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今更ながら、空気圧をしっかり測ろう!デジタルエアゲージ購入顛末記 [雑談]

本当に今さらの話ですよね(苦笑)
自転車の、特にタイヤの接地面積の少ないロードバイクの場合、細かい空気圧の調整は、かなりデリケートに行わなければなりません。
タイヤの特性、ホイール、フレームの性格とそのバランス、それにライダーの重量や乗り方、路面状況によって、タイヤの「適正空気圧」は、必ず「スィートスポット」があるはずで、快適に軽く走るためには、それに適した空気圧を調整しなければなりません。
と、分かったような話をしておきながら、まあアバウトが服を着たような適当な人間の自分の場合、乗り出す前にフロアポンプのゲージで、「うーんこの位かなぁ」って、本当にアバウトすぎるでしょう!(笑)。

なんて話を出して、しっかり測りましょうという話の発端になったのは、3月に参加した「琵琶湖ロングライド」の時に、あまりに振動が激しいので、あれこれ工夫し始めたこ時から始まります。
まあタイヤの銘柄とか、カーボンハンドルとかで対策をしたわけですが、今回佐渡ロングライドを走った時も、結構振動がきつい事に、「いやこのホイールとタイヤとフレームの組み合わせにしては、あまりに硬すぎる」
と感じたからです。

自分は普段のツーリングはやや空気圧を落としてコンフォートにして「7.0Bar」で、ロングライドイベントの場合抵抗を減らす方向で「7.5Bar」、サーキットなどの路面上級の良いコースでのレースやヒルクライムの場合、それ以上の、タイヤの設定空気圧のMAXまでというような使い方をしていました。

佐渡のときも7.5Barで設定していましたが、パナレーサーのRACE Aにしては、あまりに硬すぎると首をひねってしまいました。
皆さんご存知だと思いますが、フロアポンプの付属ゲージというものは、自分の性格と同じで相当いい加減なものなんです(苦笑)。
そんなことは十分わかっていたはずなんですが、こりゃ此処に至、しっかりと空気圧管理をしなければいけないなということで、自転車生活で初めて「エアゲージ」を購入することにしました。

物はAmazonで売れ筋の、定番であるパナレーサーのデジタルゲージです。
2475円でした。
アナログ人間なのでメーターの方が好きなんですが、加齢による老眼はそんな好みさえ許してくれなくなっていますので、はぁ、歳は取りたくないものですねぇ(苦笑)。
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まず普段使用しているTOPEAKのフロアポンプで、ゲージに合わせて7.0Bar空気を入れます。
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うんうんかなりいい加減に入れていますねー!

次にこの状態でデジタルエアゲージで測定すると・・・・・
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なんと7.39Bar、もあります!!
表示より5.5%も過大な数値を充填していたことになり、仮に7.5Barで入れていたら7.91Barと、アバウトに考えれば8Baも入れていたわけで、そりゃガチガチで振動がきつくなるわけです。
また、朝気温が低い時に室温状態で空気を入れれば、昼間は当然気温も上がりますし、走行したことでタイヤの温度もあがりますから、ますます過大な空気圧になる理屈ですから、後半戦で振動が厳しくなるののも、これは道理というものです。

まあ、経験を積むということは良いことも多い反面、結構「なあなあ」で済ませてしまうこともあり、こんなことは考えてみればわかることを、きちんと考えて乗っていなかったという「悪い例」として、これは猛反省しなければいけないと思いました。
エアゲージ自体、そんなに高価なものでないのに、「まあいいか」と購入をためらっていたわけですが、はやり基本はしっかりとして、必要なものには必要なコストを掛けるべきという教訓ですね。

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佐渡ロングライド2018 防忘録あれこれ [イベント]

お恥ずかしい話、まだ「佐渡ロス」が続いています。
まあいろいろありましたから、それらをグダグダ走行記録に入れると、ただでさえクドイと評判の良いこのブログの評判がますます(苦笑)・・・・。

で、こちらは自分の記録用にいろいろ書きますので、良い子は読み飛ばしてくださいね!
あっ、「ブラックどすこいライダー」が顔を出しています(苦笑)

1、完走証
今回の完走証がこれです。
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B6版とコンパクトで、ビニールで濡れないようになっているところが「解っているなぁ」と感心するところで、他のイベントなど、趣向を凝らして用意してくれるのは良いのですが、現地で渡されると「車に戻るのにどうやって持っていこう」などという物は少なくありません。

2、記念品
佐渡ロングライドは、毎年結構センスの良いデザインで、品質の良いTシャツがもらえますが、これは参加案内に同封されて事前に送られてきて、このイベントにこれを切ることもできますし、流行り現地でもらって邪魔になることがありません。
これも「解っているなぁ」という感じですね。

3、大会運営の見事さ
もう10年以上の歴史がある大会ですので、年々洗練されていくのでしょうが、「運営側」から見ていても、よくもまあいろいろな自治会や役場、警察、JCRC、スポニチ、スポンサー関連などと上手に連携できているなと感心します。
現場でも「無線」を使っての命令指示で動いていて、係員の指示によどみがありません。
佐渡は「トライアスロン」なども行われていますし、「一般財団法人 佐渡市スポーツ協会」という組織が上部あって、運営されています。
まあ当然不備がないわけではありませんが、次回来ると改善されていたいと、サイクルイベントを行う立場の方々も、参考にされる点はたくさんあったと思います。

4、宿泊について
まあここに限っての話ではないのですが、言い方は失礼ながら「辺ぴ」なところで行われるイベントなどでは、たとえば「乗鞍ヒルクライム」などでも大変なのですが、今回自分は出遅れたのと、こまめに探す暇がなかったので難儀しました。
最近はSNS、たとえばラインやフェイスブック通じて、「ここだけの情報」で、仲間内からいろいろな情報を仕入れるのが「常識」なのですが、自分は完全にそちらには乗り遅れています。
あと、確かに年々宿泊施設が閉鎖されて、収容人員が減っているのも事実ではありますが、自分が最後に宿泊したホテルなどは、「例年満員で音割り入れいるのに、今年は結構空きがあったんです」などという話も聞きます。
コチラなどは結構「高級な部類」で、自分もそう簡単に泊まれる値段ではなかったのは事実ですが、ネットサイトなどでも、宿泊予約がエントリー当初の日程あたりに集中していて、2ヶ月前でないと予約できないところなど、後から見たら予約ができますなんてこともありました。
現地に参加している業者さんなどは、「こんなところに宿があったの?」とう、田んぼの中の温泉宿などを「定宿」にしていたりと、これは簡単なネット予約や代理店通じての予約(一定数抑えていて、電話予約はほとんど全滅でした)だけでない情報網のこまめな収集があれば、なんとかなりそうな余地はあると感じました。

5、高齢化と過疎
これはどこに行っても聞かれたことでしたね。
やはり「働き盛り」の年齢の人は、結局職を求めて本土に渡ってしまい帰ってこないので、年寄りしか残っていないという、関東地方などでも山間部の集落でっかれるのと同じ話は聞きました。
地元の人のお話だと、30年前は10万人いた人口が、今は5万9千人と半減しているそうです。
まあ、「金が稼げて食える」ようにしなければ、というのが基本のようですね。

6、自然との共生という方向性
まあ、何事にも遅れている栃木県の場合、ここに篭っているだけだと本当に「世の中の流れから取り残される」のですが、驚いたのは、佐渡は全島の販売店でほぼ完全にレジ袋の無料配布は無くなっていました。
コンビニでぼーっとしていたら、店員がいつまでも袋詰してくれないので、怪訝に聞いたら、「佐渡はもうこれが当たり前で、レジ袋は有料になります」と、逆に怪訝そうに説明されてしまいました(苦笑)。
例の「トキの定着化」のために昔ながらの水田を復活させて、おそらく無農薬(低農薬化)も進んでいるようで、そういうブランド米も販売されていました。
どこかの施設で流れていうた説明では「全島をビオトープ化して自然との共存を図る」という構想もあるようです。
「規模の原理」で言えば、当然人口は多いほうが良いですし、観光客も多い方が良いわけです。
でも結局「昭和型地方観光産業」は、自然を破壊して道路を通して、車を大量に観光地に入れて、やれ駐車料金だ、お土産物だ、大型観光ホテルで宴会だと「規模の原理」で推し進めてきたわけですが、今や人口が
減少しているこの国にでは「過去の間違った施策」であって、昔ながらの有名な観光地は、「昭和型」から脱却できないところは軒並み寂れて観光客が減少しています。
ヨーロッパの自然保護型の観光地のように、もはやガソリン車は入れないで、とにかく自然の保全とその素晴らしさを体験できる観光として成立させているように、日本もその方向に向かって、数ではなく、末永く素晴らしい自然を守りこれと共存する方向性を見出すのも、一つの考え方だと自分は思います。

7、こんな所で恥をかくとは!
最後に宿泊したリゾート型のホテルですが、温泉に使っていると、車椅子での入浴者の方々とごっしょさせていただきました。
見るからに上腕が太く、方や背中の筋肉も盛り上がっていて顔や腕が日焼けしている「自転車乗りの証」もありましたので、お伺いしたところハンドサイクルでロングライドに参加されてたそうです。
サイクリング協会でも「タンデム自転車」などを用意して障害者の方に参加していただいたりしていますが、このタンデム自転車は、地方によってというより、県警の管轄によって、そこの理解度により許可されているところとされていない県に分かれてしまうんですね。
で、わが栃木県ですが、これが当選のように「ダメ」であって、障害者に対しての多様性の理解度に関してはかなり「情けない」福祉後進県であることが、以前より指摘されています。
これは行政にすべての責任があるのではなく、当然住んでいる県民の「オツムが固くて古くて排他的」と他県から揶揄されていることにすら気がつかないほど「引きこもり県民」、要するに「田吾作」なんですよ(苦笑)

ちなみにその方温泉好きですが、栃木県の公共の温泉施設では、ほぼ全て入浴を断られていて、鬼怒川温泉のさらに奥にある、私鉄の駅といっしょにあることで有名な、某湯〇川温泉では、せっかくエレベーターやスロープもあるのに、それでも頑として入浴を拒否されたそうです。
施設作っておいても職員がそのレベルでは「仏作って魂入れず」ではありませんが、お大きい道と箱物ばかりに税金が集中して、国からの補助金掠めることしか頭にない地方行政の一端が垣間見えるというものですよね。
というより、実のところ、本当は障害者の入浴を予定していたし、実施ていたのにお客さんから「なんで車椅子のまま浴室の中に入れるんだ!」という苦情を受けて尻込みした・・・・あたりが真相かもしれません。
そのくせ、体全身でアートしている「ヤ」の付く自由業の方々には絶対何も言わないんですがね!(苦笑)
まあ、自分もそんな県民の一人ではあるので、「同じ穴の狢」なんでしょうが、いやはやこういう事で、せっかくいろいろな方々と「多様性」を認め合って交流ほ深めようとしても台無しにされるのは、残念でありますね。

8、心貧しき熟年者哀れ・・・
雄大な佐渡の大自然の中、人間も心を豊かにして「生きていることに恥ずかしくない」人間になろうとか生意気に思いますが、残念ながら人生のご先輩方で、この世で何を学んできたのか「心貧しき」熟年になってしまう残念な方々が最近少なくありません。
先のホテルでの夕食で、時間まで入口で待っていたのですが、そこに年の頃は60代後半といった、それなりに着飾った多分経済的には恵まれておるだろうというご婦人に挨拶しましたが、どうも鼻がエベレストより高い方らしく、あさっての方角を向いてシカトされてしまいました。
あらあら随分「なにか勘違い」されているご婦人だなぁと苦笑いしていましたが、そこのバイキングで後ろに並んでいると、なんと自分の割り箸で料理をガバガバ皿に放り込んでいます。
無論そこにある専用の「トング」を使うのが最低限のマナーであることは幼稚園児でも分かることですが(苦笑)、「奥さんトングをお使いください」と優しく諭したのが気に入らなかったのか、次の皿でも続けていたので、「あなたね、トングを使うのがマナーで自分の箸を使うのは問題外ですよ」とさとしたら、やっとガマ口のような口が開いて、「口つけたわけじゃないからいいじゃない!」と来たので、「マナーはマナー!、ダメなものはダメなんだよ!」と睨みつけたところ、下を向いて黙って不服そうにトングを使っていました。
まあおいしい料理も台無しなんですが(苦笑)、その後その夫妻の様子をちらちら見ていると、ご主人を顎で使い口汚く罵っていたりと、「ああっ、この人は家庭の中の裸の王様なんだな」と納得がいきました。
まあ人間「井の中の蛙」になると、こういうように社会性を失う残念な人が珍しくはなく、適当な組織の大したことのない役職の人間なども、残念ながら「勘違い」されている方なども珍しくはありません(笑)。
「あなたね、世間で見れば」と可哀想になるこ事もあるのですが、少なくとも本人は幸せなんですよね。
ある日気がついて愕然としてしまうまでは!
これには「自分はこうは成るまい!」と肝に銘じて、まともなみんなに好かれる、社会の役に立てる老人になろうと、決意を新たにしました!

とまあ、こんなことなどがありましたとさ!(苦笑)
まあそのほかにもいろいろ見てきた神社や、山岳道路、自衛隊施設、etc、etcと、3泊4日の旅行は本当に「非日常」を味わえて、かつ貴重な勉強をさせていただきました。
で雄大な自然、青い空、青い海などに圧倒されて、完全に日常性を破壊されて「佐渡ロス」してしまったわけです(苦笑)
とにかく考えさせられることが多く、本当に勉強になりました。
旅の良さとは、こういうこともあるんですね。改めて実感した今回の佐渡ロングライドでした。


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佐渡ロングライド2018 何度でも訪れたい素晴らしき佐渡 [イベント]

えー、佐渡から帰還して一週間ほぼ戦闘不能でした(苦笑)
まあ、体力的に無理をしていたこともありますが、それでもイベントとなるとハイテンションで全開状態になれるのですが、当然その反動で心身共に「生ける屍」に成っていました。

今回で5回目の佐渡ですが、なんだか毎回大騒ぎしながら参加しておりますが(笑)、今回も御多分に漏れず結構大変な時期での佐渡となっておりました。
そんな中でも、時間だけはたっぷりと取っておいて、金曜日から休暇を取って佐渡に渡りました。
なんのことはない、フェリーの予約に失敗してしまい金曜日になってしまっただけなんですが(苦笑)
今までは直江津から佐渡の南西にある小木までの航路を使っていましたが、今回はオーソドックスな新潟港から佐渡の両津港のフェリーを初めて使います。
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こんなドジで気が早い参加者はあまりいないだろうとタカをくくっていましたら、結構参加者や関係者の業者の方などがたくさん乗車しておりました。
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船そのものは以前の航路で乗ったものと同じタイプのフェリーで、約2時間30分ほどで渡れます。
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自分が乗るだけならこの「ジェットフォイル」を使えば、半分以下の時間で到着できます。
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オタッキーな話で恐縮ですが、この船はもともと航空機製造会社の「ボーイング社」製の、いわば海面を飛ぶ船なのですが、国内では「川崎重工」がライセンス生産をしていて、ずいぶん前に製造終了になったと聞いていましたが、国内の最低限の需要を確保するためにと、限定的に再生産されるそうです。

この日は特にやることはないので、日帰り温泉を探してゆっくり体の疲れを取って、宿泊先近くで食事を取るだけでした。
佐渡市街地の市役所の北側にある「かとうレストラン」という、地元の食堂で「とんてき定食」をいただきます。
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しっかりとした「洋食屋さん」のボリュームのある定食で、大満足でした。

翌日の土曜日が事前エントリーなのですが、まず自動車のストップランプが切れていたので地元のホンダのディーラーで交換してもらったり、今まで行ったことのないところをドライブしたりします。
しかし天気が悪くて山の上に行けば雲の中ですし、海もかなり荒れています。
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まあこれが当日でないことが本当に不幸中の幸いです。

その後、商店街をのんびり見て回ったりと、時間があるのは慌てないで良いモノなんですが、とにかく風が冷たく小雨が降り続いていて風邪をひいてしまいそうです。
スタート地点に行きますがこんな感じです。
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あれれ?雨の影響でエントリー会場が変更になっています。
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突然の変更で、知らないできた人は皆大慌てでしょうね。

仕方がないので近くの会場まで歩いていきますが、なんだか裏道を歩くと「売り地」の看板と空き地がやけに目立ちます。
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ことあとどこに行っても「高齢化」と「過疎化」の話が出てくるのですが、これが佐渡だけでない、全国の地方の現実なんですね。

さて色々と慌てていて書類をよく読んでいなかったので「予備車検」を受けていなかったので、現地で車検を受けて、JCRCから委託されたという、ベテランの「自転車整備一徹」のような頑固なオジサンにきっちり車検と整備までしていただいて(笑)、ついでにMAVICのラボがでているので、そこでホイールのチェックと玉当て調整をしてもらいました。
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2012年に出場したときは、173km地点で某B社のホイールのスポークが折れてしまい、そこに来たMAVICのサポートには「メーカーが違うので対処できません」と冷たくあしらわれたので(笑)、今回はMAVICのキシリウムSLRを仕込んできていて、「何か有ったら見捨てないでね!」と念押しをしておきました(苦笑)

さてあとは見つけておいた山奥の日帰り温泉に入り、夕食を取って翌日に備えて寝るだけです。
今回はこの日の宿泊も難儀していまし、まあいろいろ探すだけの余裕もなかったので、多少割高で現地からは遠かったのですが、素浜海岸というところにある「ロッジ」を一軒借りることにしました。
「佐渡シーサイドヴィラ」というロッジで、海岸の丘の上にある絶景のロッジ群で、これで天気が良い時に家族や仲間で泊まれたら随分楽しかった郎と思います。
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一人で「素泊まり一泊」するところではありませんが、実は今回数年後に予定している仲間たちとのグループでの遠征に備えての「事前調査」も兼ねていて、いろいろなパターンの宿泊を試すことにしていました。

さて翌日ですが、あまりよく眠れなかったのですが、そこそこ体調も確保できていてイベントを走るのには過不足のない状態で迎えました。
今年の佐渡は色々と「変更」が多い年で、まずコース自体が悪天候での崩落により海岸線で2箇所の通行不能地点があり、その迂回のために山岳ルートが増えてしまい、明らかに難易度が高くなったということで、設定時間を30分伸ばすために、ただでさえ朝早いスタートが更に30分早くなっていました。
また、どのくらい余計に時間がかかるのかわからないことなどもあり、スタートが遅くなるのを回避するため、自分の参加するA2グループの先頭の順番を取るため、現地に早めに行くことにしました。

結局2:50頃出て現地に3:20頃付いたのはいいのですが、今度はいつも使っている駐車場が変更になっていると、誘導員に止められてしまいます。
事情がわからないのと朝で機嫌が悪いのが重なって「なんで今頃事情も説明しないで変更するんだ!」と噛み付いてしまいましたが、落ち着いて近くにいるスタッフを捕まえて説明を聞くと、未明まで降り続いていた雨で予定した駐車場が使えなくなり急遽変更したとのことで、まあこのあたりの事情は駆り出された誘導員には伝わっていなかったのでしょう。
あまり怒るのも大人げないと、丁重にお礼を言ってから変更された先の場所に向かって準備をします。

準備そのものは実は前日にほとんど済ませていて、自転車を出してシューズを履く程度で出られるようにしておきましたから、慌てることもなく、忘れ物などもなく、4:00ごろには集合場所に到着です。
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しかし車載外気温計はなんと7℃を示していて、真冬の昼間程度の気温は流石に堪えます。
まあ、「そんなこともあろう」と基本は夏の半袖ジャージの中に厚手の登山用のインナーを着込んで、薄手のロンググローブや、ヘルメットも通気性のあまりないエアロタイプを用意しておいたので、ウィンドブレーカーなど着なくとも走り出せば充分耐えられて、尚且つ予想最高気温の18℃まで大丈夫なはずです。

早速集団の先頭のプラカードを探して先頭の位置をキープします。
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こんな朝早くから地元の高校生などがサポートしてくれているのですが、本当にありがたいですね。

薄暗い中続々と参加者が集まってきます。
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A1コースの最後尾について、海岸線のスタート地点まで移動します。
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ここもお馴染みな場所ですが、ここに来ると自然とアドレナリンが湧いてきて、俄然やる気が出てきて武者震いしてきます!

5.00丁度にA1コースがスタートします。
約10分ほどかけていよいよ自分たちのA2コースの順番が回ってきます。
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自分の時計で5:11いよいよスタートで、まだ薄暗い海岸線沿いをひたすら北上していきます。
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例によって特に急ぐ気はないのですが、A2コースの先頭集団にしばらく付いて行きましたが、体が暖まってきたことを確認して少しずつペースを上げて集団と飛び出して一人で走ります。

しばらく走るとちらほらA1コースの参加者が見えてきて、それを次々とパスしていきます。
おっ、有名な悪魔おじさんもここにいたんですね(笑)
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佐渡の210kmコースは3つに分けられて、自己申告ですが早い順番からになっていて、参加者の交錯による事故を防いでいるのですが、確かA1は8時間ほどで走れる人たちのはずで、自分たちより遅い人はいないはずなんですが、まあこのあたりはご愛嬌というところです(笑)

この時間になってようやく明るくなってきました。
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さて本日は基本的に北寄りの方向方向の風向きで、それがだんだん強くなってくるはずなので、72kmの「はじきのAS」までは東進するので基本的に向かい風になるはずです。
この時点ではまだ風が「凪いで」いる状態だったので、ペースを上げてマージンを稼ぐことにします。
今回補給についても過去の経験から作戦を立てていて、自分の疲労状況とエイドステーションの間隔や補給食にアンマッチが大きいので、基本的に必要な補給食やサプリメントは全て自分で賄い、エイドステーションは問題がなければ通過することにします。

補給は基本的に何時ものように1時間に一回と決めて、相川ASや入崎ASは通過して、あとは自分の疲労状態に合わせて、短時間の休憩時間をこまめに取る作戦を取ります。
57km地点でトイレ休憩を取ってお馴染み「Z坂」に向かいます。
基本的に自分は登り坂は「男は黙ってインナーロー」なので、この程度の傾斜と距離は今や特に厳しいというレベルではありませんので、のんびり撮影しながら登ります。
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トンネルに入る前のいつもの場所で絶景の撮影です。
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ここまで来るのに2時間16分かかっていますが、本当に面白いことに、これが毎年数分と違わないオーダーでここまで来ているのがなんとも不思議といえば不思議です。
バイクや体の状態、走り方や気合の入れ方など毎年違うはずなんですが、どうしてなんでしょうね(苦笑)。
まあ最初の頃は、無我夢中で、早い集団についたりしてかなりオーバーペースで走って、エイドステーションで長めの休憩を取るというような走り方をしていましたが、その辺を状況に合わせてほぼコントロールできるように成ってきたということは、身体能力は確実に衰えていますが、スキルの蓄積で走りは「進化」したと言えるのだと思います。

まあここからは結構高低差があることや、とうとう北東からの風が強くなってきたこともあり、ガクッとペースを落として佐渡の東端の「大野亀」石や、二つ亀を目指します。
二つ亀が見えてきました。
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この頃になると雲も完全に取れて空気も澄んでいて、青い空と青い海と緑の岩塊のコントラストが本当に綺麗で、この景色は何回見ても感動します。
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ここで100mの高低差を登りきると、売店があります。
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ここで参加者の皆さんがいつも美味しそうに「ソフトクリーム」を食べているので、今回は何はともかくご賞味させていただくことにしました。
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うーんこの景色の中、此処まで一生懸命に走って疲れた体に、この甘く冷たい感触が「五臓六腑」に染み渡っていきますねー!!

さてここから両津ASまでの30kmは、すでに結構体力や足を消耗していて難儀するところなのですが、それほどの消耗もなく、風もここから追い風基調になるので、30km/hのペースを保って走れます。
当然「韋駄天」ぞろいの特急列車が何本も通過していって、その最後尾に付けばかなり早く両津に付けますが、ここで無駄に体力を消耗させても仕方がないので、同じようなペースで走る参加者と、緩い集団で走っていきます。
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さて両津ASには9時26分頃到着で、4時間15分と、前回2015年に参加したときより15分遅いタイムででの中間地点到着です。
とはいえ最初に参加したときより5分早いタイムで、ここも毎回大体同じようなペースで此処まで来ているようです。

ここ両津は中間地点ということでランチタイムなのですが、時間的には遅い朝食という感じですが、ここはちゃんとエイドステーションお弁当を楽しみましょう。
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今回この先のコース変更で「ヒルクライム」が追加されたので、参加側は完走するためにここ両津を11:00までの出発を推奨していましたが、1時間早い10:00に出られたので、ここから先はノンビリ走ってもまず完走できる目処が立って、ある意味ほっとしました。
ですがある意味気が重いのはここから始まる「山岳コース」です。
本来であれば海岸線沿いのコースをのんびり走れるのですが、ここから内陸部に入り、峠を越えて対岸の「赤玉」地区にショートカットするコースで、距離はかなり短くなりますが、なにせ今年に入ってからまともな山登りをほとんどしていないだけに、青いのは空と海だけでなく、心まで完全に「ブルー」に染まります(笑)。

最初の頃は5%程度の勾配が続く程度で、同じペースで走っていた参加者の方々と「このくらいならコースに変化があって楽しいね」なんて行っていたのは最初だけで、この手の山岳コースの定番で、沢沿いに登ってい行くので嫌な予感がしていたら(笑)、案の定だんだん勾配がきつくなってきて、これでは栃木の山奥の山岳コースを走るのと、あまり変わらない厳しさと風景ばかりな事に、だんだん心が折れてきました。
終わりの頃は砂防堤防をそのまま登る感じで、もはや15%以上の勾配となり、渾身の力でのダンシングでなんとか乗り切り、約7km近い登りコースを克服しました。
頂上から少し下っていくといきなり視界が開けて海が迫ってきます。
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これもなかなか絶景ですね。

このあと急降下して海岸線沿いのコースに復帰した時には、すっかり体力を消耗していました。
追い風なのが不幸中の幸いですが、ペースを上げていくことができません。
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すぐさま近くの自販機でコーラを購入して、補給食をかき込んでなんとか凌ぎながら走りますが、だんだん辛くなってきて一人で走ると精神を病んできて(苦笑)、こういう時は走っていて猛烈につまらなくなってきます。
「なんでこんなことしているんだ!」と自分を呪いながらブツブツ走っていると、せっかく綺麗な景色も目に入らなくなるんですから、しょうがないヘタレですねぇ(笑)
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ようやく140km地点の多田ASに11:27到着です。
実はもともとの海岸線のコースと山岳コースで、7kmほど海岸線の従来のコースが長いのですが、これまた前回とほぼ同タイムでここまで来ています。
ただ久しぶりの山登りでかなり体力と足を消耗してしまったので、ここでやや長めに休憩と補給をします。
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エイドの補給食ですが、2015年の頃は、結構後半戦になって「ええっオニギリは喉に通らないなぁ」とかあったのですが、レモンの輪切りやオレンジなどの柑橘系の果物はさっぱりしていて、クエン酸はたまった乳酸を分解する作用がありますので助かりましたし、一口サイズのクロワッサンと「いちぢく」の甘酸っぱいジャムが
ベストマッチで疲れた体を癒してくれました。

やや元気を取り戻して160km地点の小木ASを目指しますが、150km付近で案の定最初の軽い「攣り」が太ももに出てきて、走りながらなんとか対処しました。
今回は佐渡は山岳の準備不足のところに山岳コースを増やされてしまった対策で、「ターマックSL3」にキシリウムSLRの組み合です。
どちらかというとかなり「固め」で自分の機材の中では最も「足応え」があるパターンで、本来なら山岳のセンチュリーライド向けに用意する組み合わせなのですが、案の定というべきか予定通りに150㎞付近で足が限界に達してきました。

小木に到着して、ここにはマッサージのサービスがるのですが、今回は自分が「魔法のスプレー」と呼んでいる、「トクホンダッシュエアロ」のスプレーで、いつもはイベントで足が攣った参加者をこれで回復させているのですが、今回は自分自身の足に「魔法をかけて」(笑)、これでもかというほど吹きかけて、足を回復させました。
いや流石は魔法のスプレーの本領発揮で、これでしばらくは何とかなるはずで次を目指します。
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さてここからもコースの変更があり、沢崎灯台付近から海岸線沿いの狭い道を走るのですが、この先がどうも通行止めになっているようで、灯台の上のほうに上っていくルートになっています。
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まあそれはそれで非常に景観もよいところでしたので途中までは喜んでいたのですが、なんと頂上だと思っていた灯台の先も、延々と上らされるのには本当に参りました!

もともと江積という小さな港町の海岸から、佐渡太鼓体験交流館のある道まで上るので、ここも結構キツイ区間なのですが、どうも鶴ヶ峰という山を余計に登らされているようで、おまけにいつ終わるかがわからないという精神的な問題もあって(苦笑)、結構自分はくじけてしまって、途中で何回も休憩しながら上りました。

この後尾根沿いの道を走り、いったん国道に出るルートで、随分時間をロスしてしまったようです。
このあと「素浜海岸」にまた下がるのですが、海岸性沿いに出てくればあとは見知ったコースであり、なんとなく完走も見えてくるところで精神的にも余裕が出てきます。
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最後の素浜ASでは、地元の小学生がボランティアでケアしてくれますが、やたらに元気な坊やと掛け合い漫才などをして(笑)こちらも元気をもらえたようで、ラストスパートに向けて気合が入ってきました。
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さて、ロングライドというものは、後半戦になると不思議な物で、走っていても休憩していても、なんだか同じ顔ぶれが揃ってくるものなんです。
特に申合せたり集団作っているわけでもないのですが、ペースが同じで、また走り方もそこそこの経験者だと
ダメージを最小限度に抑えて走るスキルが身についていると、自然と「呉越同舟」ということになります(笑)
自分のような超重量級の場合、上り坂はとにかく踏み込まないで一番軽いギアで回して足の負担を抑えて走るしかないのですが、一人で走っていると、やはり惨めなもので(笑)、精神を病んでしまうものですが、これが2人3人4人と仲間も増えればお互いの「傷を舐めあい」ながら走れるので、気分的にも楽に進めることができるんですね。

ご一緒させていただいたペアの方々も佐渡はベテランのようで、お互いコースは熟知していますから「あの上り坂が最後で、あとは追い込める!」と、だんだん気分も軽くなってきます。
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と、自分は残り10㎞の「真野」という、有名な酒蔵がある市街地に来ると、これもほぼ毎回足が「終了」となり
順当に両足の各筋肉が攣ってくるので、走りながら攣っていない筋肉を順番に使って何とかしのぎます。
佐和田の市街地に入ればもう「ファイナルラン」で、県道から海岸線沿いのゴールに向かって、ご一緒したお二人と同時にゴールさせていただきました。
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ガーミンのログです
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自分の時計でのタイムは10時間1分で、前回より23分余計に掛かっていますが、小木ASあたりまでほとんど
同タイムで通過している事から、以降のコースで前半の山岳でバテた分ペースが落ちたようです。

これでいつもだと急いで撤収して小木のフェリー乗り場まで戻って23時頃直江津にわたって力尽きるというパターンだったのですが、今回は相川のホテルを予約してあって、のんびりと着替えてホテルで温泉に浸かり、美味しい料理で熱燗をいただいてゆっくり眠れるという「王侯貴族」のような贅沢なことをさせていただきました(笑)。

翌日9:15のフェリーに乗るために両津港に行きます。
フェリーターミナルで美味しそうなコーヒーの香りに誘われてこちらの「masanicoffe」さんでコクのあるエスプレッソと、地元の佐渡牧場のチーズがたっぷり乗ったホットドックを頬張ります。
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コーヒーは当然のように美味しかったですが、このチーズ、本当に絶品でした!

時間が迫りようやくフェリーに乗船です。
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今回フェリーが抜錨、離岸してからもしばらくデッキで佐渡を見ていましたが、今まで一番佐渡に対する思いが溢れてきました。
いつもだとフェリーでわたってすぐに就寝して目が覚めれば無我夢中で島を一周して、終わるとともにまた夜にフェリーで帰るという慌ただしい旅路でした。
今回は3泊4日と時間に追われず佐渡のいろいろな場所に赴き、またいろいろな「老若男女」の方々と、生活に密着したお話もさせていただいて、こうして帰路は昼間のうちに次第に小さくなる佐渡の山々を見ながら離れていくという、ロングライドだけでない佐渡を思う存分堪能することができました。

まあ、おかげで帰ってきてから「佐渡ロス」になってしまい(苦笑)、なかなか日常生活の「不都合な現実」を認めることができず、社会復帰に時間がかかってしまいましたが1週間経ってようやく冷静に見返すことができて、こうやってブログをまとめることができました。
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体調回復、バイクも快調、食欲も快調! [雑談]

長引いていた風邪引きもやっと峠を越えて回復方向に向かって来ました。
そうなると不思議なもので、空腹感も戻ってきて、なんだかやたらに物を食べまくっています。
ここで調子に乗ると「取り返しのつかない事をしてしまったー!」と頭を抱えるのは何時ものことです(笑)

さて来週は「佐渡ロングライド」ですので、最終の準備をしなければいけませんが、連休中からなんだか集中できなくて、準備が滞っていました。
体の調子が良くなったらようやく頭の血の巡りも良くなってきたようで、この期に及んで色々と思い出してきました。
まずバイクですが、単純に何時ものFELT F5に、イベント用のWH9000C24を履かせればいいかと考えていましたが、今年の佐渡はコースが変更されて山岳コースが追加されて難易度が上がったということなので、急遽山岳イベント用の「スペシャライズド ターマックSL3 S'WORKS」に、MAVICのキシリウムSLRを組み込んで万全を期しました。
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キシリウムSLRは、マドンC用に11速のスプロケを入れて、軽量タイヤとラテッククスチューブで「一発勝負の決戦用」ホイールにしていましたが、結局2年間全く「一発勝負」の出番がなく(苦笑)、こんな高級機材を死蔵しておくのはもったいないと引っ張り出しました。

さて本日はお昼頃から雨の予報でしたので、出来るだけ早くでて、中程度の山岳コースでバイクのセットを確認します。
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この時期は4:00になると明るくなってきますね。
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本日は宇都宮市より東進して茂木町から茨城県の城里を抜けて、時間があれば大洗海岸に向かいます。
城里に向かうツインリンクもてぎの南ゲートの山間部の県道を通るのも、よく考えてみれば元日以来で、あの時は帰路は路面が完全凍結して難儀しましたが、なんだか5か月前の出来事とは思えないほど昔のような気がしていまいます。
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今年は年始早々いろいろありましたから、慌しかったですねー。
軽いギアでのんびり登っていたせいもありますが、流石にバイクの軽さとキシリウムの特徴である「まるで鉄板に乗っているような筋の通った剛性感」のおかげで、あまり苦労せず通過できました。

さて、途中のコンビニで、赤いビートのドライバーの方と自転車談義をしていたり、のんびり走っていたら、あらら結局タイムオーバーで途中で引き返すことにしました。
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この写真の地点で70Km走行していますから本日は140kmの走行になります。

で、そんなに追い込んで走っていないのに、補給と称してこれですよ(笑)
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ミニストップでマンゴーパフェを楽しんでしまいました。

おまけに途中の物産館「山桜」で、定番の「やぶきた茶ソフトクリーム」です。
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これを食べないとここに来た気がしませんが、あっ、計算上のカロリーは、けしてオーバーはしていないですからね!

ここ「山桜」は通称「ビーフライン」を走るオートバイの休憩所で、いろいろなバイクが賑わっていますが、自転車はどちらかというと脇役で・・・・と、なんとサイクルスタンドが用意されて場所が確保されているのは嬉しいですね。
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結局本日はこのまま帰宅で、ランチは市貝道の駅のある「ラーメン麺蔵」さんの味噌ラーメンとミニチャーシュー丼のセットで、本日は味付け玉子のサービスディでした。
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ここは魚介系のスープですが、クセがなく尚且つ濃厚で味噌にも合いますし、チャーシュー丼は、柔らかいチャーシューと白ネギの刻んだものがベストマッチで、大満足でした。
どうです!、もはやグルメブログで本日も食べ物の写真の方が目立っていましたね!。

まあ体調の方は戻ってきたようですし、久しぶりの山岳コースものんびりでしたが苦痛にならず楽しく走れましたので、あとは週末に向けてコンディションを維持して、佐渡に備えたいと思います。
うん、食べすぎには気を付けておきましょう(苦笑)。

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あれっ?風邪ひいて連休が・・・・ [雑談]

どうも流行りのウィルス性の風邪に感染していたようです。
具体的な症状が出る前に下腹部の腸の具合が悪くなり、とにかく体に力が入りませんでした。
なんとか「宇都宮サイクルピクニック」までは凌いだのですが、その後野暮用などをこなしているうちに、だんだん起きるのも辛くなってきて、頭は痛いし喉は痛い・・・あっ風邪だったという事が発覚しました。
まだ片つけ物とか自転車の組み立てとかいろいろありましたが、3日は一日中「安静」にして、4日も本当はツーリングでしたがDNSとなり、午後から「面会謝絶」で寝込んでいました。

なんというか、症状が一気に出てしまえば対処できるのですが、なまじ体力があるので結構潜伏して長引いた上に、なにかの拍子に体力が落ちると一気に発病していまします。
やはり2月半ばから色々と忙しかったツケが連休に一気に来てしまったようですね。

などと半病人オヤジのボヤキを聞いても面白くはないでしょうし、自分も寝たきりだとかえって代謝が落ちていくだけになりそうで、5日は軽く汗を流す程度と、EX8で平野部を流すことになりました。
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タイヤを700の35C幅の「グラベルキング」に変更していますが、走行抵抗が減ってペダルをくるくる回すと速度は出ませんが、それ故に風が強くてもあまり苦痛を感じることなくノンビリ流すのに適しています。

今回は栃木県益子町で、連休中毎年恒例の「陶芸市」が開かれているんで、それを見学に行き、往復60km程度のポタリングに成ります。
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中心は場内坂付近の窯元のギャラリーになりますが、横道や空き地にも多くの出店があり、陶芸品以外も色々なモノが出展されています。

自転車を置いて一通り見て周って、此処でのお約束の焼き鳥とノンアルコールビールです。
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いやこのシーズンは本当に風さえも心地よいサイクリングに絶好の季節なのですが、まあ遠くに行かなくともそれなりに雰囲気は楽しめます。

本日は本来なら山岳込のオーバーセンチュリーライドの計画でしたが、そんなことやったら3日は寝込むことに成りそうなので(苦笑)、とにかくノンビリペースで何時もの筑波山までの130kmを走りました。
まあ無理は禁物ですからそこまで走るつもりもなかったのですが、調子に乗ってしまって(苦笑)
ランチは何時ものお店が陶芸市で混雑ぢているので、益子道の駅の出店のグルメに切かえです。

まず益子の老舗の味噌と麹を営む「瀬尾麹店」のもつ焼きと甘酒スムージー(ノンアルコールです)を頂きます。
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此方の女将さんと色々お話ししますが、自分が益子で寄っているお店はほとんど知り合いとの事で、まあ狭い町ですからねぇ(笑)

で、「デルフィーノ」さんも出ていますので、本日はシンプルな「マルゲリータ」を注文いたします。
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当然食べすぎですが(笑)ここのピザは外せないんですよねー。
長らく移動販売で頑張っていたデルフィーノさんですが、2月に閉店に成った「洋麺食堂」さんの店舗に入ることが決まったそうで、暑かろうが寒かろうが、屋外で頑張っていたその努力が報われたそうで、本当におめでとうございました。

と、これにて5月連休のツーリングは終了で、イベント込で合計400kmしか走れませんでした。
まあ体調不調と雑用抱えながらでしたから致し方ありません。こんなことも有りますって!
明日から仕事で色々憂鬱ではありますが、とにかく今日は早く寝て体力を蓄えますね。

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