SSブログ

今季最悪の熱中症危険日に、考察と対策公開! [危機管理]

最近景色の変化による季節感と、空気の感じに違和感を感じることが多くなりました。
例えば日の短さや景色は既に秋で空も秋の空なのに空気は熱く蒸れていてい夏の空気が支配しているという、まさに昨日と本日はそんな感じの気候でした。
昨日大嫌いな(笑)草刈を、いよいよ追い込まれて行いましたが、1時間もしなううちに全身汗まみれで心拍が上がってきて・・・・要するに熱中症に成りかけました。
作業をするので長袖は仕方がないとして、全くの無風状態と湿度の凄まじさに「これは自転車に乗るのも危険だな」と感じました。

だから走るなって言うんですよ!(苦笑)。
というか本当に「命取り」に成りますから、こんな時は「走らない」が正解です。
と言っている本人が聞いていないんですから「馬鹿に付ける薬はありません」が、万全の備えをして、時間も早めに3:20には自宅を出発しました。
RIMG2157.JPG

ちょうど月がお隠れになる頃でしたが、早朝を通り越して未明に走っているというのに、全く「爽やかさ」のかけらもありません!
停止していると、それだけで全身にジワっと汗がにじんできて、本来なら走り出せば随分涼しくなるのですが、あまりそれも感じず、補給に寄ったコンビニもガラス一面が曇って水滴が付いていて、物凄い湿度があることがわかります。

冬場だと陽の光と温かみが本当に嬉しい日の出ですが、この時期は恨めしいだけです。
RIMG2158.JPG


山もボケていていますね
RIMG2159.JPG

というかこれだけ空気に湿度が含まれているのに、モヤっていない事が実は恐ろしく、それだけ気温が高いために「露点」に達していないんですね。

筑波山もこの湿度というのにクッキリ見えます。
RIMG2165.JPG

田んぼの黄金色の稲穂と、高い空の蒼さは完全に秋なんですがねぇ。

結局土浦まで行きましたが、もうかなりの暑さで参っていたので、霞ヶ浦にはいかず「コメダ」で補給と休憩をして折り返してきました。
RIMG2166.JPG

この時点で30℃は超えていて・・・というよりあまりの湿度に体温が下がらないため、とにかくサイコンのHRとニラメッコで、HRが130後半を超えないように、勾配や風向きに応じてケイデンスやギアを細かく選択して、強度を上げすぎないようにして走ります。
ちなみに同じ強度で走っているのに、心拍が上がっていくのは熱中症にかかっているサインですので、この時期は必ず心拍計をつけて、HRをモニターすることを強く勧めます!!

岩瀬に戻って水戸線の踏切を渡ろうとしたところ、ディーゼル機関車のヘットライトが見えたので「隠れ鉄」の血が騒ぎ、急ぎ駅の近くに行きます。
RIMG2168.JPG
RIMG2170.JPG

ダイヤの合間を利用しての「単機回送」でしょうか、単線の交換待ちのようでした。
もう「絶滅危惧種」とも言えるDE10型機関車で、ディーゼルエンジンでその動力を自動車の「トルコンAT」と同じ原理で伝達している機関車ですか、後継機の「DD200」や、幹線用の「DF200」は、ディーゼルエンジンで発電機を回して、その電力でモーターを回す「ハイブリット」機関車で、このタイプの機関車は以後現れることはなく、またDE10型のこの姿をJRで見るのもあとわずかになってしまうでしょうね。

さていつも通過する桜川市の採石場ですが、最近発破用のダイナマイトの「爆発事故」がありました。
RIMG2174.JPG

なんか見たことのある風景だなと、ぼーっとニュースを見ていましたが驚きましたね。
まさかこの暑さで自然発火したなんてことはないとは思いますが・・・・
これまた「艦船ヲタク」ネタで恐縮ですが、ちなみに大昔の「戦艦」は、結構頻繁に火薬庫の「主砲弾」の弾薬が自然発火して大爆発を起こして停泊地で「轟沈」してしまったものなんです。
有名なところでは「ビックセブン」と言われた長門型2番艦の「陸奥」は、大戦中のことですが、停泊中に大爆発で沈んでいます。
あの横須賀の公園にある戦艦「三笠」も爆発事故を起こしていますね。
故に戦艦は弾薬を冷やすために大型の冷却器で常に冷やしていて、「大和型」など冷却能力が優れていたので、士官室などもあの時代で「クーラー」が効いていたそうです。
うーんこれ自転車ブログなんですがねぇ(苦笑)。

さて何時もなら益子でランチですが、もうノンビリ走っている場合でないと、コンビニで補給を繰り返して、最高気温に達する前に帰宅してしまいました。
これが唯一の楽しみですね。
RIMG2175.JPG

夏はコレに限ります!

さて、自宅に戻ったら、外気温系は37.4℃と、体温を完全に超える気温になっていましたが、熱中症になることもなく走り切れたのは、体力があるからでも「根性」があるからでもなく、ひたすら経験から学んだ「スキル」があるからであって、これを自分は「身体冷却管理能力」と勝手に読んでいます(笑)。
まあ、かつて何度も熱中症になりそうになりながら、ツーリングやイベントを10年以上走ってきたわけで、当然酷い目にあったこともありますが、その対策を立てて克服してきたので、たいていの気象条件の中を走れるのですが、今回それをまとめた一覧表を添付します。
熱中症考察b.JPG

もっと解りやすく「パワーポイント」などで「紙芝居」でも作って説明したほうがわかりやすいとは思いますが、このブログに来られている方々の「文章読解能力」を信じて、文字だらけで載せてしまいます(笑)。

本当は5月頃載せようと思ったのですが、色々と忙しく今頃になってしまいましたが(苦笑)、来月も残暑が続くということですから、よろしかったら参考にしてみてください。

nice!(17)  コメント(8) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。