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タイヤの空気圧って気にしていますか? [自転車環境]

最近自家用車をディーラーに預けて点検してもらい、戻ってきた自分の車に乗ったら、「なんだこの硬い乗り心地は!」という違和感を感じました。

まあ、7年もたつとダンパーがほぼ「さようなら」なのですが、某HONDA車の場合(苦笑)スプリングの材質があまりよくないのか、熱処理工程が甘いのか、「ヘタリが早く、縮んで車高が下がる」となり、タダでさえ経年劣化で硬くなった「アッパーマウントラバー」にガンガン底付きする結果、荒れた路面などを通過するとかなり角がキツイ突き上げが襲ってくるという事に成ります。


なんですが(苦笑)、いやな予感がしてタイヤの空気圧を図ったら、15%以上、高い空気圧に充填されているじゃないですか!!

色々調べると、最近「空気を目いっぱい入れておけば文句を言われない」レベルの整備士が少なくないそうで、困ったものですが、規定値通りに空気圧を調整したら、乗り心地はすんなり解決しました。

ちなみにメーカー推奨値って、物凄く意味があるんですよ!!


最近夏とはいえかなりの高温になる日が多いのですが、もし春先に空気パンパンにいれたタイヤをそのままにしておくと、高温で(路面の温度も手伝って)更に危険なほど高圧になる事が多いようです。


ま、「たががタイヤの空気圧されど空気圧」で、最近の自動車は「扁平タイヤ」が多くなり、エアボリュームが少ないので、タイヤのトレット面の接地面や接地圧が、空気圧でかなりデリケートに変化するようです。


と、実は自転車のタイヤの空気圧も、自動車以上にかなりデリケートでして、効率の良い推進効率と疲労が蓄積されない振動特性を得るための空気圧管理は、結構難儀です。


で、我々のような旧世代のロートルサイクリスタは、ロードバイクというと細いタイヤに空気をパンパンに入れて、接地面を少なくすると推進効率が良いという「信仰」があったように思います。

最近の言い方でいう「ナローリム」に23Cのタイヤを入れて、MAX空気圧まで入れて走っていた事もあります。


とあるロングライドのイベントで、硬いフレームに硬いホイールで走った時、その「空気圧パンパンタイヤ」」で、網目の様に割れたアスファルトの路面が延々と続くルートを走っていて、振動でだんだん体力が奪われてくるだけでなく、推進力も減衰していることに気が付いて、以来空気圧を下げて問題なく走れる方向になりました。


ツーリングの後半も、暑い晴れた日は朝より空気圧が高くなっていますから、途中で空気を抜いたりします。


ま、世間の技術的方向性も、ディスク化でリムの設計の自由度が増えたことや、スルーアクスルも含めてフレームの設計思想、剛性などが劇的に変化したこともあって、28C~の幅広のタイヤでも走行抵抗が少なく、エアボリュームがあるの事と、チューブレス化も相まって、かなり空気圧を低く設定出来るようになったて、実際の運用も低めの空気圧を管理するような方向性だそうです。


ということで、ROADREXも空気圧を下げて走ってみることにしました。

このバイクはどうもお世辞にも振動吸収性が良いバイクでは無い(特にフロントフォーク)もので、もともと45Cの太いタイヤのエアボリュームで乗り心地を確保していた感じでした。


自分のバイクは43Cのグラベルキングに変更してありますが、当初空気圧はMAXまで入れていましたが、特に不整地を走ると振動が酷く、4.0→3.5barに変更していましたが、もう少し落とせないかなぁと漠然に考えていました。


いっそチューブレス化してしまうのが一番確実ですが、まてよ、e-BIKEなんだから、多少走行抵抗が増えるのは電動アシストでカバーできるのでは?と思いつきました。


で、実際のところ乗り心地や操縦性、電池の持ちなどどの程度影響があるのか?という事で、空気圧を3.5→3.0barに落として一昨日走ってみました。


この日は前日の激しい夕立で早朝はかなり涼しかったですが、湿気が籠っていてこの通りです。

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快適で爽快!とはいきませんが、まあソコソコ快適に走れます。
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この日はいつもの古峰神社コースを考えていましたが、裏道を色々試していつもと違う道を走ります。
晴れると見る見る気温が上がりますが、郊外はまだ何とかなります。
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肝心の空気圧を低くした走行フィーリングは?ですが、若干走行の重さを感じることはありますが、アシストがECOの一番弱い設定でも極々普通に加速していきます。
乗り心地は当然相当改善されてて、タイヤが捩れて変な挙動が出るという事もなく、問題はないようです。
ルートは文挾(読めます?この地形)から小来川に向かうコースに入り、渓流沿いを走りますが、ヒンヤリした空気が流れて、視覚的にも最高に清涼感がありますね。
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小来川からJR今市駅付近に行き、日光天然氷のかき氷を食べようと思いましたが、流石に時間が早くどこも開店していないので、玉生方面に足を延ばします。
で、ローカルとはいえ国道沿いはトラックやダンプカーが多く嫌なので、裏道というか、かつてここを走っていた「旧下野電気鉄道矢板線」の廃線跡をたどってみます。
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今やどちらかというと過疎と言える田舎伝いに何故鉄道路線があったかというと、旧今市市から塩谷町玉生をへて矢板に至る山岳地域に「鉱山(黄銅・黄鉄鉱・銅)」が幾つか点在していて、それを輸送する鉄道だったそうです。
栃木県というと「旧足尾鉱山」が有名ですが、この付近や県東部、茨城県北部は「廃鉱山跡」が結構たくさんあるのは、意外に知られていなかったりします。
さて肝心のかき氷ですが、いつもだと此処の道の駅に行きますが、今日はその北隣にある「和気商店」さんに伺います。
ここは飲食店というより「学校近くの駄菓子屋」という風情のお店で、老夫婦が営んでいますが、使っている氷はホンモノの天然氷で、かつリーズナブルであることで、知る人ぞ知るお店です。
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喧嘩しながら仲良くかき氷を作るご夫妻は微笑ましいかぎりで(笑)。なかなか出来上がらないのと、時々オーダーミスがある(苦笑)ことも、このお店の風物詩で味わいのうちです。
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今回は「とちおとめミルクがけ」を頂いて、体を冷やしました。
で、肝心の電池の持ちですが、ある程度の高低差を97㎞走行してみましたが70%の使用という事で、やはりやや影響があるかな?という気はしますが、自分の使い方だとほぼ影響はない程度で、ガンガン来る突き上げ食らって走り続けることを考えれば、空気圧を下げる方を選ぶのが大正解と言えます。

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天候に泣かされつつ、水上駅でSL試運転見学を堪能 [雑談]

元々当ブログは、筆不精な自分が文章を綴る事に慣れようという目的で、構えず「日記」のつもりで始めました。

あまり「構えて」書こうとすると概ね筆が進みません。

そのうえ最近は「思いついたこと」をつぶやける「X」や、顔見知りへの生存確認の為の「Facebook」があるのでブログの利用頻度がさらに落ちます。


で自分の得意技の(?)「無駄にクドイ文章」を書きたいときにブログの出番となります。

あっ、あと寒いわ暑いわ天気が悪いわで自宅に籠るときも、何もせずに寝転がってアニメばかり見ていると「おバカ」一直線になりそうなので(苦笑)少しでも頭とキーを叩く指を動かしておこうと記事を上げたりしています。


要するに今日はそんな日なんですね!ああ情けなや(笑)


さて本来であれば本日は2泊3日のツーリングから帰宅する日で、明後日当たり「ADVで行く新潟県国道400番代山岳ルートの旅」というタイトルでブログを上げる予定に成っていました。

最終的に国道最高到達高度の「渋峠」から草津で温泉入って、涼しさを堪能しようと、ルートを検討して、3日間の通過地域の天気予報も考慮に入れて選定した「ハズ」でしたが、一昨日は途中で天気を再確認してビックリ!


ナント自分が選定したルート通過時間にかなり強め降雨がある予報に代わっていて、昨日早起きして再度天気を確認したら、天候が「悪く速く」推移する方向性で、降雨量も多くオートバイでは危険と判断して、夜が明ける前にホテルを飛び出して、雨雲レーダーでルートを確認しながら、極力雲がかからないルートを選定して、「雨雲に追われるごとく」帰宅してきました。


従来であれば夏場の雨は体が冷えにくいので、対雨対策を施せば何とか走りけれることが出来ましたが、ここ最近の夏の雨は降雨量もそうですが、凄まじい暑さの影響でそのエネルギー量が高いせいで、竜巻やダウンバースト、降雹などの危険性も高く、2輪でまして山岳路を走るのは相当な危険の覚悟が必要です。


ま、そこまで危険を冒す必要もないと判断しての予定変更でしたが、レーダーで雨雲の発達エリアやそのスピードを確認しながらのルートや通過時間の調整をしてのツーリングは、世話しないがある種のゲームのようで面白かったです。


これだけの内容だと本当につまらない記事に成ってしまうので(苦笑)、一昨日の初日の話を中心に書きます。


まず暑くなる前に平野部を抜けようと5:00に自宅を出ます。

この日は、目的地として設定した群馬県水上に行く行程ですが、出来るだけ涼しさを味わいたいと、いろは坂を上って中禅寺湖を見ながら金精峠を超えて沼田に抜けるルートを走ります。


此処は第2いろは坂の黒髪平ですが、流石に此処まで上がると涼しいですし、空気が澄んで山も綺麗です。

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中禅寺湖は立木観音方面から撮影します。
中禅寺湖周辺に幾つか県営駐車場がありますが、それらは全て有料化されていました。
賛否はあるでしょうけど、「そうなる理由」が有ったのでしょう。
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この後戦場ヶ原から金精峠を抜けて丸沼高原を脇に走りましたが、流石にこの辺りまで来ると涼しいを超えて「肌寒い」くらいでした。
反対に此処まで来なければ涼しくないくらい「下界」は煮えたぎっています。
さて、なぜ水上を目標に此処に来ようと思ったかというと、まず自分が来た事が無い場所であり、新潟に行く途中のルートだったからです。
Mapを見ると駅前にSLが展示されているので見に行きます。
D51ですが、屋外展示ではありますが記念物という事で綺麗に整備されて保存されています。
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ここには機関車の前後を入れ替える「転車台」があります。
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整備をしている係りの方に声を掛けたら「今日はSL試運転で12:03に入線してきますよ」と教えてくれました。
そんなことは全く知りませんでしたので、うれしいサプライズです。
まだ時間があるので、この先にある「ループ線」を見上げる場所に行きます。
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結構趣のある年代物の橋脚ですね。
この上に車両が走っていると横切っている久野が見えるはずで、ループ線を知らない人が見れば別の路線だと勘違いするでしょうけどグルっと大きく一回りしながら山に登っていくのが「ループ線」で、伊豆の天城峠にあるループ橋と同じで、標高差がる場所で、路線の勾配を抑えて穏やかに登っていける方法です。
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鉄道は勾配が厳しいと車輪が滑ってしまうので、色々な方法があります。
ゆるキャン△3」でなでしこが乗ったのは「アプト式」という方法で・・・・と、なんだ今回は「お鉄」バージョンですか(笑)
お昼まで時間があるのでランチタイムにします。
この日は水上にある「カフェレストラン亜詩麻」さんで、ここの定番である「焼きカレー」をいただきます。
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ここは、スパイシー系のカレーが売りで、夏場であればそれもさっぱりして美味しそうですが、焼きカレーはチーズとタマゴで程よく辛さがマイルドになりとても美味しかったです。
15分くらい前に転車台に戻りますが、告知なしの試運転だという事で、広場には誰も居ません。
と、思ったら煙が近づいてきて、SLがホームに入線したようです。
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すると何処から湧いて出てきたのか、ワラワラと周りにカメラ担いだマニアが集まってきました。
恐るべし鉄マニア!
これは8月4日から始まる「快速SLみなかみ」の試運転のようで、当然当日と成れば公式情報で運航がアナウンスされ、人だかりに成りますから、ノンビリ見学できたのは本当にラッキーでした。
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地元の真岡鉄道で支線用のC12はよく見ていますが、流石本線の貨物牽引用使われていたD51は迫力が違いますね。
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運用に当たっては運転や石炭の給炭だけでなく、保線の人員も必要で、当然そこに「コンピューター」は介在しない「完全人力運用」です。
手間もかかれば当然コストもかかります。
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この蒸気機関車は1840年代に発明されて基本的には同じ原理で動いていますので、輸送機械としての効率は劣悪で、現在の物流を支える経済性は全くありませんが。こんな巨大なモノを、一切の電気的制御システムなしで、アナログの機械式計器を見て、バルブやロッドを動かして完全に「手動」で動かすという「ロマン」は健在です。
と、このまま帰宅すれば日帰りツーリングですが、本来は新潟県で山間部を縫うように走る「国道400番代の道を行く」ツーリングが当初の予定でしたので、宿泊地を見附市に定めて北上します。
当初国道17号を三国峠を越えて行く予定でしたが、SLの寄り道で時間を食ってしまい、山岳部は天候の急変が心配だったので、急遽水上ICから関越自動車道に乗り「関越トンネル」で谷川岳を潜って、湯沢ICで国道17号に戻るルートを取りました。
このプランの柔軟性はツーリングには必須で、高速道路に「チョイノリ」して峠や混雑した都市部を抜けるのは、ADVにした甲斐があるというものです。
ここは南魚沼のセブンイレブンですが、なぜ工事車両が・・・と思いよく見るとなんと此処所有のローダーでした。
成程此処南魚沼は日本でも有数の豪雪地帯ですから、自前でローダーでもないとたちまち駐車場が使えなくなってしまうんですね!
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ここで休憩中に天気予報を見ましたが、あれれ?どうも明日以降の天気がかなり怪しくなっていて、自分が想定したコースにかなりの降雨が予想されています。
どうするかは天気の推移を見て考えようと結局宿泊地まで行きましたが、最初に書いた通り予定を変更して雨を避けて帰宅してきました。
しかし、今年の天候も単純に梅雨が明けて記録的な暑さというだけでなく、日本の上空に何層にもかなり複雑に気流が流れ込んでいて、相当流動的な天候の夏になりそうです。
こうなるとオートバイや自転車などでのツーリングは、丸一日天候が安定している保証もなく、ましてこの暑さですから厳しいですね。
多分オートバイの旅は8月に入ってから富士山方面に行く予定ですが、果たして良い日が選べますかどうか・・・・。

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暑さを逃れて山間部へ、湧水に癒される。 [雑談]

いきなり梅雨明けと同時猛暑のスタートですね。

もうこうなると、外に出て運動など自殺行為なんですが今年から自分はコースの選択肢が増えたので走ってみます。

通常の宇都宮から鬼怒川自転車道、つくばりんりんロードを使うコースだと、ほぼ最も熱くなる時間帯を、日陰のない田舎道で最高気温に晒されます。


で「e-BIKE」があるので、出来るだけ早朝に出かけて、北西方向の山間部に行けば、標高が上がるので比較的気温の上昇を抑えられます。

また宇都宮市は関東平野の周辺部で、北や西に進路を取ると「往路登り復路下り」というコースを設定できるので、自宅から往路でアシスト強めにして中間地点でほぼ電池を使い切るという走り方でも、復路が下りなので電池切れせず100km程度のコースを走り切れるはずです。


と、大まかなプランで栃木県矢板市の「東古屋ダム」付近を目指し、此処にある「尚仁沢湧水群」で喉でも潤そうという目論見で、自宅を6:00に出ました。


朝といえども既に26℃もありますから、爽やかとはいきませんが、比較的快適には走れます。

コースはなるべく県道など使わず、農道などをつなげて現地を目指します。

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早朝の田園地帯は緑が濃くて気持ちが良い物です。
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国道294号を超えて更に北上します。
最近はオートバイを使って、せっせと裏道開発しているので(苦笑)その成果を自転車のツーリングに生かしています。
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さて、もうこの付近になるとほぼ間違いなく「クマ出没」地域になるので準備することにします。
まあ、遭遇する確率は低いでしょうけど、その低い「間の悪い確率を引き当てる」星回りの悪さには自信があるので(苦笑)、後悔しないように対策だけはしっかりしておきます。
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クマ撃退スプレー」ですが、これをホルスターに入れて何時でも抜いて射撃体勢に入れるようにして走る事にします。
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実はこのスプレーですが、有効射程距離は正面方向に5~3mと、車一台分先までクマさんが突撃してこないと効果がないんですが、シロウトさんがパニックにならず、殺気を放って突撃してくるクマが目と鼻の先にくるまで我慢していられるかどうかは怪しい物だと思っています。
更に付け加えると、安易に「対人」に使用すると武器使用での「傷害罪」に成りますので、あまり簡単に考えて所持することはお勧めできません。
淡々と山道を登っていくと、湧水群の入り口にたどり着き、此処から遊歩道を歩いていくと湧水の水源地に行けます。
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で、最近はどこでも見かける「熊出没注意」なんですが、こどうもここに湧水を見に来る程度の観光客の皆さんの場合、あまり危機感がないように見受けます。
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あれだけ毎日頻繁にクマ出没の報道が流れて、実際地元でも目撃情報の頻度は上がっているのですが、それでも「自分は関係ない」と思えるというのは、自分には理解できません。
防災でも問題になるのですが、多くの人が抱いている「自分だけは災害に遭わないという何の根拠もない自信」は、本当に困ったものです。

あえて水源地に行かなかったのはこの先に湧水が引かれて水を汲める「尚仁沢湧水パーク」に行きます。
もうここまで行くと本当に涼しくて、湧水もちょうど飲み頃の冷たさで、これは本当に美味しかったですね。
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こういうところは車で手軽に来られるのが良いのですが、それが裏目になって、本当に手軽に大量に持ち帰ろうという輩は決して少なくありません。
中には業務用に持ち帰つている人もいるようで、すごく待たされることも少なくないのですが、この日は2組しかおらず、直ぐに美味しい冷たい水がありつけました。
さて当初はここから引き返して出来るだけ早く帰宅しようと思っていましたが、「せっかく此処まで来たのだから」という呪いの言葉が、自分を先に進ませてしまいました(苦笑)
この道は県道63号線「藤原宇都宮線」で、嵩原山を東西に進んで日光市藤原までいきますが、此処は戦後の開拓地で畜産と高原野菜の畑が以前は広がっていました。
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早朝など朝もやの中に来ると、此処が栃木県とは思えないような風景が広がっていましたが、最近は畜産の廃業が進んでしまったようで、荒れ果てた牧草地の跡地が目立ってるのが何とも心が痛みます。
道路も全然補修が進んでおらず、行政からも見放されているんでしょうか?
この道は山岳道路であり、栃木県にはこういう道はいくらでもあるので、こういうところばかり走っていた自分は、大井川の上流の「畑薙ダム」に行く、リンちゃん曰く「険道」程度では驚きませんでした(笑)
此処まで来ると気温はこの時間でも25℃と快適で、当初の計画では来るはずのない鬼怒川温泉より上流のところに来てしまいました。
電池残量は2/5程度まで少なくなっていて、此処で中間地点ですが此処からは殆ど下りなので、帰宅まで電池は間違いなく持つでしょう。
実際帰宅したらこれ以上は全く減っていませんでした。
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この後は見知った道を通って、途中で「道の駅湧水の里しおや」でかき氷を食べて、結局途中で雨に降られながら13:30に帰宅できました。
帰宅してログを見ると、ほとんど想定してたコース取りが出来ていました。
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100㎞を休憩時間入れて7時間で走っていましたが、以前ならこの時期に山登りなど絶対に考えなかったはずですが、気軽に・・・とまではいきませんが、比較的「行ってみよう!」と思い立ち出かけられたのは、「e-BIKEだから」と言えそうですね。
でもこの暑いときに湧き水は癖になりそうですね(笑)
オートバイも含めて「湧水巡りの旅」も悪くなさそうです。



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ADV160生産終了、ローカルマーケット化した日本の悲哀なのか? [オートバイ]

昨日自分が買ったばかりのHONDAのADV160の生産が突如終了したという驚きの情報がSNS上に流れていました。

どうやら本当のようです。

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一昨年にADV150の後継車として、ほぼ新規開発されて登場したADV160ですが2年未満で廃盤なのか?で、人気があっただけに多くのユーザーの反応は「???????」でした。


これは自分の自家用車の「ジェイド」のように、外車に間違われるほど市場で見ないし全く売れていない!というのなら解りやすいのですが(苦笑)、ADV160は人気機種だったはずです。


ただし、個人的な感想としてですが、自分が購入した2024年型の販売に対して、メーカーの販売姿勢を見ると積極的にアピールしてどんどん売り込んでいこうという「熱意」を感じられず、まあ要望があるから国内販売するけど、別に売れなくともいいかな?というような、クレーバーな印象をメーカーから受けていました。

これは同じく廃盤になった「フォルツァ250」も同様でした。

厳しくなる排ガス規制に対応してとの声もありますが、にしても良く分かりませんよね。


もともとADV160のメインマーケットは東南アジアだし、製造もタイで、それを国内に輸送する「輸入車」に成りますから、メーカーとして販売方針や生産台数の調整など、メインマーケットの都合が優先されるのは当然のこととなります。

で、巷のうわさでは歴史的な円安の為替差損で、利益が見込めないので「たがが一ローカルマーケットの日本の販売上の都合など切り捨てた」と言われても仕方がない事でしょう。


であれば、フレームやエンジンを新規で起こすほど開発費をかけたADV160をたかが2年でモデルチェンジが必要になった、メインマーケットの理由とはいいったい何なのでしょうか?


自分はそれを推論するほどの詳しい事情や情報を持つ立場でないので、あくまで個人的な感想としてですが、現物のADV160を購入して思ったこととして「あともう一歩踏み込んでほしいなぁ」という感じを受けました。


確かにフレームやサスペンションは良く出来ていて、デザインや装備も言う事が無いのですが、だからこそ「この車格だったら、もう少し高額でもよいのでもっと大きい排気量のエンジン乗せればなぁ」と正直思いました。


誤解無いように説明すれば、4バルブ化された160㏄のエンジンの動力性能は「クラストップ」のもので、燃費も優秀なので文句を付けるところはないのですが、だからこそ「モアパワー」の欲求を持ってしまいました。


であればこれも廃盤(??)となった「フォルツァ250(欧州では350)」や、国内販売はない「ADV350」があるじゃない?という声もありますが、多くのユーザーは、そこまで行くとその車格ゆえのサイズや重量がネック(恐らく東南アジアでも?)であり、150~200㏄クラスのスクーターの価値は、「扱いやすいサイズと重量」となりますから、そのサイズ感はそのままで、より余裕のある動力性能を求めるのは当然であり、実際ADV160にもし次期モデルがあれば、「175㏄~200㏄のエンジンで」という話が多く聞かれました。

日本の場合250㏄は車検の問題で売れ筋ではありますが、欧米や東南アジアではこのクラスは300㏄~が多いようで、生産効率からいえばこの排気量のラインナップを日本仕様「だけ」生産するより、今まで160㏄クラスで販売していたバイクを200㏄近い排気量にして、250㏄クラスの代替えにしてしまうという考え方もあるでしょう。

そうなれば欧米マーケットはフォルツァクラスのバイクを400㏄クラス辺りにランクアップさせて、商品力を強化できると言うメリットもあるでしょう。


さて、実際東南アジアの等ではどのような要望がマーケットから出ているかは知りませんが、150㏄クラスのスクーター市場は激戦区で、経済状況にもよりますが、他メーカーとの競合も激しいわけですから、「より早くカッコよく充実した装備」は自然な流れであり、排気量のアップやカラーラインナップの変更、あと装備であれば大型のカラー液晶メーターや、スマホ連動のエンターテーメントを、激戦区であるはずのこのクラスに導入していく必要があり、どうもホンダはそのあたりが他メーカーより遅れていたように思えます。

よって、仮に新型ADVもしくはそれ相当の新機種が出るのだとすれば、その辺りを対応したモデルチェンジがなされて、ついでに(というかメーカーの目的としては)大幅な販売価格の上昇があると噂されています。


また、今はプラットフォームを多くの機種で共用化するので、メイン販売機種の次期型(来年出る新型PCX?)の都合に合わせてエンジンや装備品の更新が行われるはずで、さらに言えばバイクの電動化の流れも無視できません。


と、アラ還初心者ライダーの、根拠のない勝手な妄想を書き綴りましたが、まあそんな戯言は別にして(苦笑)、自分としてはADV160に大満足していて、暫く乗り換える予定もありませんし、仮に次期モデルが更に魅力的なモデルであったとしても、販売価格は多分魅力的とはいいがたいほど高騰していることは間違いない(苦笑)でしょうから、余計に縁が無いという事にはなりそうです。





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亜熱帯化した日本の夏とサイクリングの熱中症について [雑談]

本日は今季最高気温が関東地方では予想されています。

内陸部は40℃近くなるという猛暑で、オマケに湿度が高いので、屋外での活動は自殺行為に成ります。

自分は当初の予定ではオートバイで高地にツーリングの「避暑」を考えていましたが、結局その往復でこの猛暑にさらされるのと、休日の交通状況を考えて断念しました。

で、改めてこの暑さと、サイクリング時の「熱中症」についてまとめておきたいともいます。


1,何でこんなに暑いの?

口を開けば「昔はこんなに・・・・」となりますが、だからと言って単純に温暖化で平均気温が上がっただけという訳では無いようです。

通常夏の気圧配置では、冷たい大陸の空気と暑い太平洋の空気が入れ替わって、太平洋高気圧が日本を覆って暑くなる・・・というのが従来の夏だったと思います。

しかし、ここ数年発生している「ジェット気流の大蛇行」が日本で起きていて、周期的に寒暖の空気が入れ替わるのと、インド洋付近からヒマラヤ超えて流れ込んでいる非常に強い「暖湿気流」が日本の上空に流れ込んでいて、まさに「亜熱帯のような以上に蒸し暑い夏」に成っているようです。


2,過去に例がないので経験していない

「観測史上例の無い」というワードをよく聞きまぐが、日本が近代的な気象観測を始めたのが明治5年、西暦1872年ですから150年以上前からの観測で「過去例がない」となれば、日常生活上の経験値でこの暑さや熱中症に関する知識がある人はいないはずです。

まあ、異世界モノではないですが、日本に転生してきて全国で巫女をしている長寿のエルフさんでもいれば、聞いてみたいものですけど(苦笑)


3,現状に対応できない?

まあ、そういう知識や経験がなければ対応できませんし、それが子供なら尚更ですが、高齢者の場合「過去の判例に無条件に従う」方々や、はっきり言って「痴ほうのボケ老人」などは、既に自律神経機能も衰えていてそのうえ「熱くないし電気代も勿体ないのでエアコン付けなかった」となり、電気代より二けた高い「葬儀費用」を家族に負担させる羽目になります。


また、経験の浅いサイクリスタも、自分が今どの様になっているか分からないので、暑くなると走行中に熱中症になる「洗礼」を受けなければいけないので、熱中症になって酷い目に遭ったという、「サイクリングの悲しい初体験」に成ってしまいます(苦笑)


4,サイクリングでの熱中症とは?。

自分が子供の頃や最近まで「日射病」とかいわれていたような。

まず自転車乗っていて熱中症になるとどうなるのか?、昨日Xにまとめたものです。

サイクリング熱中症実録

1、いくら漕いでもどんどん速度が落ちる。

2、汗かいても涼しくならない。

3、頭がクラクラして意識が遠くなる。

4、運動強度あげないのに心拍数高くなってくる。

5、風邪で熱出たときみたいに怠くて力入らない。

其のままだとお星さまに成りますね?


何故こうなるかと言いますと

1,気温が高いと体を冷やそうとする自律神経が働いて汗をかく

2,汗をかくいて風が当たると汗が乾いたときに「気化潜熱」で体を冷ます。

3,湿度が低ければどんどん乾いて温度差がる

4,湿度が高い及び乾きにくいウェアだと熱が逃げない

5,涼しくならないので自律神経が更に汗を出す。

6、汗の原料は「血液」なので、エンジンの心臓が心拍数上げて血液送り出す。

と此処までが熱中症の前兆段階で、自覚症状は殆ど無いのですが、平地無風で強度を上げないで走っていても、ハートレート測定していると、見る見るHRが勝手に上がってきます。

この段階で熱中症と気が付く知識や経験があれば、熱中症を防げます。

自分の場合ボトルに真水入れておく、サプリを用意するなど実施してます。

サイクリング熱中症対策実戦記録

1、直ちに止まって日陰にはいる。

2、頭、首筋、上半身の順でに水をかけて冷やす

3、水分と塩分などのミネラル補給する。

4、ミネラルは専用タブレットや梅干しが効く。

5、成っても落ち込まない、正常な生理現象。

6、根性は出さない、出すと命落とす。

これホント不思議で、頭から水かぶると当然涼しくなりますが、それだけの事で見る見るHRも落ちてくるんですよ。


5,何故命を落とすのか?

まあそこに至る前にも、体中の力がぬけて、まるえハンガーノックの時の様に動けなくなったり、筋肉のけいれんが始まったり、意識が無くなったりします。

何故そうなるかというと

1、汗をかいても体温が落ちなければ自律神経は機能しなくなる

2、体温調整機能が停止するので汗もかかなくなり、体温が上昇していく

3、風邪で高熱になった状況と似てくる。

4、神経伝達が阻害されけいれんを起こし、脳内温度も上がって意識を失う。

自分はこの状態にまで成ったサイクリスタを何人も見ましたが、こうなると完全に「救急搬送」の状態で、治療せずそのままにすれば、血液の温度が危険領域になり、「多機能不全」で死亡に至ってしまいます。

ちなみに過疎地域などであれば救急車は直ぐには来ませんし、都市部に近くてもこれだけ暑いと事案の発生が多発して、救急車が出払ってすぐに来ない事もありますので、本当に命取りになります。

 

ここでサイクリングに限定して話を更に進めれば、何で自分の命の危機に至るまで走り続けてしまうのでしょう

1)自分の身体の調子に気が付いていない

健康のための第一歩は、まず自分の身体の状態を自分で把握する事なんですが、流石に自転車乗りの場合、健康に対する感受性は同年代の方々より高い方が多いのですが、走行時に至る睡眠の質、疲労度、飲酒の有無などが、熱射病に至るまでの因果関係が深いので、自分が危ないという事に気が付いていない方々も少なくはありません。

自分は最初の頃は心拍数を常時モニターするために、HR計を必ず使用して、サイコンに心拍数の表示と危険値で警告アラームが鳴るようにしておきました。

やはり自分の感覚頼りにせず、正確な判断の為に外気温や湿度、心拍数は把握しておくことが重要だと思います。

最近は心拍数簡単に測れる「スマートウォツチ」が普及していますので、各種アプリと組み合わせて活用することもできます。


2)つい「根性」見せてしまう

しかし、自転車乗りは血の気が濃いというか負けん気が強いというのか、こちらが流して走っていて、抜いたとたん目の色変えて抜き返すオジサン結構いるんですよね(笑)

まあ負けず嫌いは悪い事ではないんですが、度が過ぎると「精神が生体機能の限界を超える」となり、諦めるを良しとせず、本来走る事を止めなければいけない状況でも「突破」してしまうんですよね。

こんな「根性がない事に絶対の自信がある」自分でさえ身に覚えがあるくらいですから(苦笑)、多くの善良なサイクリスタの場合この危険性が排除できないと思います。


6,無理はしない、臆病なくらいでちょうど良い

自転車に限らず、どのようなスポーツでも続けることが重要で、「熱いの寒いの四の五の言わない」が基本なんですが、人生や生活がかかっているプロアスリートならともかく、趣味として楽しんでいるのなら、大げさな話命を懸ける必要はありません。

特に健康維持の為や人生を楽しむ為に自転車を選んで乗っているのであれば、健康を害してまで走ってはいけませんよね。

まあサイクリスタあるあるで、ブランクが開くとパフォーマンスの低下や回復の苦労があるので、「何とかして乗り続ける」はよく理解できます。

ただこの場合でも、トレーニングで走る時間は気温の低い未明から遅くとも早朝までとするという配慮は必要で、気温が30℃を超え始める9時以降は走らない方が賢明です。

また、イベントなどに参加する場合でも、楽しみにしていて遠征までしたのにと無理して走ってしまう(自分も覚えあり)場合がありますが、やはり経験者でも35℃を超えるような気候条件では、DNFを選択するのが賢明だと思います。


また、残念ながら日本のスポーツイベントの場合、悪天候時のリスクに関する感受性が決して高いとは言えない主催者が散見され、この場合「自分を守るのは自分の判断と行動」となる事は覚悟しなければいけないので、普段より臆病になって、より安全方向の判断を心がけてほしいと思います。

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コース選択の幅が広がるe-BIKEで寄り道三昧! [雑談]


7月に入りましたが梅雨も本番に成っています。

しかし、この「高温高湿度」で蒸されるような暑さは本当に身体に堪えます。

周囲で「体調を崩した」という話もチラホラ聞きますし、自分もなんだか怠さが取れません。


本日は晴れ間が出ていますので、こういう時に走りに・・・行く気力が起きませんよね(苦笑)

何時ものコースも何だなぁと思い、目先を変えてみようとe-BIKEのROADREXで、普段はいかない北西周りの起伏のあるコース・・・というより大まかに行く場所だけ決めて普段は知らない「コースの発掘」に出かけました。


物凄く大雑把に日光方面に行ってみようと、最初は田川沿いのサイクリングコースを走ってみます。

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田川は宇都宮市街地北側からは、断片的にコースを設置していますが、これはちゃんとつなげる気はあるのでしょうか?
国道119号にぶつかったところで、日光街道沿いでなく、石那田の方に入って、そこから北西方向の方に走ってみます。
で、結果としてこういうグラベル走る羽目になりますが、タイヤが太いグラベルロードはこういう時に躊躇しないで済みます。
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ちなみに今回かなり空気圧を低めに設定して、路面の衝撃をタイヤのエアボリュームでカバーするセットをしてみました。
アルミの頑丈なフレームで重いROADREXのネガな部分として、やはり角のキツイ振動や突き上げがカーボンフレームより強く、それをタイヤのエアボリュームで相殺してみようと思いました。
まあ、荒れた舗装路やフラットダート程度なら問題ありませんが、河原の丸石が突き出たような起伏のある道だと、正直そこを走る気は起きません。
この辺りは予算があれば前後サス付きや、カーボンフレームの機種なら軽減されるでしょうけど、普通の田舎道のツーリング程度なら、コスパも考えればそこまで高級な機種はいらないのでは?と思います。
さて、特にどこを走ると決めていませんが、サイコンの地図は参考にしながら、旧今市市街地を抜けて、以前訪れた「今市用水円筒分水井戸」を見に行きます。
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上から綺麗な青い水が見えることを期待しましたが、周囲の木々が鬱蒼としていて良く見えません。
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ここら辺一帯は綺麗な湧水が多く出るところで、集まった水は本当に綺麗です。
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分水井戸の先には大きな水車が設置してあります。
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用水路には小型の水力発電機が設置してあります。
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此処の公園は木々も茂って水場もある事から真夏でも結構涼しい気分を味わえて、近くに美味しいお蕎麦の店もあるので、夏の定番コースの有力候補です。
さて今日のランチは蕎麦というより、なんだか「とっても疲れていて無性に肉が食いたい気分」でしたので、市街地から日光自動車道の今市ICに向かうところにある、平ケ崎町の「洋食亭パロット」さんで「牛叩きステーキ300g」をいただきます。
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細かく刻んだ牛肉をまとめた、いわゆる「タルタルステーキ」ですが、外はコンガリで中は肉汁滴るミディアムレアで頂くと、牛肉の風味を十分堪能できます。
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暑くて食欲がわかないとか「ソーメンしか喉を通らない」とかではなかったのですが、なんとなく最近は食事の内容があっさりというか、手抜きという感じで、キチンとした食事は久しぶりかもしれません。
これでスタミナばっちり付きましたよ!!
 
で、本当ならこのJR今市駅付近は、日光の天然氷のかき氷の名店がいくつかあるところなんですが、流石に脂っこい物のすぐ後にかき氷は後で後悔しそうなので(苦笑)腹ごなしに少し走ってから食べようと、進路を舟生の方にある「道の駅湧水の里しおや」に舵を取ります。
で、買い物もあったので、ここのかき氷で「小倉ミルク」を頂きました。
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30℃を超えて何より湿度が高いので熱が体にたまって行くような感じで、かき氷で冷却すると、何とか回復出来ます。
帰路も何時ものルートを通さず、里山沿いの道沿いをつなげてノンビリと帰りました。
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正直、「このコースなら普通のロードで十分で、e-BIKEの必要無いんじゃね」という感じはします。
ただ走ってきた感想として、ロードだと「AからB地点に最短最速で」という高率と時間優先の走り方が多いのですが、e-BIKEだと、体力的に余裕が出てきて、また山越えやグラベルなども躊躇することが無くなるので、「コースの選択に余裕が出てきて寄り道しやすい」という印象を強めました。
してみると、この「風任せの寄り道三昧ツーリング」こそ、自分が求めるものであって、一時は「オートバイに切り替えよう」と真剣に考えていましたが、100㎞以内のコースであれば、e-BIKE、このROADREXで十分賄えそうです。
あと、これは当たり前の事ですが、本人の体力、パフォーマンスが高ければ、アシストを減らして走る事が出来て、結果としてバッテリーが持って航続距離が増えますので「自由に走りたいなら従来通り走っとけ!」という事に成ります。
残念ながら「楽隠居」決め込むのは、「10年早い!」とお叱りを受けてしまいそうですね(笑)

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