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ロードバイクの「味」て何だ? [雑談]

そんな恐れ多いテーマを私ごときが語る資格なぞ、そもそも持ち合わせてはおりません(苦笑)。
そのあたりの遠大なテーマは、長い経験と見識、豊富な文章表現力をお持ちの諸先輩方にお任せるるとして、とはいえ「有る!」という事は、感じることができます。
今年購入した「ボテッキア8AVIO」(以下オクタビオで書きます)は、そいういう意味で絶対性能云々ではない、ふくよかな味わいがあるバイクだと思います。
無論これはタイヤはホイール、コンポーネントの組み合わせで如何ようにも「アレンジ」できる領域の部分ではありますが、悪い意味で比較しているわけではありませんが、自分が所有しているFELT製のロードバイクとは好多少の位置にあると思います。

さて、本日は特段追い込む予定もなく、体調の方も順調に回復してきて「通常運行状態」に戻りつつあるので、ホームコースの「秋」とオクタビオの味を楽しんでこようと、4:30出発で霞ヶ浦に向かいます。

予報は曇りでしたが暗い空にまだら模様で明るいところが有り、晴れ間も出そうです。
ただ湿度はまだ高く、気温が落ちたのでガスが出てきています。
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ガーミンの表示が5:23頃白背景になったので日の出の時刻になりましたが、しばらくしてガスった地平線からお日様が顔を出しました。
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この時点では筑波山も霞んで見えないですね。
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岩瀬には7:00ごろつきました。
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桜の木の葉も黄ばんで葉が落ち始めました。
ちなみに写真の日時はスペアカメラを慌てて出しきたので、デートが会っていません(笑い)。

空を見ると山越えで洗濯板のような模様の雲「波状雲」が広がっています。
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この雲は気象学的に言うと、気流が山などにぶつかると衝撃波でこのような文様ができるそうなのですが、
かなり広範囲に出ていました。
あくまで「俗説」ではこれも「地震雲」の範疇に入るのだそうですが、「信じるも信じないもあなた次第」です!

本日の目的の一つの「秋」ですが、岩瀬を出て北関東自動車道に交差する手前に、この季節を代表する「彼岸花(曼珠沙華)」の群落が・・・・
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あれれ?今年は随分まばらですが、まあまだ早いんですよね。

随分端折って(笑)、9:00頃に霞ヶ浦に到着です。
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なんか護岸工事をしているようで、サイクリングロードが通行止めになっていました。
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肝心のオクタビオですが、改めて長距離を乗ると、細かい振動が、角を丸められたように抑えられていて、路面が荒れていても体にガツガツ来ないのが、とても乗りやすいです。

このあたりはFELT Z25に、WH9000 C24+パナレーサーRACE Dの組み合わせも優秀なのですが、推進効率はオクダビオの方が一枚も二枚も上手で、同じく直進性能も優秀ながら、ハンドリングはZ25がど「アンダーステア」で癖が強いのに反して、オクタビオは「ニュートラルステア」で、下りながら速度がついた直角コーナーのような意地悪な場所も、同じFELTのF5やスペシャターマックでも緊張するところ、オクタビオは何事もなかったように普通に通過できたのには驚きました。
この特性はロングライドには本当にありがたい特性で、断然疲労感が違ってきます。

この辺をひっくるめて、体に伝わってくる感触全てを含めての「味わい」というところなのでしょうか?
絶大な安心感がある操縦特性とは裏腹に、「カンパ」はやはり「カンパ」なのかもしれません(笑)。
自分はカンパはこの年式の古い廃番となった「アテナ」しか知りませんから、最新型の「スーパーレコード」でも扱えば当選評価は変わってくるでしょうけど、「悪い」というのではなく、シマノが「許容性が広く万人の要望と操作を寛容に受け入れてくれて正確に作動する」のに対して、カンパのこの「アテナ」の場合、「機械的な部分に問題があるわけではないが、正確に作動する領域はシマノよりかなり狭く、尚且つ特定の操作法(癖)があり、それを乗り手に要求してくる」といったところでしょうか。

おそらく今のシマノのコンポーネントを「正」としてそれしか使っていない人には、「扱いが難しい」とか「操作性が劣る」というネガティブなイメージの方が大きいかもしれません。
まあ、自分の場合今みたいにカチカチ(SIS)と綺麗に変速出来無い大昔の変速機から使っていたことから、
「綺麗に変速するのには手順がある」が体に染み付いているので、そのコンポの特性や「間」などに「自分のほうから合わせる」事が苦痛とは思っていない方なので、結構アテナの癖を楽しんだりしています。
ただ、慌てて減速しようとしたりすると、いつもの癖で操作して「ガチャガチャ」と失敗してしまったりしますが、そこらへんも「痘痕も靨」で機械らしくて面白いのではないでしょうか?

かと言ってこのバイクの変速機を中古の9000シリーズに替えてしまおうとかは考えていません。
パーツは手に入るんですがね(またかい!)
これはこれで、これこそが「味」なので、現行の組み合わせでしばらくは行きたいですね。
もう1台、同じバイクのフレームだけでも手に入らないかなぁ(オイオイ!)

と、バカな話はさておき(笑)、帰路に着きます。
この山が色づいてくるのもそう先のことではないのですよね。
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帰路に立ち寄る「ましこ道の駅の駐車場に、古い「コルベットC2」のオープンが停車していました。
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状態も綺麗でしたが細かいところの装飾や助手席にさりげなく置いてあった「テンガロンハット」も含めて見事な「アメリカン」のコーディネートで、オーナーさんのセンスの良さがにじみ出ている個体でした。

後ろに置いてあった古いベンツのSLもいい味が出ています。
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さてランチはいつもの「Lesina」さんでと思って・・・・・と、益子はなにかのお祭りの最中で、お店も満員状態で店内も「お祭り状態」でしょうから(笑)、本日は遠慮してお隣の「つかもと」のカレーをいただきます。
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こちらも満員で結構待たされましたが、美味しいカツカレーをいただけました。

満腹お腹が少々重いので以降のんびり走りましたが周りの畑はすっかり「蕎麦の花」が咲き始めました。
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来週あたりは満開で山野がそばの花の匂いで充満するでしょう。
新そばが待ち遠しい季節ということですで。
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