると「頑張った人に「よくやった」はその人を殺す」で、頑張った人を、更に激励する事は、無理をさせて壊してしまうという意味のようで、もう一つは「山はロバを殺す」で、ロバに重い荷物を背負わせ山で無理させれば、ロバもダメになると言う意味のようです。
イヤハヤ、流石の雑学オタクの自分も、イラクに伝わることわざまでは知らなかった・・・・いや自分の知識の底の浅さを再確認しました(苦笑)
またスポーツのプロは必ず体を壊すのでマネしてはいけないと、金メダル至上主義のオリンピックもダメ!というおはなしで、これは自分と全く同じ意見だったので驚きました。
地方の名もなき自転車大好き親父の戯言と、自分は自虐的に周囲に語っていましたが、それが、年も経験も国籍すら違う方で、同じ考え方の方もいたという事実に、驚くとともに、向いている方向性が同じなら、目指す先も同じに成って行くのかな?という感触を得ることが出来ました。
まあ、この話を単純に受け取ると、「ヒルクライム」や「ロードレース」を真っ向から否定しているようにも受け取れますが、自分の場合「健康の為の持続的な楽しい自転車生活」と言うベクトルと、目標達成のため、自己研鑽の為と言う競技活動をされる方のベクトルの違い?は有るので、これは一概に正誤を決められないお話であると、自分は考えています。
ただ、「それにしても」体を壊すことを前提の活動が、その人の長い人生にとって良い話であるはずは無く、我々のような「昭和枯れすすき」のオッサンだけでなく(苦笑)、若い人も、もっと自分の体を大切にして、競技生活を送るにしても、それが健全に持続できるように、もっと自分の体は労ってほしいと思いました。
さて、最近ライトノベルや漫画やアニメで「スローライフ」なるワードが増えています。
現世で酷い目に遭ったので、転生してチート(狡いほど強い、賢い?)な能力でスローライフを送る?みたいな話が多いのですが、だいたい厄介な事に成ってスローライフとは程遠い物語に成っていいますがね(苦笑)
まあ、現在自分も転生ならぬ退職して、いつ終わるともつかぬスローライフを送っています。
人間先が見えないと焦りが生じるもので、「何かをしなければいけない」という焦燥感が先立ち、精神が不安定になったりします。
でも、自分や自転車仲間が良く言う「人生はサイクリングのロングライドと同じ」は、少なくとも我々の中では「真理」ととらえていますが、であれば、見えないゴールであっても、ゴールは必ずあるわけで、焦ろうが騒ごうがそこに向かって走っている訳です。
で、先は分からなくとも「山あり谷あり悪天候アリ」が前提とあれば、此処は気長にノンビリ走るしかないなぁと思うのですが?
「自転車のスローライフ」は、まだまだこれからが長そうですけどね。
あと、これ以外にも色々と面白い話を、色々な人からお聞きしたのですが、それらはまたの機会に!

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