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発走直前にコースアクシデントで短縮!津軽ロングライド [イベント]

今年も青森県五所川原市で8月11日に今年で11回目の「津軽ロングライド」が開催されました。
10日に休暇に入って宇都宮から移動しましたが、帰省と重なって東北自動車道は大渋滞にでした。
でも、最近思うのですが、高速道路での移動は年々走り難い環境になっているよ言うです。

具体的には大型トラックの速度規制が始まったあたりから、80km/hで走る大型トラックをノロノロと抜いていく大型トラックやバスが追い越し車線を塞いで流れを阻害して、最近は追い越し車線を、我関せずとノロノロ走る乗用車も増えてきたように思います。
多分都心の4車線道路を普通に走っている感覚のようですが、全く周囲を見ている気配もなく、自分から譲ろうという気配もありません。
このあたり、最近社会問題化した「あおり運転」とも無関係ではないのかもしれませんね。


付け加えると、自分的には「移動する大きな箱」でしかない、大型のミニバンもこれまた全く周囲を見ることなくお構いなしで走っている車両が多いです。
で、様子を見ると、若い人や女性ではなく、いかにも「お父さん」みたいな人が多く、奥さんとか子供とかと「家族団欒」で楽しそうに談笑しながら走っているんですね(苦笑)。

要するに、「高速道路を安全に運転する」と言う意識と技量が無いとしか言えないんですよ。
確かに最近の車は随分安全になり走行性能も良くなっていますから、安全に走ることもできますが、「2トン近い重量が100km/hで動く」という物理的な現実を、あまりに甘く見ているのではないでしょうか?
とにかく勝手気ままに走り回る「幸せな人々の無邪気な乱痴気騒」に巻き込まれて事故に遭うのはなんとしても我慢できませんので、そんな「走る障害物」を避けながらなんとか五所川原につきました。

とにかく先週は忙しく疲れきった上に、長時間の高速道路移動の「格闘」で、ボロボロでしたが、泊まったビジネスホテル「ホテルサンルート五所川原」には、なんと源泉かけ流しの温泉があり、この泉質が抜群だったこともあり、久しぶりにのんびり温泉に浸かって、かなり疲労が回復しました。

さてイベント当日の事ですが、いつものように早めに会場に入り準備します。
昨年お会いした方や、なんと同郷の栃木県から来ている方々と談笑した後、6:30よりエントリー開始となります。
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今年もこの大会は盛況のようです。

開会式が始まりました。
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さあ自分は第一ウェーブですからスタート地点で8:00スタートのカウントダウンを待ちます。
しかしスタート直前となっても動きがないので「??」と待っていましたが、なんとコース上の電信柱が倒れて通行止めになっているとのことです。

色々と協議をしているようですが、通行止めの場所が第一CP直前で、迂回ルートが取れない山道ですので、最悪残ったルートで半分だけ走るという選択もありるかもと、ご一緒していた「百哩走大王」のメンバーの方と話し合っていましたが、なんと本当にそうなってしまいました。
自分も長いこといろいろなイベントに出ていますが、コースの事故で直前に走る距離が変わるというのは初めてのことで、百哩走大王の方も初めてとのことで、まあこうなったらし方がありませんよね。

結局8:32に90kmの短縮コースで走ることが決定して走行開始となりました。
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で、いつもなら体を温めるのと後半戦に備えて「出し惜しみ」ではありませんがペースを抑えるのですが、その必要もないということで、流石に地元の「ロードレース実戦部隊」のように40km/h巡航は無理としても、35~37km/h辺りの早いパーティに紛れたり引っ張ったりして、急遽第一CPになった、十三湖北岸山岳沿いに走る国道を登って、「道の駅十三湖高原」まで一気に走り抜けます。
途中の橋では自動車の単独事故(?)で軽自動車が橋の欄干に突っ込んでいたりと、まあ何ともアクシデントに見舞われたイベントになっていましたが、「イベント出ればアクシデントに遭遇する」星回りの自分が参加したか・・・・ではないと思いたいですね(苦笑)・


此処ではこのイベント高齢のメロンとアイスクリームをいただきます。
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スタッフの方々も、急遽場所が変わっての展開で大変でしたでしょうけど、笑顔で出迎えてくれました。
個人的には約30kmを1時間ほどで走り抜けて、満足してしまいました(笑)。
結局ここで30分ほどのんびり休憩して、なんとなく気分は「消化試合」のような感じで、高原を下って海沿いに出れば、あとは本来のメインコースに戻れます。
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基本的にこの十三湖の西岸のこのコースは終盤に来ていたのであまり余裕がありませんでしたが、本日は全く疲れていない状態でしたので、のんびり周りを見ながら走れます。
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このあと第2、3CPとなった車力のエイドステーションに到着します。
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ここでは龍飛岬の「竜泊展望台」のエイドステーションで出るはずだったオニギリとかも提供されますが、まあまだお腹がすく時間でもないんですよね。

さあ車力を出てからですが、どうも基本的に強い東風にあおられる感じで、前に進まない感じになりますが、そこそこのペースは守って、なんとか五所川原市内に戻って行きます。
ゴールの「つがる克雪ドーム」に帰ってきました。
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今回も無事ゴールできました。
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本来のコースでない短縮コースですが、それなりに思いっきり走れたので、個人的には結構面白かったです。
そういえばこの日は最高気温も28℃程度と、このところ真夏の暑さでさんざんやられていましたから、多少風は強いものの快適なライドでした。

さて本当は夕方近くまでかかるはずでしたが」お昼過ぎに終わってしまいましたので、近くの温泉にのんびり浸かることにします。
この五所川原市は温泉の宝庫で、普通に田園や街中に「銭湯」があって、それがみんな「源泉かけ流し」という、なんとも贅沢な銭湯がたくさんあります。
その内の一つ「音次郎温泉」に行きました。
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ちなみに日帰り温泉施設と銭湯の違いですが、銭湯「銭湯法」というもので決められた公衆浴場で、値段も抑えられている代わりに、シャンプーや石鹸などのホスピタリティが無く、自前で用意するのが普通です。
でも、何故だか自分の車には、お風呂セット一式と着替えが常備されていまして、いつどこでも温泉を楽しむことができます。
20代の頃から始めた「温泉巡りドライブ」の名残ですな(苦笑)

この日は青森市内で宿泊となりましたので、市内の食堂で定食と生ビールをご褒美にいただきました。
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大ぶりのイカとホタテのミックスフライ定食が840円で、イカも柔らかく大満足でした。

行き帰りの距離や交通渋滞、イベントの短縮などもありましたが、自転車と温泉と美味しいもので、最近疲れきった心身を思いっきりリフレッシュすることができました。
多少のアクシデントはイベントの付録みたいなものですが、平穏無事なイベントも味わいたいというのは贅沢な話なんですかね(笑)
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