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庭先でトレックFXの解体、 [自動車]

確か関東地方は本日から天気が悪くなると・・・・・

全く走る準備が出来ていませんし、色々と用事もあるので、朝から走るわけにもいきません。


そこのあなた!、勝手に無職に成って毎日遊んでいるダメオヤジなんだから、時間なんて何とでもなるでしょうと思っているでしょう!

これが、介護もどきのおさんどんの身分だと、結構色々と時間を取られるんですよ。


結局午前中は台所の掃除や食材の買い出し、ヤフオクの出品とかで終了して、さて午後は・・・という段階で、グッタリとしてしまいました。


というわけで、せっかくなので午後は購入したクロスバイクのトレックFXを分解することにしました。

そのまま乗るにしても、改造するにしても、自分が乗るにしても、売り出すにしても、中古品の場合はそれなりに悪くなっている部分や、どの様な使われ方、整備を受けていたかわからい訳で、これは細々調べるのではなく、自分の場合は必ず全バラして各部の状態を確認します。


店舗や特にオークションの場合、見栄はともかく届いてみてまあビックリ!という事も過去に有ったので、自分が乗るにしても、まして他人に譲るのであれば、そのような整備不良のバイクを手渡すのは無責任すぎます。


さて購入してから手つかずだったトレックFX(以下FXと記載)を、表に引っ張りだします。

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曇天や屋内の照明だと、塗装の状態が正確に判断できません。
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所々塗装にはがれ(表面を研磨した形跡も?)はあるものの、全体の状態は悪くありません。
基本ホワイト基調で、所々黒のぼかしが入っています。
こういう凝った塗装は最近のバイクはこの値段帯のバイクではあまり見ないですが、これはコストを抑える為です。
塗装に関しては、2000年代くらいまでのバイクは非常に綺麗で鮮やかなカラーリングが多かったですが、最近は軽量化等と消費者を謀ってケチっています。
うんうん、この位にしておきましょうか(笑)
さてまずクランクから外すことにして、コッタレス外しをはめて・・・・・
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あれれっ?外れません。
なんと自分では初めて整備する「オクタリンク」のクランクです。
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通常のママチャリ等でクランクを外すと「四角嵌合」で、四角のシャフトが出てくると思いますが、オクタリンクは8角(オクタはギリシャ語oktaの8)で、日本語だと「八角嵌合(はちかくがんごう)」で、シマノだとホローテックのBBが出る前の、ロードだとデュラ7700系、アルテ6500系などのカセットBBで、高級品がオクタリンクでしたが、このディオーレLXはまさしくそれです。
自分は自転車趣味を再開して整備などを始めたのは10速前期の7800系や6600・5600系からですから、このオクタリンクは触ったこともありませんから・・・・要する工具がありません!(苦笑)
あわててAmazonで探して工具を発注します。
まあ、こんなこともありますから、本格的に整備する前にこのように分解して置けば色々と準備できます。
仕方がないので、別の場所から始めます。
まず、ペダルを外しますが、大抵は固着して外れ無い・・・あれっ?アッサリ外れてしまいました。
シャフトのネジを見ると、オイルかグリースが塗布されていた形跡があります。
これは外し易いように、最近整備した形跡のようです。
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ペダルそのものはシャフトのガタがあるようで、これを使うかどうかは微妙なところです。
Vブレーキは、本体は特に問題は無くそのまま使えそうで、ブレーキシューもほぼ新品を入れてくれたようです。
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基本的にワイヤー類も含めて消耗品は交換してあったという事のようですね。
グリップも新品というより劣化していない物で、こういって体が触れる部分は交換してあると好感が持てます。
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ハンドルを外してヘットベアリングを開けてみます。
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ゴリゴリ感はありませんでしたが、念のために開けてみると、まだグリスも残っていましたし、汚れや錆もなかったので、念のために洗浄して新しいグリースを充填しておきます。
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経年から見て販売した時のままという事は無いので、ここも整備されていたという事ですね。
自分は、まともな整備としては邪道だと思いますが、ここに隙間なくシマノプレミアムグリース、昔でいう所のデュラグリースを隙間なく充填しておきます。
これは雨天時など走ったときに、ヘットベアリングに水が入らないようにするためで、これを怠ったてしまうと、ベアリングが錆て固着してしまう事もあります。
ちなみにグリースは潤滑が最大の目的ですが、水分や埃等から守る耐候性の確保の比重も決して少なくは無く、塩害の恐れのある海岸沿いや、特に夏の湿度が高い日本のばあい、後者の役割が重要に成ります。
回転部を軽くしようと、サラッとしたグリースに変えてしまう人もいますが、解ってやっているのならともかく、そうでないならまるで水飴の様にねっとりしているシマノプレミアムグリス(旧デュラグリス)が無難です。
この時代のFXは、リテーナーにベアリングの球がセットしてある、従来のベアリングセットを使っていますが、そんなに高いものでは無いので、ヘットのサイズに合わせたシールドベアリングに変えても良いかもしれません。
全体的に分解して思いましたが、どのボルト類も簡単に緩むことから、全体でキッチリ整備されていた「当たり」の個体だったようで、こればかりはオークションの紹介画面では分かりませんよね。
この辺り、自転車もあくまでユーズド品の一つで、現状渡し原則の業者か、中古自転車専門店を謳う業者かの違いもあるかもしれません。
個人的には、売ってしまえばあとは知りませんというのは(例え面倒であっても)あまり良い事では無いと感じる方です。
とりあえず外せる部品はクランク以外は外しておきましした。
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これで、フレームも洗浄・整備・WAXがけなどがやり易くなりますね。
梅雨の晴れ間(本当か?)とはいえ、真夏並みの炎天下での作業はチト堪えましたが、此処までやっておけば、あとはジトジト振る雨の日でも、室内で組み立てが出来ますね。
しかし、仕事もいかないで、日がな自転車ばかり弄っているのを、近所の人はどう見ているのやら(苦笑)

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せめて梅雨の晴れ間くらいは [雑談]

今月は本当に疲れました。


疲れた原因の120%は実母の病気や怪我が原因です。

まあ、年齢から仕方がないんですが、これもし退職していなかったら、間違いなく「介護休暇」を取りざるを得なかったでしょう。
前職の企業はその設定が有りましたし、会社や上司も理解がありましたから取得しての介護は出来たでしょう。
一応、「良い事は良い」と、ちゃんとRRしておきましたからね(笑)
さて、退職後に、家中の問答無用の団舎利を進めていましたが、実母が仕切って手放さなかった部分も含めて、家事の全権を強制的に握れたので、色々なルーティンを自分のペースとやり方に変える事が出来ました。
これで「ゴミを冷蔵して冷凍しているだけ」の冷蔵庫も綺麗に成り、中身が空いているの良く冷えて電気代も下がっているはずですし、洗濯乾燥、食器洗いも2日に1回ペースで就寝後に夜間電力を使って行っているので、これも電気代の節約に成るハズです。
などと色々家事の改革を進めるのは良いのですが、やはり疲れますよね。
まとまった時間も取れない事から、ロングライドが出来ませんでしたが、しばらく好天も期待できないという事で、無理やり何時ものコースに出かけました。
これで前線が上がってくると、この青空と座やかな山々の緑ともお別れですね。
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今日は帰宅してシャワーを浴びたら、夕方まで気絶していたのでブログも簡易的に成ります。
ちなみに筑波の休憩所で初めて寝落ちしていたくらいなので、相当疲れていたんでしょう。
とうことで、やはりスタミナをつけなければという事で、ツイッターで知った、栃木県市貝町祖母井うばがいと読めれば貴方も立派な栃木県人です!)のおやじのハンバーグというお店のお弁当を頂きます
なんでも元々別の場所で営業していて有名なお店だったそうですが、惜しまれて閉店したあと、この場所に開店(現在プレオープン中)したそうで、昔の常連が遠くは千葉の方から激励に来ていたり、本日も茨城県桜川市からわざわざ来たお客さんもいました。
現在はお弁当のテイクアウトだけで、此処で食べられないので、近くの公園まで行ってお弁当を広げましたが、ハンバーグは箸で押すと肉汁が染み出てくるような、お肉お肉しているジューシーな本格派で、自分のお弁当は天ぷらまで入っていましたから、かなりのボリュームに成っていました。
結局これを食べたら急激に眠くなって、ヨロヨロしながら帰宅して、あっという間に寝てしまいました。
午後は雲が出てきて太陽の周りに虹色のワッカが出てきてなと思ったら、あっという間に曇ってきました。
月曜日からは天気が悪そうですので、家事と病院の送迎を続けつつ、自転車弄りの内職を進めたいですね。

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組織の自衛消防隊とは?業務の為の資格取得 [防災]

先日、東京消防局の本庁内に設けられている、本庁防災館にて、自衛消防業務講習防災センター要員講習が行われて、両資格を取得することが出来ました。

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この資格は、実は講習内容は全く同じで、ホテルやショッピングセンターなど大規模施設やビルディングなどで、消防法上設置が定められた自衛消防隊の実務を行うための資格であり、防災設備や災害時の指揮命令を行う防災センターの業務を行うために必要となる資格です。
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東京都は都条例により防災センター要員の資格を定めており、全国では消防庁が自衛消防隊業務の資格を定めているという事です。
ちなみに企業や学校、公官庁の組織で、消防法上一定の要件の規模の建物で定められている自衛消防隊という組織は以下のモノになります。
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自分は前職で、安全衛生管理部門にて、防災専任担当として、2000名規模で、全国に拠点を持つ企業の自衛消防隊組織に関する規定を作成し、防災組織を展開・・・・・していくつもりでした。
まあ、そのお話は色々とありまして、以下自主規制します(苦笑)
ともかく、一般企業において、安全管理やまして防災や防火ともなると、「業績に関係ない余計な業務」という認識が一般的的であり、建屋や設備を新規で建設したり、導入するときに、消防の検査に通れば良い程度の認識なのが、一般的なお話でした。
まあ、余程の大企業とか、BCP(企業継続計画)を熱心に行っている、危機管理意識が高い企業でなければ、本当の意味で真剣に取り組んでいる事業所のほうが珍しいのではないでしょうか?
実際自分は、消防法に準拠する防災組織の仕組みを構築しようと、各種法規や法令、実際企業で作られていた防災組織の実例などを参考に、各種規定やマニュアルを作成しました。
今回その自衛消防隊の実務内容の研修を受けて、自分が作ってきたものは、大筋では適切であったと確信しました。
ただ、現実問題として災害時にどのように自衛消防隊を実働させるのかという所については、我ながら卓上論に過ぎなかったなぁという事を反省する次第です。
実際防災センターを模した施設で、実地で災害発生時の防災センターの業務についてのシミュレーション訓練を受けて、至らない部分を痛感しました。
ただ、この講習は東京などの大都市の大型施設の防災センターの業務が前提であり、実際2011年3月の東日本大震災の時に、地元栃木県で、県内最大震度を記録した地域の事業所で被災して、生き延びた経験があるものとしては、都心と地方では想定シナリオにかなりの違いがあることも確認できました。
まあ、今や立派なプ~タロウの自分が今さら・・・・とも思いますが、今後地元とか自転車関係のお手伝いとか、再就職で関連する業務に付く事が在れば、今回の経験を生かしていこうと思います。

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このクロスバイクで、佐渡ロングライドは完走できるのか? [自転車環境]

自分が自転車趣味に、いや自転車の生活にのめり込んでいった、一つの切っ掛けに成ったのが、有名な佐渡ロングライド210㎞のイベントです。


クロスバイクで走る楽しさを思い出して、30㎞、50㎞、80㎞、と順調に伸ばしていき、いろいろな自転車の情報に触れる機会も増えてから「なんでも、佐渡ヶ島を一周する210㎞のロングライドイベントがあるみたいだよ」という話を聞きました。


最初はただ「驚愕」するだけで、とても自分がそんな距離を走れるとは夢にも思っていませんでしたが、次第にいつかは走って完走してみたいと考えるようになり、自分の自転車趣味がどんどん深まっていきました。


さて、自分の自転車遍歴を改めて思い返しますが、スポーツサイクルとして意識して、初めて購入したバイクがクロスバイクで、2004年当時55000円で通販で購入したスペシャライズドクロスライダーです。

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これはMTBから発展したバイクで、フロントサスペンションが付いていて、フレームも頑丈ですが故に重く、タイヤも700Cの幅が35Cと、今となってはクロスバイクとしてはかなり太めで、平坦路を走るのには快適でしたが、自分の体重もまだ「どすこい」でしたので、山岳路は当時「死ぬ思い」をしました。
2007年ごろ、職場の仲間とツーリングや、エンデューロレースを始めることになり、軽快さを求めて購入したのが、近くの自転車ショップなるものに、おそるおそる顔を出して(笑)其処で80000円で購入した、スペシャライズドシラススポーツです。
因みに派手なジャージを着た速そうな常連のローディが屯っているイメージが強い自転車ショップは、初心者には非常に敷居が高いもので、自分もそうでしたが、初めは通販から開始して、雑誌やネットの情報だけで自転車生活を始める、または続けているというサイクリスタは少なくありません。
ある意味サイクリスタ全体のマナー等の意識の向上や、適切な走行法、トレーニングの仕方など、「健全なスポーツサイクリングの文化醸成」には、まずサイクリスタ同士の繋がりが必要と考えている自分にとって、サイクルショップの担う役目が大きい事を考えると、敷居が高いことは好ましい話ではありませんよね。
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これは随分魔改造が進んだ頃の画像で、ほとんどフラットロード化していて、当時15万円で販売しているアルミのロードバイクとそん色がないスペックに仕立ててありました。
このバイクで平坦路なら160㎞走れる実績を作ってから、意を決して2008年に初めて購入したロードバイクが、FELT Z25です。
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この画像は、ほぼ無改造の時の様態で、初めてエントリーしたロングライドイベント宮城センチュリーライドを完走したときの物です。
このZ25は、当時珍しかったコンフォート系のロードバイクで、初心者が無理なく快適にロングライドを楽しむのに適してはいましたが、これで本格的にレースなどをするには、そもそもフレームのジオメトリーが適してなく、期待したパフォーマンスがなかなか発揮できないと、苦心惨憺あれこれと改造を施した結果がこれです。
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もう、フレーム以外は完全に別物に成っていて、この姿で佐渡ロングライドに挑んで完走することで、自分の目標に一区切りがつきました。
さて、自分は当時はロングライドイベントなど、相応のパフォーマンスで走り切る事しか考えてない時代で、機材としてはロードバイク一択で、まさかクロスバイクとかでイベントを走ろうとは全く考えてはいませんでした
しかし、ここ数年ほどロングライドの相棒として考えてもいなかったクロスバイクで、またロングライド・・・いやこのさいセンチュリーライドなどのイベントを走ってみたいと考えるようになりました。
今回、何故このような話が始まったかというと、最近、ネットの記事で、日本人による日本人のためのスポーツバイクを謳うKhodaaBloom (コーダーブルーム)が、なんと佐渡ロングライド210㎞を走れるクロスバイクを謳って新しいしクロスバイクを発売したことを知ったからです。。


このバイクのスペックは、十分ロングライドをストック状態で走れる物であり、佐渡も十分完走できると思いますし、そうなればかなりインパクトは強く、今まで予算がネックでスポーツサイクルを始められなかった方々の、強い動機付と後押しに成る可能性が高いと思います。


むろんコーダブルームさんの意図はそこにあるはずで、昔からユーザーチームを組んサポートし、積極的に佐渡ロングライドに参加してきただけの事はあると思いました。


確かにこのバイクなら、まったくの初心者でも、ヘルメットやウェア、灯火類やボトル、フロアポンプ、携帯ポンプ、携帯ツール、予備チューブなどを含めても、恐らく9万円台の予算で始められると思います。


因みに、今の時代良いなぁと思うのは、ある程度スポーツバイクが普及してくれたおかげで、ウェア類や装備品も、有名ブランドにこだわらなければ、所謂中華ブランドでも十分使えて、その上かなりリーズナブルであるという事です。


さて、実はこの記事を見るかなり以前から、コーダブルームさんと同様の企画を、自分で実施しようと思って色々準備していましたが、ここ数年色々と心が折れていたので(苦笑)延び延びになっていた為に、随分温めてしまったネタです。


とにかくお金がかかりすぎるという自転車趣味のイメージを変えたいと考えていました。

イメージはともかく、現実を見ると確かに自転車趣味はお金がかかる事は間違いがなく、自分はそれをさんざん実践してきた張本人でもあります(苦笑)


例えば、自分はかつて、思い残すことが無いようにと(苦笑)、一度「ハイエンドバイク」を手に入れました

当時東日本大震災直後で、何かあったらもう最後だという、変な世紀末意識が有った事が、この暴挙を後押ししたようです。


2011年式のTREK madon6.5で、TREKのフルオーダーシステム(プロジェクトワン)で、当時のデュラエースフルコンポと、50㎜のディープリムホイールを入れて、カラーリングもフルオーダーで仕立てた、これ以上言う事のない最上の選択をした結果でした。

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値段はよく覚えていないのですが(苦笑)、ショップの値引き無しなら150万円近い買い物だったと思います。


で、先に書いた通り5万円程度のクロスバイクから自転車趣味を始めた自分ですが、では自転車趣味の楽しみとしては、このバイクを手に入れたからといって、本当に30倍楽しく成ったのでしょうか?

また、これまた当然の話として、その前に乗っていたFELT Z25と比べて、格段に速くなったでしょうか?


楽しみでいえば「物欲」と、ハイエンド機種を手に入れたという虚栄心は十分満たされましたが、それ以上の物ではありませんでしたし、パフォーマンスに関しては自転車の速さは自分次第という永遠不滅の原理に辿り着いただけでした(苦笑)


誤解が無いように説明すると、マドンそのものは素晴らしいバイクで、ハイエンドながらしなやかな乗り心地が有り、操縦性能も素直で本当にロングライドを快適に走りきる事が出来ます。

既に10年前のバイクではありますが、今もってそのパフォーマンスは自分には他に代えがたいモノがあります。


要するに、「コストパフォーマンス」で言えば、現時点でもし中古品やオークション等で同じスペックのバイクを自分で組めば、どう高くでも30万円はかからないで組み上げる事は十分可能であり、あえて最新のハイエンドバイク(性能としての空力性能や制動力等は別として)を、5倍の価格で購入する必要はないという事です。


なんだか身も蓋もない話で恐縮です(苦笑)


要するに、何が言いたいかというと、これから自転車趣味を始めようとしている方で、自分のように分不相応の金額を継ぎこんで、狂ったように機材をそろえているサイクリスタを横目で見て、自分ではあんあ予算はかけられないので、自転車趣味は出来ないと躊躇している方々に、いやもっとリーズナブルに自転車趣味を始められますよという事を、ぜひ知ってほしいんです。


また、これは以前一緒に走っていて、現在は釣り趣味に宗旨替えした後輩が、普通の勤め人が趣味にするのには、最近の自転車は用品も含めてあまりに高価すぎるというイメージを持っていた事ですが、自分もその通りだと思っていて、この状況も何とかならないかとも考えていました。


これは、なんとしてもローコストの自転車趣味生活を証明しなければいけないと考えて、いろいろ検討してみたのですが、出来れば改造費込みで総額10万円以下の予算で、しかもロードバイクに拘らず、クロスバイクでロングライドイベントを走ってみようか?という企画が持ち上がりました。


因みにクロスバイクなのは、今人気が有るという事はもちろん、自転車趣味を始めるのにあたって、クロスバイクは各種要因のバランスが良いからです。

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この一覧表は以前自分が色々な自転車の特性を比較するために作成したもので、クロスバイクはどの要素をとっても比較的評価が良く使いやすいという結果に成りました。
これは意図してこのような評価にしたわけでは無く、自分でもこの結果は驚きました。
まあ、逆に評価すれば、使用用途などが決まれば、特定要素で一番すぐれているわけでは無く、中途半端とも言えますが、初めて自転車趣味に取り組むのは適しているといえると思います。

という事で、ヤフオク等で、基本構成はしっかりしつつ、程度などは良くないことで提示価格が低く成っているクロスバイクを購入して、それなりに整備した状態で何処かのロングライドイベント、出来れば佐渡ロングライドでも走ってみようかと考えました。


以前記事にしたクロスバイクのFELT QX65のレストアなどは、その企画の一環として、情報収集と整備能力の維持の為に購入して部品まで集めたのですが、心が折れている間にコーダブルームさんに先を越されてしまってた形に成ってしまいました(笑)


正直これはやられた!と思う反面、自分の考えはそう見当違いではなかったと、ある意味これが後押しに成って、新たに計画を実行することにしました。


ただ、QⅩ65はあくまで練習用で、実は自分で使う事を想定していなかったため、サイズが小さめで使えなくはありませんが、本当にそれで佐渡まで出場するのであれば、自分に合ったサイズが好ましい事は言うまでも有りません。


さてここまでは前置きで(苦笑)、本題は昨日届きました。某オークションで落札したクロスバイクの2009(2010?)年式TREK FX7.5です。

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某オークションの紹介画像では、かなりくたびれている印象でした。

配送された現物を確認すると、確かに年式相応の傷ややれはあるものの、比較的程度が良い個体でした。


オークションでは自分以外の入札が無く、人気が無かったのはおそらくサイズが最大の原因で、ホリゾンタル換算でトップチューブ580㎜というのは、まさしく自分のサイズであり、身長185㎝~190㎝の人が適正サイズの、大きなバイクだからだと思います。


さて、当時のスペック表を見て、現車と比較してみます。

全体に比較的当時のオリジナルの状態を保っているようで、消耗品のタイヤやハンドルグリップ、サドル、スプロケット、フロントディレイラーが交換されていました。


ステムやハンドルなどボンドレガーの純正品のままで、この当時の大文字のBのマークのボンドレガーのパーツは、まだコストダウンなどが進んでいない頃の、装や表面処理などの品質にコストがかけられていた頃のパーツです。

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コンポーネントなどはSHIMANO LXで、当時としはMTBコンポーネントとしては最上級のXTに次ぐものとされ、軽量で競技にも使われていた高級品です。

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スプロケは外観からだとMTB用ではなく、自分も使っていた9速時代のアルテグラCS6500のようで、ある程度自転車の知識と整備の能力があり、ロード方向の改造をしたオーナーが所有していたことが有ると推察されます。
タイヤはクロスバイクとしては定番のパナレーサーパセラの28Cのタイヤで、これらの組み合わせなら、かなり軽快に走れていた事は想像できます。
ただし、タイヤはトレッドに亀裂が入ってベルトが覗いていています。
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ブレーキシューもかなり減っていますので、しっかり長く乗るにはこの辺を新品に交換して、注油やグリスアップ等を施す必要はあります。
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実際軽く乗ってみると、可動各部にぎこちなさやくたびれ感はりますが、これは整備の範囲で十分リカバー可能であり、コンポーネントの交換などなくとも、100km/日程度のツーリングには十分使えそうです。
面白いのはまたがってハンドルを握った時の感覚というかポジショニングが、自分のMTBのTREKエクスカリバー8と同じようなものだったという事です。
29’erのMTBと古いクロスバイクでは随分違いが大きいはずですが、この辺が同じ感覚というのは、時代や用途は違っていも、同じTREKのバイクだからでしょうか?
このバイクは25000円で落札して、6300円の送料がかかっていましたから、31300円で購入したことになり、この年式と程度としては高い?という意見もあります。
ところが、コロナ禍下の昨今の自転車ブーム再燃の影響なのか、いろいろなクロスバイクの中古相場を調べましたが、例えばクロスバイクの定番中の定番であるGAIANTのエスケープR3等を落札しようとすると、6年落ちの個体でも、20000円あたりで提示されていても、オークションが進むと大変なことに成ります。
あれよあれよと40人近く群がった挙句の果てに、40000円近い値段にセリ上がり、送料込みで50000円程度に成るオークションもありました。
他のクロスバイクも特に人気銘柄は同じようにかなり高額での落札に成っていて、自分の予算設定を大きく超えてしまい、何度も落札を断念しました。
試しに宇都宮市内の中古自転車のショップをのぞいたり、中古自転車の通販サイトを見ても、ショボクレタ個体でも40000円以上の値札が付いていていました
エスケープは、2021年モデルが新品で、リムブレーキ仕様でも52000円、ディスクブレーキでも61000円で購入できることからも、6年落ちモデルが中古でほぼ同じ値段とは驚きました。
中古品の価格がこれだけ高騰する原因として、コロナ禍での自転車ブームの影響で、スポーツバイクは世界的に需要に供給が追い付かず、注文が出来ない、もしくは注文を入れても年内には納品されない事のようです。
なるほど新品が手に入らず、今すぐに乗りたいとなれば中古品でも需要が強くなり、驚きの価格に成るのも納得がいく話です。
してみると、年式相応のヤレはあるものの、そこは「腐っても流石はTREK」というべきか、当時10万円程度で販売されていたこのバイクが、3万円程度するのも仕方がないとも言えますね。
また、クロスバイクとはいえ、同年代のロードバイクのTREK2000や2シリーズに準じた工法や素材(ALPHAアルミニウム)だったり、カーボンフォークを採用しているなど、基礎体力は十分であり「野暮ったくてジジクサく見えるけど、磨けば光る」バイクと言えそうです。
まあ、調子に乗ってまた魔改造してしまうと本来の趣旨から大きく逸脱してしまいますが、自分の場合まず自分の体格に合わせたセッティングは最低条件であり、シマノの9速や10速であれば、潤沢な在庫部品が流用可能ですし、新品であっても、10速用のパーツは既にローエンドクラスですのでそう高くありません
おそらく最新の11速のアルテグラR8000のSTIレバーを購入する金額で揃ってしまうのではないでしょうか?
ま、時間はありますしボチボチ部品も集まってきているので、秋のイベントまでには何と形にしていきたいと思います。

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不調の原因は、プロテクター?晩酌の量と質? [雑談]

先日購入した肘と膝のプロテクターですが、まずMTBで20㎞ほど走りましたが、痛くて走れない程ではなく、まあ何とか走れるけど無い方が快適かな?という程度でした。

この程度ならポタリングで特に郊外の整地などを走るときは、必ず装着した方がよさそうです。


問題はロードでそこそこのペースでロングライドを走行したときの影響ですが、本日何時ものルートでセンチュリライドを行ってみました。


夜中の1:00には何故だか目が覚めてしまったので、暑くなる前に帰宅するためにも2:20頃に自宅を出ます。

が、なんだか調子が出ません。


今日は熱中症が予想されるので、心拍計センサーを付けてきましたが、HRが110から一向に上に上がりません。

大体こういう時は調子が悪いもので、仕方がないのでペースは抑えめで走ります。


天気予報では濃霧が予報されていましたがそんなこともなく、とはいえ低い雲が上空を覆っているようで、あまり気持ちの良いナイトライドではありません。


この時期だと3:30を超えるともう真っ暗闇ではなく、4:25頃日の出となります。


朝日は昨日の熟柿のような赤色でもなく、擦りガラスを通したようなボヤーっとした太陽が上がってきました。

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さて、此処からりんりんロードを走りますが、まったく調子が上がりません
肝心のプロテクターの影響ですが、部分的に締めがキツイところなど痛みが出る事が在りますが、場所をずらすなどの対策で、我慢できないというレベルではありません
こういう時は無理して走らず、こまめに休憩を入れます。
筑波山の撮影ポイントで一息入れます。
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やはり湿度は高めですが、まだ気温は17℃程度で汗ばむというほどではありません。


というより代謝が低いせいか汗が出ませんが、ここで調子が悪い理由がようやく思いつきました。


昨晩の夕食の晩酌で、ホームセンターで買ってきたBPブランドのストロング系缶酎ハイに、調子に乗って度数の高いウオッカで作った梅酒をカクテルして500mlほど飲んだのですが、結構効いたようで、直ぐに寝てしまいましたが、やはりこのアルコールの影響が大きかったのだと思います。


そういえば、退職後は翌日の事を考える必要が減ったので、平日の晩酌の量が多くなっていました。


あと、段々とアルコールを強くしていく傾向があり、普段は芋焼酎の薄いお湯割り、休日に日本酒のお燗一本までと決めていましたが、暖かくなってきたこともあり、このストロング系缶酎ハイを飲むことが多くなりました。


そういえば、以前このストロング系は、飲み口が良いのに、アルコール度数が高いので飲みすぎることが多く、アルコール依存症になる危険性が指摘されていました。

専門家によっては薬物依存より危険だなんて話を思い出しました!


定年退職後に業務の緊張感が途絶えるのと、特にやることが無くなる事の不安を紛らわすために飲酒に走り、アルコール中毒になるというお話はよくある事のようです。


まあ、自分の場合はそれには該当しませんが、少なくとも酒量が増えることは健康には良くないですし、自転車の走行パフォーマンスにはてきめんに現れますから、気を付けたいと思います。


余談ですが、とある民生委員の方から聞きましたが、独身男性で孤独死する場合、その人の自宅や玄関に、甲類焼酎の大ボトルの空瓶が並べられている事が多いとか・・・・


あれですね、宝〇とか大〇郎とかですね(苦笑)。


無論この商品に問題は無く、コスパの良いアルコール飲料にしか頼るものがくなった、その人の心の問題ではあります。


これも単純にその個人だけに悪い事が有るわけでは無く、人との関係を絶ってしまった、もしくは絶たれてしまった経緯や理由は、一様世間常識だけ良し悪しを判断出来るものでは無い深く濁った泥水が淀む陽の当たらない沼の如き混沌が控えていますので、難しい話ではあります。


ああっ、自分の心の奥底にも確実に有る澱なので、ホント気を付けましょう。


さて、焼酎の話ですが、焼酎は甲類と乙類があり、甲類は体に良くないという俗説がありますが、そうではないようです。


この辺り、自分まだ酒飲みとしてはビギナーなので今後精進していきたいと思います。


要するに、飲みすぎや、酔うことが目的に成ってはイカンという事だと思います。


自分は酔いたいというより、味を楽しみたい方なので、美味しいお酒を少量飲んで楽しむ方が良いですね


とかなんとか考えながら走っていましたが、やはり調子が上がっていかないので、本日は霞ヶ浦まで行かず、土浦のコメダでモーニングして引き返しました。


帰路は多少余裕も出てきたので周囲を見れば、紫陽花が咲き始めています。

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そういう季節でしたよね。


あと筑波山から土浦方面は、交差点の自転車止めが改修されている・・・もしくはこれから改修作業に入る準備が進んでいました。

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まあ、普通に考えてこの方が理にかなっていますよね。


と冷たい言い方していますが(笑)、こうやって短期間に安全性について改修が入るというのは、自転車道としては異例中の異例ではないでしょうか?


何処とは言いませんが(苦笑)、舗装がはがれて草が覆ってグラベル状態になり、表示板も錆て朽ち果ててしまっている自転車道が、決して少なくない事を考えれば、素晴らしい事だと思います。


ナショナルサイクリングコースの認定も受けていますし、行政側も真剣に取り組んでくれていることは、その取り組みは正当に評価すべきだと思います。


また話は脱線しますが(アルコール残っているのかな?)そういえば、最近ナショナルサイクリングルートに認定されたものに、千葉県の銚子市から和歌山県の和歌山市まで1400kmもある太平洋サイクリングロードというものが出来たそうです。

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当然この長さの自転車専用レーンの道路がすでにできているわけではなく、HPなどを見ると、コンセプトに従ってこれから整備していこうという物ですが、是非継続性をもってこのルートが世界に誇れるサイクリングコースになって欲しいものです。
という事で、無理やり話を元に戻しますが(笑)、例のプロテクターの影響についてですが、余り動かない肘はともかく、終始動いているひざ周りは、擦れる部分などが痛くなったりとかします。
やはり膝の屈伸を阻害しているので疲れもありますので、無い方が快適であることは間違いありません
ただし、装着場所を色々変えてみたり、インナーを履いてみたりすれば、丸一日履いていても問題はなさそうです。
これによって鬱血したり、影響が出て痛めたところなどもなかったので、少なくとも普段のトレーニングや、特に天候の悪化が予想されるとき(路面が滑りやすいとき)は装着すべきだと思います。
使ってみて思いましたが、サポーターのような強い締め付けがあるものではなく、可動部などは、保護パットなどがルーズに付いている様なものでもよいのかなとも思いました。
このプロテクターですが、とりあえずは購入したものを工夫して使用しますが、引き続き適切なものを探してみます。

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早寝早起きで早朝徘徊? [雑談]

いや、本当に朝は3:00頃目が覚めるともう寝ていられません。

その分夜は20:00頃には眠くて目をあいていられません。

もう完全に暗いうちから近所を廃棄しているお年寄りの仲間入りのようです。


で、部屋でゴロゴロしていても勿体ないので、朝練・・・・なんてストイックなものでなく、朝の散歩がてらのポタリングで、久々に朝日を拝んできました。


ま、それだけのお話です(笑)

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ロードバイクを乗るのにプロテクターは必要? [自転車環境]

自分の年齢を考えれば、今さら「老いたなぁ」はそりゃ当たり前だろうという事になりますよね。

若いころ出来ていたこと、運動関係でいえば、絶対的な筋力や耐久力もさることながら、決定的に衰えて、それが努力では賄えないなぁと実感しているのが、とっさに回避行動がとれる反射神経ではないでしょうか?


ちなみに最近ブログの文字を大きくしたのは、当然のように視力が衰えて細かい文字が見えなくなったからです。とほほ・・・・


さて、今でこそ標準装備に成っている自動車の「ASB(アンチスキッドブレーキ)」ですが、自分の場合は若いころこのアイテムを馬鹿にしていて、緊急回避に関しては絶対の自信を持っていました


事実何度も際どい状態を紙一重で回避していましたが、ある年齢を境に、回避でパニックブレーキをかけたところ、その後ブレーキを抜いて転舵で進路を変更することが出来ず、そのまま滑って衝突してしまいました。


結局その事故で教訓として得たのは、自分の操縦能力を過信してはいけないという、当たり前の事ではあるのですが、それに気が付いて年々安全運転方向に運転技術をシフトしていき、以後、購入する自家用車は必ず中古車であってもABS装備が絶対条件になりました。


さて本題の自転車の話ですが、自分の場合は距離を走りますし。悪天候もあれば、ロングライドイベントなどでいろいろな環境で走行する事もあり、それだけリスクも大きいと思っています。


で、安全方向に振って走行しているつもりであっても、どうしても「転倒」が避けられないケースに遭遇することもあり、40歳代や52歳くらいまでは、子供のころ柔道をしていたこともあり、受け身がとっさに取れたことで、せいぜい擦り傷や打ち身程度で済んでいました。


しかし、4年前に交差点で右折する車に巻き込まれそうになり、とっさに飛んで逃げたのは良かったのですが、なんと両手を突き出して着地してしまい、両腕の肘に重度の捻挫を負ってしまった頃から、自分の反射神経について完全に自信を失ってしまいました


とどめは昨年7月に、りんりんロードの改修前の路面で突然自転車が滑って転倒して10m程路面を滑走した事故の時は、自転車に乗る前からダメになっていた膝を更に痛めてしまい、結局完治・・・はもう無理として、問題ないレベルに戻すのに半年以上かかってしまいました。


で、いろいろと過去の怪我や転倒時の状況などを思い出すと、大けがをするのは決まって夏季であって、理由は簡単で、半そで半ズボンの夏スタイルで、生身で素肌の状態であったからです。


これが冬季に成ると、何せ‐12.6℃の真夜中から走りだす大バカ者なので(苦笑)、外国の某有名タイヤメーカーのマスコットのように、二重三重に着込んだ防寒着がプロテクターに成っていて、大けがを防いでくれていました。


で、本当ならマッドマックスのように(古いなぁ)全身プロテクターで固めればよいですし、MTBでトレイルする人などはプロテクターは当たり前の装備に成っています。


とはいえ、ロードバイクでガチガチのプロテクターも、格好の問題というより快適性と重量の問題でどうなんだろうと色々と考えた結果、最低限度のプロテクターで、出来るだけ走行パフォーマンスに影響のないようにしようと、今回膝(ニー)と肘(エルボー)に衝撃吸収機能のあるパットの付いたサポーターに行きつきました。


で、試しに購入したのがこの商品です。

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もう無収入なのにまた無駄使いしてぇ!(苦笑)


とはいえ、やはり機能性重視で有名メーカー品などを購入すると、平気で1万5千円くらいはするので、お試しとあれば、このあたりのコストパフォーマンスが下限かなぁと思って購入してみました。


とりあえず試着してみます。

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サポーターの薄い布地の部分は、結構伸縮性があり、そんなにきつくはありません
パッドの部分もこの商品は一体のブリックではなく、六角形のハニカム構造で小さいブロックを並べてあるので、腕や足の屈伸を極力邪魔しないようになっています。
まあ肘は良いとして、常に動いている膝の部分は全く気になら無いわけには行かないでしょうから、これはロングライドして、評価しようと思います。
個人的にはこんなものが役に立ってほしくない最右翼の装備ではありますが、万が一を排除できない上に、もう本当に回復力が衰えていて、今後大けがをした場合、今までのように回復するという保証がありません
特に夏季は薄着になる以上、何らかのプロテクターの装備は必至とあれば、是非この程度の値段の商品で使えるものであってほしいと、切に願う物であります。

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今年初のイベント!K1(霞ヶ浦一周)サイクリング参加 [イベント]

毎年6月に行われる、茨城県土浦市の霞ヶ浦で行われる。通称カスイチ、霞ヶ浦一周サイクリングですが、今年から名称がK1サイクリング大会となりました


まあ、開催されるだけ有りがたいというべきか、もう書くのも嫌だ「あの」影響で、参加人数を120人程度にしぼって、コンパクトで感染防止に留意した大会に成りました。


一新されたのはコロナの影響だけでなく、主催の茨城県サイクリング協会改め、いばらぎサイクリング協会とて組織も改変されている事も有るとは思います。


さて、自分は天候が良ければ自宅から自走で参加する予定でしたが、今週は自分の通院、資格取得で講習と試験で東京の麹町に2日と忙しく、本当は昨日休養日に充てていましたが、実母の通院と診断に1日かかってしまったので、自宅に帰ってイベントの準備を終えた視点でやる気とスタミナが「終了!」となってしまい。会場まで自家用車で行く事にしました。


心身共に疲れているはずなんですが、自転車に乗れるとなると現金なもので(笑)、しっかりAM3:00には起床して朝食とトイレを済ませて、現地に着くころにはしっかり戦闘準備が出来ているのは、ヤッパリ自転車イベントが好きな事は大前提ですが、長年の経験が生きていて、しっかり心身をコントロールできるように成っているからだと思います。


自転車を始める前は、そもそも身体管理という概念がなく、それより生きる目的そのものを完全に見失っていましたから、自分も随分変わったものです。


さて6:00頃には会場の霞ヶ浦総合公園H-NACアクアパーク水郷前の臨時駐車場に到着です。

受付開始は7:00ですからちと早いですが、主催者のスタッフに顔見知りの方もいらっしゃるので、早めに準備して会場に行きますが、当然まだ準備中ですよね(笑)


参加者もチラホラ集まりますが、インチキ栃木県人で(苦笑)普段つくばりんりんロードばかり走っているので、何人かの方と顔見知りになっているので、挨拶がてら自転車話に花が咲きます。

こういうお付き合いは本当に大切ですよね。


いよいよ受付が始まります。

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今回スタッフの方も人数が少ないので、なかなか受付が進みません。
10分遅れで開会式が始まり、いばらぎサイクリング協会の川崎会長のご挨拶です。
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今回土浦市の協賛もあり、土浦市長もご挨拶に来られています。
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そろそろ出走時間ですが、やはり本日は天候が心配ですね。
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何でしょうこの雲の流れは(苦笑)。
いよいよスタートですね
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10人グループで1分置きに間隔をあけてスタートで、自分はほとんど最後尾ののほうです。
さて今回はのんびり観光気分で写真でもたくさん撮って・・・・と思ったのですが、そもそも午後から本格的な降雨が予想されていますし、なんだか集団は30㎞/h程度で走りだすはで、方針変更で、強度を上げて出来るだけペースを上げて走ってみます
こういう天候の日はかえって風があまりなく、湿度は高いですが気温はそれ程上がりませんから、強度を上げて走るのには意外と適しています。
まあ、これだけ曇っていると写真も奇麗に取れませんしね(笑)
よって、走っている間の写真が今回はありません。
所々弱い向かい風になりますが、それほど強くもなく、本当に久しぶりに下ハンドル持って巡行して十分ペースは保てました。
ちなみにLOOKになってから、というより、ここ数年下ハンドル持って長い時間走るのは本当に久しぶりかもしれませんね。
最近は大体25㎞/h程度で巡行していることが多く、心拍も130以下程度で完全に燃焼モードでしか走っていませんでしたから、今回のように息が弾んで大体HRが150程度を維持する走り方は、気持ちが良いですね。
なんか久しく忘れていた感覚です。
54㎞位は走ってチェックポイントです
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さてエイドですが、残念ながらコロナ対策で食べ物をおけないとのことでしたが、自分は自前でコンデスミルクチューブと一本満足バーを走りながら補給してそれだけで走り抜けました。
ここを出てからはほとんど単独走行に成って・・・もともと120名程度の応募で、DNSもかなりいたそうで、100人程度が霞ヶ浦全周にバラければそんなもんかもしれません。
コースはほとんど平地で風も弱く、そもそもいつもより走行時間が短いせいもあり、スタミナも途切れず、足の調子も良いので、後半戦は出来るだけ30㎞/hを切らないように心がけて走りました。
早い人は3時間を切る速度で回るそうですが、自分は4時間切りを目指して土浦に向かいます。
雨は所々強く降ってきましたが、基本的に小雨程度で、ずぶぬれになることもなく助かりました。
結局主催者時計で3時間46分で完走しました。
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ちなみにこれが参加賞です。
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このお芋、なかなか美味でしたよ。
最近あまりに遅いので恥ずかしくて載せていなかった走行ログです。
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自分の10年前くらいのブログと比べると、年齢の積み重ねを感じる・・・いや老化を感じますね(苦笑)
流石にここにきて今週の疲れがどっと出てきましたので、急ぎ撤収にかかります。
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そういえば足の調子が良かった・・・というより痛みや疲れが少なかったのはこれのおかげだと思います。
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これはコンプレッションパンツで、ワコールのCW-Xで、かなり高価な代物なので、決戦兵器で数年前購入したまま、決戦そのものがなくなってしまったので(笑)しばらくタンスの肥やしに成っていたものを今回引っ張りだしました。
ブルべなどの200㎞以上のロングライドだと、かえって締め付けがキツイと疲れるのであまり使いませんが、ひざ周りのコンプレッション効果が絶妙で、今回全く足に不安が出なかったのには驚きました。
うーん、高いだけの事はありましたね(苦笑)
久々のイベントでしたが、遅いなりに自分の今の状態で、それなりにコンディションを整えて走れましたので、楽しかったです。
やっぱり自転車イベントはいいなぁ!!

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サドルの表皮切れで交換?ここは節約カバーで誤魔化せ! [自転車部品]

なんともみみっちいタイトルですね(苦笑)

おそらく今後どんどんこういった節約術のようなお金を使わないぞ!ネタが増えていきます


今やメインバイクどころか、完全に生活の足の主役であるTREKエクスカリバー8ですが、デフォルトで付いていたボンドレガーのサドルはあまりに幅が狭すぎました。

これが、チョット食い込んで大変なことに成ってしまっいていたので(笑)、在庫であったセラSMP TRKというのセラSMPでは比較的ローグレードのクッション性の良いサドルに変えてあります。


ま、このサドルはそこそこ快適で、クロスカントリーなどしない自分の使い方なら問題は無かったのですが、既に数か所表皮に亀裂が入っていて、それを気にせず使用していたらこうなってしまいました。

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まるでナイフでズタズタに切り裂かれ多様ですが、筋金入りの朴念仁の自分は色恋沙汰で恨まれることはありませんし、通勤で使っていたのでさては前の会社の誰かにというのも考えにくいです。
いくら自分が本当の事をズケズケ言って周囲が敵だらけだったとはいえ、自分の自転車に悪さをするような、肝が据わった奴はいなかったと思うので(苦笑)、これは表皮が経年劣化で硬くなり亀裂が進行してきたものと思われます。
ダメですよねー、人を疑っちゃ!(笑)
でも、目立った車とかバイクとか、あと自分が自転車通勤始めた頃は、まだスポーツ自転車が珍しかった時なのであいつ生意気だから、チョットからかってやれ程度の悪戯は、昔から少なからずあったんですよ。
流石にサスペンスのようにブレーキオイル抜かれるような悪質な犯罪行為は無かったですが、自分はクイック緩められたり(コレ危なかったんですよ!)、変速機のワイヤーテンション狂わされたりしましたねぇ(苦笑)
まあ、自転車に詳しい人物だったんでしょうね!
さて、サドルの破れですが、通勤くらいだったら特に気にしないで使っていましたが、流石にこれで近所のスーパーや郵便局やハローワークなどに足しげく通うわけですから、やはり見栄は気に成ってしまいます。
とはいえ、くどい様ですが無職の自分は余計なことにお金はかけられません(とか言って、そういえば余計なタイヤ買っていたよな!)ので補修を考えました。
確か新品で買うと、同じものだと5980円くらいするはずです。

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Amazonで調べてあるという事は、なんだ!買う気満々じゃん(苦笑)
まあもっと安いサドルもあるのですが、こればかりはサドルは相性で、値段の問題以前に、同じような形状や材質でもあってくれるとは限らないので、今まで使用して実績のあるものを選びたいです。
さて以前もレザーシートを張って補修したことはありますが、流石にこれはつぎはぎだらけになってしまいますし、亀裂にウレタンフォームを充填して整形して表皮を張り替える・・・・どう考えても面倒くさい(笑)
という事で、安易にサドルカバーを試してみました
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これだと通販で563円で購入できますから成功すれば抜群のコスパです。
だけどこんなに小さくて、本当にコピー通り伸びるのか?

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まるでこれではパ・・・・・以下自主規制!
ええぃ!かぶせてみりゃ判るだろう
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結構表皮は伸びるタイプで、何とかなりましたね。
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座ってみると、余りお尻を動かすと結構ズレるので、もしかしたらそういう状態で擦れて穴が開いたり切れたりするのかも知れません。
宛にならないレビューには耐久性がないとのコメントがありましたが、これはそうかもしれません。
もっとも、そうであれば元のサドルはもう使わないので、このカバーをサドル全面に接着剤を塗って奇麗に貼ってしまえば、ズレることもなく比較的長く使えるかもしれません。
また部分的な穴ならレザーシールを貼れば簡単に補修もできます。
とにかくこんなもので済んでくれる事を祈るのみで、しばらくはこの状態で使ってみます。

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