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e-BIKE生活を始めてみよう!ミヤタROADREX i6180を購入 [自転車本体]

以前であれば、周囲が呆れいるほど自転車にお金をかけて、次から次へと本体やパーツを買っていたのは、以前よりお付き合いのあった方なら「またsoranekoさんは!」と白い目で見られていましたよねぇ(苦笑)


退職後は溢れかえる自転車本体や各種パーツをせっせと組み立てたりして売却を進めて機材の整理をしました。

当然新規機材を買う理由もなく、当然予算は無いですし・・・・というかそういうモチベーションが消えていたというのが本音でしょう。


そのうえ機材の価格高騰や、ロードバイクの技術革新・・・というかメーカー都合の高価格帯戦略や高付加価値化に嫌気がさし、ミドルクラスのロードバイクを買うと70万円近くまで高騰した時、自分は興味対象が「エンジン付き」でもっと安く買えるオートバイに移ってしまいました。


とはいえ、今後の自転車生活で「e-BIKE」を導入する方向で準備も進めていて、購入してみよう・・・・いやこちらもエゲツナク高いわ!(苦笑)

例えば自分の場合、山岳路のロングライドイベントとか、e-BIKEを試してみようとか考えると、あくまで従来型の思想の延長で、できれば軽くて抵抗が少ないロードベースで、100㎞以上、できれば160㎞走れるものが欲しい・・・なんて考えると、100万円くらいに成ってしまいます

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あと、これは多くのサイクリスタの方々とのお話からも良く出てくる話なんですが「自分の力で走りたいし、なんだか負けたような気がする」という、自負心?のようなものが、自分に有ったのも事実です。
とはいえ何時までも往時のパフォーマンスを維持できない・・・・これは単に身体機能の老化というより、「パフォーマンスを維持するための労力に耐えられない」という部分が大きく・・・・
つまり、何時までもアスリートのような「ストイックな生活」は、出来ないよという部分だと思います。
そんなこともあり、情報収集や実際試乗してみての準備は進めていましたが、なにせガクッと落ちたパフォーマンスのまま移行することは、やはり何だかダメな自分に負けているような焦燥感があって、ある程度走れるように成ってから考えようと思いました。
で、佐渡ロングライドや霞ケ浦K1の結果として、概ね回復しているという有難い結果をもって、さてどんなバイクがあるのかな?と調べ始めると、頭が痛い現実が待ち受けていました。
自分たちがロードバイクを始めた20年前頃は。
1、リムブレーキ
2、シマノ10速機械式コンポ
3、クリンチャータイヤ23C
4、完組アルミホイール
5、クイックレバー
6、カーボンフレーム
であり、この延長戦で2010年代前半まで主流でした
ところが現在では
1、オイルディスクブレーキ
2、12速電動コンポ
3、チューブレスタイヤ30C以上
4、カーボンディープリムホイール
5、スルーアクスル
6、カーボンエアロフレーム
などが、あれよあれよと5年位であっという間に普及してしまいました。
ま、同年代の昔から走っている人たちの反応は「完全無視」のような雰囲気で、まあこれだと機材を完全に一新する事になりますので、コストに見合わないと判断するのは当然の事でした。
個人的にはそちら側の人間で、「別に今持っている機材で問題ないし無職だし」だったんですが、いつもの「知らないことが有るのが気に入らない」虫が湧いてきて(苦笑)、また新規機材を使うサイクリスタとも交流を持つとなると、何時までも「知らん振り」もできず、まずは現行機材の傾向とか、規格とかを勉強するところから始めました。
うーん、此処までが前振り?(苦笑)
という事で本題の「ミヤタROADREX i6180」のお話です。
去年の記事で、静岡県伊豆の国市にある「MERIDA X BASE」で、MERIDAの各種e-BIKEを1日中山野を試乗して感触を得て、一番関心があったのが「ROADREX」でした。
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これはあくまで個人的な感想ですが、このバイクはMERIDAのSILEXというグラベルロードというかアドベンチャーツアラーがあるのですが、フレームの設計やジオメトリィが原型のような気がします。
フレームは間違いなくMERIDAの設計製造で、全ての製造、もしかしたらコンポの組み立てや仕上げはミヤタで行っているのかもしれません。
MTBほどグラベルに特化せず、どちらかという道を選ばないロングツアラーって・・・・あれっ?これって、自分が乗っているオートバイのADV160みたいですね(苦笑)
アシストの最大距離は100㎞程と、ロングライドイベントには少し厳しいですが、自分の住んでいる宇都宮市から、古峰神社まで往復すると95㎞位ですし、関東平野の周辺部の宇都宮は、100㎞以内で山岳ツーリングを楽しむルートには事欠きません
また「有名な山岳ルート」だけ楽しみたいのなら、麓まで自動車で行って、そこから走り出せば、十分な航続距離です。
アルミフレームなので若干重いですが、アシストが効くので関係なく、取り扱いに神経を使わないし、車両本体価格を抑えられます。
とはいえ、「40万円」という金額は、バイクの使用頻度を考えるとホイホイ出せる金額ではなく、1年以上も悶々としていたのですが、先日「ヤフオク」を見たら、程度のよさそうなモノが、ナント18万円で出ていました。
 
中古や新品処分品等の相場は見てきたので、それが「能書き通りの状態」ならおそらく破格値です。
しかし、故に怪しいと見る慎重さは間違ってはいないはずです。
ですが、中古品やヤフオクの場合「次の機会を待ちましょう」は決して正解ではなく、「あの時買っておけば良かった」の方が多いんです。
要するにそこでリスクを取れるか取れないかがポイントです。
というより「買った!!」と直感でポチッ!としちゃったんですね今回(苦笑)
落札してから「大丈夫かな」と不安になったモノがコレです。
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状態は非常に良く・・・というより「コレ未使用品じゃね?」です。
スプロケの歯の様子やタイヤの髭とか見るとほとんど走った形跡がありません。
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長期展示品?いやタイヤや樹脂の劣化具合から見ると、長期在庫品のような感じです。
まあ望外に状態は良く、とにかく「公道を走るため」道交法に準じた装備の灯火類とベルをつけて、ポンプをフォークのゲージに着けて、パンク修理機材をサドルバックに詰めて装着します。
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そして改造というより、全く自分に合わない事が確定的な「幅の細いサドル」を、MTBやクロスでも使っているせらSMPのTRKに交換します。
タイヤはKENDAのもので、思ったよりよさそうでしたが、これはあくまで自分の使用実績を優先して、定番の「グラベルキング」の43Cに交換します。
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交換に当たって、今回初体験なのが「スルーアクスル」で、ご存じない方に説明すれば、お馴染みの「クイックレリース」のように、爪にはめ込むのではなく、エンドにシャフトを通してねじ止めするものです。
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しかしこのスルーアクスル、機構的にはセンターがシッカリ出て、フレームがよれてズレたり、衝撃で外れることがない機構なので、基本的には喜ばしい物なんですが、メデタク従来のホイールは使えませんし、一番頭が痛いのは、クイックのように、せいぜい幅を気を付ければ良いというものではなく、色々な規格がカオス状態で存在し、もしホイールを変えることを前提とすれば、合うものを選んでおく必要があります。
このROADREXは、シマノなどが提唱しているシャフトの直径12mmで、エンド幅がFR100/RR142という、ディスクロードではGAIANTやTREKも採用している主流の規格のようです。
「の、ようです」という表記は自信がない証拠で、例えばネジのピッチが違うなどもあり簡単にアクスルを社外品にグレードアップ出来るモノでも無いらしく、この辺りを把握していくのは時間もお金も必要で、頭が痛いところです。
ペダルはSPDペダルで、変にトラブルがあるの嫌なのでシマノの新品に
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で完成形がコレです
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改造やドレスアップというより、自分が使用するための最低限の調整と言った所で、今のところ色味が自分の好みでないバーテープを変えて、ガーミンのアダプターを付ければそれ以上改造する気はありません。
また、普段のトレーニングでは乗らないようにします。
だってトレーニングにならないじゃないですか(笑)。
ただ、もしかしたら現時点では絶対に乗らない気象条件、例えば「復路で5m/s以上の向かい風」の時に、これなら出かける気になるのかな?とも思います。
まあ、衝動買いに近いですが(苦笑)買ってしまったモノは仕方がないので(オイオイ)、出来るだけ色々なシチュエーションで試してみて、何にどの様に使えるかなど、試してみたいと思います。

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