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古いロードバイクをコツコツと整備 [自転車本体]

先日ターマックの不調をレポートしましたが、昨日整備が完了して、本日はその確認に成ります。


改めて自分の所有する「2010年式スペシャライズド ターマックSL3 S’WORKS」を説明します。

この個体は2016年にフレーム単体で、販売当時39万円で販売されていたものが、10万円でヤフオクに出ていたもので、当時は手持ちの105系のコンポーネントで組んで使用していましたが、途中からマドンのおさがりの7900系のコンポに組み替えて、以後リアディレイラーだけGSに交換、スプロケを32T、クランクを180㎜に組み替えて、現在に至ります。

RIMG7156.JPG

昨年ホイールはレーシングゼロにして、ペダルエクステンダーや440㎜のハンドル等で、軽さを生かして高低差のあるコース向きにリセットしたのですが、そこまでは調子が良かったのですが、今年の春のイベント向けに、WH9000 C24をセットしてみたら、「あれれ?なんか思ったほどじゃないぞ?」となっていました。


しかも長い事乗らなかったのでご機嫌を損ねたらしく、ドライブトレインの清掃や注油等をメイにいにメンテをしてみましたが、特に何処かおかしいという事も無く、ホイールのハブもばらしてグリスアップして、改めて締め直しました。


加えてプレッシャーゲージで空気圧を厳密に測定して乗ってみましたが、それでもしっくりきません?

で、基本に立ち返り、ポジションを再計測すると、これも問題は無いのですが、念のため5㎜程上シートを挙げてみました。

RIMG7157.JPG

おかしいなぁ?前回結構この辺りは煮詰めたつもりだったんですが、結果から言えばこれでペダリングの違和感が低下して、リズムよく走れるようにはなりました。


結果的にその他の整備の結果、可動部がスムーズに動くようにはしておいたので、それらが総合的に効果があったようで、いやロードバイクはシンプルなメカでありながら奥が深いですね。

このターマックも、もはや「古典」ともいえる旧世代のバイクとなっていて、最新のバイクと比べてしまうと、振動吸収性や空力安定性、制動力、使途の正確さ等は、相当見劣りしている事は間違いありません。


とはいえ、販売当時は基本的には同一のグレードのフレームがグランツールで覇権を争っていた「ハイエンドモデル」は、一言で言えば「伊達ではなく」、今としてはそのシンプルな潔いまでのレーシーな切れ味が、まさしく「味わえる」と言う意味で、所有し続ける価値は十分あると思います。


で、何時もなら勢いで霞ヶ浦までGo!という所ですが、今朝は気温の高さに加えて湿度も高く、全身にべったり汗が張り付くという状態で、こりゃアカン!という事で早々に引き上げてきました。

関東地方は午後になると本当に電力の供給が足らなくなるので、何か些細な事でもパズルのピースが欠ける事でもあれば、一気に広域大停電という大惨事が発生しかねない状況のようです。


こりゃ昼間狭い寝室だけ冷房かけて寝ていて、夜中から活動する方がよさそうですね。



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