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e-BIKEでロードのグループライド挑戦!栃木県サイクリング協会イベントで道の駅巡り [イベント]

なんか、日曜日の夕方から、「鉄腕ダッシュ」見ながら当日のイベントの記事を投稿するのって、本当に久しぶりで、「何もかも、皆懐かしい」などと、何処かの宇宙戦艦の艦長の忌野際のセリフみたいなこと言っています(苦笑)

本当に変な話ですが、56歳で早期退職し、一昨年一人暮らしに成ってから、ようやく自分としての「平常運航」が出来るように成った気がします。


さて、しばらく放置状態で音信不通と成っていた自分ですが(苦笑)、こっそりと当ブログを性懲りもなく(笑)再開させたところ、また懲りずに(失礼!)見ていただいている方々が居られるようで、ひたすら有り難い限りです。

この場を持ちまして御礼申し上げます


今回のお題は「栃木県サイクリング協会、道の駅巡りツーリングにe-BIKEで参加」で、果たしてロードバイク主体のツーリングで、ROADREXがついて行けるのか?を試してみようと、イベントに持ち込んでみました。


このイベントは、道の駅はがロマンの湯→真岡大前神社→道の駅ましこ→道の駅もてぎ→道の駅サシバの里いちかい→道の駅歯がロマンの湯というコースに成ります。

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前半戦はほぼ平坦、後半戦からコース選択によっては結構上る事になるというコースですが、ロードバイクで走り慣れた集団だと、容易に25㎞/h以上の巡航速度で走れるはずで、実は国内の法規制に準拠したシマノ「SHIMANOSTEPS」のシステムにとっては、そこからのアシストはなく、平地ならともかくこの速度でのアップダウンのあるコースは厳しい事が予想されます。


さて本番の話に移りますが、9:00に道の駅はがロマンの湯に集合して、近隣に流れる「五行川」のサイクリングロードを南下して真岡の大前神社に向かいます。

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この辺りは20㎞/h程度で進んでいくので、アシストOFFにして電池を節約して走っても、何の痛痒もなく快適に走れます。
この辺りは冬になると越冬に来る小白鳥が最も集まる場所だそうです。
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程なく真岡の大前神社に到着です。
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自分は数年ぶりですね。
これが日本一の恵比寿様ですか?
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此処からは道の駅ましこに向かいますが、徐々にペースが上がってきます。
ただし、晴れてくると気温はぐんぐん上がって道路上は34.8℃とかが、サイコンの気温計に表示されています。
もう完全に夏本番モードです。
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ペースは上がってきますが、25㎞/hまでなら問題なく走れます。
しかし、平地とはいえ20㎏近い重量で43Cのブロックパターンタイヤの自転車が普通に走れる事の方に驚きます。
「いや電アシ」なんだからと言われますが、この速度域でのアシストは全くありません。
そもそもOFFで走っていますし(笑)
20年前くらい、クロスバイクが出始めた頃は、Frサス付きのMTBのフレームに700Cのホイールと42Cくらいの一般道用のタイヤを組み合わせたものがあって、自分の最初のクロスバイクがまさにそうでしたが、平地を巡行してもズシット重さがペダルに伝わってきて、こんなに軽快に走れた記憶はありません。
これは最新のグラベルロードの実力の一端なのでしょうか?
さて11:00頃道の駅ましこに到着で、早めのランチとなります。
何時ものお弁当屋ピザではなく、本日はスパイシーカレーをナンで味わうことにします。
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以前ライスで頂いたとき、ナンの方がよりスパイスが生きてくると思いましたが、スパイシーなだけでなく、甘みやうまみのバランスが良く、ちおーずとの相性もバッチリで、おいしく頂けました。
隣のメロンソーダは、生メロンを絞ったシロップの贅沢なソーダです。
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隣で益子産メロンの対面販売を行っていて、カットメロンを頂きましたが、とても甘く、さりとて爽やかでみずみずしくて、ライドの補給にはピッタリでした。
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メロンはこれからが旬で、その盛りはだんだん南下していくそうなので、今度は「メロン巡礼ツーリング」というのもありですね。
スイカもだんだんおいしくなりますし、また千葉辺りまでオートバイで脚を延ばしてみますか?
休憩していると「すわ!イノシシ」・・・・いやいやミニチュア豚さんです。
ペットとして買われているようですが、可愛らしく人気者でした(笑)
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あっ、自分のROADREXですが「MERIDA」のステッカーがあり、「メーカー詐称」ですね(苦笑)
御免なさい!!(笑)
ただこのROADRAXは、そういうコーディネートなのは理解しますが、なんとも「地味」なんですよねぇ(笑)
こういうステッカー一つでも随分印象が変わるものなんですよ。
好き嫌いはありますが(苦笑)
此処からは進路反転180度で、強めの追い風に乗って北上して、道の駅もてぎに向かいます。
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ここからアシストを中間のNOMALモードに入れて、25㎞/h~の高速巡行についていきます。
あっ、クドイようですが巡行時のアシストはなく、発進や20㎞までの加速時ににアシストが加わるだけです。
此処から茂木へのコースは、選びようによっては結構勾配のあるコースを複数選択出来るのですが、チームライドなのでメンバーに合わせて最も勾配の少ない、国道を使うルートが選択されます。
それでも勾配というよりこの暑さにやられてペースダウンするメンバーもいて、やはりこの温度変化の中、常に走り込んで身体を順応させておかないと、かなり厳しい感じになりますね。
道の駅もてぎで休憩します。
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休日という事でかなり混雑していますね。
と、此処まで書いていたら突然文字が入力されなくなり、昨日はタイムアウトで本日再開ですが、キーボードの電池が切れていただけでした、とほほ(苦笑)
さて、道の駅サシバの里いちかいに向かって走り出しますが、「パチッ」という音がしたら、ナントチェーン切れしたメンバーがいて、踏切手前で立ち往生となりました。
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ちなみに、本来であれば路上でなく安全な場所に移動しての修理が好ましいのですが、突然のアクシデントで、トラブル解消で大慌てという感じになっています。
こういう時は「二次被害防止」が最優先に成りますので、少なくとも監視を立てて交通誘導させるようにしましょう。
ちなみに2輪や4輪の「現役&元走り屋さん」のチームだと、打ち合わせなく救護、修理、連絡、誘導に分かれて黙々と作業が始まる手際の良さを見せますが、これは「やらかした」経験値の賜物で、あまり誉められたスキルでもないんですよねぇ(苦笑)
それでも、誰となくチェーンカッターやコマやピンを持ち寄って、あれよあれよという間もなく修理が出来てしまうのが、流石ベテランサイクリスタの集団というところですね。
修理子完了し、時間的にナイスタイミングで(笑)、茂木駅にSLがいる時間ですので、茂木駅に立ち寄ります。
まだホームに入線前のSLが目の前にいますが、石炭の煙のやスチームの鼓動が聞こえてきて、釜に火が入っている「生きたSL」は、小型の支線用SLのC12であっても迫力がありますね!!
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こういった観光目的の非定期運航のSLは各地で見ることができますが、自分は子供の頃、多分昭和49年の8月ごろ、山形県の新庄市から酒田市までの「陸羽西線」で、最上川沿いをドライブ(当然助手席で)していて、ほとんど最終期の定期運航のSLを見た記憶があります。
まあ、「ジジィの自慢話」です(笑)
あと、この日は見かけませんでしたが、最近鉄趣味、とくに「撮り鉄マニア」の非常識な行動は社会問題化していて、鉄マニア全体の肩身が狭くなるという、情けない事に成っています。
しかも、やっている本人に問題意識はなく、無責任に個人の権利を振りかざして反社会行動を正当化させているので始末が悪いです。
頭が痛いですね。
さて鉄道ネタで脱線はイタダケマセンので(苦笑)本線に戻して、道の駅サシバ一回に向かいますが、交通量が多く勾配もある県道を避けて裏道を進んでいきます。
此処から走れるメンバー中心で進んでいくので、30㎞/h近い速度で進んできますが、緩い上りがあるルートでのこの速度の巡航はROADREXが一番不得意な領域で、ここは「普通のロードバイクの方がはるかに楽」と感じます。
もてぎからはアシストは最強のHIGHTモードにしますが、有効なのはこういった速度が20㎞/h以下に落ちる上り坂に成ります。
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サシバで軽い休憩の後は、ロードバイク巡航速度で道の駅ロマンの湯はがに戻りますが、電池残量は驚いたことに全く減っていません。
結局ゴールに戻っても電池残量ゲージは一つも消えていませんでしたので、56㎞走行して残量は80%以上あったことになり、完全に平地でのんびり走っていたわけでもないのに、ほとんどアシストがなく、自分の脚で20㎏の重さと43Cブロックタイヤのバイクで、ロードバイクのチームで走り切ったという結果となりました。
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多分、いつもの自分のロードバイクで走ればもっと楽に走れたでしょうけど、疲労度合いからすれば、このペースで100㎞程度のライドは十分可能と思えました。
ただ、これはおデブなどすこいライダーではありますが(苦笑)、一応獲得標高1000m、160㎞のセンチュリーランイベントを8時間以内で走れるパフォーマンスがあるという事が大前提で、初心者の方が同じことができるわけではありません。
またこれをして、「だったらe-BIKE要らなくね!」という事でもなく、体力的な疲労度とは別の脚の消耗に関しては、発進時や加速時、上り坂でトルクアシストがあるのではるかに軽減されていますし、コースを山登り寄りにすれば、電池は消耗しますがより快適に走れたはずです。
ま、e-BIKEと言ってMTBベースのバイクはまた違うでしょうし、ロードバイクベースの同様です。
またアシストシステムの違いも大きく、国内法の準拠の有無、モーターの出力とアシスト量、電池容量、トータルシステムとしてのアシストの考え方などで特性が「千変万化」します。
ROADREXに話を絞れば、最も適した使い方は「100㎞以内の里山中心ののんびりライド」が一番適した使い方と個人的に判断していますが、よりグラベルよりの使い方も、今回の様にロードバイク的な使い方も出来る懐の広さはあるようですね。
一般的e-BIKEの乗車経験のない、特にロードバイク乗りの間でささやかれていた「25㎞/h以上のアシストないので、ロードバイクのグループライドには使えない」は、完全に間違いではありませんが、正解でも無かったということは、今回のライドで証明されたと思います。
何度も書きますが、「e-BIKEはオートバイではなく自転車」であって、自分の体力を行使して走行するもので、従来だと体力がない、もしくは老化で身体機能に問題があるライダーでも、ある程度高低差のある里山沿いのコースなどを楽しめるアイテムだと思います。
そういう意味では栃木県の様に関東平野の周縁部にあり、穏やかな里山や険しい山間部という、魅力的なサイクリングコースをもつ地域での、「サイクルツーリズム」を推進するためには、今後絶対に必要になるものであって、多くの自転車関係者に前向きな理解深めて欲しいと思いますし、その理解の為に自分の記事が多少でも役に立てれば幸いです。
と、偉そうな事書いてオチをつけるのは、このブログらしくないですね(苦笑)
まあ、自分の座右の銘「当たって砕けろ!」を実践しただけで、「自分のようなおデブでも山道楽しめるぞ!ウフフフ!!」なんて所がオチの付け所のようなのが、情けないところですな(笑)
とまあ、今回夏本番の暑さの中、イベントを遂行していただいた栃木県サイクリング協会の事務局のみなさん、本当にご苦労様でした!!
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今回のこのコースなら、初心者向けのイベントとかでも十分使えそうですね。
今後ともよろしくお願いします。

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ばっきー

更新を再開すると、なんだかんだで細々とみている人がいるのには自分もビックリしています。自分が楽しいと思える範囲で更新続けてくださいませ。楽しみに読ませていただいています。
by ばっきー (2024-06-17 13:50) 

soraneko

ばっきーさんへ

ま、自転車関係というのは狭い世界ですからねぇ(苦笑)
自転車に限らず「ネタ」は結構あるので、肩ひじ張らずに自然体で続けて行きたいです。
by soraneko (2024-06-17 17:04) 

ブラザー弟

e-BIKEを楽しまれてますね。
何事も大切なことです。
ロード的な使い方をすると、アシストする領域が少なくなりバッテリーがかなり余ったようですね。
アメリカみたいに20マイルなら丁度良いかなぁ。と思いますが。
とは言え、楽しむための道具ですから、使って楽しんだもの勝ち!
ただ、もう少しデザインが良くなったらe-MTBを考えようかな。
by ブラザー弟 (2024-06-19 20:25) 

soraneko

ブラザー弟さんへ

実はこんなに早く購入する事になるとは想定外で、もっとゆっくり下調べしようと思っていましたが、今回購入チャンスと見て踏み切りました。
アシストも少なくとも30㎞/hまで使えれば、チョット早いロードの集団との同行も問題なく、仰る通りデザイン何とかしてです(苦笑)
ま、可能性が大きい反面未完成なジャンルであるとも言えますので、自分流で色々試して楽しんでいきます」。
by soraneko (2024-06-21 09:05) 

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