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カンパがボッテキアでやってきた! [自転車本体]

ロードバイク歴も10年を越えて、とうとう「禁断」の「カンパニョーロコンポネント」に手を出していました。
なにか悪いことでもしているような書き出しですが、それはカンパに失礼というものですよね(笑)。

事の始まりは、また(笑)も性懲りもなくヤフオクなどで新しいバイクを探していたことに始まります。
実は昔から「ピナレロ」のフレームを物色していたのですが、なにせ「超人気ブランド」ですので、程度の良い特に「チームSKYカラー」なんぞ出た日には、あっとういまに数十人の入札が入ってしまいます。
自分としてヤフオクなどに入札する「個人ルール」として「一人でも入札者がいた場合は落札しない」という「掟」を守っています。
とにかく商売するわけでもないですし、困っているわけでもないというのに、せっかく憧れのロードバイクを手に入れようとしている方の邪魔をするのは「仁義」に外れていると思っているからです。

で、「ピナレロFPクワトロ」辺を狙っていたんですが、これがなかなか見つかりません。
ちなみになぜピナレロかといいますと、「スタイルとカラーリングがオシャレだから」という、皆様型と同じ購入動機に合わせて、走行性能で「座りが良くまっすぐ走る」特性を持っているからです。
比較的硬いフレームでも振動吸収特性がよく、ミドルレンジ以下のバイクの場合、若干重めであっても、走り出すと軽く漕げる特性も合わせて、ロングライドに向いていると考えていました。

今回実は「2018年ピナレロラザ」が完成車で出ていて、サイズやカラーリングもバッチリだったので、ほとんど落札しようと決めていたのですが、価格が新品未使用とは言え、ほぼ販売価格のままであり、それなら新品買ってもいいかななんて恐ろしいことを考えているうちに、ふと目に止まったのが、今回落札した「ボッテキア8avio(オッタビオ)」でした。
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ピナレロと違って、同じイタリアでレーシングバイクの老舗のボッテリアは「知る人ぞ知る」ブランドです。
正直自分も名前は知っていて、イベントなどでたまに見かける以外は、どのようなバイクであるかなど、全くの予備知識もなく、このスタイルとカラーリングが気に入って見ていました。

但しサイズが「52」とあったので、「なんだ自分のサイズなら候補に入ったのに」と、紹介文を詳しく見ていると、どうも他のメーカーの56相当のサイズではありませんか!
希望価格も先ほどのピナレロラザの半額で、年式は2013年とやや古いですが、状態は良さそうだったので、もちろん他の人が入札していないのを確認して落札しました。

さて、今回落札するにあたり決め手になったのがこれです!
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そう、コンポーネントが「カンパニョーロ」だったのです。
当時設定のあった「アテナ11速カーボン仕様」で、ホイールも含めて混じりけなしのカンパ組でした。

正直自分はスポーツ自転車再開してからコンポは一貫して「シマノ」にしていて、実用性やコスト(ライフサイクルコスト)、互換性などを考えれば、そこに趣味性を介在させる余地はなく、シマノを使用していました。
ただ、もともとデザイン性に優れているとは思えない、「日本の工業製品」らしいところは当然不満でり、また最近更にデザインがなんだか「ガンダムチック」というべきか、ああいかにもという「オモチャっぽい」ものに変わってきて、とうとう「堪忍袋の緒が切れた!」という感じになってきました。

と言って、全て新品で「今更」カンパに移行するのにはリスクが大きすぎます。
とにかく上記のアテナなどは、下から2番目上から4番目のクラスのコンポなのに、値段は「デュラエース」と遜色がありませんし、工具類も別のものを揃える(純正工具がこれまた死ぬほど高い!)必要があり、その上絶対的な性能や耐久性が飛び抜けて良いわけでもありません。
聞いた話だと、本家の欧州ではあまり人気がなく、一時業績不振で身売り(シマノという噂も!)のうわさもあったということですが、結局同等以上の性能が半額以下で購入できるとあれば無理もありません。

ま、普段なら絶対手を出さないところでしたが、考えようによってはメインバイクでないものであれば、「嗜好性」を前面に出しても良いわけですし、完成車で10万円でカンパが付いてくると考えればこれは非常に魅力的な選択だったとも言えます。
今回オーナーさんの希望で引き取りに行って直接手渡しになりましたが、大変丁寧に使われていることも分かりましたし、前オーナーさんは生粋のカンパ派で、カンパしか使わないとのことで、貴重なお話も聞けましたので、非常に良い取引をさせていただきました。

さて肝心のバイクですが、帰宅後早々に「身体測定」を行い、各ジオメトリーを簡易的に計測しました。
大雑把に言うと、かなりレーシーで運動性に振った「スペシャ ターマック」や、反対に初心者向きに穏やかで直進性の良い「FELT Z25」などのように、特殊なジオメトリーではなく、一番近かったのは「FELT F5」で、ロードバイクとしては比較的オーソドックスな物であるようです。
結局自分に合わせるためにはステムの変更、コラムカット、クランクの変更等が必要なので、あくまで跨って転がした程度のイメージは、「芯が出ていて座りが良い」という今まで乗ったバイクではピナレロに近い印象がありました。
車重はLOOKのペダル込みで8.4kg、おそらくペダルなしで8.1kgとけして軽くなく、ピナレロFP2やアルミのマドン2.5、FELT Z25と同じくらいです。
ホイールがカンパの「カムシン」で、タイヤが「ヴッィトリアザフィーロ」というエントリーグレードなので、これを同じカンパの「シャマル」にして、タイヤもヴィットリアの「コルサ」に変えればおそらく7.5kg位には落とすことは出来るでしょう。
でもピナレロもそうなのですが、絶対重量は軽くなくとも、ガッチリ固められたフレームは結構推進効率が高そうですし、体重が重い自分には合っているかもしれません。

さてこれから改造の為に色々と調べなければいけませんが、スプロケを交換するための「ロックリング回し」や「チェーンカッター」などは最低揃える必要はあります。
更にクランクの交換となると、その筋では悪名高い「パワートルク」システムで、ホローテックのように簡単に取り外しができませんから、もしかするとそれ用の専用工具の必要もあるかもしれません。
ま、こうやってあれこれ調べたり、コツコツといじるのも楽しいですし、カンパの基本的なメンテナンスもこれから覚えようと考えていますので、それはそれで大変そうですが「お楽しみ」です。
暇を見つけて取り掛かることになるので、果たしていつになったら「初乗りインプレ」ができるかはお約束はできませんが、気長にお待ちください(笑)。



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空が曇っていると気分も体調も・・・・ [雑談]

まあ大人しくしていた方が賢明ではあります。
前回の記事の「逆流性食道炎」が、魔法をかけるように直るなんてことは無いので、朝方は消化の良い物を取って、あまり激しい運動をすべきではないのでしょが、結局朝の3;30には自宅を出ていました(苦笑)。
なにせ一年で一番日が長い時期ですから、直ぐに明るくなるはず?なんですが、どんよりとした雲で、なんだか薄暗い時間が続きます。

何でしょうね、暗い中自販機で休んでいると、暗い空の中でツバメが一匹何か「独り言」を盛んに空に向けて喋っています。
何だろうと不思議に思っていたら、野良猫が自転車に駆け寄ってきて近寄っても動かないでこちらを見ていたり、明るくなった通りの激しい道で「イタチ」がウロウロしていたり、なんだか様子が変でした。

天気もどんよりしていますし、雰囲気もなんだかおかしいですし、なにより、胸のモヤモヤがやはりかなりあって、走るのが苦しくなってきます。
だから走るなっ!!て言っているでしょう(苦笑)。

8;30頃土浦について、何時もなら霞ヶ浦に行くとかするのですが、そんな元気も無く、「コメダ」でアイスコーヒとモーニングを食べたらなんとなくモヤモヤも収まってきました。
さて体調は最悪ですが、気のせいかバイクの調子は軽快で、気のせいでなくいつもと同じように漕いでいるのに、明らかに1~3㎞/h程度巡航速度が高く走れます。
FELT F5も、色々と調整してきましたが、現在入れているカンパニョーロのZONDAのC17の「ワイドリム」に25Cのタイヤの組み合わせて、高めの空気圧にしたセットがピッタリ嵌まったようです。

確かに今までのタイヤの空気圧で7barというのは、65kg程度の標準体重の方の平均的な空気圧で、体重20kg増加で1bar程度上げるらしいので、自分の場合、イカン!MAX空気圧越えていしまうワイ(泣)。
それを知っていて空気圧を下げたのは、昨年の腕の怪我で、振動に耐えきれなかったからで、まあ現在差支えない程度には回復していますので、元に戻して、「本来の状態」を取り戻したようです。
筑波山付近まで、土浦から久しぶりに30㎞/hオーバーで走れました。
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ひさびさにHRを上げて1時間程度走ったので後はノンビリと、休憩を長めに取りながら帰路に付きます。

基本的に食欲はあまりないので、ガッチリランチという訳にもいかず、道の駅ましこで、テイクアウトのデリカと梅スカッシュを頼みました。
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このおからのサラダは本当においしくて、オムライスも癖が無く食欲がないのに綺麗に平らげられました。

帰路は何時もと違う道を通ってみます。
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気楽のノボリ始めたら、うわっ!勾配が15.85%ですって!

昭和60年に開通した「田井峠」という名前の峠だそうです。
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この後ノンビリ帰りましたが、体の調子は良くなってきていますが、相変わらずなんとなく空気がどんよりした感じがします。
田んぼの電信柱のてっぺんに、トンビではない「ハヤブサ」系の鳥がとまっていてピーピー泣いていたり・・・・そういえば金曜日も帰路の電線にカラスが大挙して一列に並んでいたりと、どうも怪しいです。

自宅は14;00頃帰っていましたが、バイクを洗ってブレーキなどの整備をしていたら15:37頃?宇都宮市の自宅は外に居ても一瞬「ギシッ!」と音がして、TVで群馬県の最大震度地震の速報が出ていました。
そういえばここのところ千葉の房総沖で、地殻の「スロースリップ」現象が起きていて、地震が頻発していますが、空気がモヤモヤしていたのは体調や天候だけではないという事を、動物たちも何か感じ取っていたのかもしれませんね。
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逆流性食道炎、ロードバイク乗りはご注意! [雑談]

なんというか、忌まわしくもあるのですがやっと梅雨らしい天気になったという感じです。 昔であれば、梅雨となれば「しとしとジメジメ」と陰湿に天気が悪い日が続くというのが日本の古来からの「梅雨風情」でありましたが、最近はドーンと降って、ドーンと気温が上下して、あまつさえ記録的な豪雨とかもあるとう「油断ならぬ梅雨」になっていて、こうなると風情もへったくれもありません。 さて、こういう天気は心身に堪えるもので、体調不調を訴える人もけして少なくありません。 自分の場合梅雨だからというわけではありませんが、このところ胸のモヤモヤや痰や咳などに悩まされる日々が続いていました。 場所が場所なだけに、「呼吸器内科」での検査を真剣に考えていたのですが、先日放送されたNHKの「ためしてガッテン」で、「逆流性食道炎」の特集を見ていて、の症状が全て当てはまることから、TVの前で「ガッテン!ガッテン!」してしまい、本日ホームドクターに見てもらいました。 幸いというべきか、自分の通っている医院の先生は「胃腸外科」が専門の先生です。 で、先生に症状と経過を詳しく話すと頷きながら「ガッテン!」下表情で(笑)、「疑う余地もなく逆流性食道炎ですね」との診断を受けました。 まず「逆流性食道炎とはなんぞ?」のパンフレットを記載さいます

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自分の場合なんですが、まず朝起きるとなんとなく鳩尾あたりからモヤモヤというか胸全体を締め付けられる ような不快感と、胃の突き上げ感が有り、それは朝食後自転車で乗り出した時にピークを迎えるという感じのものでした。 じつはこの症状は数年前からもたまに発生していたのですが、今年の春先辺りから症状が顕著になりました。 要するに普段の食生活から大量に胃酸が出るようになっていて、特に自分の場合夜食事制限をしている反動であさにガッチリ、しかも時間がないので早食いする習慣が続いていて、おまけにロードに乗って前傾姿勢を取るので、その時胃から胃酸が食道に逆流して、この症状を引き起こしていたようです。 また、痰や咳というものも、逆流した胃酸が気管に入って起こすものであり、最初は風邪による鼻水の影響かなと、そちらの薬を飲んでいましたが一向に改善しなかった事も説明が付きます。 無論、完全に「これ!」と決め付けるのは早計で、投薬治療の上経過を確認して、出来れば「胃カメラ」などで食道の炎症の具合などを確認していくというプロセスが必要になりますし、それで「違う」となれば、また別の原因を探し出さなければなりません。 自分の場合30代後半から「生活習慣病のデパート」と言われたほどほぼ全身病んでいた事から、体調不調の原因を探すのに、幾つかの医院を渡り歩いた末に数年かかりましたなんて経験があるので、「病院に行って薬もらってハイ解決!」なんて手軽なものではないことを、骨身にしみて体験していますから、この病気とも気長に取り組んで付き合っていこうと考えています。 まあ経験者から偉そうに言わせてもらえば(苦笑)、もし原因不明の体調不調に悩まされているのであれば「悩んでいる暇があれば、一歩でも前に進んで解決のために行動しよう」としか言いようがありません。 無論それこそ大学病院で検査したからといって、一発で原因が分かるわけではありませんし、以前「大腸けいしつ」病気で悩んでいた時は、片っ端からネットで自分の症状や状態を検索をかけて、ワードを変えながらしらみつぶしに探してたどり着いたという経緯もありますし、今回の「逆流性食道炎」もTV番組を見ていなかったら、多分見つかるまで時間がかかかったかもしれません。 それでも悩んでいて、「面倒くさい」とかいう怠惰の心持ちや、「もし大変な病気だったらどうしよう」という病への恐怖や、「ああこの程度は大丈夫だよ」という素人判断で甘く見るとかで、解決のための「行動の一歩」を取らないのであれば、「大変なことになりますよ」は、経験者から確実に訪れるであろう「結末」であると、言わさせていただきます。 ちなみに、ロードバイク乗りの場合、特に大食いしたあとの前傾姿勢は宜しくなかったようですね(笑)。 あと胃を締め付けると胃は場所がなくなり上に上がってきて横隔膜などを圧迫したり、胃炎の逆流も起きやすくなるそうで、「肥満」によるメタボ腹回りは致命的であるとともに、腹筋などを鍛える行為も同様の結果を招きやすいのだそうです。 そういえば自分の場合、昨年の腕の負傷で乗れない時に、腹筋を集中的に鍛えていた時期が有り、確かに胸のモヤモヤの症状が悪化してきた時期と、ピタリと当てハマっていました。 で、もし逆流性胃炎であったならばどうすればいいのかという対処法も掲載しておきます。

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症状を疑って、上記の方法で緩和することがあるのなら「ビンゴ」であり、直ちに胃腸科に行かれて検査することを強くオススメいたします。 とにかく「楽しい自転車生活」が目標であるので、自転車に乗ることで不健康になったりするのは本当に「本末転倒」ですから、楽しく自転車に乗り続けるためにも、正しい知識で、正しい健康管理の上、快適に自転車に乗れるコンディション維持を続けていきたいと思います。

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梅雨空の合間を縫って久々の筑波と空気圧考察 [雑談]

えっ?もう今年も半分近く来たんですね。
なんでしょう、いろいろあり過ぎて、時間の流れは速いのに、数か月前がずいぶん経っているような不思議な気持ちです。
筑波の恒例のコースも、5月は走っていなかったので、わずか1か月間だけなんですが、本当に久しぶりな感じがします。
何時ものこの時期だとセミ山岳を含む茂木経由大洗コースを走るのですが、日曜日は雨に成るので、土曜日で走るという事で、ダメージが少ない筑波コースにしました。
土曜日って、結構平日の疲れが残っていたりするんですよね(笑)。

何とか4:00に起床して、何の準備もしていなかったのですが、あわただしく装備を整えて5:30ころ自宅を出て、お馴染み鬼怒川自転車道に出ます。
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いやしかし、もう完全に空模様は「梅雨真っただ中」という感じで、もわーとしていますね。
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自宅を出るときも既に20℃以上ありますが、この時間ですでに23℃とこの湿度は結構堪えます。
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岩瀬の休憩所も昨夜の雨でベンチが濡れていて、休憩に成りませんのでさっさと先に行きます。
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りんりんロードも土浦駅などはキッチリ整備されているのですが、この終点の岩瀬駅は特に手が入る感じが無く、もう少し何とかならないかなとも思います。

しかし、何時もは鬼怒川は走っていても、くっきり「道しるべ」と成っている筑波山はまったく見えません。
真壁付近に来てようやぅボーっと見えてきました。
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りんりんロードは季節によって色々な花が楽しめますが、梅雨の定番の「紫陽花」はまだこれからですね。
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筑波口の休憩所で休憩して、地元のチームの方とお話などします。
なんと73歳で50年も自転車やっているとの事で、いや自分などはまだまだ「小僧っ子」ですね(笑)
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この後岩瀬に戻りますが、ここで有った方といろいろ話をして「Frディレイラーが変速しないので」という事で拝見しましたが、ほぼワイヤーが切れかかっていたようで、完全に引っかかっていたのですが、自分が動かしたら止めを刺したようで切れてしまいました。
通販で買ったロードだという事ですが、ティアグラの多分STI4800だと思うのですが、同世代の5700なども結構レバー根元のワイヤー土地付け部が切れてしまう事が多いです。
自分もやらかしたのですが、適切に組み付けないとこうなるようで、自分は切れる寸前でショップで部品の組み換え時に発覚して事なきを得ましたが、佐渡で車検時にお世話に成ったベテランのメカの方も「切れたワイヤーの頭が取れなくなって大変なんだよ」とこぼしていました。

そのほかも色々と問題を抱えていて、調整範囲で応急処置を施しておきましたが、通販購入で「独学」で進めると陥る落とし穴で、自分も苦い経験が有るので、信頼できるショップを探されることをアドバイスさせていただきました。
まあ、よく知っているベテランのサイクリスタなど、「仲間」との繋がりも自転車生活を豊かにする一つの方法ですので、この方も是非良いお仲間と巡りあって欲しいと思いました。

さてランチは益子の「Lesina」さんに1カ月ぶりに行きます。
此処の野菜を煮込んだスパイシーなカレーは、こういう暑いときにはさっぱりして食欲が湧いてきますね。
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4月末にお伺いして、5月の連休の時は「陶器市」で殺人的にお忙しかったのでご遠慮してから、今度がこちらが「イベント対応」で忙しかったのでお伺いできませんでした。
やはり馴染のお店は安心できますし、ご夫妻と食事後も随分世間話に花が咲いてしまいました。

さて13:00ごろ店を出ますが、もうガーミンの外気温は30℃を割り込みません。
路面上は陽が照っていると本当に暑く、34℃ぐらいで数値が動かなくなっています。
で、こういう時は勿論これです!
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ああっ!ガリガリ君が美味しく頂ける季節に成ったんですねー!

暑さも日差しも完全に真夏という感じですよね。
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いつも通り予報に騙されて(苦笑)こんなに晴れるとは思わなかったので、アームカバーをしておらず、日焼け止めも塗っていなかったので、キッチリと焼けてしまいました(泣)。

あっオマケですが、タイヤの空気圧ですが、今回何時もより高めの、フロント8bar、リア8.5bar目安を試してみようと、実際はフロント7.94bar、リア8.44barで充填しましたが、帰宅後すぐに測定したところフロント8.21bar、リア8.58barとフロントが3.3%、リアが1.6%空気圧が増加していました。
多分ガンガンに暑く照らされた路面走っていた時は、5%近く空気圧が高く成っているハズで、体感としても後半は細かい目地の震動もはっきり分かるようになっていましたので、計測上それが証明されました。
まあ前半の設定空気圧だと、流石に一発の入力は「ガツッ!」ときますが、細かい振動は気にならず、トータルで軽快に走れましたので、やはり自分の体重の場合、このくらい以上に空気圧を設置した方が、ロードらしい走りが出来るのでしょう。

ただ空気圧を高めるのも結構リスクが高く、勿論乗り心地は悪化しますからケースバイケースと成ります。
FELT F5の場合、決して振動吸収特製が良い方ではないので、これが限界です。
この空気圧設定は、マドンCの時に、ヴットリアのオープンコルサという、しなやかな高級タイヤとの組み合わせで使っていたもので、その時は振動がキツイとは全く感じていませんでしたから、流石高級機材という所で、その恩恵を今更ながら再確認した次第です。
まあこの程度のツーリングで消耗させるのは我慢できない・・・・というか恐ろしくて使えなくなり(苦笑)、ほとんど今は使っていませんが、恩恵も知らず当時は随分贅沢をしていたんですね。



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ホイールは相性!?、キシリウムSLRをメンテで継続使用 [自転車部品]

たしかサドルも相性だとか書いていたような(笑)
同じノリで書いているわけでなく、やはり自転車のホイール選びも、その人の体格、スキル、バイク、使用目的によって「最適なもの」があるはずで、むやみに高いものを買えば良いとかいうものではないはずです。
と「soranekoさんがそれを言うの?」と、周囲に白い目で見られるほど、まあいろいろな種類のホイールを購入していた自分ですから(苦笑)、故に分かることもあります。

自分の場合、とにかくこの「0.1トン」の体重が、使用できるホイールを限定させていて、結局「バイク込みで120kgまで保証します!」と胸を張って言ってくれたMAVICのホイールにトドメを刺しました。
とはいえ、たとえばコスパとランニングコストの安さでは、シマノのホイールが一番ですし、推進効率という意味ではフルクラムが優れていますし、じつはトータルバランスでは、結局カンパニョーロのZONDAがあれば十分だという結論にも達しています。

また自分の場合巡航速度が25㎞/h前後であり、30㎞/h以上の速度を維持して走るような、レーシング走行もしないとなれば、「高速回転での空気抵抗の少ない」ディープリムホイールも必要ないという結論に達しましてしまいました。
見栄えの良さと所有する満足度はゾクゾクするほどの喜びはありますけどね!(笑)
むろんまだ手を出していないカーボンホイールとか、チューブラーとか、チューブレスとかを今後試す機会があればまた違った展開もあるかもしれませんが。

で、現時点で、ロングライドイベントなどで、ある程度の獲得標高があるイベントで使うのなら、現時点で自分のベストホイールは「MAVIC キシリウムSLR」にとどめを刺します。
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これは2012年の時、マドンCの、山岳イベント用決戦ホイールとして「飛び道具」で購入したもので、MAVICのアルミホイールの代表作「キシリウム」の最上級グレードとして、同社の軽量ホイールの「RSYS」に使われたカーボンスポークの「ジクラル」を、後輪にさいようして、張力でなくカーボンチューブを突っ張らせて合成を確保する「トラコンプ」構造を採用した、かなり特殊なホイールでした。
現在のMAVICのラインアップだと「キシリウム プロ エグザリット」あたりになるのでしょうか?

またアルミ表面に「陽極酸化処理」を施して強化被膜を作り、リムの剛性を挙げて摩耗を防ぎ、リム表面をギザギザにすることで雨天でのブレーキ性能も確保した「エグザリットリム」も採用されていました。
うーん理系男子の大好きなスペック至上主義的な香りがしますね(笑)。

実際使ったところ、流石キシリウムだけあって、まるで鉄板のようなびくともしない剛性は健在で、なおかつジクラルスポークのカーボンが振動を吸収してくれるので、ガンガンに振動が来ることもなく、1400g程度の実重量は、デュラのホイールに迫る軽さで、各種イベントで大活躍してくれました。

ただし、この特殊な構造のおかげで、まずエグザリットリムは、専用のブレーキシューを要求するので面倒なのと、シューの調整がうまくいかないと「ギャー!!」というすさまじい音が下り坂で延々と続くのには閉口させられました。
そして、いつのころからが原因不明のい「カンカン」という異音がハブ付近から出るようになり、オーバーホールやゴムシールの交換でいったんは収まるものの、佐渡でも後半からその音が消えることはなく、特殊な構造ゆえの「使いにくさ」、「イニシャルコストの高さ」で使用を敬遠するようになり、山岳用にはWH9000 C24と、比較的平地の高速イベントでは「フルクラムレーシングゼロ」、のんびりとした冬場の平地トレーニングには「カンパニョーローロZONDA」と「MAVIC コスミックカーボンSLE」を使い分けるようになっていました。
うんうんなんて贅沢なんでしょうね(苦笑)

でも改めてキシリウムSLRを使用すると、やはり自分の体重とか走り方とかに一番合っていることを再確認でき、かなり堅めのターマックに履いても硬さが体に来ることがなかった快適性は捨てがたいということで、このたび謎の異音の撲滅を図ることにしました。

今まで色々と試したり、ショップにもオーバーーホールをお願いしたりと、それでも解決できなかったので、イベントに来ていたMAVICのメカニックに聞いたり、ネットで調べたりして、「トラコンプリング」という、ジクラルスポークを支えてテンションをかけるアルミのリングと、樹脂のスペーサーの摩耗が原因ではないかという結論に達し、その旨をショップと相談してメンテしてもらうことにしました。
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「ショップでもわからなかったの?」との疑問もありますが、まずこれはこのホイールをかなり使い込まなければそこまで摩耗しないので、おそらく修理前歴がほとんどなかったことと、やはり構造がかなり特殊であることから、「確かに言われてみれば」というところでした。
たぶん頻繁にキシリウムSLR,、RSYSのメンテの実績がないと、難しいのかもしれません。
もしくは別のホイールに買い替えてしまうなど、自分のように6年もしつこく使いまわして、なんとしても直して乗ろう・・・というケースは少ないのかもしれません。

デモですよ、当時30万円くらいした「高級品」ですから、いくら自分がこちらの予算の感覚が狂っているとはいえ(苦笑)そうホイホイ捨てられるものっではありません!。
まあ「修理不能」となれば(カーボンスポークにダメージ大だとかなり高い)リアだけ「RSYS」に買い替えようとかの選択もありますが、できれば思い出のあるホイールですから、修理が完了して、また新しい思い出を重ねられることを自分は祈っています。
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銚子センチュリーライド2018、悪夢再びディレイラーハンガーが! [イベント]

本日開催の千葉県サイクリング協会主催の恒例行事「銚子センチュリーライド」に参加して来ましたが、第一CPを17㎞過ぎたところで機材トラブルでDNFとなました。
同行したM島君のバイクのディレイラーハンガーが突然折れてしまい自走不能になり、自分のバイクも佐渡で走った時から出ていたキシリウムSLRの異音が色々やったのですが解消せず、大事を取って自分も一緒にDNFとなりました。

本日はほぼ夏を思わせるような、とはいえカラッとしたサイクリング日和で、銚子センチュリーライド名物「スイカ」を食べられないかったのは残念ですが致し方ありません。
朝は特に寝坊したわけでゃありませんが、現地に着いたのが6時頃で、既に最後尾近くに並ぶかありませんでした。
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まあ急いでも仕方が無いとノンビリ走ります。
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昨年からのコース変更で、結構アップダウンのある田舎道をのっけから走りますので、結構消耗しますが、
CPで補給を済ますのはチトばかり無理が有り、コンビニを探しますが、当然のように有りません(笑)
で、田舎にある小さな「何でもあるお店」に行くと、結構惣菜系が充実していて、なんとこんな物も有りました。
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このおはぎの美味しいこと美味しい事!。
このお店、田舎に良くある何でもある八百屋さんのようなお店ですが、店の一面が全て「惣菜系」で向けられていて、オニギリやお弁当や、揚げたのから揚げやコロッケなどが湯気を上げています。

地元栃木の田舎と、この千葉県香取市当たりの田舎の風情は随分い違いが有り、栃木や茨城などの田舎に行くと、農村地帯でも、広大な田んぼに家が点々としている程度で、人口密度はたかが知れているのですが、こちら千葉に来ると、明らかに単位面積当たりの農家の数が「桁違い」のようです。
その分規模は小さいようですが、もしかするとこういう農家の場合、お昼を作るのも人数が少ないと大変なので、こういったお惣菜を売るお店が必要に成るのかもししれません。

なんてのんきに「おはぎ」頬張りながら先に進みます。
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その先で、結構勾配が有りカーブのキツイところで、スタッフが数人集まっていて、警察の事故処理車両もいます。
どうやらここで転倒して「人身事故」になったようですね。

大変だねとその先の坂を上って上がりきる直前に後ろから「パキィーン!」という乾いた嫌な金属音と共に、M島君から「ディレイラーハンガーが折れた」という絶叫が聞こえるではないですか!!
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えっ!えっ!えーっ!!。
大変な残念ながら「また」ですかぁー!
というのも、もう5年前くらいに成るでしょうか、M島君が初めてこのイベントに出た時、ゴールまで残り40㎞という所の、成田空港横のローソンの交差点で、前のバイクのキャノンディールCAAD9のハンガーが折れたという事件が有ったからです。
前回は折れたのには「ちゃんとした理由」があって、まあ仕方が無いねという事に成りましたが、今回のバイクは最近新車で購入した同じキャノンディールのCAAD12で、転倒も無く、使用頻度も低いので、ダメージが有るはずもなく、ハンガーが折れた理由がまったく説明できません。

これはもう仕方が無いと、すぐ近くにいたスタッフに事情を話したところ、顔見知りのスタッフの方が居て、「なんだ、またM島さんのハンガー折れたの?」と、自分だけでなく、M島君も千葉県サイクリング協会で、すっかりトラブルが知れ渡っていて、今回の件で更に「顔を覚えられる」ハメに成りましたとさ!(苦笑)

で、こうなれば、ホイールから異音が出ていて正直「嫌な感じがするなぁー」と思っていた自分もすっかり戦意喪失という事で、50㎞地点で仲良くDNFという事に成りました。
この後大会本部に連絡して改修をお願いします。
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おおっ、この「回収車」乗るのは、佐渡でスポークが折れて以来です。

まあ普通スタッフにご迷惑をかけているわけですし、完走できないのですから「俺はダメ人間だー」とばかり、廃人状態でショボンと乗っているモノですが、親友通しつい仕事の事とか、趣味の飛行機の事とか、車の事とかで盛り上がってしまい、実は迎えに来ていただいたMさんもこちらの方面の「同好の志」だということで、回収車の中で盛り上がってしまいました(笑)。
まあ、何時でも何処でも何が有っても「ひたすら明るいどすこいライダー」の本領発揮ですね!

とまあ、スタート地点に送ってもらい、スタッフにお礼と謝罪をして、今回はくらーい乾杯です(苦笑)
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ノンアルコールですが、もはやヤケ酒です!


このあとMさんに教えてもらった、香取市の県道44号線にある「道の駅くりもと」近くにある、「恋する豚研究所」という、名前はお茶目ですが、地元の豚を使った物産のお店の食堂に向かいます。
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時間は既に13時頃に成っていましたが、地元の観光名所に成っているようで、食堂も「30組1時間30分待ち」と聞いて、次回のお楽しみで別のお店に向かいます。

近くにある地元の大衆食堂の「白浜食堂」さんで、お蕎麦のセットを頼みますが、結構なボリュームです。
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サービスで、いんげんの胡麻和えを頂きますが、大根の煮つけもお蕎麦も、かなり「甘みの強い」味付けで、
先の商店で買ったおこわのオニギリも、かなり甘めでしたので、この辺りの特有の味付けなのだと思います。
自分の母型の祖母の田舎の煮物の味を思いだして、自分としてはかなり美味しく頂きました。

まあ、残念な結果でしたが、自分としてはイベントの運営や、地元のロケーションなど、色々と収穫が有りましたので、強がりでは無く良しとしましょう!。
ある意味メカトラブルが大きな事故につながらなかった事を「不幸中の幸い」ととらえるべきでしょう。

とはいえ、千葉県サイクリング協会の皆様方には、ご面倒をおかけして申し訳有りませんでした。
懲りずに来年も「万全の体制」でまた参加しますので、宜しくお願い致します。
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