SSブログ

ピナレロFP3、インナーワイヤーを意地でも通す! [自転車本体]

だから、シフトやブレーキワイヤーが内蔵(インナー)式の自転車は買いたくなかったんだよ!
と泣き言をとりあえず言わせてください(苦笑)
年末に懸案のシートポストが外れて、さあ組み立てようというところで止まってしまったのには実はわけがあります。

それは後輪のブレーキワイヤーが、トップチューブに内蔵式になっていてるからです。
IMGP0065.JPG

本来なら分解した時にガイドワイヤーを残しておいてくれれば良かったのですが、見事に引き抜かれていました。

まあワイヤーの角度や曲がり具合、ほぐした細いワイヤーなど何をやっても貫通せず、まあ諦めてショップに出そうか・・・・・いやいや此処で諦めたらどすこいライダーの名が廃るというか、記事にならないぞ(笑)。
そこでネットをいろいろ検索して、ご同様のトラブルの解決法などを調べましたが、「掃除機で吸い出す」方法を試してみることにしました。
まず。掃除機の先に、ペットボトルの先端を切ったものをテープで巻いて、蓋の部分にドリルで穴絵を開けて、使えなくなったボールペンの先端部分を差し込みます。
IMGP0059.JPG

先端は、ちょうどワイヤーの出口にぴたりと合う大きさに削ります。

今度はフレームを縦に立てて、上から細い絹の糸をワイヤーの入口に垂らしていきます。
IMGP0056.JPG

糸の長さは、出口に出る手前くらいにするのがコツです。

先ほどのアダプターをワイヤーの出口に押し当ててスイッチを入れると、手元でダラーンと垂れ下がっていた絹糸がピンを張ってきたではないですか!
IMGP0058.JPG


慎重に糸を入れていき、先ほどのアダプターを外すと、やったー!!糸が吸われて出てきています。
IMGP0057.JPG

いやこれは本当に嬉しかったですねー!
ここまで散々苦労してきましたから、大感激です。

あとはブレーキワイヤーの先端に絹糸を絡ませて、瞬間接着剤で慎重にワイヤーと固定します。
若干ワイヤーの先端をほぐして、絹糸をそこに絡ませるとしっかり固定できます。
IMGP0060.JPG

1回失敗してしまい、もう一度糸を通して慎重にタグったところ、ちゃんとワイヤーが貫通しました。

やれやれこれで一安心といかないのがこのFP3で、今度はフロントディレイラーのワイヤーが、BB下側のリテーナーの後部からフレームを貫通している、インナーチューブに入りません。
どうやらワイヤーとインナーチューブが固着しているらしく、このま引き抜くとまた大変なことになってしまいますが、ここは前回FELT Z25でも同じ作業をしましたから、その時買っておいた新品のインナーチューブに交換しておきました。
IMGP0063.JPG

しかし次から次へと、本当に前オーナーを恨みますよ、O田さん!(苦笑)。
とはいえこのあたりの整備は、専門知識や道具、経験などがないと通常のライダーではお手上げの部分ではありますね。
自分の場合は、技術というより単に「諦めが悪い」だけなんですがね(苦笑)。

通常なら1日あれば大体組み立てられるのですが、本日はここまでやっていたら本当に日が暮れてしまいました(笑)。
完成後の記事はまた後ほどということで、あーあ疲れた!
nice!(4)  コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。