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無念!富士山の見えない富士山一周サイクリング [イベント]

まず、富士山一周サイクリングのスタッフの皆さんに、心から謝罪させていただきます。
特にゴール後に対応していただいた方には、ご不快な思いをさせてすみませんでした。
で、なんでのっけから謝らなければいけないかといいますと、ゴール後色々とダメージが大きく、放心状態だったので、普段ならどんな状態でも愛嬌を振りまいているところ(苦笑)、かなり「憮然」とした態度を取っていたからです。

で、何でそうなったかというと、まずこのコースです
富士山一周コース.jpg

これは、エントリーする時から判っていた事ですが、116kmのコースで、獲得標高が1724mと、多分ほとんど「登っているか下っているか」という、「100kgデブ」の自分には最も合わないコースで(苦笑)、尚且つ開催日の6月30日とくれば、「梅雨」真っ盛りですから、まあ天候の悪化も想定しなければいけませんでした。

なんとか完走は出来ました。
2019富士山一周サイクリング.jpg


しかし、富士山の北側の一部コースを除いて、終始強い雨が降り続け、南南西から強い湿気を含んだ強風が吹きつけているせいで、富士山の南側はほぼ湿度100%で霧というか雲の中の状況で、山岳で濡れているのに寒さどころか汗が止まらず体温が上がって行き、富士山はおろか、周囲も全く見えず、土地感のないコースで、濡れた路面と脇を通るトラックやバス等に、体力と神経をかなり消耗されてしまいました。
個人的に補給もうまくいかず、とうとう100km地点でハンガーノックと足の攣りも出る始末で、なんとか帰ってきたのは良いものの、頭は完全に真っ白になっていました。
大会の名誉のために言えば、これは完全に天候と個人的な準備不足のせいでして、特に現地で頑張っているスタッフの皆さんに、いわば「当り散らす」が如き行為は断じて正当化できませんし、それで冒頭の「謝罪」ということになりました。

しかし、けして短くない、、またいろいろな悪条件を経験してきたサイクリングイベント参加歴の中で、今回ほどダメージが大きかったことはなかったと思います。
どんな悪条件でも、完走さえすれば感動と達成感があったものですが、今回に限っては「言い様のない敗北感と後味の悪さ」が頭を占拠して、正直「1秒もこの地に居たくない!」とばかり、参加賞も貰わず逃げるようにして帰ってきました。

で、考えるにその最大の原因は「富士山が見えなかった」ということに尽きるような気がします(苦笑)。
正直雲の中で周囲も見えす喘ぎながら走っているのなら、那須高原や日光霧降高原を走っているのと変わりはなく、ワザワザ御殿場まで遠征する必要もありません。
多分、この付近の観光は、その魅力の大部分が「富士山」に依存しているきらいがあり、その主役不在のワンマンショーでは、話になりません。
また、観光地として「開発し尽くされている」部分で、信号機や車も多く道も荒れており、けして自転車で走りやすい場所ではないようにも感じました。
まあ、これは自分が「田舎」の栃木と茨城で車の走っていない所を選んで走っているから、そう感じたのかもしれません。

ひと晩開けた体のダメージから、そんなに追い込んで走った感じではなかったのですが、本当何故昨日はああもやられてしまったんでしょうね(苦笑)
ともかく個人的には残念なイベントとなってしまいましたが、これで富士山周辺を嫌いになってしまわないように(笑)、天候の良い日を選んで「リベンジ」してみたいと思いました。






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