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2018笠間センチュリーライド、雨の中久々のフルコース完走! [イベント]

まあこういうイベント関係の記事は、出来るだけリアルタイムでお届けして方が良いのですが、流石に最近帰宅するとそのまま倒れ込んで寝てしまいますね。
そこまで過酷なスケジュールではないのですが、やはりこういう時は歳を感じます。
ここ数年参加はするものの、自分自身の精神的なスランプや、仲間の体調不調、自分自身の怪我などもあり、ハーフコースしか走っていなかった茨城県笠間市で9月2日開催された、笠間センチュリーライドに参加して、3年ぶりくらいにフルコース完走いたしました。

なんというか、この大会は毎年「悪天候」が代名詞となっていて、それはそれで大会としては不名誉というか不本意ではあるのですが、地元常連の参加者の場合「だからそれが何なの?」とばかり、嬉々として集まってくるところが凄いですね。
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とは言え既に夜明け前より筑波山付近を中心に、かなりの大雨でしたので、エントリーしたものの参加を断念した参加者も多かったでしょう。
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今回は告知期間が短く、色々と手続きが間に合わなかったりした事なども影響してか、何時もの半分くらいの参加者数だったようです。
ま、そのあたりは色々と問題も有るでしょうけど、全体として自転車イベントの「潮目」が変わった事は間違いなく、昔ながらの地元サイクリング協会の、「手弁当」によるイベントは少なくなっています。
個人的には、そういうイベントを探してわざわざ日本中に出かけて行く方なので、「モノ好き」と言われても仕方が無いのかもしれないですね。

さて何時もながら開会式が始まります。
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この時点では雨は止んでいましたが、雨雲はどんよりと空を覆っています。

自分は8:14にスタートで、笠間市街地を抜けて、先行していたM島君と合流して50号線を桜川市岩瀬を目指しますが、この頃には間断なく強めの雨が叩きつけていました。
こうなると写真などを撮っている余裕は無く、とにかく路面状況を注意深く見ながらライン取りをして、安全に走ることに意識を集中しなければいけません。

今回は目標が「フルコース完走」なのですが、このところ身体的なコンディションや、マシントラブルで完走できない事が多かったのと、ロングライドは走るのが久しぶりだというM島君の状態を鑑みて、徹底的に自分のペースで走らせていただきました。
まず最初の1時間は完全に「ウォーミングアップ」としてゆっくり走り、以後28㎞/h前後のペースを維持、上り坂は脚の消耗を抑えて軽いギアでクルクル回す、補給は前半大目に1時間ごとに行う・・・を徹底して、以後コンディションをこまめに確認しながらはしりました。

筑波山を左手に見て。南側に回り込んだ辺りで雨も小降りになり、第一CPあたりで、どうやら止んできたようです。
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とは言え湿度は高く、景色も煙っていてぼんやりしていますし、正直走っていて気持ちの良いコンディションではないのですが、走り出したら戻るしかないのがロングライドですから、淡々と距離を詰めていきます。

何度かの休憩で、茨城県を走るときには必ず寄る「セイコーマート」で、定番の100円パスタと、夕張メロンソフトを頂きます。
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12:40頃には90kmを走行して会場に戻ることが出来ましたが、当然今回はフルコース目標ですので、チェックをして走り出します。
どうやらハーフコースで終了させる参加者が多かったようで、走り出すライダーをあまり見かけません。
今回は一度駐車場の車に戻って、ウェアの交換、余分な装備を下す、十分な補給をする作戦で、13:00頃にはスタートすることが出来ました。

此処からは山岳コースが中心ですので、ペースは更に遅くなりますが、慌てても仕方が有りません。
それでも最後のCPも通過で来て・・・・とこの時点で後ろに走っているライダーは8人くらいしかいないという感じでした。
周りを走っているライダーも、常に何処かで出会っている感じで、多少の速度差は有れれど、皆さん同じペースで移動している感じです。

まあ17;00まで2時間残っていますし、慌てても仕方が無いと、城里の何時も行っている「山桜」で「やぶきた茶ソフトクリーム」をのんびり楽しみます。
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此処までくればシメタもので、後2回の山登りをすれば峠越えでトンネルを越えて笠間に一直線です。
途中合流したライダーと一緒にゴールします。
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やはり、こういう悪条件のイベントを完走すると、「達成感」で嬉しいものですね。
皆さんずぶ濡れの泥まみれの顔ですが、会心の笑顔を見せています。

この大会の参加賞はお馴染みの「笠間焼のぐい飲み」なんですが、完走証と共にいつもより有難味が格段に湧き上がっていて、本当に嬉しい参加賞となりました。
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多分ほとんど最後の頃の完走者でしたが、タイムは8時間19分と、このコンデションや状況からけして遅いタイムでは無く、また今回はフルコースを走りきった参加者は、遅い早いは関係ない「皆勇者」だったと、個人的には思います。
このコンディションの中、無事に完走された皆さんに拍手を送りたい気持ちです。
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