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ロードのパナチタンに、MTBのXTRのSPDペダルを付けました。 [自転車部品]

思い起こせば、自分がロードバイクを始めた2008年以降から、所謂「ロードバイクブーム」が始まったと認識しています。

まあ今のように「真偽不明の溢れるような情報」が氾濫していたわけでもないので、身近に手本となる人や教えてくれる人のいるチームに入っていなければ、おおむね情報の入手先はバイクを購入したショップか、自転車雑誌、インターネットを検索するといった感じだったと思ます。

ロード以前にクロスバイクに乗っている頃、所謂「ビンディングペダル」なるものを使うとなると、選択肢はほぼシマノのMTB用の「SPD」と相場が決まっていました。
この辺りが実は自分や多くの人々に「ロードバイクのビンディングペダルはSPD-SLやLOOKなどが当たり前」であり、SPDを格下の「ビギナー向け」という間違った認識を植え付けつぃまっていたように思うのです。
無論それは大きな間違いで、MTBのバイクやコンポーネントの方がむしろ先進的で高級であり、ロード用のコンポが「後追い」していることは周知の事実です。

さて、自分は最近通勤用のロードバイクと、冬の間のメインバイクの「パナチタン」をSPDペダルにして乗っています。
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片面にビンディングあるタイプで、もう片面はフラットペダルとして、普通の靴で乗ることができるので、便利なことは便利でした。

あと、御存じのとおり自分は膝がダメなので、ガッチリ固定する「SPD-SL」のペダルだと、足の捻じれ系の動きの歪が全て膝に集中してしまいダメージが大きくなっていたので、比較的捻じれ方向に余裕があるSPDの方が足に優しいという事もあります。

ただ、もそもSPDペダルは自分がロードで行っているような「長距離ツーリング」を想定していなかったので、「こんなものかなぁ」と使っていました。
ただ、正直片面のビンディングだと、頻繁な付外しが面倒ですし、シューズも今一つ有っていないので、長時間履いていると足が痛くなったりしていましたので、今回思い切ってペダルとシューズを両方購入することにしました。
場合によっては各種イベントにも使えるようなものを選別しました。

で、そうなればいっそのことシマノのMTB用では最高峰の「XTR」を選びました。
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うーん、箱からして高そうな感じですが、実際本当に高かったです(苦笑)

使い方として競技に使ったりXCをするわけではないので、重量は気にせず、踏み面が広く安心してペダルに足を載せられるように、周囲にガードがついているタイプにしました。
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ロングライドで終盤など結構疲れていて注意力が落ちるので、踏み外さない方が安心であり、また転倒などした時も周囲にガードがあった方が安心です。

さっそく今つけているペダルをアーレンキーで外します。
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ペダルは、長い事使用しているとクランクに固着してなかなか外れない事がありますが、原因は特にアルミのクランクの場合、ペダルシャフトの鋼鉄と、ねじの隙間に入った水が原因で「異種金属腐食」所謂「電食」を起こしてねじが回らなくなってしまう事が原因です。

自分は新しいペダルをはめる時には、必ずシャフトのねじにグリス等を塗布します。
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グリスを塗ると滑って緩んでしなうと思うかもしれませんが、反対に滑ることで、同じトルクで回しても、よりねじ穴の先の方まで回ることで「軸力」という物が高くなり、ガッチリ締結して緩みにくくなります。
またねじとボルトの隙間にグリスがあることで水の浸入を防いで錆で固まることを防いでくれます。
自分は雨でも乗らなければいけない通勤用のバイクや、イベントが雨の想定の場合、各部のねじにグリスを塗布して錆を防ぐようにしています。

さてXTRをパナチタンのアルテグラFC6750のクランクに取り付けます。
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クランク側にあるくぼみに、ペダルシャフトのフランジがまるであつらえたように「ぴったり」はまって、この辺りは流石シマノのパーツですね。

さて今度は新しいシューズです。
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まあ、あまり高級な競技用のモノではない事もあるのでしょうが、こちらは何とも安っぽい箱です。

シューズはME3という、XCにも使えるものを選びました。
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本当はもっと軽くて歩けるものをショップでは進められましが、サイズが「45」で選ぶと、選択肢ががっくり減ってしまいました。
こうなるとカラーも選べないのは、大きいサイズの宿命という感じでもう慣れっ子ではあります。

今通勤用ではいているシューズは44というサイズです。
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今度のシューズは一回り大きいのが解ると思います。
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まあ特にキツクはないモノの、冬場などで厚い靴下などを履いたりすると全く余裕はなく、足先が痛くなってきたので、一つ大きなサイズにして、あとはインナーソールとかで調整する予定です。

SPDのクリートを取り付けるのは本当に久しぶりなんですが、此処までは良かったものの、さて試に乗ってみると、なんだか具合がよろしくありません。
綺麗にペダルにキャッチしてくれなかったり、また外そうと思うと結構大きな力が必要だったりと、締結力をいろいろと調整しますが、なんとも上手くいきません。

困った挙句シューズを疑ってクリートの位置とかを、いろいろ変えたら何とか嵌るようにはなりましたが、両面のクリートがあるという事は、左右合計4個のクリートの調整が必要で、これを同じような感覚でキャッチ&リリース出来るようにするのに以外に手間を取りました。

とにかくツーリングで足元のペダルに余計な神経を使うのは出来るだけ避けたいところで、自然にキャッチしてもらって、自然にリリースできるようにしました。
これは先も言いましたがツーリングの後半は疲れて注意力が低下するので、踏み外して転倒したり、外そうとして外れなくて「立ちごけ」などしないようにする配慮です。

取りあえず使えるようにはしましたが、細かい調整や工夫などは、ロングライドを走ってみれば、色々な事が解るとは思いますから、今期の冬のテーマとなりますね。

さて、この記事をもって、自分のブログは今年最後になります。
なんだか慌ただしい一年で、元々いろいろやろうとしていたこ事は何もできなかったように思います。
その代わりに新しいイベントに挑んだり、ダイエットに挑んだりして、「それでもと、先を見て進む」事を心掛けたつもりではあります。
来年は「体重2ケタの自転車生活」元年として、色々な事をリセットして挑んでいこうと思っています。
おそらくやっていること自体は「代わり映えがしない」かもしれませんが、来年で55歳という「アラ還(アラウンド還暦)」という一つの節目になりますので、まず5年後の還暦に向かって一歩一歩確実に、歩んでいこうと思っています。

それではみなさん、良いお年を!

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天気が悪いし頭も重い [雑談]

と、なんだか憂鬱なタイトルですが、どうも風邪のようで昨日から頭が鈍痛で重い輪っかでもはめられたみたいに重く締め付けてきます。
まあ、昨日無理して出かけたのがトドメを刺したようです。

例によって全く宛にならないとはいえ、ここまで外れるか!というくらいの激変で、関東地方は天気が悪いかったです。
まあ朝日は期待してはいませんでしたが、時折雨粒が落ちてくる始末で、ようやく見えてきた筑波山も山頂に雲が掛かっています。
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岩瀬につきましたが冴えませんねえ
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昨日は終始こんな家事でした。
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結局復路は結構な雨が降ってきて、雨宿りをしながらなんとか帰ってきましたが、バイクはドロドロでした。

バイクを洗って、近所の入浴施設でお風呂に入って、自宅で日本手煽って寝てしまいましたが、朝起きると頭が重くてしょうがありません。
本当は今回バイクのポジションやフィッティングの話を書こうと思ったのですが、ああもうだめだぁ!
と薬飲んで寝てしまいますね。
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さあ、冬の恒例筑波トレーニング開始! [雑談]

気が付けば、世間は忘年会だのクリスマスだの年越しだのと、一気に身の回りは年末年始の空気に入れ替わっていました。
北関東の栃木県宇都宮市は、朝起きると夜明け前は氷点下に成る事がもう当たり前で、「古峰ヶ原」などの県西部の山間部は路面の凍結が怖く、日も短くオーバーセンチュリーライドはかなり厳しいものになりますので、毎年今頃は筑波山までの130kmのお馴染みのコースを、3月末ごろまで走ります。

本日は「ふたご座流星群」が未明に一番見えるという事で、4:30頃自宅を出ましたが、表に出るとうす雲の幅のある帯が東西に流れていて、月も輝いているので、天気予報などでは「20個/時」くらい見えると解説していましたが、夜明けまではっきりした流れは2つ、燃え尽きる最後の輝きが5つ程度しか見えませんでした。
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夜が明けたころの空ですが、これでは見えませんよね。
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さて、自転車でいろいろ音楽を聴こうと工夫してきましたが、今回「バッキーさん(https://bakky.jp/page/2)」のブログの記事を参考にこんなスピーカーをつけてみました。
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「DOSS Genie ポータブルワイヤレススピーカー」という物に、スマホなどをガーミンのマウントに取り付けつアダプターを付けて、ガーミン純正のマウントに取り付けました。
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もし「自分も付けてみたい!」という方は、バッキーさんのブログを見てください(笑)

いや、面倒がっているわけでなく、落とさないようにちゃんと付けるのはバッキーさんの方法が「正当」であって、アバウトな僕は、スピーカーの下部に「えいやっ!」と付けてしまいました(苦笑)
一応工夫はしてあって(笑)、この手にはお馴染みの「3M」の両面テープが付いていますが、きっちり貼り付けるコツは、まず接着面の「脱脂」を確実に行い、出来れば表面をヤスってザラザラにして、今度はテープ自体をドライヤーで温めてから貼り付けると、なかなか強力に張り付いてくれます。
出来れば「2液混合エポキシ接着剤」で補強すれば間違いありませんが、これも手を抜いて「ホットボンド」という、温めると液状になるボンドで済ませました。
さてこの手を抜いた「報い」をいつか受けることになり(苦笑)、「ポロリ」とツーリング先で落として「ハイそれまでよー」にならなきゃいいんですがね(苦笑)。

自分は「ウォークマン」から「WAV音源」をBluetoothで音楽を飛ばして聞きましたが、最初届いてすぐに音を鳴らしたとき、正直「なんだこりゃ」という、高音がこもって、音量を上げるとビビりが出るという、最初の印象はいまいちでしたが、エイジングが進むと「まあなんとか」という感じになり、実際自転車に付けて走行しながら聞いてみると、「十分じゃない」とう感じでした。

弦楽器やピアノの音はやはりはっきりしないのですが、管楽器とボーカルははっきり聞き分けられ、シェリルやランカ、穂乃果やことり、海未ちゃんの声も明瞭に響いていましたから、僕個人的にはこのスペックで大満足です。

今年も天候が良ければ2年参りと初日の出ツーリングに出かけるので、夜中に山間部を通過するときには、大音響で「動物よけ」に使用させていただきます(笑)

装備で言えば、この「フレームバック」は本当に便利です。
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結構な容量があって、出し入れもやりやすいので、いろいろな装備を持ち運ぶことができます。
ただ、基本的に「ホリゾンタル」のフレームが合うと思います。

自分はここにウインドブレーカーや、ステンレスのサーモボトルを入れています。
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このサイズだと、セブンイレブンのコーヒーを入れられて、ほぼ半日近く暖かいものが飲めます。
冬場のツーリングには温かい飲み物は本当にありがたいものです。

もう一つの装備品は「バック」で、自分は「トレイルランニング」用のザックを使っていますが、最近使っ手いるものは、小型で軽くて良いのですが、容量が無いので、ある程度容量のあるものを新たに購入しました。
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出先で気に入った「お土産」があると、買いたくとも買えなかったという事はこれである程度解消されると思います。


さて本日は9時近くまでうす雲で陽が出なかったので氷点下の寒さが堪えました。
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岩瀬駅に帰ってきたころにようやく暖かく成ってきました。
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今日は久しぶりに「Lesina」さんに行こうと思っていたのですが、ましこ道の駅のの朝市で「デルフィーノ」さんを見かけたので、声を過かけました。
こちら、一度益子にお店を構えたのですが、自分が行く前に店を閉めてしまい、その後どうなったのか心配していたのですが、また石釜を軽トラに乗せて、元気にピザを焼いていました。
「自分は風来坊なもので」と苦笑いされていましたが、ピザに対する情熱とその腕前は本物ですから、きっと色々なところで、多くの人に愛されるピザを提供してくれるでしょう。

本日は「ベーコンと味噌」のピザを戴きました。
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香ばしいベーコンと甘みの強い合わせみそ(たまり味噌?)が絶妙で、生地もしっかり厳選された小麦の風味を出していますから、もうニコニコしながらあっという間に平らげてしまいました!

これで満足していたのですが、道の駅の中に入ると「卵の試食会」で卵かけごはんと卵焼きが振る舞われていました。
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何でしょう、濃厚というより、さわやかな味の卵で、卵ごはん用の、甘い醤油をかけていただきましたが、これも絶品でした!
勿論、新しく購入したバックの、最初のお土産になりました(笑)

あとは、上がった気温に合わせて防寒装備を外しながら、速度も調整してとにかく「汗をかかない」ように走りましたので、身体も冷えることもなく、久しぶりに、快適に冬のツーリングを堪能することができました。
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年末の沖縄旅行は、基地祭りと首里城巡礼の旅 [イベント]

さあ、いよいよ師走に突入して、今年も残すところわずかになりました。
この期に及んでですが。12月7日から9日まで、沖縄に行き、那覇基地で「2019美ら海エアショー」を12月8日を見てきました。
自分はANAカードで、生活費でマイルが溜まる会員になっていますが、今年も主に自転車部品を無駄にポチポチした結果、たっぷりマイルが溜まり(苦笑)、年間失効分のマイルが勿体ないので、年末に飛行機で旅行をしますが、今年はホテルもマイルで予約したので、旅行代としては羽田までの電車賃と食事代だけの、リーズナブルな旅行になっています。

さて、7日JR宇都宮線で「東京上野ライン」の熱海行普通列車で品川まで向かいます。
乗り換え一回で「京浜急行羽田行」に乗ればよいので、随分便利になりました。
とはいえこの日の関東地方は冷たい雨の降る天気で、那覇空港行の飛行機に乗るころの羽田はこんな感じでした。
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15分遅れでようやく動き出し、厚い雲を上昇して巡航高度に上がってようやく青空が見えます。
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この日は降下するまで雲の上で、地表も海面も一切見えませんでした。

一泊して翌日の8日が那覇基地祭り、「美ら海エアフェスタ」当日になります。
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さあ、基地祭り見学モードに変身して気合を入れますが、動きやすいように自転車用のショートパンツとジャージの上着に、アウトドア用のベストとブルーインパルスのキャップと、小林さんいわく「設定過剰でもう解んない」装いになっています(苦笑)
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エアショーは10:00からですが、自分は混雑を避けて8:30頃に現地に付きますが、他の基地際と違って、ここ那覇は正門外のフェンス沿いに並んでいても時間まではきっちりゲートが開きません。
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先週の百里とはえらい違いですが、それがセキュリティの為なのか、ノンビリしている「沖縄時間」のためなのかは分かりませんですが、ここは慌てても仕方がりません。

10時10分前に開場して基地に入ります。
並んでいた時から流れていた沖縄音楽の演奏と踊りでお出迎えです。

この動画はいつも使う防水のRICOH(旧PENTAAX)WG4のコンデジで撮りました。

久しぶりに一番槍で基地に入れたので、最前列でも狙って撮影したい所ですが、ここは慌てずにまず混まないうちにトイレを済ませておきます。
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うーん余裕がありますが、伊達にこんなことを30年近くもやってはいませんよ(笑)

この日は北風は強かったものの、前日までの予報に反して朝から良い天気です。
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何時もの件ですが、きっと自分以外の誰かの「日頃の行い」が良かったのでしょう(笑)

既にコクピット展示などをしている機体にみなさん並び始めました。
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自分は11時からスクランブル(緊急発進)の実演があるので、該当する機体を真横で見られる場所を確保して、そこでノンビリ時間が来るまで待ちます。
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何時も見慣れたF15Jですが、流石に最近古びた感じは否めないですねぇ。
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ただ飛行機としてみると、癖のないクリーンでスッキリとした外観は嫌いではありません。
しかも本国アメリカでは「F15X」という最新のバージョンが生産されるそうで、まだまだしばらくは現役で頑張ってもらうようです。

此処で一時間座って待ちますが、那覇基地が退屈しないのは、官民両用の飛行場で、常に民間機の離発着が途切れないからです。
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一番最初に来たころは、JALとANAと、当時のJASが中心で、あとは離島便のコミューターの小型機ばかりでノンビリした地方空港でしたが、最近はLCC便や海外(殆ど中国と台湾だったような)便がひっきりなしに離発着しており、トラフィクスが混雑しているようで、実際そのせいで定刻通りの運用が難しくなっていて、今回も往復でかなりの遅れが出ていました。
来年には沖合の第2滑走路が使えるそうで、幾分混雑も緩和されるでしょう。

いよいよF15のスクランブルの実演が始まりました。

これはPanasonicのLUMIX DC-FZ85の動画機能で撮影したもので、本来4k動画で撮れますが、PC向けでブログに載せる為にHDモードで撮ったものです。
当日は風が強かったですが、思ったより音も良く取れいて、十分実用的な画質ですね。

後ろにいた早期警戒機のE2Cホークアイもエンジンがかかり、折りたたんだ主翼を展開して待機していましたが、先に動き出します。
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本来スクランブルは「5分待機」と言って、5分以内に巡航高度に到達しなければいけないのですが、動き出す気配がありません。
すると後ろで「ソラシドエア」の737が降りてきたりと、あくまで定期便のトラフィクスが優先されています。
まあこれはあくまで演習だからで、実際本物のスクランブルなら自分も体験しましたが、ランウェイに出たあと、急に待機指示で待たされたと思ったら、その横を当時のF4EJがフルバーナーで飛び立っていったことがありました。

しばらくしてようやくF15も動き出します。
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やや間延びしましたが、ようやく全開で離陸します。
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E2Cも飛んでいきます。
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787が通りますが、流石に最新の機体でスッキリしていて、何よりエンジンの音が静かでしたね。
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まだ乗ったことがないんですよね。

哨戒機のP3Cも出ます。
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飛び上がった後は各々の機体との編隊飛行が有りました。
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E2CもP3Cも元来海軍機で、空軍機との編隊飛行は珍しいと思いますが、ここ那覇基地ならではです。

那覇空港は北側が那覇港で、時頼船舶の往来も見えます。
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フェリーですかね。

チャイナエアラインのA350 ですかね
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いつも思うのですが、エアバスに限らず、ヨーロッパ製の機体は、フランスやイタリアの「血が濃い」系列だと、ラインが優雅になりますね。
その点アメリカ製は色気が乏しく、これがイギリス製だと更に機能優先の無骨さがあり、ドイツ製になると完全に合理的一点張りの「機械モノ」の雰囲気が出るのが面白いです。

人気の「ジンベイザメ」塗装機も来ています。
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飛行展示も一息ついたので、基地内をうろつくことにします。
なんと先週百里基地でみた、F4EJとRF4Eも展示されています。
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おそらく翌週行われる「宮崎基地祭」も含めての「さよなら興行」なのでしょう。

これは20㎜バルカン砲の対空砲です。
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有人操作で、射手には防弾板さえ装備されない「丸裸」で戦闘をさせるところが、なんとも日本的と言えるところですね。
せめて破片防御のシールドくらいは欲しいところです。

このF2は北九州の築城からきたのでしょうか。
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13:00ごろになってそろそろお昼でもと思いましたが、何処の屋台も長蛇の列で、食べ物は諦めて、泡盛のロックをダブルで頂きます。
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いやー、不謹慎ですが、泡盛飲みながら見る戦闘機は格別です。
泡盛も本当においしくて、自制心が働いてなければ、あと3杯は行けましたが(苦笑)

そろそろ午後の日差しに変わっていきます。
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気温は20℃くらいで、風はやや冷たいですが、北関東の晩秋のころの程度で過ごしやすいです。
地元は朝になると氷が貼っているんですけどねぇ(笑)

さあ午後の飛行展示再開です
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ランウィがやや遠いのと、定期便の合間を縫って侵入しての機動でしたので、やや迫力に欠けますが、気持ちが良いでしたね。

さて飛行展示も終わり、基地祭りもそろそろ終了ですが、最後に「生きた姿の最後のファントム」とお別れしてきます。
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退役前のファントムを見るのはおそらくこれが本当に最後になると思うと悲しくなります。
あとは基地の入り口で「ゲートガード」として、装備をすべて外した「ガランドウ」の形で、余生を送る姿しか見られないでしょう。

結局久々に最初から最後まで基地にいましたが、あちこち動き回らずとも、時にはノンビリ芝生に腰を下ろして休んだりして民間機をボンヤリ眺めたり、ゆっくり流れる時間に身を任せて雰囲気を味わうだけで、十分楽しめる基地祭りでした。

さて翌日は午後の便で羽田に帰りますが、午前中は何時ものように「首里城」に向かいました。
ゆいレールに揺られて首里駅で降りて歩いて向かいますが、流石に何度も来ているのでこの辺りの大まかな地理を覚えてしまい、あまり迷わず歩けます。

大通りから観光客の列についていき横に入ると首里城の城壁に行く道があります。
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この道で山を登って行くと城壁に辿り着きます。
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此処は首里城の北側の城壁のところで、北回りで正面に向かいます。

観光客に開放しているところはここまでで、城壁の中は立ち入り禁止になっています。
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栃木県人の自分が言うのも恐縮なのですが、やはり首里城は単なる「歴史的建造物」というより、沖縄人の心の象徴ともいえる存在だと思います。
危機管理の仕事をしている人間から見ると「何故火災が発生して、此処まで被害が大きくなったのか」も含めて、あり方についてももう一度良く考えて、是非再建してほしいと思いまいました。
再建資金の募金なども、「ふるさと納税」なども含めて考えて、振り込もうかなとも考えましたが、ただお金を送るだけなのは何か違う気がして、居ても立ってもいられず現地に来て、本当に些少ながら現地の商店で募金をさせていただきました。

現地は流石に観光客も少ないだろうと思っていたら、ツアー客が満員状態で、あちこちから中国語が聞こえてきましたから、おそらく中国本土か台湾からのツアーが盛り上がっていたようです。
蛇足ですが、別に悪意はありませんが、最近何処でも聞こえてくる「ハングル」の声は今回一切聞こえてきませんでした。
おそらく日韓関係の悪化が原因でしょうけど、ここまで見事に居ないというのも驚きました。
もちろん沖縄はどちらかというと「台湾」からの観光客が多かったところと聞いていますが、そういえば空港でも韓国のエアラインを見た記憶がなく、ほぼ完全に気配がなかったようです。
その代わりに「空いた隙間」はほとんど中国系が変わって入り込んでいて、これで定着してしまうようだと、日韓関係が将来仮にある程度改善されても「覆水盆に返らず」で、もう昔のような経済関係は望めないのでは?と思ってしまいました。

さて今回の旅の目的の一つである「泡盛の買い付け」の為に首里城を離れて市街地に下って行きます。
途中の道には、湧水が出ているところがあります。
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ここ首里城付近は昔から水が豊富で、それでここで泡盛の醸造が盛んに行われたそうです。

古い城壁の跡でしょうか?
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現在見る事の出来る石畳や城壁はほとんど戦後に復元されたもので、終戦前の「沖縄上陸戦」の艦砲射撃と爆撃で、昔からのモノはほとんど粉々に粉砕されてしまったそうです。

泡盛はここ「瑞泉」さんで購入します。
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此処での「蔵出し」の限定酒等を試飲するのが楽しみで、レンタカーも借りず、大好きな自転車にも乗らず、絶対に歩いて来るんですから!(笑)
今回度数50度の「原酒」も頂きましたが、やはり加水しない原酒は、流石にアルコールが堪えますが、風味が強く本当の泡盛を味わえる感じです。
生意気なことを言っていますが、まあ年々少しずつ味が解ってくるようになりました。
しかしこうなると「酒飲み」として、もう後戻り出来ないでしょうね(苦笑)

さあ帰ろうと・・・・、あっ!そういえば「ゴーヤチャンプル」食べていないぞ(笑)
という事で近くにある「ななほし食堂」でお昼をいただきます。
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ここの売りは「ゆし豆腐」です
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ゴーヤチャンプル定食で、ライスを抜いてもらって味噌汁の代わりにゆし豆腐にしてもらいます。
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沖縄の食堂はどこに行っても「盛り」がよいですね!
しかし、最近ゴーヤの渋みが美味しさに変換されてきたのは嬉しいですね。
なんかすっかり食べ物もこちらの地の物が、年々馴染んできて、暖かいこともあり本当にこちらに住みたいと考えてしまいますね。

さて2泊3日の沖縄旅行をもって、今年のすべてのイベントの予定が終了しました。
歳をとると本当に1年が早いといいますが、自分の場合周辺でいろいろと「ゴタゴタ」が多すぎて、その対応も含めて「時間は長く感じるけど、過ぎてしまえば短い一年」という、何とも慌ただしい年を送ってしまったようです。
まあ自分の場合常々「持っている」人間と言っておりますが、最近その星回りの悪さに磨きがかかってきているようなので(苦笑)、本当は心穏やかに年末年始を送って、来年は静かな年を送りたい・・・・とはいかないんでしょうね(苦笑)
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久々のロングツーリングは百里基地祭りへ「さよならF4ファントム」 [イベント]

自分が中学生の頃・・・既に40年前になりますが、夢中で見ていた漫画で、当時としては唯一とも言える、航空自衛隊百里基地を舞台とした、隊員の活躍を描いた「フアントム無頼」という漫画がありました。
自分の飛行機、特に戦闘機好きを決定的にしてくれた「バイブル」のような漫画で、この作画を担当した「新谷かおる」氏の代表作である、中東の傭兵の航空戦を描いた氏の代表作である「エリア88」とともに、自分の人生に大きく影響を与えた存在でした。

さて、この漫画の時代である昭和50年代前半は、日本は「東西冷戦」の真っ只中の時代で、その防空の中核を担う戦闘機が「ボーイング(当時は買収前のマクドネルダグラス)F4EJファントム」で、次期主力戦闘機として「F15イーグル」戦闘機が選定された頃でした。
じつはこの漫画の中でもその話が描かれていて、最前線の防空戦闘任務で、首都東京の防空を担う戦闘機としては「主役交代」が認識されていました。

しかし、その後の世界情勢の変化、後継機の選定の混迷や、アメリカの横槍などもあり、主力戦闘機の世代交代に失敗し、「戦闘爆撃機」として搭載電子機器を一新してなんとか余命をつないでいたF4でしたが、今度は主な驚異が北方のソビエト連邦から、中国に変化して、今までの「北方重視」から、いきなり南西地域が最前線となり、もはや旧式化したとは言え、主力のF15の機体と要員が沖縄の那覇基地に優先配備された都合で、なんと最も旧式で、原型初飛行から60年以上立つF4が代わりに茨城県百里基地に集められて、首都防衛の任に就いていました。

皮肉なことに、40年前に戦略爆撃機としてソビエトで使われていて、日本の防空識別圏を南から伊豆諸島沿いに東京に向かって進行する、通称「東京急行」の威嚇飛行で使われていたプロペラエンジン(ジェットタービンですが)の爆撃機「ツポレフTu95ベア」を改良して「哨戒機」として使われていた機体が、再び「東京急行」の威嚇飛行を行い、それを百里のF4が「スクランブル」で上がっていくという、まさし「ファントム無頼」で描かれていた劇中の日常が再現されたという「珍事」も発生したりしていました。

しかし、最新鋭の「ロッキードF35AライトニングⅡ」戦闘機が、まずマザースコードロン(運用を確立して、機種転換訓練でパイロットを育成する)として、青森県三沢基地に発足して、百里基地の302飛行隊も三沢でF35の部隊に「機種変換」されるので、そこで運用していた支援戦闘機の「三菱F2」戦闘機が来るということで、偵察型の「RF4E」とともに、今年度で「運用終了」ということになり、日本のファントムは姿を消すことになりました。

と、例によって無駄に長い前置きはともかく、12月1日に茨城県小美玉市の茨城空港、もとい航空自衛隊百里基地で開催される「2019年百里基地祭」が、事実上の「F4ファントムの一般公開でのラストフライト」ということで、これはいかなる事情があろうとも訪れることにしました。

まあこの百里基地祭は、首都圏に近い基地であることや、アラート任務・・・防空識別圏に接近してくる国籍不明機に対する「スクランブル」をかける「首都防空」をになっていることもあり、人気の基地祭であり、近年ものすごく混雑するのが通例になっており、「気楽に自動車で見に行く」訳にはいかないので、最近は近場に車を止めて、自転車で基地に入ることが恒例になっていました。

自分の場合往復で約170Km程度であれば、自転車での行動圏内であり、ただ往復するだけなら冬場の今でも問題はありませんが、航空祭は広い基地内を何Kmも一日中歩き回るので、今回は現地で一泊して泊まりがけのツーリングで行くことにしました。
えーと、たしか自転車のイベントは終わったとか言っていましたっけね(苦笑)

11月30日はある程度気温が上がった頃の9:45に自宅を出発しました。
この日は雲一つない快晴で、おまけに今年一番の寒さでしたので、バイクもウェア類もほぼ真冬装備で出かけます。
コースは何時もの筑波行きのコースで岩瀬駅まで行き、そこから筑波山の東側を横切り石岡市から小美玉市に東進するコースを設定してありますので、まず百里基地に行き、宿泊は石岡市街地に決めました。
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しかし本当にこの日は真冬の寒さで、山が綺麗に見えます。
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バイクは今シーズン初めての「パナチタン」で、真冬用のハンドルカバーや、ツーリング用のフレームバック、SPDペダルなどを装備します。
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基本的な整備は春先に保管する時に済ませてあるので、問題なく順調に走ります。
というか「パナチタンは、こんなに軽く走ったかな?」という印象で、おそらくお泊まりセット含めて装備品の合計重量でも、春先の体重まで行かない位ダイエットが進んだ恩恵のようです。

寒さはともかく、真冬のロングライドの秘訣は、とにかく「汗をかいて冷えない」ことが肝心で、ウエアの選択や、走るペースなどを調整して、「温まるけど汗をかかない」抑えた走りが重要になります。
大体MAX25km/h程度で、AV20km/h程度でのんびり走り、山登りはひたすら「インナーロー」で汗をかかず、足の消耗を抑えて現地に向かいます。
だいたい4時間30分ほどでまず、茨城空港側に到着です。
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この日は前日の予行演習で、本番と同じスケジュールで何かが飛んでいるはずで、基地に近づいた頃に、「ドドーン!」という、爆音・・・この音はF4ファントムのエンジン、J79IHI17のアフターバーナーの轟音が響いてきました。
さすがに今や唯一の「戦闘機用ターボジェット」エンジンの音は迫力があります。
地元住民にとってはひたすら迷惑でしょうが・・・・

さて今回はこの基地際の飛行する様子を取るために、新兵器を投入しました。
持ち運びができるコンデジで、超望遠でAFや手振れ機能の優れているパナソニックの「DC-FZ85」を購入して、今回このカメラの「慣熟」も目的の一つとなります。
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既に型遅れの旧式で、実売価格が3万円程度で、電池の持ちもよくUSBで本体に充電できるなど、一眼レフのように、かさばる交換レンズも不要で、これ一つもって一日撮影もできますし、この機種は動画で「4k撮影」もできるので、自転車でバックに入れて移動しながら撮影するのにはもってこいの機種です。

実のところこのカメラは購入してから一度も使ったことがなく、説明書すらろくに読んでいないという、あまりにアバウトなことをしていますが、昔からカメラを使っていた人で、最近もデジカメに接していれば、なんとなく無難に使える操作性があり、「あーでもない、こーでもない」と弄りながら機能を覚えて、実戦で撮影しながら覚えるのが自分のやり方になります。

いや久しぶりに「高機動する戦闘機」を撮影したので、コツを忘れていたこともあり、ろくなショットが撮れません。
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おおむね予行練習の飛行も終わったのでそろそろ終わりにしますか。
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しかし飛行機好きの人はこんなにいたのか?というほど、茨城空港隣接の公園にたくさんの人がいました。
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こんなバイクも来ています。
しかし、明日はかなり混みそうですね。
ファントムのラストフライトとのことで、外国からも見に来る人が多いことが予想され、近くのコンビニにも、おそらく成田空港で借りたレンタカーで来たと思われる、欧米人のグループなんかも見られました。

この日の宿は、約20㎞西にある「石岡市」のビジネスホテルを予約してありますが、明日の朝の予行もかねて、自転車のルートを確認します。
国道沿いに走れば簡単なのですが、当日ものすごく混雑するので危険だった事を考慮して、郊外のわき道をコースに選択して、ガーミンのMapに入れてあります。
以前石岡駅から折り畳み自転車で百里を目指したとき、道に迷って遅れてしまったと時の反省です。
まあそのあとも自転車で何回か周辺を走ってたので、なんとなくこの周辺の地理や地形の特徴が分かっていたので、順調に走れるようになりました。

ホテルには16時ごろ到着しました。
仕事の疲れとツーリングの疲れで、夕食を早めにとって、ホテルの大浴場で体をほぐして、コンビニで買ってきた「黒霧島」のお湯割りを飲んだらあっという間に気を失ってしまいました(笑)。
翌朝は6:30にホテルの朝食をとって、7:00に出発です。
大きい道だと危ないので、裏道をつなげて百里基地に向かいます。
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基地周辺は、事前に別の特設駐車場を用意(大洗海岸)などのアナウンスが効いていたのか、車の渋滞はなくスムーズに基地まで行けましたが、なぜか自転車は遠くのほうに駐輪場が離されていて、正面玄関までずいぶん歩かされました。
基地際は基本的にかなり歩くことを前提で臨んでいるとはいえ、若干気に入りません(笑)

正面ゲートから入場すると、「ゲートガード」と呼ばれる、過去に使われた機体が置いてあります。
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これはロッキードF104スターファイターですね。
最後の「有人戦闘機」と呼ばれた超音速戦闘機です。

これは「F85Dセイバードック」と呼ばれる珍しい機体です。
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朝鮮戦争の主役戦闘機「F86セイバー」を元に、火器管制レーダーとアフターバーナー装備のエンジンを装備した迎撃機(インターセプター)で、一応夜間でも悪天候でも迎撃ができる「全天候戦闘機」となっていますが、目視外射程のレーダー誘導ミサイルは装備せず、なんと70mmロケット弾「マイティマウス」を計算した方向に一斉に何十発もぶち込むという、凶悪な戦闘機でした。
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入場は、手荷物検査が結構手間がかかるので並んで待たされます。
この辺りは「米軍」は手慣れたもので、空港のゲートの様なX線の検査装置と金属探知機を駆使して手際よく観客をさばいていきます。
その間に「天候偵察飛行」で、F4ファントムが飛び立ちます。
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こいつの轟音を聞いていると、自然と口元が緩んでワクワクしてきます。

本日の天気は基本「曇り」の予報です。
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まあ撮影には向かない天候ですね。

でもそれなりに見るものはたくさんあります。
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最近の基地祭は昔に比べれば参加する機数や規模は縮小傾向にあるようで、昔は他の基地の機体や米軍なども飛来してきましたが、まあ本日はF4が主役ですので問題はありません。
いわいる「スペシャルマーキング」という特別のペイントを施したF4に多くの観客が群がってます。
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またここ百里は茨城空港でもあるので、民間機の理発着もあり、スターフライヤーの737がアプローチしてきました。
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本日はあくまでF4がメインです。
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救難飛行隊も頑張っています。
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ここで自分は基地外に出て帰路の準備に入ります。
滑走路の北端でF15の機動飛行を見ます。
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流石にパワーが違うので迫力が違いますが、これでも既に旧世代の機体になってしまいました。

ちなみに最新鋭のF35は、機動性能に関しては旧世代の機体に敵わないことが、巷では問題とされてるようです。
F35の場合、機体の運動性能云々を求めたものではなく、「ウェポンネットワークの中核」としての能力が旧来の機体では「絶対にマネの出来ない芸当」としての価値がある「玩具」です(笑)。
玩具と称したのは、「この手の能書き」が実戦で大活躍することが過去の「戦歴」では珍しいことで、大体の戦闘は「不意」に「想定外」で「思いがけない方法」で「古典的な確立された手段」が結局役に立つというのが「セオリー」だからです。
市販の電気製品のように買ったから直ぐに使えるという物ではなく、「戦力」にするためには搭載兵器との適合や戦術の確立なども含めて、長い時間と弛まぬ訓練が必要になるのです。

さてこの後は「ブルーインパルス」の飛行ですが、本日の天候と雲の高さから、高さを使った「縦系」演技はできないでしょうから、今回は見送ることにします。
そういえば空中で軌跡を描く「スモーク」ですが、本当に久しぶりに「カラー」が復活するそうで、おそらく松島基地の訓練では、「5輪の輪」を描く姿が近々見られそうですね。

さて11:00にここを出れば、どんなにのんびり走っても日没までには帰宅できるという計算です。
帰路は基本的に往路をなぞるように帰りますが、さすがに先日の疲れと、本日歩き回った影響で、体力も脚の消耗もかなりのものになっていました。
たまらず、ドラッグストアで、エアーサロンパスと栄養剤を買って応急処置を施します。
基本的に風はなく気温も上がってきたので走りやすいはずですが、反対にかいてはいけない汗をかいてしまい、体が冷えてしまいました。

途中でコンビニにより数度の補給と給水を行いますが、岩瀬からいつもの山を越えて「ましこ道の駅」についたときは完全にヘロヘロになっていました。
いつもいるお店で「大人のモンブラン」ジェラードをいただいて、栄養補給をします。
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濃厚な甘みと栗のコクがズシッと舌に響きますが、コヒーとの相性も良くこの甘さが助かりました。

何とか16時頃には自宅に戻れましたが、2日がけとはいえ久々の長距離でしたし、荷物を背負ってのほぼ真冬のライドは、結構身体に堪えました。
ログを見るとなんとなく分かります。
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やはり冬場は寒さに体を順応させるために、かなりのエネルギーを使うのと、ウェア類の重さと抵抗が響いて疲労感が強いのですが、この程度の寒さは慣れておかないと「北関東の冬ライド」を乗り越えられないので、今回はよい予行となりました。

あれれ?、百里基地祭の話だったはずですが、やっぱり自転車ネタになってしまいましたね(苦笑)

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