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今更ながら、空気圧をしっかり測ろう!デジタルエアゲージ購入顛末記 [雑談]

本当に今さらの話ですよね(苦笑)
自転車の、特にタイヤの接地面積の少ないロードバイクの場合、細かい空気圧の調整は、かなりデリケートに行わなければなりません。
タイヤの特性、ホイール、フレームの性格とそのバランス、それにライダーの重量や乗り方、路面状況によって、タイヤの「適正空気圧」は、必ず「スィートスポット」があるはずで、快適に軽く走るためには、それに適した空気圧を調整しなければなりません。
と、分かったような話をしておきながら、まあアバウトが服を着たような適当な人間の自分の場合、乗り出す前にフロアポンプのゲージで、「うーんこの位かなぁ」って、本当にアバウトすぎるでしょう!(笑)。

なんて話を出して、しっかり測りましょうという話の発端になったのは、3月に参加した「琵琶湖ロングライド」の時に、あまりに振動が激しいので、あれこれ工夫し始めたこ時から始まります。
まあタイヤの銘柄とか、カーボンハンドルとかで対策をしたわけですが、今回佐渡ロングライドを走った時も、結構振動がきつい事に、「いやこのホイールとタイヤとフレームの組み合わせにしては、あまりに硬すぎる」
と感じたからです。

自分は普段のツーリングはやや空気圧を落としてコンフォートにして「7.0Bar」で、ロングライドイベントの場合抵抗を減らす方向で「7.5Bar」、サーキットなどの路面上級の良いコースでのレースやヒルクライムの場合、それ以上の、タイヤの設定空気圧のMAXまでというような使い方をしていました。

佐渡のときも7.5Barで設定していましたが、パナレーサーのRACE Aにしては、あまりに硬すぎると首をひねってしまいました。
皆さんご存知だと思いますが、フロアポンプの付属ゲージというものは、自分の性格と同じで相当いい加減なものなんです(苦笑)。
そんなことは十分わかっていたはずなんですが、こりゃ此処に至、しっかりと空気圧管理をしなければいけないなということで、自転車生活で初めて「エアゲージ」を購入することにしました。

物はAmazonで売れ筋の、定番であるパナレーサーのデジタルゲージです。
2475円でした。
アナログ人間なのでメーターの方が好きなんですが、加齢による老眼はそんな好みさえ許してくれなくなっていますので、はぁ、歳は取りたくないものですねぇ(苦笑)。
DSC_0110.JPG


まず普段使用しているTOPEAKのフロアポンプで、ゲージに合わせて7.0Bar空気を入れます。
DSC_0106.JPG

うんうんかなりいい加減に入れていますねー!

次にこの状態でデジタルエアゲージで測定すると・・・・・
DSC_0109.JPG

なんと7.39Bar、もあります!!
表示より5.5%も過大な数値を充填していたことになり、仮に7.5Barで入れていたら7.91Barと、アバウトに考えれば8Baも入れていたわけで、そりゃガチガチで振動がきつくなるわけです。
また、朝気温が低い時に室温状態で空気を入れれば、昼間は当然気温も上がりますし、走行したことでタイヤの温度もあがりますから、ますます過大な空気圧になる理屈ですから、後半戦で振動が厳しくなるののも、これは道理というものです。

まあ、経験を積むということは良いことも多い反面、結構「なあなあ」で済ませてしまうこともあり、こんなことは考えてみればわかることを、きちんと考えて乗っていなかったという「悪い例」として、これは猛反省しなければいけないと思いました。
エアゲージ自体、そんなに高価なものでないのに、「まあいいか」と購入をためらっていたわけですが、はやり基本はしっかりとして、必要なものには必要なコストを掛けるべきという教訓ですね。

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