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今年前半を振り返り [雑談]

あまり大げさに書きたくはないんですが、特に何かなくともある程度「定期的」に記事は上げておこうと思っています。

今回なんか写真もなく本当に雑談というか、自分のメモ程度の記事ですのでご容赦を。


さて、今月は2022年6月以来の2個/週の記事を上げました。

これだけまとめて記事を上げたのは久しぶりですが、それはこれだけ自転車に集中して生活を送ったのも久しぶりという事です。

このブログは「楽し自転車生活の提案」がメインテーマなので、要するにほぼ2年間自分はあまり自転車生活を楽しんでいなかった、またはそれを披露して役立ってもらおうという気持ちが萎えていたとも言えます。


これは自転車あるあるの話なんですが、色々な理由で自転車趣味を中断して、しばらく走っていなかったサイクリスタが、再開して乗り出してみるとあまりの「劣化」に失望し、またベテラン程それを回復させるのにどれだけの努力が必要になるかが理解できているので、「もうそこまで自分は頑張れない」と、自転車を辞めてしまう人が決して少なくはありません。


自分の場合も例外ではなく、オマケに自転車関連で、趣味として続けるためのコストが、とても今後の年金生活で賄えるものではないレベルに成っていたので、一時は健康維持のための定期的な短距離走行以外での自転車趣味は終結させるつもりでいました。


つもりだったんですが・・・・(苦笑)

結局、少しづつパフォーマンスが回復してくると、「元には戻らないが、相応のパフォーマンスは回復させておきたい」という欲求というか「執念」が蘇ってしまい(苦笑)、オマケに機材面も再び調べてみると「自分が知らない領域がある事が許せない」という、まあ何ともお恥ずかしい話ですが、結局自分は「自転車中心の生活が一番性に合っている」という、身も蓋もない結論が出てしまいました。


オマケに、20年も続けていると、この体系やコミュ障とは無縁の人怖じしない厄介な性格のせいで、「ひっそり陰に隠れて」とはいかず、「あっ、先週の金曜日りんりんロード走っていたでしょう」という感じで、全国指名手配の凶悪犯のように(苦笑)「関係者に面が割れている」ので、従来の自転車関連の人間関係も継続させていただいています(笑)


ま、やっていることは20年前から何も変わっていないというのも情けない話ですが、相応の経験や知識はあるので、それを「封印」する必要もなく、また、同年代以上のサイクリスタとの交流を通じて、「最近始めました」とか「最近復活させました」という方も少なくないので、従来の知識に加えて、コロナ以降辺りから、劇的に変化してしまったロードバイクの機能的な部分や、最近の業界の動向などもアンテナの感度を上げて取得するようにしました。


してみれば、自分が56歳で早期退職した時は「体が効くうちに色々とチャレンジして、還暦後の人生を充実させる」というものですが、幸か不幸か両親とも無事お墓に入れる事も出来て、独身ですのでこれ以上厄介事が増えることもなく(自分の健康問題以外)なりましたので、現在は正真正銘本来の活動が出来て、真剣に還暦後に向けての準備が進められています。


このところ多く記事にしている「e-BIKE」などはまさしくその一環で、アスリートのようなストイックさがなくとも、山岳路を含むセンチュリーライドを無理なく走って楽しめて、イベントなどのガイドなども出来るようにするという道筋を模索しているところです。


まあ、現時点は電気アシストに頼らずとも、ある程度パフォーマンスも回復していて、来年の佐渡ロングライドを納得のいくパフォーマンスで完走するという目標に向けて乗り込んで、ウェイトもコントロールできているので、「何が何でもe-BIKEが必要」ではありませんが、持続的な活動としてのアイテムとして、ある程度の自分なりの方向性は見えてきました。


さて、本年も明日から後半戦に突入しますが、どうも天候が昨年同様・・・というかここ数年来のパターンを見ると、10月いっぱいくらい安定しない感じで、オマケに政治経済、国際状況などの世相も「カオス状態」で、何時何が起きて、今まで起きていた「〇〇ショック」とか「〇〇危機」など、コロナ禍に匹敵、いやそれ以上の「カタストロフ」が、明日発生してもおかしくない、まるで北斗の拳でいう「世紀末」の様相を呈しています。


ま、だからこそ「後でやろう」とか「明日から」とか「いつかは」などというワードは無意味であり、「思い立ったら即日行動」でなければ、本当に色々と後悔することになりますよね。

自分は特別焦る事もなく、無理することもなく、今までの通り、自分のやりたいことを、自分のできる範囲で、飽きずにコツコツと積み重ねていく生活を、平常心で進めて行こうと思います。


さてと、まずは新しい自転車パーツ買うために、色々と在庫を処分するところから始めますかね(笑)


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日光ツーリングで「いろは坂」をe-BIKEで走る [自転車本体]

我々栃木県人にとって、日光はポピュラーすぎる観光地です。

とはいえ、基本的に自動車やオートバイで通り過ぎるだけが多く、ロードバイクで走っても、何せ登坂しか無い、坂好きにはご褒美で、坂嫌いにはお仕置きでしかない(苦笑)場所であります。

長らく日光市街地は通過されるだけの寂れた観光地と化していましたが、東武鉄道がJRとタイアップで「スペーシア」が「浅草でなく新宿から乗れる」が実現してから大きな変化がありました。

多くの観光客が鉄道で日光に訪れて、東照宮などに行くために市街地を歩き始めたことから、周辺の商店街が元気になってきました。


何が言いたいかというと、例えば自電車でいえばロードバイクで爽快に走る事が目的になると、途中の観光地や景色を無理向くこともなく通過してしまい、これでは車で通過してしまうのとあまり変わりがないという事に成ってしまいます。

最近「ロードバイクで早く走る」から「速度を落として過程を楽しむ」方向性にシフトしたサイクリスタは多く、女性のサイクリスタの増加や高齢化がその背景にあるとも言えます。


さて、話を「e-BIKE」に向けると、ロードバイクで自転車趣味に入った方々は、口をそろえて「ロードと同じ速度領域でアシストが効かないので要らない」と答えます。

まあ、それに適した商品もあるにはあるのですが、ハイエンドロードバイク並みの価格帯で、多くの人が手に入るものではありません。

ちなみに自分が購入した「ミヤタROADREX」は、グラベルロードベースのe-BIKEですが、40万円と、原付2種のオートバイが買える価格帯で、これも気楽に手を出せる金額ではありません。

ただ、ある程度のレベルの、例えばカーボンフレームでシマノ105コンポ系のロードバイクを買おうとすると、安くても40万円以上することを考えると、ある程度子育てなど落ち着いて時間とお金に余裕が出てきた「元ロードバイク乗り」が、自転車趣味を再開するのであれば、十分選択肢に入るのではないでしょうか?


で、本題ですが、「じゃあロードバイクほど早くないe-BIKEは面白くないの?」という疑問に対して、自分は「No!」と答えており、「何故?」と問われれば、「通過速度が遅いからこそ見えてくるものも多くなり、体力に余裕をもって観光を楽しめるから」と答えています。


今回それを実証するために、日光市街地を超えて「いろは坂」を上り、「中禅寺湖」をめぐるコースをROADREXで走り、バッテリーが持つ距離内で走り切れるかを試してみました。


26日に出かけました。

この日は一応雨の心配はなく、日光方面の天気予報は晴れマークも出ていました。
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中禅寺湖は自宅からロードバイクで何度も行きましたが、まあ距離や強度はともかく、ROADREXの場合日光市街地までで片道50㎞程度ですが、そこから中禅寺湖というとバッテリーが持たないのでは?と考えて、手前にある「大谷川公園駐車場」まで自家用車で行くことにしました。
出発すると既に緩い上り坂が延々と続くのが見えるのですが、これは結構体力消耗するんですよね。
まずはともかく「JR日光駅」に行きます。
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レトロな雰囲気は相変わらずで、雰囲気がありますよね。
日光も本格的なシーズン前で平日ですので人出はまばらです。

ここは東武日光駅前ですが、ここで標高は500m以上あります。
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駅前に展示されているのは以前走っていた路面電車です。
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まあ、今後を考えると、市街地への特に市外の車両の乗り入れを制限して、軌道を復活させてコレを走らせるほうが有益なことは(予算等の障害も大きいが)明らかなんでしょうけど、予算化以前の問題で色々と「現状維持派」の既得権益に漬かっている勢力は、どうも変化を拒んでいるようですね。
これも「消えゆく昭和の壊滅観光地」等を蝕む現状なのかもしれません。
さて、良く「いろは坂を自転車でもぼるの凄いですねぇ」と言われるのですが、実はそのいろは坂にたどり着くまでも結構「修行」に成ります(笑)
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ちなみにROADREXのバッテリーマネージメントは、HIGHTモードであれば楽なんですが、イザというときの「電欠」は勘弁してほしいので、NORMALモードで基本走ります。
速度はアシスト量が確保されている20㎞/h以下で、この程度の勾配だと15~18㎞/h程度でノンビリ走りますが、気が苦しくならない程度にHRが上がる程度で、ゆっくり周囲を眺めながら進めます。
当然この方が色々と「発見」する機会も増えて行くわけですね。
ここは「足尾」と「いろは坂」の分岐の交差点で、この辺りから勾配がまたまた厳しくなってきます。
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ここは「第一いろは坂」と「第二いろは坂」の合流地点で、昔料金所があった場所の「馬返し」で、ロードバイクで来るとここに来るまでで既に「終了」してたりします(苦笑)
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ここからいろは坂が始まりますが、基本はNORMALモードで走って、勾配が厳しいところだけHIGHTモードにして走る感じです。
いろは坂はいわゆる「九十九折れ」の上り坂で、ジグザグに坂道がかさなっているのですが、屈曲部の勾配がキツク成るので、折れ曲がるときにHIGHTにして、直線部で勾配が治まるとNORMALモードにして上ります。
文章にすると分かりずらいのですが、イメージ的にECOで重めのクロスバイク、NORMALで軽いロードバイク、HIGHTで電動バイクという感じで、ロングライドを走り慣れているライダーなら、いろは坂はNOMALで十分走り切れる感じです。
ここが「電動アシスト」たる部分で、自分でケイデンス回さなければ前に進まず、相応の強度はあるのですが、スタミナや特に脚の消耗をかなり抑えて走れるというところが最大の魅力であります。
何人か電動バイクについてデスカッションすると「ロングライドイベントで見かけるけど、決して早い訳でなく淡々と走ってい、後半になってもペースが落ち込んでいない」という話で、自分も同じ印象を持っています。
流石に此処まで登ってくると風も涼しく、蒸し暑い平地と違って本当に清々しい感じです。
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此処は何度も来ていますが、流石にロードで登ってくると清々しいとは言えない汗でドロドロ、息も絶え絶えの情けない状態になっていますよねぇ(苦笑)
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此処まで来ると明智平は直ぐに着きます。
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明智平は昔馬返しから登ってくる「ケーブルカー」の終着駅で、今でもその「廃線跡」があります。
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先の路面電車もそうですが、モータリゼーションの陰で消え去った「過去の遺物」とみなされていましたが、たとえば「そういったものを残して維持し続けた箱根」との比較すると、ある程度の答えは見えてきますよね。
中禅寺湖に到着ですが、風は心地よいを通り越して、ヒンヤリしてくる感じで、流石かつて外交官の避暑地として使われていた場所ですね。
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この辺りの最大標高は1288mで、日光駅前からは概ね700m程登ってきたわけですが、流石に全くつかれていないとは言えませんが、特に脚の消耗がほとんど感じられない感じで、バッテリー残量も多分4割程度残っている感じで、帰路はほぼ下りであることを考えれば、まだ余分にアシスト効かせても大丈夫だったようです。
まあこの日は水曜日で、寄ろうとしたお店も定休日や廃業(!!!)で閉まっており、ランチはお預けで今回は観光というより完全に実証実験走行に成ってしまいました。
なんだか、現場から離れてずいぶん経ちますが、なかなか現役気分が抜けない感じで、走っていると何らかのデータを取っている感覚が抜けないですね(苦笑)
実証でいうと、今回「ミノウラ」の車載ハンガーを使っての搬送という目的もあり、まあ運ぶだけなら横に寝かせて運べるのですが、このように立てられれば空いたスペースで車中泊が可能なので、そういった旅も可能であることを今回試してみました。
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いや、もっと車内方付けろよ!というところですが(苦笑)
実際これで車中泊で出かけるとなれば、自転車もペダルを外したりカバーをつけたりして、スペースを最大限確保して出かけることになりますね。
ちなみにミノウラの車載ハンガーは数年前に買いなおしたのですが、前輪の締結部は、以前はクイックレバー対応だけでしたが、最近のモノは多様なアクスルの規格に対応しているので、問題なく12㎜スルーアクスルも問題なく使えました。
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今回往復約50㎞、高低差700mを約3時間で走りましたが、ランチを取ったり休憩を増やしたりすれば約半日のツーリングプランで、同程度のツーリングは余裕でバッテリーが持つことが証明できたので、こういうプランで今年は「避暑」兼ねて出かけてみますね。

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ロードバイクの軽さを再確認 [最近の話題]

e-BIKEだのオートバイだの、もう普通の自転車乗る気無いでしょうと思われているのもシャクなので(苦笑)、ロードバイクで霞ケ浦に行ってきました。


まあ以前は毎週通っていましたからご苦労様な事でしたが、毎週往復173㎞で、通勤時も一週間で100㎞走っていましたから1000㎞/月も走っていたんですね!、凄か(苦笑)


と、過去を振り返っても、もうそんなに走る事はないとは思うんだけど、若い頃の様に(というほど若くなかったが)「物量作戦」ではなく、身の丈にあった強度で「質を高めて所定のパフォーマンスを確保する」に舵を切った「つもり」ではあります。


「ツ・モ・リ」というのはたんに「メンドクセー」という怠け心が優先しているからなんですけど(笑)「走れる時には確実に走れよー!」というもう一人の自分もまだ生存していますので、まあ行ってみますか。


と、久しぶりにナイトランでもと3:00頃ドアを開けたらそこは「濃霧でなんも見えねー」です(苦笑)

これは少し明るくなってからという事で4:20に出かけました。

でもコレですわ

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でもこういうのは嫌いじゃないんですよ、なんだか神秘的だし。

ただし!、これは農道フラフラ走っていたら確実に無神経にライトも付けないで走っている車に当て逃げされるのが確定コースですね。


陽が高くなり霧が晴れるとこの季節としては望外の快晴で視界がスッキリしています。
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山や田畑の緑も濃くなってきて良い感じですね
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この日は霞ケ浦一周で走った時のままで軽く整備しただけのLOOKで出かけました。
なんかこのところ動力付きとかアシスト付きばかり乗っていたのでなんか新鮮な感覚です。PXL_20240618_223904278.jpg
何より持った時に「あれっ?ロードバイクってこんなに軽かったっけ?」というのが正直なところで、この軽さや軽快さがすべてにおいて良い感触を生んでいて、パフォーマンスだけでない魅力なんだと思います。
りんりんロードは季節や時期によっていろいろな花が楽しめますが、この季節だと当然紫陽花ですよね。
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土浦に近づくとハスの畑が広がります。
そういえば6月末から7月あたりが蓮の花が咲きそろって綺麗な時期でだったと思います。
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霞ケ浦も遠くまで見渡せて清々しいです。
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別件ですが、なんでも「霞ケ浦で泳げるようにしよう」みたいな取り組みがあるとか。
水質浄化でかなり真剣に努力されているのは知っていますが、本当に実現できるんでしょうか?
さて帰路につきますか
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何時もの撮影ポイントでの筑波山です。
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この辺りも紫陽花が綺麗でした。
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さて何時もならこのままりんりんロードで帰りますが、最近余裕があるときなどは、帰路に関してはいろいろなルートを探して変化をつけて走っています。
幸いこの辺りは交通量が少なく良い道が多いので、色々なルートの選択ができます。
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まあ、十数年同じことしていると、流石に飽きちゃうんですなこれが(苦笑)
同じコースを定期的に走る事は十分意味がある事ですし、時間や季節で表情も変わるのでそれなりに楽しめるんですが、たまに変化をつけるのも長く続けるコツなのかなと思います。
しかし、6月とはいえ雲が無くなると焼けるような暑さが全身を包んでくらくらしてきます。
こういう時は、お昼とはいえ揚げ物や暖かい汁物とかは一切受け付けないので、お腹は冷えますが、やはりこれでしょうコレ!(笑)
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道の駅ましこで、現地産のメロンの果汁とシロップを使ったかき氷です。
口当たりがよく、結構甘かったのですがサッパリしていて美味しかったです。
で、これをアップしている当日は既に梅雨入りしていて週間予報などもはっきりしない怪しい物に成っています。
まるっと一日快晴みたいな日はなかなかないでしょうし、昨年等もこれ以降10月末まで続いた歴史的熱さで、日中走る気が起きないどころか、シャレで無く命に係わる状態です。
ま、早朝どころか夜中に出かけて午前中朝早く帰宅するみたいな時間帯で、走れるときにコツコツ走るしかないでしょうね。
避暑もかねてe-BIKE車載で山岳地域に持って行き走ってみようとも思います。
とにかく涼しくなるまでは、「エアコン付けて一日中家でダラダラ」成らないように、色々工夫して走る頻度を落とさないようにしていきたいですね。
 

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梅雨入り前にADV160でツーリング旅行、聖地巡礼の甲府盆地周回コース [オートバイ]

e-BIKE次はとうとうエンジン付きかよ!と突っ込まれているでしょうね(笑)

いやいや、別に完全に普通の自転車からシフトしたわけではありませんし、なんか本当に梅雨来るの?という訳もわからない季節感ぶち壊しの現状ですが、予報を見て天気の良い日に、ロードのロングライドにも出かける予定です。


さて、自分はもともと4輪大好き少年でしたので、こんな反抗的なハグレモノではあっても、思春期の頃でさえバイクに興味が行くことはありませんでした。

まあ、家庭内の騒乱がピークを迎えた時でそれどころでない事と、既に「アニメ特撮オタク」絶頂期だったので(黒歴史やなぁ)、盗んだバイク乗り乗り回すより劇場版ガンダム見るのに映画館に夜中から並ぶ方が忙しかったんです(笑)

 

ま、バイクの免許取得のきっかけは早期退職で、最も移動コストの低い方法は?と考えて125㏄、原付2種の免許取得に注目して、後押ししてくれたのは流石オタクで、アニメの「スーパーカブ」「ゆるキャン△」でした。


そんな経緯もあるので、バイクツーリングの行く先は、自然と山梨県、静岡県での「聖地巡礼」が多くなり、今回は梅雨で走れなくなる前に、「ゆるキャン△3」で放映されていたリンちゃんの「甲府盆地周回コース」に出かける事となりました。

天気予報で13日が一番天気がよさそうでしたので、12日に現着して13日は一日時間を取れるように12日の5:00頃自宅を出ました。


今回あまりコースや予定に関しては細かく決めてず、まあ夕方までに甲府のホテルにチェックインできればいいいやという感じで、いつものように主要道路を避けて裏道中心でまず青梅に向かいます。

宇都宮から甲府に向かうルートは幾つもあるのですが、今回はあきるの市から秋川渓谷を遡上して、甲武トンネルを抜けて上野原経由で国道20号線に入り、大月から国道139号線で、富士吉田から河口湖経由のルートを取ります。


この秋川渓谷から甲武トンネルを抜けるルート、地元のサイクリスタの山岳コースになっているようで、多くのロードバイクを見かけました。

こちらはエンジン付きで気軽・・・・いや以前のPCX125だと、険しい上り坂だと「ヨッコラショ」という感じでもどかしくなるのですが、たかが35㏄程度?されど35㏄の排気量の拡大の効果は絶大で、ADV160はこんなおデブと宿泊の荷物積んでもグングン登っていくのは頼もしい限りです。


さてあまり補給もしていないのでお腹がすきましたが、国道20号線って、なんか寂れていて、ナゼこんなに飲食店少ないんでしょうね?

基幹国道というより、そちらは中央高速道路に役目が移っていて、単なる地方の連絡道と成っているからでしょうか?

地形や沿線周辺の建物などの関係で、道幅も広げられず、4号国道の様にだだっ広い関東平野で広いバイパス道路を新設できるルートでもないので、街道としてはもう寂れる一方なのかもしれません。


さて幾つかの面白いお店もありましたし、定番のチェーン店なども幾つかあったのですが、なんだか気乗りせず、富士吉田に入って「そういえばここはうどんが名物だよなぁ」などと考えていたら、信号待ちで横目に看板が見えたので、反射的に飛び込んだお店がここです。

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富士吉田市の「くれちうどん」さんで、今回全く下調べしていなかったので完全に飛び込みですが、グルメ妖怪アンテナもビンビン立って来ましたので(笑)、これは面白そうです。


肉玉うどんを注文しましたが、うんうん、今までSAや道の駅で食べた吉田うどんとは明らかに違います。
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個人的には吉田うどんは「太くてゴワゴワしていて、汁もぼわっとして好みじゃない」認定だったのですが、こちらの麺はカウンター越しにご主人が足踏みしている事からも、硬いのではなく弾力性を伴う「コシが強い」逸品で、噛めば噛むほど小麦本来の香ばしさを味わえます。
御主人とお話しして、正直にうどん初心者ですと言ったら、試しにと「生麵」を出していただいて、確かにこれは暖かい汁で食べるのは邪道だと実感しました。
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値段もリーズナブルで、富士吉田に来てうどんが食べたければまた伺おうと思いました。
此処まで来ると最近の自分にはお馴染みの場所で、食後の休憩に富士山眺めながらコーヒーでもと、こちらも良く来る河口湖の大石公園に行きます。
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ここは広い駐車場があり車中泊や、よそで車中泊してこちらに移って朝ご飯を作って食べたりと、自分的には定番の場所です。
自分は冬季の平日に来ることが多いので混んだイメージはないのですが、シーズンに入ったのとインバウンドが復活したせいなのか、大型ミニバンのハイヤー(白タクらしき物も含めて)で乗り込む外国人グループが多く、かなり混雑していました。
自分が見た範囲では、大声で騒いで嵐のように通過していく、迷惑な大陸系団体は見かけませんでしたが、路上で怪しい動きをする車が多く、成田や相模原、神奈川ナンバーのレンタカーや、怪しい大型ミニバンで、外国人のドライバーだった事は事実です。
ケシカラン!という事ではなく「そういうものがいる」という前提で、危険予知運転を心がけて、自分で事故を予防していこうというお話です。
あとお土産物のカフェで店員さんとお話ししましたが、混んではいるけれど、なんでもこの季節の売り物である「サクランボ狩り」が、サクランボの歴史的不作で出来ないことが悩みなんだとか?
そういえば後述する甲府のフルーツラインでも、サクランボ狩りの看板はあっても閉まっているお店が多かったですね。
まあここまでくれば甲府は「一山超えて」という感覚で・・・・というのは土地勘のない関東地方の人にはわかりずらいところですが、距離的にも、宇都宮市から中禅寺湖に行く程度であって、思ったより近いなというのが最近何度か訪れて感じたことです。
この日は平地では記録的な高温でしたが、ここ精進湖付近は24℃と清々しい気温で風も気持ちよく、このまま盆地で熱気が溜まっている筈の甲府には行きたくなくなってしまいました(苦笑)
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この後は、自分の旅の定番として、ホテルや車中泊の前に必ず温泉で体をほぐしておこうと、これも以前のツーリングで見つけておいた、金川曽根広域農道から登っていき甲府盆地を一望できる高台にある、「みはらしの丘未みたまの湯」
でノンビリします。
入り口を入ると目についたのは「ゆるキャン△」グッツで、確かメンバーはココには来ていないはずですが、影響は絶大ですね。
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シーズン3ではこの下をリンちゃんが通過していますが、カウンターのお姉さん曰く、「県庁でイベントした時の騒ぎは凄かったのよ」だそうです。
世間はなんとしても「キャンプブーム終焉」をアピールしたいのでしょうし、まあ落ち着いただけと自分は認識していますし、ゆるキャン△の神通力はまだまだ健在で、これは是非早急に「シーズン4」を放映してほしいです。
そうすれば綾乃ちゃんのツーリングやあおいちゃんのロードバイクネタも見られると思うので、自分にとっては良い事しかありませんわ(笑)
一泊して翌日、なんか薄曇りであまり天気が良くありませんが、8:00頃ホテルを出て、当初の予定通りのコースを走ってみます。
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個人的にただ走り抜けるのもつまらないですし、時間はたっぷりありますので、完全にルート通りではなく自分の興味のある所に寄り道しながら走って、帰路のルートを想定しながら進んで行こうと思います。
実のところ過去のツーリングでほぼ南側と西側は何度も走っていたんです。
だからメインは北側が完全に未踏破ですのでそちらを中心に進みます。
最初は地図で見つけた「中田の棚田」です。
盆地を見渡す丘陵地にある棚田で天気が良ければ富士山がくっきり映ります。
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まあこちらは観光で気楽に見ていますが、此処で稲作を行う方々や保存しようとされている方々は、本当に大変だと思います。
次はリンちゃんが桜を見に来た「桃花橋ループ橋」で、此処も桜が咲きそろって富士山が見えればよい撮影ポイントになるでしょう。
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まあこの日は雨こそ降りませんが、午前中はこんな感じで、富士山が霞んでしか見えません。
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せっかく天気が良い日を選んでも相手が天気であればこちらの予定なんぞどうにもならんモノで「そんなもの」と考えておくに限ります。
まあ来年の桜の咲く時期の「リベンジマッチ」ができると思えば良いだけですしね!
実は今回のツーリング体調が万全ではなく、お馬鹿さんな事に前日にROADREXでの100㎞の山岳ツーリングした後で疲労がたまっていて(アホやなぁ)、オマケに気温の変化でおなかの調子もイマイチだったので、此処に至って疲れがどっと出てしまいました。
そこであまり欲張らず、早めに帰路に向かって秩父あたりで早めにホテルにチェックインしておこうという事で、まず早めに温泉に入って眺めの休憩を取る事にしました。
で、地図を見ると前回の巡礼ツーリングで漏らしていた「ほったらかし温泉」がルート上にある事に気が付いて、さっそく向かいます。
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かなり山の上まで登っていく感じで、確かに眺望は間違いなく抜群です。
温泉そのものも、眺めの良い露天で、さらりとしたお湯にゆったり漬かっていると眠気が襲ってきます。
他のお客さんも居眠りしていた方が多いですね。
ここでちょうどお昼でしたが、おなかの調子もあって軽く蕎麦とおもいましたが、そうだ!これがあったんですよね!
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「温玉揚げ」も食べて、オマケにソフトクリームまで食べてしまい、そもそもおなかの調子が悪かったという話は?(苦笑)
この時点でも何となく富士山の輪郭が確認できる程度の天気でしたが、この後急速に回復してきて、気温がぐんぐん上がってきました。
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ここも綺麗に晴れた時にまた訪れてみたい場所ですね。
軽く昼寝も含めて14:00まで休憩して、何とか体力も回復してきたが、まあ無理しない方が良いだろうと、帰宅は止めて秩父あたりで宿泊するコースを取ります。
甲府市内を抜けて、国道140号線で秩父に向かいます。
途中でダムが有ったので見学します。
広瀬ダムと言って、国内ではあまり多くない「ロックフィル工法」と言って、コンクリで固めるのではなく、砕いた岩を重ねるもので、景観も良くなるんですよね。
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この後、山梨から埼玉に抜ける「雁坂トンネル」を抜けます。
この国道140号は長らく途中で途切れていて、個人的に山梨県に抜けるルートとして完全に意識外になっていました。
このトンネルが開通したのは平成10年と随分前になるのですが、一度も使ったことがなかったので今回通過してみました。
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流石に一般道としては日本一長いトンネルというだけに、走っても走っても明るくならないのは驚きました。
この後16:00頃秩父についたので、予約したホテルに早めにチェックインにてホテルの大浴場の温泉に入ってサッパリしました。
今回は体調があまりよくなく、睡眠も浅かったので無理はしませんでしたが、若い頃なら無理してでも自宅に戻ろうとしてたでしょうね。
しかし、そういう事をすると当然余裕が無くなるわけで、特に「安全マージン」が削られる傾向にありますので、オートバイのツーリングでこれをやると、本当に「お星さま」になりかねないので、臆病なくらいがちょうどよいのかもしれませんね。
翌朝お寝坊してゆっくり起きて、ホテルの美味しい朝食をたらふく食べてから帰路に向かいます。
朝から完全に快晴で、気温がどんどん上がっていきますので、信号待ちしていただけでクラクラしてくるほどで、何とか栃木県内まで戻ってきましたが、たまらず「北関東横断道」に逃げ込んで、高速道路で一気に帰る事にしました。
とにかく走っていれば何とか暑さはしのげるのでノンストップの高速道路を選びましたが、ADV160にして自動車専用道路と高速道路を使えるようになって、「選択肢」が増えたことが幸いしました。
とはいえ160㏄のADVは、まあ100㎞/h巡行までがいいとこなので、地方の空いた高速道路だと、左でノロノロ走るしかなく、「高速道路カーストの最底辺」であることは間違いないですが、自分の今の用途ではこれで十分です。
壬生を通過時にお昼時間になりましたが、暑くて揚げ物や暖かい汁ものを食べる気にならなかったので、「ハイウェイオアシスみぶ」で、イチゴと練乳タップリのかき氷を頂きます。
甘くて冷たい物はサクサク入ってこういう時は助かりますね。
とまあ、色々ありましたが自分としては十分楽しめました。
今回のルートは季節を変えてまた「リベンジ」含め訪れようと思っています。
さて今回のお土産ですが、あれ?これ有名な「ケロリン」の桶?
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いやいや、リンちゃんのイラスト入りで、件の温泉で衝動買いで浴場でこれを見た時衝動を抑えきれず、まさに「買っちった!」です(笑)
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e-BIKEでロードのグループライド挑戦!栃木県サイクリング協会イベントで道の駅巡り [イベント]

なんか、日曜日の夕方から、「鉄腕ダッシュ」見ながら当日のイベントの記事を投稿するのって、本当に久しぶりで、「何もかも、皆懐かしい」などと、何処かの宇宙戦艦の艦長の忌野際のセリフみたいなこと言っています(苦笑)

本当に変な話ですが、56歳で早期退職し、一昨年一人暮らしに成ってから、ようやく自分としての「平常運航」が出来るように成った気がします。


さて、しばらく放置状態で音信不通と成っていた自分ですが(苦笑)、こっそりと当ブログを性懲りもなく(笑)再開させたところ、また懲りずに(失礼!)見ていただいている方々が居られるようで、ひたすら有り難い限りです。

この場を持ちまして御礼申し上げます


今回のお題は「栃木県サイクリング協会、道の駅巡りツーリングにe-BIKEで参加」で、果たしてロードバイク主体のツーリングで、ROADREXがついて行けるのか?を試してみようと、イベントに持ち込んでみました。


このイベントは、道の駅はがロマンの湯→真岡大前神社→道の駅ましこ→道の駅もてぎ→道の駅サシバの里いちかい→道の駅歯がロマンの湯というコースに成ります。

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前半戦はほぼ平坦、後半戦からコース選択によっては結構上る事になるというコースですが、ロードバイクで走り慣れた集団だと、容易に25㎞/h以上の巡航速度で走れるはずで、実は国内の法規制に準拠したシマノ「SHIMANOSTEPS」のシステムにとっては、そこからのアシストはなく、平地ならともかくこの速度でのアップダウンのあるコースは厳しい事が予想されます。


さて本番の話に移りますが、9:00に道の駅はがロマンの湯に集合して、近隣に流れる「五行川」のサイクリングロードを南下して真岡の大前神社に向かいます。

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この辺りは20㎞/h程度で進んでいくので、アシストOFFにして電池を節約して走っても、何の痛痒もなく快適に走れます。
この辺りは冬になると越冬に来る小白鳥が最も集まる場所だそうです。
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程なく真岡の大前神社に到着です。
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自分は数年ぶりですね。
これが日本一の恵比寿様ですか?
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此処からは道の駅ましこに向かいますが、徐々にペースが上がってきます。
ただし、晴れてくると気温はぐんぐん上がって道路上は34.8℃とかが、サイコンの気温計に表示されています。
もう完全に夏本番モードです。
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ペースは上がってきますが、25㎞/hまでなら問題なく走れます。
しかし、平地とはいえ20㎏近い重量で43Cのブロックパターンタイヤの自転車が普通に走れる事の方に驚きます。
「いや電アシ」なんだからと言われますが、この速度域でのアシストは全くありません。
そもそもOFFで走っていますし(笑)
20年前くらい、クロスバイクが出始めた頃は、Frサス付きのMTBのフレームに700Cのホイールと42Cくらいの一般道用のタイヤを組み合わせたものがあって、自分の最初のクロスバイクがまさにそうでしたが、平地を巡行してもズシット重さがペダルに伝わってきて、こんなに軽快に走れた記憶はありません。
これは最新のグラベルロードの実力の一端なのでしょうか?
さて11:00頃道の駅ましこに到着で、早めのランチとなります。
何時ものお弁当屋ピザではなく、本日はスパイシーカレーをナンで味わうことにします。
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以前ライスで頂いたとき、ナンの方がよりスパイスが生きてくると思いましたが、スパイシーなだけでなく、甘みやうまみのバランスが良く、ちおーずとの相性もバッチリで、おいしく頂けました。
隣のメロンソーダは、生メロンを絞ったシロップの贅沢なソーダです。
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隣で益子産メロンの対面販売を行っていて、カットメロンを頂きましたが、とても甘く、さりとて爽やかでみずみずしくて、ライドの補給にはピッタリでした。
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メロンはこれからが旬で、その盛りはだんだん南下していくそうなので、今度は「メロン巡礼ツーリング」というのもありですね。
スイカもだんだんおいしくなりますし、また千葉辺りまでオートバイで脚を延ばしてみますか?
休憩していると「すわ!イノシシ」・・・・いやいやミニチュア豚さんです。
ペットとして買われているようですが、可愛らしく人気者でした(笑)
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あっ、自分のROADREXですが「MERIDA」のステッカーがあり、「メーカー詐称」ですね(苦笑)
御免なさい!!(笑)
ただこのROADRAXは、そういうコーディネートなのは理解しますが、なんとも「地味」なんですよねぇ(笑)
こういうステッカー一つでも随分印象が変わるものなんですよ。
好き嫌いはありますが(苦笑)
此処からは進路反転180度で、強めの追い風に乗って北上して、道の駅もてぎに向かいます。
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ここからアシストを中間のNOMALモードに入れて、25㎞/h~の高速巡行についていきます。
あっ、クドイようですが巡行時のアシストはなく、発進や20㎞までの加速時ににアシストが加わるだけです。
此処から茂木へのコースは、選びようによっては結構勾配のあるコースを複数選択出来るのですが、チームライドなのでメンバーに合わせて最も勾配の少ない、国道を使うルートが選択されます。
それでも勾配というよりこの暑さにやられてペースダウンするメンバーもいて、やはりこの温度変化の中、常に走り込んで身体を順応させておかないと、かなり厳しい感じになりますね。
道の駅もてぎで休憩します。
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休日という事でかなり混雑していますね。
と、此処まで書いていたら突然文字が入力されなくなり、昨日はタイムアウトで本日再開ですが、キーボードの電池が切れていただけでした、とほほ(苦笑)
さて、道の駅サシバの里いちかいに向かって走り出しますが、「パチッ」という音がしたら、ナントチェーン切れしたメンバーがいて、踏切手前で立ち往生となりました。
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ちなみに、本来であれば路上でなく安全な場所に移動しての修理が好ましいのですが、突然のアクシデントで、トラブル解消で大慌てという感じになっています。
こういう時は「二次被害防止」が最優先に成りますので、少なくとも監視を立てて交通誘導させるようにしましょう。
ちなみに2輪や4輪の「現役&元走り屋さん」のチームだと、打ち合わせなく救護、修理、連絡、誘導に分かれて黙々と作業が始まる手際の良さを見せますが、これは「やらかした」経験値の賜物で、あまり誉められたスキルでもないんですよねぇ(苦笑)
それでも、誰となくチェーンカッターやコマやピンを持ち寄って、あれよあれよという間もなく修理が出来てしまうのが、流石ベテランサイクリスタの集団というところですね。
修理子完了し、時間的にナイスタイミングで(笑)、茂木駅にSLがいる時間ですので、茂木駅に立ち寄ります。
まだホームに入線前のSLが目の前にいますが、石炭の煙のやスチームの鼓動が聞こえてきて、釜に火が入っている「生きたSL」は、小型の支線用SLのC12であっても迫力がありますね!!
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こういった観光目的の非定期運航のSLは各地で見ることができますが、自分は子供の頃、多分昭和49年の8月ごろ、山形県の新庄市から酒田市までの「陸羽西線」で、最上川沿いをドライブ(当然助手席で)していて、ほとんど最終期の定期運航のSLを見た記憶があります。
まあ、「ジジィの自慢話」です(笑)
あと、この日は見かけませんでしたが、最近鉄趣味、とくに「撮り鉄マニア」の非常識な行動は社会問題化していて、鉄マニア全体の肩身が狭くなるという、情けない事に成っています。
しかも、やっている本人に問題意識はなく、無責任に個人の権利を振りかざして反社会行動を正当化させているので始末が悪いです。
頭が痛いですね。
さて鉄道ネタで脱線はイタダケマセンので(苦笑)本線に戻して、道の駅サシバ一回に向かいますが、交通量が多く勾配もある県道を避けて裏道を進んでいきます。
此処から走れるメンバー中心で進んでいくので、30㎞/h近い速度で進んできますが、緩い上りがあるルートでのこの速度の巡航はROADREXが一番不得意な領域で、ここは「普通のロードバイクの方がはるかに楽」と感じます。
もてぎからはアシストは最強のHIGHTモードにしますが、有効なのはこういった速度が20㎞/h以下に落ちる上り坂に成ります。
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サシバで軽い休憩の後は、ロードバイク巡航速度で道の駅ロマンの湯はがに戻りますが、電池残量は驚いたことに全く減っていません。
結局ゴールに戻っても電池残量ゲージは一つも消えていませんでしたので、56㎞走行して残量は80%以上あったことになり、完全に平地でのんびり走っていたわけでもないのに、ほとんどアシストがなく、自分の脚で20㎏の重さと43Cブロックタイヤのバイクで、ロードバイクのチームで走り切ったという結果となりました。
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多分、いつもの自分のロードバイクで走ればもっと楽に走れたでしょうけど、疲労度合いからすれば、このペースで100㎞程度のライドは十分可能と思えました。
ただ、これはおデブなどすこいライダーではありますが(苦笑)、一応獲得標高1000m、160㎞のセンチュリーランイベントを8時間以内で走れるパフォーマンスがあるという事が大前提で、初心者の方が同じことができるわけではありません。
またこれをして、「だったらe-BIKE要らなくね!」という事でもなく、体力的な疲労度とは別の脚の消耗に関しては、発進時や加速時、上り坂でトルクアシストがあるのではるかに軽減されていますし、コースを山登り寄りにすれば、電池は消耗しますがより快適に走れたはずです。
ま、e-BIKEと言ってMTBベースのバイクはまた違うでしょうし、ロードバイクベースの同様です。
またアシストシステムの違いも大きく、国内法の準拠の有無、モーターの出力とアシスト量、電池容量、トータルシステムとしてのアシストの考え方などで特性が「千変万化」します。
ROADREXに話を絞れば、最も適した使い方は「100㎞以内の里山中心ののんびりライド」が一番適した使い方と個人的に判断していますが、よりグラベルよりの使い方も、今回の様にロードバイク的な使い方も出来る懐の広さはあるようですね。
一般的e-BIKEの乗車経験のない、特にロードバイク乗りの間でささやかれていた「25㎞/h以上のアシストないので、ロードバイクのグループライドには使えない」は、完全に間違いではありませんが、正解でも無かったということは、今回のライドで証明されたと思います。
何度も書きますが、「e-BIKEはオートバイではなく自転車」であって、自分の体力を行使して走行するもので、従来だと体力がない、もしくは老化で身体機能に問題があるライダーでも、ある程度高低差のある里山沿いのコースなどを楽しめるアイテムだと思います。
そういう意味では栃木県の様に関東平野の周縁部にあり、穏やかな里山や険しい山間部という、魅力的なサイクリングコースをもつ地域での、「サイクルツーリズム」を推進するためには、今後絶対に必要になるものであって、多くの自転車関係者に前向きな理解深めて欲しいと思いますし、その理解の為に自分の記事が多少でも役に立てれば幸いです。
と、偉そうな事書いてオチをつけるのは、このブログらしくないですね(苦笑)
まあ、自分の座右の銘「当たって砕けろ!」を実践しただけで、「自分のようなおデブでも山道楽しめるぞ!ウフフフ!!」なんて所がオチの付け所のようなのが、情けないところですな(笑)
とまあ、今回夏本番の暑さの中、イベントを遂行していただいた栃木県サイクリング協会の事務局のみなさん、本当にご苦労様でした!!
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今回のこのコースなら、初心者向けのイベントとかでも十分使えそうですね。
今後ともよろしくお願いします。

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e-BIKEで古峰神社へツーリング、さて今後どう付き合いますか? [雑談]

一言「ズルイ!」という単語が飛び出します(苦笑)

本日何人か会ったロード乗りの方からも聞かれましたが、皆さんヤッカミ半分興味半分という感じです。

やはり「自分の力で走っているんだ」という自負心のある多くのローディはそう思うでしょう。

かくいう自分も、今でもそういう気持ちはあります


そこのところも踏まえて、本日は宇都宮市の自宅から、鹿沼市の古峰ヶ原にある「古峰神社」への100㎞、獲得標高約1000m程度のツーリングに出かけます。

ROADREXのバッテリーはECOモードで100㎞ですから、10%勾配をHIGHTも度を使って走れば、途中でバッテリーが切れることになりますが、コース的に復路は殆ど下り坂になるので、まあ何とかるだろうという目論見です。
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さて自宅を7:00ごろ出てノンビリとまず、西に向かいます。
県道の脇にこんなあぜ道があり、ロードだとちょっと躊躇するところですが、グラベルロードは道を選ばないので面白がって入っていけます。
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まあ、その結果が何時も良いとは限りませんですけどね(苦笑)
1時間ほど走って、お馴染みの「田野」のセブンで休憩です。
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ここで、結構走り込んでいそうなビアンキのライダーとお話しします。
人の事は言えませんが(苦笑)、結構「濃い」方で意気投合しました!
さて、体重が増えていると膝に負担がかかるので、来ることがないという事は、ほぼ3年ぶりくらいの古峰ヶ原街道です。
本日はほぼ「夏」の天候で、流石に汗ばんできますね。
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基本的に此処までECOモードで来ています。
そうするとソコソコ負荷がかかるので、トレーニングには成ります。
此処は新しいダムからの放水路の施設で、この辺りまでの勾配なら特にアシストを強くしなくとも登ってけるようです。
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此処「大芦川」は清流で、本当に水が澄んでいて綺麗ですし、この季節だと山の緑も綺麗で、ツーリングしていて本当に気持ち良いルートです。
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この「弘法大師の水場」辺りから、やや勾配がついてくるので。アシストをNORMALモード上げていきます。
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流石にロードバイクで最盛期の時のように巡航速度は上がっていかず、せいぜい20㎞/h程度の速度ですが、HRが心地よく上がって気持ちよく走れます。
さてお馴染みの「大鳥居」です
此処で休憩して給水してから登っていくのが自分の流儀ですが(笑)、さてここからHIGHTモードで更にアシストを上げますが、どうなりますか?
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流石にHIGHTモードだと、最初の一漕ぎから押し出されるようなアシスト感があります。
ここは「東京スカイツリー」の先端部と同じ標高「634m」地点ですが、この辺りが10%勾配が長々と続く苦しい場所で、慣れていないとHRがたちまちMAX
に達しますが、流石にそこまで苦しくなく・・・・とはいえ「楽々登れまーす」というほどでもなく、ホドホドの強度で登ってけます。
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程なく古峰神社到着ですが、流石に「満身創痍」とまではいかずとも(笑)、結構疲れたのも事実です。
この辺り、ROADRAXはタイヤも太く、重量も20㎏近くあるので、流石にロードバイクタイプのようにはいきません。
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これが同じシマノSTEPS E8080とも成れば、アシストパワーが上がりますし、カーボンロードベースで、10㎏程度のモノならよりロードバイクに近い感触で走れるでしょう。
ちなみにバッテリーは5つあるメモリの2つを消費しただけで、2つ目が消えてからかしばらくたつので、ここで残量は半分というところでしょうか。
お昼には早いので、茶店の「栄屋」さんで、「みたらし団子」でエネルギーチャージ!です。
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昔は「絶対こしあん派」だったのですが(笑)、最近「みたらし派」に宗旨替えしました(笑)
さてランチは下って行って、まあ厳しいダイエット中でないという事もあり、久しぶりに定番の「じゃがいも」さんの大ボリュームの定食でおなかを爆発させました(笑)
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ここは近隣の「ガテン系御用達食堂」ですので、盛りの良さが命です(笑)。
昨今の物価高でやや高くなりましたが、これでゴハンおかわり出来て1200円は激安だと思います。
味は濃い目で自分は大好きです!
とはいえ、これは明日の朝体重計に乗りたくないなぁ(苦笑)
さて、不思議なことにバッテリーは100㎞走っても、余裕で2メモリ残る程度で帰宅できそうなので、田川沿いを下って帝京大学手前に、いつも気になる「林道」があるので登ってみました。
乗用車では厳しい感じですが、愛車のADV160なら余裕の感じです。
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と、余裕をかましていたら、やはり「コレ、マジやばくね!」という感じになってきました。
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案の定舗装は途切れて、砂利というより泥と落ち葉が重なった雑木林の獣道のようになり、これはADVでも気を使いますが、ROADREXは、グラベルキングの
グリップ力が良く、アシストが効いて泥濘で車輪を取られることもなく、ぐんぐん進んで行っていくのが、流石グラベルロードというところで、本当に道を選ばずツーリングが出来ます
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が!、こういう道はリスクも増大しますので、調子に乗ってグイグイ進んで行く事は、慎重になった方が良いでしょうね。
と、経験者は語ります!(とほほ)
さて、結局帰宅してちょうど100㎞で、獲得標高は900mくらいでしたが、正直なところこの程度で「おなか一杯」という感じで、電池は余裕で持ちましたが、これ以上距離を伸ばそうとは今のところ考えられません。
あと、ロードバイクに慣れている人だと、主に重量がある故の「緩慢さ」みたいなところが馴染めないかもしれず、個人的にはロードバイクで走っているような「爽快感」は正直望めないなぁという感じです。
ただこれは想定済みの事で、自分の当初からのこのタイプのe-BIKEの使い方は、「近隣の里山中心の50㎞程度のツーリング」か、有名観光地に車に積んで持っていき、山岳路をのんびり散策」するというのが目的なので、それはロードバイクでロングライドを走るというのとは、また違う楽しみ方ととらえていますから、ROADREXの特性は「好ましいモノ」という評価が変わる事はないと思います。
また、自分はツーリングで「想定コースを走りきるためのパワーマネージメントという知的な遊び」を楽しんでいます。
e-BIKEだとそこに、電動アシスト特性に合わせた速度と変速、アシストモードの切り替えという、新たなファクターが加わったので、これを使いこなす楽しみも増えました
更に、e-BIKE以外の「グラベルロード」というジャンルは、想定以上に自分に合うことも確認できましたので、自分の自転車生活に新しい扉が「開いてしまった」という現実に、今後どう折り合いをつけるのかという新たな課題が出てきてしまいましたね。

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ミヤタROADREX i6180試乗、思ったより使い方が広い [自転車本体]

先日仕上げたROADOREXですが、さっそく本日何時もの北回りコース・・・・だけだとほとんど平地ベースですので、コースにある標高485mの「羽黒山」でミニヒルクライムも織り交ぜで、e-BIKEとしての使いがってを中心にインプレしてみます。


いままでロードバイクを中心に、色々な種類を乗ってきましたが、ポジションなど数度の調整が必要でした。

今回ROADOREXは、以前乗っていたコンフォート系のロードバイクの「FELT Z25」のセッティングを参考にして、サドルの高さと前後位置を決めただけで走り出しましたが、驚くほどしっくりきます。


これはROADOREXの「e-BIKE」の部分でなく、フレームジオメトリィを基本としたアッセンブルの基本構想が、おそらく「解っている」人か人達によって、「こうあるべき」を細部までシッカリ煮詰められて設計されており、やれ軽量化だ、やれ空力だ等と新素材を含めた「シロウトを騙しやすい派手な数値上の売り文句」で誤魔化そうというものではないようです。


とにかく跨ってハンドルに手を置いて走り出すと、本当に自然な姿勢でスムーズに走り出すことができます。

一般的な判断基準で「早い」とか「加速性能が良い」とかいうモノではなく、とにかく自然に走れて「気持ちよく走る事が出来る」バイクだと思います。


ただし、20㎏に迫る重量は隠せず、基本的には頑丈なアルミフレームのバイクですので、動きに重さが乗ってきて、切り返しなどの時に流石にロードに比べれば緩慢な動きになるのは否めませんが、仮にアシストをOFFの状態で走り出してもスルスル動き出します。


まず何時もの北回りのコースですので、鬼怒川の堤防上を北に向かいます。

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ほぼ無風で、ほんの少し上り勾配が付いていますが基本平地です。
アシストは3段階あって、ECO→NORMAL→HIGHTでアシスト量が増えてきますが、バッテリーは消費します。
普段ここをクロスバイクでのんびりクルクル回して20㎏/h前後で巡行していますが、ECOで走ると、加速も含めてほぼ同じような負荷で走れるようです。
ちなみにアシストを増やしても平地巡行は速くなるわけでも楽になる訳でもなく、ギアダウンして再加速するときのアシスト量が変わるのが「トルクアシスト」である証拠です。
基本的にアシストは25㎞/hまでですが、別にそれ以上の速度で走れないわけではなく、平地無風での巡行であれば、十分可能です。
ただし、自分で試したところ概ね30㎞/h以下が限界で、ギア比がそういう設定に成っていますしそれ以上は空気抵抗が増えてくるので、厳しいところでしょう。
やはりロードバイクの早い集団での移動は厳しいところでしょうけど、自分の場合最近はせいぜい25㎞/h以下での「ボッチライド」が基本なので何の問題もありません(笑)。
ちなみに22.5㎞巡行時に試しにアシストをOFFにしてみましたが、負荷が増える気配はなく、ECOで走っていると加速やちょっとした上り坂の負荷は、クロスバイクで走るのとほとんど変わりません。
前回の記事で「トレーニングにならない」と書きましたが、これは間違いで、有酸素領域で走る「LSDトレーニング」には成りますので、体を燃焼モードにしてダイエットになるのと、持久力をつける事が出来ます。
さてコースは羽黒山のふもとの緩い上りの峠道に差し掛かるので、ここでNORMALにしてギアを下げてくるくる回しながら登っていきますが、イヤー、楽ですねぇ(笑)
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何度も書きますが、モーターのパワーに頼って走っているのではなく、進むためには自分の力でケイデンスを上げていかなければいけないので、HRは上がって汗がにじんできますが、トルクをアシストしてくれるので脚に負荷がかからず、膝などの負担は殆どありません。
このルートは少しずつ勾配がきつくなりますが、頂点の手前に羽黒山の山頂に向かうルートの分岐点があります。
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いよいよ此処から本格的なヒルクライムルートになり、7%~12%程度の上り坂が続いていく感じになります。
ここでHIGHTにして、ギアダウンしてケイデンスを上げて登っていきますが、重量感はなく失速しない感じは、何度乗っても不思議な感覚です。
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HRは有酸素領域の上限程度に上がっていき、体が熱くなって汗が噴き出してきますが、これは「苦痛」ではなく「心地よい疲労感」とでもいうのでしょうか?軽くジョギングで流している程度と思えば間違いないと思います。
此処は高低差でいえば300m程度のコースですので、そんなに長くないとはいえ、思いのほかあっけなくコース頂上に到着です。
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天気は良くありませんが展望台に行ってみましょう。
雲で見えませんが上空で戦闘機のエンジン音が響いていて、おそらく百里基地のF2戦闘機でしょうか?
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見晴らしがよく、今度は晴れた時に来たいですね。
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此処から下りになりますが、フレームやホイールがしっかりしているので、不安感無く下っていけます。
ディスクブレーキは軽くレバーを握るだけでよいので楽ですし、何より個人的に気に入っているのは太いタイヤなので荒れた路面でも姿勢が乱れることなく走る事が出来るところです。
路面の亀裂、舗装の継ぎ目、マンホール、グレーチング、落ち葉や泥砂利など、ロードを走るうえでかなり神経を使って通過しなければいけない(これはオートバイでも同じなんですよね)路面でも、比較的安全に通過できるのは助かります。
これは、此処のコースのみならず、今後人口減少で税収が下がり、道路の補修費用も捻出できなくなってくると、「選択と集約」で、人口の多い主要道路に予算が集中していくので、はっきり言えば「田舎の道は荒れ放題」となる事は目に見えていて、今までのように23Cの細いレーシングスリックタイヤに空気をパンパンに入れてかっ飛ばしていくなんて事が出来なくなってくると自分は考えています。
さて、長々と書きましたが、概ね満足のいく性能で、自分が考えていたよりもっと広い場面で使うことができるようです。
バッテリーも約50㎞で山岳ルートをいくつか入れて、5つあるメモリの一つしか減りませんでした。
懸念材料としてはアシスト機能に集中していて、耐久性がどのくらいなのか未知数ですので、壊れてしまうと修理代(アッセンブル交換かな?)が痛い事になるのと、高価なバッテリーがどこまで性能を維持してくれるのか、またそのバッテリーの供給は何年保証しているのか?と言った所でしょう。
まあこの辺りは自分はあまり気にしていないんですよ。
もうe-BIKEを運用するならそこは織り込み済みで覚悟しておかなきゃとと思っています。
ただ、個人的にはこのROADOREXの気に入らないところは、デザインとカラーリングなんです(苦笑)
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まず最も気に入らないのがダウンチューブのバッテリーカバーで、この安っぽい、取ってつけたような樹脂のフタはいただけません。
あと全体のカラーリングですが、ブラウンのバーテープやもともとついていたアメサイドのタイヤなどを含めて「シックな装い」なのはわかるんですが、購買層はかなり狭まれてしまっていて、このカラーリングでセールスを随分損しているんじゃないかと勝手に思っています。
昨今は車もそうですが、カラーバリエーションは主にコストの問題で選択肢が少なく、思うに自分は日本の企業の販売部署の年寄が決裁権を持つと、壊滅的にセンスがないので、本当に「なんだ!、ショボい色ばかりだなぁ」となります。
この点はやはりイタリヤやフランスのメーカーのセンスが抜群で、本当は90~2005年代くらいのクロモリやアルミロードのカラーリングは抜群だったと思います。
このROADOREXも、おそらく販売価格が決まっていて、他の部分のコストが優先されて、カラーリングのコストはかなり抑えられた?かもしれません。
このシックな装いで行きたいにしても、ガングレーとかブリディシュレーシンググリーンに、ブラウンとアルミ地金の渋い銀色とか、もう少しコストをかければ随分印象を変えることはできたと思います。
ロゴなどのステッカーやストライプを上手に入れれば、それだけでもかなり印象が変わるので、ミヤタさんは是非「カラーコーディネーター」の意見を取り入れてもらって、何とかしてほしいなぁと思ってしまいます。
自分はバッテリーカバーを、樹脂地肌ではなく、クリアや再塗装などで何とかするのと、ステッカーを手に入れて、いくつか印象を変えようと思っています。
まあ、あまりその方面のセンスには自信がないので(苦笑)、ホドホドにしておくのが賢明なのかもしれません。

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e-BIKE生活を始めてみよう!ミヤタROADREX i6180を購入 [自転車本体]

以前であれば、周囲が呆れいるほど自転車にお金をかけて、次から次へと本体やパーツを買っていたのは、以前よりお付き合いのあった方なら「またsoranekoさんは!」と白い目で見られていましたよねぇ(苦笑)


退職後は溢れかえる自転車本体や各種パーツをせっせと組み立てたりして売却を進めて機材の整理をしました。

当然新規機材を買う理由もなく、当然予算は無いですし・・・・というかそういうモチベーションが消えていたというのが本音でしょう。


そのうえ機材の価格高騰や、ロードバイクの技術革新・・・というかメーカー都合の高価格帯戦略や高付加価値化に嫌気がさし、ミドルクラスのロードバイクを買うと70万円近くまで高騰した時、自分は興味対象が「エンジン付き」でもっと安く買えるオートバイに移ってしまいました。


とはいえ、今後の自転車生活で「e-BIKE」を導入する方向で準備も進めていて、購入してみよう・・・・いやこちらもエゲツナク高いわ!(苦笑)

例えば自分の場合、山岳路のロングライドイベントとか、e-BIKEを試してみようとか考えると、あくまで従来型の思想の延長で、できれば軽くて抵抗が少ないロードベースで、100㎞以上、できれば160㎞走れるものが欲しい・・・なんて考えると、100万円くらいに成ってしまいます

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あと、これは多くのサイクリスタの方々とのお話からも良く出てくる話なんですが「自分の力で走りたいし、なんだか負けたような気がする」という、自負心?のようなものが、自分に有ったのも事実です。
とはいえ何時までも往時のパフォーマンスを維持できない・・・・これは単に身体機能の老化というより、「パフォーマンスを維持するための労力に耐えられない」という部分が大きく・・・・
つまり、何時までもアスリートのような「ストイックな生活」は、出来ないよという部分だと思います。
そんなこともあり、情報収集や実際試乗してみての準備は進めていましたが、なにせガクッと落ちたパフォーマンスのまま移行することは、やはり何だかダメな自分に負けているような焦燥感があって、ある程度走れるように成ってから考えようと思いました。
で、佐渡ロングライドや霞ケ浦K1の結果として、概ね回復しているという有難い結果をもって、さてどんなバイクがあるのかな?と調べ始めると、頭が痛い現実が待ち受けていました。
自分たちがロードバイクを始めた20年前頃は。
1、リムブレーキ
2、シマノ10速機械式コンポ
3、クリンチャータイヤ23C
4、完組アルミホイール
5、クイックレバー
6、カーボンフレーム
であり、この延長戦で2010年代前半まで主流でした
ところが現在では
1、オイルディスクブレーキ
2、12速電動コンポ
3、チューブレスタイヤ30C以上
4、カーボンディープリムホイール
5、スルーアクスル
6、カーボンエアロフレーム
などが、あれよあれよと5年位であっという間に普及してしまいました。
ま、同年代の昔から走っている人たちの反応は「完全無視」のような雰囲気で、まあこれだと機材を完全に一新する事になりますので、コストに見合わないと判断するのは当然の事でした。
個人的にはそちら側の人間で、「別に今持っている機材で問題ないし無職だし」だったんですが、いつもの「知らないことが有るのが気に入らない」虫が湧いてきて(苦笑)、また新規機材を使うサイクリスタとも交流を持つとなると、何時までも「知らん振り」もできず、まずは現行機材の傾向とか、規格とかを勉強するところから始めました。
うーん、此処までが前振り?(苦笑)
という事で本題の「ミヤタROADREX i6180」のお話です。
去年の記事で、静岡県伊豆の国市にある「MERIDA X BASE」で、MERIDAの各種e-BIKEを1日中山野を試乗して感触を得て、一番関心があったのが「ROADREX」でした。
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これはあくまで個人的な感想ですが、このバイクはMERIDAのSILEXというグラベルロードというかアドベンチャーツアラーがあるのですが、フレームの設計やジオメトリィが原型のような気がします。
フレームは間違いなくMERIDAの設計製造で、全ての製造、もしかしたらコンポの組み立てや仕上げはミヤタで行っているのかもしれません。
MTBほどグラベルに特化せず、どちらかという道を選ばないロングツアラーって・・・・あれっ?これって、自分が乗っているオートバイのADV160みたいですね(苦笑)
アシストの最大距離は100㎞程と、ロングライドイベントには少し厳しいですが、自分の住んでいる宇都宮市から、古峰神社まで往復すると95㎞位ですし、関東平野の周辺部の宇都宮は、100㎞以内で山岳ツーリングを楽しむルートには事欠きません
また「有名な山岳ルート」だけ楽しみたいのなら、麓まで自動車で行って、そこから走り出せば、十分な航続距離です。
アルミフレームなので若干重いですが、アシストが効くので関係なく、取り扱いに神経を使わないし、車両本体価格を抑えられます。
とはいえ、「40万円」という金額は、バイクの使用頻度を考えるとホイホイ出せる金額ではなく、1年以上も悶々としていたのですが、先日「ヤフオク」を見たら、程度のよさそうなモノが、ナント18万円で出ていました。
 
中古や新品処分品等の相場は見てきたので、それが「能書き通りの状態」ならおそらく破格値です。
しかし、故に怪しいと見る慎重さは間違ってはいないはずです。
ですが、中古品やヤフオクの場合「次の機会を待ちましょう」は決して正解ではなく、「あの時買っておけば良かった」の方が多いんです。
要するにそこでリスクを取れるか取れないかがポイントです。
というより「買った!!」と直感でポチッ!としちゃったんですね今回(苦笑)
落札してから「大丈夫かな」と不安になったモノがコレです。
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状態は非常に良く・・・というより「コレ未使用品じゃね?」です。
スプロケの歯の様子やタイヤの髭とか見るとほとんど走った形跡がありません。
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長期展示品?いやタイヤや樹脂の劣化具合から見ると、長期在庫品のような感じです。
まあ望外に状態は良く、とにかく「公道を走るため」道交法に準じた装備の灯火類とベルをつけて、ポンプをフォークのゲージに着けて、パンク修理機材をサドルバックに詰めて装着します。
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そして改造というより、全く自分に合わない事が確定的な「幅の細いサドル」を、MTBやクロスでも使っているせらSMPのTRKに交換します。
タイヤはKENDAのもので、思ったよりよさそうでしたが、これはあくまで自分の使用実績を優先して、定番の「グラベルキング」の43Cに交換します。
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交換に当たって、今回初体験なのが「スルーアクスル」で、ご存じない方に説明すれば、お馴染みの「クイックレリース」のように、爪にはめ込むのではなく、エンドにシャフトを通してねじ止めするものです。
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しかしこのスルーアクスル、機構的にはセンターがシッカリ出て、フレームがよれてズレたり、衝撃で外れることがない機構なので、基本的には喜ばしい物なんですが、メデタク従来のホイールは使えませんし、一番頭が痛いのは、クイックのように、せいぜい幅を気を付ければ良いというものではなく、色々な規格がカオス状態で存在し、もしホイールを変えることを前提とすれば、合うものを選んでおく必要があります。
このROADREXは、シマノなどが提唱しているシャフトの直径12mmで、エンド幅がFR100/RR142という、ディスクロードではGAIANTやTREKも採用している主流の規格のようです。
「の、ようです」という表記は自信がない証拠で、例えばネジのピッチが違うなどもあり簡単にアクスルを社外品にグレードアップ出来るモノでも無いらしく、この辺りを把握していくのは時間もお金も必要で、頭が痛いところです。
ペダルはSPDペダルで、変にトラブルがあるの嫌なのでシマノの新品に
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で完成形がコレです
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改造やドレスアップというより、自分が使用するための最低限の調整と言った所で、今のところ色味が自分の好みでないバーテープを変えて、ガーミンのアダプターを付ければそれ以上改造する気はありません。
また、普段のトレーニングでは乗らないようにします。
だってトレーニングにならないじゃないですか(笑)。
ただ、もしかしたら現時点では絶対に乗らない気象条件、例えば「復路で5m/s以上の向かい風」の時に、これなら出かける気になるのかな?とも思います。
まあ、衝動買いに近いですが(苦笑)買ってしまったモノは仕方がないので(オイオイ)、出来るだけ色々なシチュエーションで試してみて、何にどの様に使えるかなど、試してみたいと思います。

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2024霞ケ浦K1サイクリング参加、コツコツ練習して見えた成果 [イベント]

おおっ!結構佐渡から間を開けずに更新です(苦笑)

まあ、思うことをきちんと整理して伝えようと思うと、やはりキチンと文章として残したいので、ブログの頻度を上げて・・・行きたいなーと(笑)

それと、本当にボヤキ程度のつぶやきで利用していた「X」が、本当に有象無象の魑魅魍魎の恩讐のはけ口に完全に陥っていて、なんか触れるだけでこちらもアンデット化しそうで、ゲームでいえば「瘴気が充満した危険なダンジョン」といった感じです(笑)

「真っ当な常識人」の有益な情報を得られれば良いとなれば、それ以外の「ゾンビ」はブロックするに限ります。

ただ「危機管理」的に、自分と真逆の思想や「情報操作目的のインフルエンサー」も、「誤った情報を選別」するために、最低限数は残そうかとも思います。


さて先日「いばらぎサイクリング協会」主催の恒例行事である、「霞ケ浦K1サイクリング」大会が開催され、今年はちゃんと申し込んで・・・・・というのも昨年はエントリーした「つもり」で勘違いして、現地で手続きしたらエントリーしていなかったという失態を演じてしまっていて、今年は忘れないように注意していました。

なにせここに来ると「顔見知り」ばかりなので、本当に恥ずかしい限りですよねー(笑)


昨年に話を戻すと、昨年は1年間のブランクを経て、ロードバイクの本格走行を再開したばかりの状態でした。

普段はクロスバイクで、良くて2回/週で50㎞位軽く流す程度、400㎞/月走ればよいほうで、ロングライドや追い込んだ走り方は全くしていなかったので、それ以前のロードバイクで実戦想定での700㎞~1000㎞/月の走り込みとは比べるべくもない状況でした。

体重も下手をすれば10㎏以上オーバー(泣)していましたから、坂がないドフラットの霞ケ浦であって、90㎞の距離であっても、まともに走れる自信がありませんでした。


ま、エントリーしていないので(苦笑)、あくまで枠外で、大会の開始前に出かけて一周したのですが、結果は惨憺たるものでした。

平地で淡々と信号のない道路を走っていていても、微妙に速度の加減速が断続していて、その都度ウェイトが効いてくるので速度を持続させようとすると消耗が激しくなります。

当然「ノロノロ」状態ですので、イベント参加者がどんどん追いついてきては抜いていきます。

まあ競技など普段からハイスピードでのトレーニングしている方々の集団は「問題外」として、同世代と思しきロングライド系のベテラン参加者のペースにもついて行けず、感覚からすれば「スプロケ1~2枚分」ほど自分が遅い事が解ります。

無理してドラフティングに入らない距離でついていくと、そのペースは10分と持ちませんでした。

結局休憩時間も増え、90㎞を6時間もかけて走っていました。


と、昨年走行した時の確認で、ブログの記事を見返しましたが「痛いなぁ」という感じです。

なんか必死に「イベントを楽しみました」とか、「今の自分だとこの程度が限界です」とか、なんか必死に自分の絶望感を取り繕っているのが解るんですよ(苦笑)

余程本心は「ショック」だったんですねー(苦笑)。


これは長い事自転車に乗っている方ならわかると思いますが、自分の思っていたように走れないという「冷酷な現実」を突き付けられるという事は、それが自分のせいで会っても本当に残酷です。

多くのサイクリスタはこの現実を受け入れられない、もしくは受け入れたうえで2度とペダルを回すことを止めてしまっています。


自分の場合は前回も書きましたが「諦めたくない」という理由で、再び走る方を選びましたが、一度落ちたパフォーマンスを戻すというのは本当に大変なんです。

これは殆ど「精神的問題」だと思います。


これも多くの方が体験していることですが、長年続けていると老化によるパフォーマンスの低下は当然のように訪れて、変な話「自分の目の前に、過去の自分が走っていて決して追いつくことができないジレンマ」を味わうことになります。

また、自分のベストパフォーマンスにつてい「体が覚えている」もので、「思うように走れない」と悟るとどうしても走り続けるモチベーションが低下してしまいます。


と、長々と昨年の「愚痴」を書きましたが、ようやく今回のイベントについてです(笑)

事前の準備ですが、実は多くの装備は前回の「佐渡ロングライド」のままで、バイクだけ普段使っているlookに、平地用のコスミックカーボンを入れて軽く整備だけで挑みました。

とにかくこの時期のイベントですから、天気快晴!というわけにはいかず、やはり早い時期から雨予想が出ていましたから、レインウェアやシューズカバー、インナー、汚れたバイクの清掃用のアイテムなどを用意しました。

普通雨というと憂鬱になるものですが、「なんだ雨かよ」と言いながら、嬉々として装備を備えているところが、もはや処置なしですねぇ(苦笑)


当日の7:00にイベント会場に到着します。

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バイクを用意して受付に行くと、「今年はちゃんとリストに入っているよ」と冷やかされます(笑)。

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会場を見ると参加人数が少なめですが、これは当日も後半は大雨、ことによると雷雨が予報されていたのでDNSの参加者が多かったようです。

実際は薄曇りで風もそんなに強くなく、気温も20℃前後で絶好のイベント日和で、午前中に走り切れれば何とか天気は持つ感じでした。


8:30にスタートで、10人ずつのウェーブで自分は4列目でスタートします。

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さて今回も(苦笑)撮影は少なめで淡々と走っています。
走り始めるとそこそこのペースで周囲は先に進んでいきますが、自分は身体が温まるまでは、23㎞/h程度ののんびりとしたペースで進みます。
風は終日東寄りの風で、往路の霞ケ浦西岸は、基本南東方向に進んでいきますから向かい風になります。
今回このイベント向きに特に追い込んで体を作ってはいませんが、体重は佐渡を走った時からの変化もなく、睡眠も十分とれて体調は万全です。
無理してダイエットしていませんので、食事も通常の内容で摂取していますので、体力も落ちていません。
さて向かい風の中ですので、そんなに楽に走っている感じはしませんが、「なんかもっと早く走っても大丈夫かな?」という感触があり、25㎞/hから30㎞/hのペースに増速して走り出すと、自分をパスして行き、先行していたライダーに追いついて、後続するライダーは付いてこなくなりました。
1時間ほど走った感触では、「なんかもっとペースアップできる?」というもので、去年はここでヘバッテ、コンビニで休憩を取りましたが、何の問題もなく走り続けられそうです。
なんとなく、この時点で「あれ?、老化を加味してもちゃんと走れた2年前の3月時点の9割程度のパフォーマンスに戻ってね?」と気が付きました。
無論上り坂は相変わらずノロノロですし、競技ペースでローテーション回せるパフォーマンスはありませんが、こういったイベントを、自分の納得いくペースで走る事ができるように「成っていた」ようです。
第一CPの「妙岐の鼻(霞ケ浦浮島湿原)」まで、28㎞/h前後で走るペアについて行って到着です。
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此処までで2時間かかっておらず、ここで90㎞コースか125㎞の完全一周するコースか選びますが、やはり天候が心配だったので90㎞を選んでスタートします。
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ここを渡って霞ケ浦東岸になりますが、此処から基本的には北西方向に向かいますからやや強い追い風になります。
補給もしたので疲れもなく調子も上がってきました。
だいたい30㎞/hから34㎞/hのペースを維持して走れます。
うわっ!、こんなペースで2時間近く走れんのかな?と思ったら、結構タレないで、ペースを持続できます。
周囲のライダーは途中でバテてペースダウンしていきますから、スタミナもそこそこ戻ってきているようです。
そんなこんなで4時間切った時間で今回はゴールできました。
昨年が6時間かかったことを考えれば、1年間でよくもここまで回復できたと思います。
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さて、正直退職前に、週末中心に走っていたころより、何時でも走れる現在の方が走れていないんですよね。
この辺りはモチベーションの問題が大きく、またあまり負荷を上げすぎると根本的な問題である膝が持ちませんし、疲労が蓄積されると回復が追い付かなくなりパフォーマンスがかえって低下していくので、「抑制した今程度のトレーニング」で、そこそこのパフォーマンスは維持できると言う事が分かったのは、本当にうれしい事です。
まあ、維持する事も結構大変なんですけど(苦笑)さて、これを何処まで続けられますか?
別のプロジェクトも動き始めましたし(イヤ、大したことではないんです(苦笑))人生なんて何処で障害が降りかかり、思うとおりにならない事が当たり前で、先々の事なんて思い悩んでも意味がないですよね。
だから、今、自分が出来る事を、出来る範囲で、コツコツと継続していくしかないのかもしれません。
少なくとも「続けることを選んで実践する」ことは、決して無駄でないという事は、自分の拙い経験からも言えると思います。

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