名も無き山野を行き、知人の食堂と土偶に遭遇! [雑談]
うん、もう暑い関連のネタは書きたくも見たくもないぞ(苦笑)
というくらい「今年も」殺人的な「蒸し暑さ」でしたねぇ。
ほぼ世界的レベルで「気象観測史上最も熱い夏」だったそうです。
知り合いで、東南アジアの方々と一緒に仕事している方のお話ですが、「日本の暑さはとても耐えられない」そうで、亜熱帯地域で慣れている人たちでさえ音を上げるんですから、「最近まで四季があった温帯だった郷土」で生まれ育った我々が、やすやすと馴染めるような類の気候ではなかったという事ですね。
さて、「X」や「Facebook」では書いていましたが、長くつらい夏の後遺症で、おそらく「夏バテ」症状で本当に最近まで体がだるくて動くのも億劫でした。
ロードバイクで走ったら、「たかが」90㎞程度のいつもより短いコースを走っても、後半戦完全に体力が落ちてしまい「こんなに衰えていたなんて」と、3日ほどひどく落ち込んだくらいです(苦笑)
ま、クヨクヨしないのと、切り替えが早いのが自分の取柄ですので(笑)、さっそく体力の回復と走れる身体作りに頭を切り替えて10月を迎えました。
とにかくあまりの暑さに、体の代謝機能が狂い基本体を「冷やす」モードに成っていたため、代謝が落ちた上に、ダイエットが悪循環にをかけて「食べないのに痩せない体質」に成っていました。
あまりに頭にきて(笑)「どうせ食べないで痩せないのなら、悔しいから食べたいものをガンガン食べてやる」と自棄になって(苦笑)、焼肉やカツカレーを食べたり夕食も量を増やしたら、本当に不思議ですが少しずつ体重が減る方向に変化して来たではないですか!
やはり代謝が落ちて燃焼できない状態だったのが、食べる事で体力が回復して、あとやはり体を動かさないといけないなと、ローラーを引っ張り出して、雨が降って表に出られない日など、最低1時間はローラーを回すようにしていました。
先週はいつもの「つくばりんりんロード」の130㎞コースで、まあなんとか後半に大きくタレないで走れたので、なんとか「回復方向」には向かっているようですね。
さあ10月に入って走るぞ・・・・って、天気がなぁ(泣)
とてもロングライドを走る気分になれないので、雨が降らなければ良しとして、本日は「ROADREX」で茂木付近の山道を中心に6時間ほどのんびり走る事にしました。
陽の光は出てなく湿度も相変わらず高いんですが、流石に気温が落ち着いたのと風も弱いので、かなり走りやすいです。
やはり屋外を自転車で走ると五感が刺激されて気持ちが良く、この季節だと「キンモクセイ」の香りが漂ってきて、こういう「匂い」も刺激になります。
土のにおいや草木のにおい、それと河川の近くでは「河のにおい」も感じられるんですよね。
自分は魚の「サケ」ではないので、明確に臭いをかぎ分ける嗅覚はありませんが(笑)、例えば鬼怒川水系のにおいとか、田川のにおいとか、河川によって独特なにおいがするのは、長年その近くを走っているので解るんですよね。
鬼怒川も宇都宮付近では「中流域」ですが、この季節だと川底まで水が澄んでいて、まるで「清流」のようですね。
さて、特定のコースを想定せず、サイコンやナビも使わないので「あてずっぽう」に、車の少ない道を選んでのんびり走ります。
栃木県内だと、概ね知らない道を走っていても、なんとか行きたいところには行けるだけの「土地勘」はあるので、かえってナビなどない方が「面白い道や風景」に出会う確率が高くなります。
しかし、本当に此処は何処なんだろう(苦笑)
まあ、最近はスマホさえあれば現在位置は確認できるので、本気で迷うことはまずありませんが、GPSやナビに頼らないで走る「勘」は、こうやって時々養っておくようにしています。
さて、本日のお昼は、益子町芦沼、国道294号沿いにある「おひさま食堂」に行くのがメインになります。
春先に自転車のイベントで通過した時、お馴染み「グルメ妖怪アンテナ」が動いて気に成って、何時か行こうと思っていたのですが、なんと勤めていた会社でお世話になった女史がやっているという話を聞いたので、訪れる事にしました。
以前は年配のオジサンがやっていた蕎麦屋さんだったそうで、蕎麦がメインは同じなのですが、それ以外のメニューもあって、店主の女子は「おひさま食堂」という店名に恥じぬ、いやそれ以上に明るい方なのですし、もう一人の店員さんは、昔の同僚の奥さんで、この方も明るい方ですので、会話が弾んで久しぶりに楽しい時間を過ごすことが出来ました。
本来お蕎麦を頼むところでしょうが、カツカレーの魅力には勝てず(苦笑)
チョット辛めですが、カツカレーの場合ルーはハッキリとしたスパイシーな方が自分は好みです。
いや「リンゴと蜂蜜トローリ溶けてる」カレーも好きなんですけどね(笑)
お昼でお店も混んできたので、お客さん優先ということで、名残惜しいですがお店を後にして、道の駅もてぎに行きます。
個人的な好みの問題ですが、自分はどうも此処は趣味に合わないというか、人が多すぎるのが鬱陶しいとうか、軽く休憩しただけで後にします。
実は普通に県道沿いにまっすぐ走れば帰れるのですが、休日で交通量が多いのが嫌で、ルートを決めず北回りで知らない道に突入していきました(笑)
栃木県の東部のこの付近は、基本「平らなところがほとんどない」地形で、千葉県の内陸部の様に低い山を幾つも超えて走るので、常に登ったり下がったりで、「平地大好き」な自分はあまり自転車で来ないルートではありましたが、e-BIKEを手に入れて、こういうアップダウンを繰り返すルートの「精神的圧力や拒否感」が払しょくされて、楽しく走り回る事が出来ています。
以前から言っていますが、栃木県は自転車で走りやすい、ロケーションの良いルートがゴロゴロしています。
あと、残念ながら地域の文化教養程度の問題と言い切りますが、本来ならもっと注目されるべきポイントが埋もれているケースが本当に多いです。
既に知れ渡っている「定番」の観光ルートを、交通量の多い県道などで繋いだ「自転車観光ルート」などでは無く、自転車が走る人が、「走って面白い、走って驚きがある、走って気持ちの良い」ルートを選定してコースとして選定すれば、「そういうロケーションが珍しくてリピーターに成れる」サイクリスタの潜在層は少なくないと自分は思うんですがねぇ。
とまあ、とりとめのない話になりましたが、9:00に出かけて15:00帰宅と6時間ほどのんびり走れましたので、なんだかスッキリしました。
まあ、まだ天候の方は怪しいのですが、焦らず少しづつ走行強度も上げていき、来年の「佐渡ロングライド還暦チャレンジ」にむけて、ゆっくり急いで丁寧に、焦らず準備を続けて行きたいですね。
暑さにやられて退散、タイヤをグラベルキングSSへ [雑談]
あっ、何かあってブログをサボっていたわけではありませんよ。
自分の場合、長いブログ経歴の中で「緊急事態があって暫くお休みします」が何回かありましたからねぇ(苦笑)
さて、LOOKのこのホイールには、「決戦用」として、第2世代のグラフェン配合の「ヴィットリアオープンコルサ」が入っていましたが、経年劣化でひびが入りパンクも発生したので、タイヤを交換しました。
まあ、ここ数年の円安の影響等で、購入価格がほぼ倍になったとあって、「舶来タイヤ」は候補から外れましたので、普段使いが多いこのホイールは、対パンク性や、荒れた路面の安定走行を狙って2024年の新しい「パナレーサーグラベルキングSS、26C」を導入しました。
値段的にはほぼ半分なんですよね。
このグラベルキングのSSは以前も使っていましたが、対パンク性や悪条件時のグリップなどは申し分ないのですが、流石に転がりが重い感じがしていました。
この2024年モデルの新しいグラベルキングは、その点かなり軽く転がるようになていて、旧モデルの「RACE A EVO3」より好感触でした。
普段使いのタイヤの場合、完全にスリックタイヤより、細かい模様のトレットでも、濡れた路面というより、そこに浮かんでいる砂やドロ、落ち葉などを踏んだ時、細かいドットがスパイクの役目を果たしていて、絶対滑らないとまではいきませんが、いきなり滑り出すような局面はかなり減ります。
いぜん真冬を走っていて、雪が降りだして路面一面新雪で真っ白になった時も、まあ転ばないような走り方はしましたが、不意に滑らないで帰ってこれたことが有りますから、この辺りは「コンバットプローブン(戦闘証明済)」です。
見得は流石に大人しくなりましたが、こんなものでしょう。
しかし、自分の自転車のタイヤは、クロスバイクもMTBもe-BIKEもロードも、グラベルキングのGSやSSの細い物から太い物まで、すべてグラベルキングに(AGILESUTもあるけど)成ってしまいました。
パナレーサーさん、宣伝していますよ(苦笑)
さて、最近暑いからと走らなかった何時もの南周りコースに出ましたが、何時もの通り気象庁に騙されて(笑)、だんだん暑くなってきました。
この高湿度の中で30℃越えると自分は完全にオーバーヒート状態でマトモに走れないので、ショートカットして「道の駅もてぎ」のキッチンカーで、「ひまわりカレー」を頂きます。
スパイシーですが、ジャガイモベースのルーは、やや甘めに仕立ててあり、ある意味「想定内の風味」で、この酷暑で冷たい物で弱った胃袋でも、美味しく頂けました。
極端に辛かったり、癖のある香草(自分はパクチーが絶対ダメ!)入ると、泣きながら食べなくてはならないです(笑)
ちなみにこれは夏限定品で、今度は赤い紅葉をイメージした秋限定カレーが出てくるそうです。
流石に先日までの35℃辺りの殺人的な暑さではないですし、日陰に入れば結構快適ですが、やはり午後の暑さは堪えて、満身創痍での帰宅に成ります。
そんな中でも秋は確実に近づいていて、稲穂の黄色がだいぶ鮮やかになってきました。
天候に泣かされつつ、水上駅でSL試運転見学を堪能 [雑談]
元々当ブログは、筆不精な自分が文章を綴る事に慣れようという目的で、構えず「日記」のつもりで始めました。
あまり「構えて」書こうとすると概ね筆が進みません。
そのうえ最近は「思いついたこと」をつぶやける「X」や、顔見知りへの生存確認の為の「Facebook」があるのでブログの利用頻度がさらに落ちます。
で自分の得意技の(?)「無駄にクドイ文章」を書きたいときにブログの出番となります。
あっ、あと寒いわ暑いわ天気が悪いわで自宅に籠るときも、何もせずに寝転がってアニメばかり見ていると「おバカ」一直線になりそうなので(苦笑)少しでも頭とキーを叩く指を動かしておこうと記事を上げたりしています。
要するに今日はそんな日なんですね!ああ情けなや(笑)
さて本来であれば本日は2泊3日のツーリングから帰宅する日で、明後日当たり「ADVで行く新潟県国道400番代山岳ルートの旅」というタイトルでブログを上げる予定に成っていました。
最終的に国道最高到達高度の「渋峠」から草津で温泉入って、涼しさを堪能しようと、ルートを検討して、3日間の通過地域の天気予報も考慮に入れて選定した「ハズ」でしたが、一昨日は途中で天気を再確認してビックリ!
ナント自分が選定したルート通過時間にかなり強め降雨がある予報に代わっていて、昨日早起きして再度天気を確認したら、天候が「悪く速く」推移する方向性で、降雨量も多くオートバイでは危険と判断して、夜が明ける前にホテルを飛び出して、雨雲レーダーでルートを確認しながら、極力雲がかからないルートを選定して、「雨雲に追われるごとく」帰宅してきました。
従来であれば夏場の雨は体が冷えにくいので、対雨対策を施せば何とか走りけれることが出来ましたが、ここ最近の夏の雨は降雨量もそうですが、凄まじい暑さの影響でそのエネルギー量が高いせいで、竜巻やダウンバースト、降雹などの危険性も高く、2輪でまして山岳路を走るのは相当な危険の覚悟が必要です。
ま、そこまで危険を冒す必要もないと判断しての予定変更でしたが、レーダーで雨雲の発達エリアやそのスピードを確認しながらのルートや通過時間の調整をしてのツーリングは、世話しないがある種のゲームのようで面白かったです。
これだけの内容だと本当につまらない記事に成ってしまうので(苦笑)、一昨日の初日の話を中心に書きます。
まず暑くなる前に平野部を抜けようと5:00に自宅を出ます。
この日は、目的地として設定した群馬県水上に行く行程ですが、出来るだけ涼しさを味わいたいと、いろは坂を上って中禅寺湖を見ながら金精峠を超えて沼田に抜けるルートを走ります。
此処は第2いろは坂の黒髪平ですが、流石に此処まで上がると涼しいですし、空気が澄んで山も綺麗です。
中禅寺湖は立木観音方面から撮影します。
中禅寺湖周辺に幾つか県営駐車場がありますが、それらは全て有料化されていました。
賛否はあるでしょうけど、「そうなる理由」が有ったのでしょう。
この後戦場ヶ原から金精峠を抜けて丸沼高原を脇に走りましたが、流石にこの辺りまで来ると涼しいを超えて「肌寒い」くらいでした。
反対に此処まで来なければ涼しくないくらい「下界」は煮えたぎっています。
さて、なぜ水上を目標に此処に来ようと思ったかというと、まず自分が来た事が無い場所であり、新潟に行く途中のルートだったからです。
Mapを見ると駅前にSLが展示されているので見に行きます。
D51ですが、屋外展示ではありますが記念物という事で綺麗に整備されて保存されています。
ここには機関車の前後を入れ替える「転車台」があります。
整備をしている係りの方に声を掛けたら「今日はSL試運転で12:03に入線してきますよ」と教えてくれました。
そんなことは全く知りませんでしたので、うれしいサプライズです。
まだ時間があるので、この先にある「ループ線」を見上げる場所に行きます。
結構趣のある年代物の橋脚ですね。
この上に車両が走っていると横切っている久野が見えるはずで、ループ線を知らない人が見れば別の路線だと勘違いするでしょうけどグルっと大きく一回りしながら山に登っていくのが「ループ線」で、伊豆の天城峠にあるループ橋と同じで、標高差がる場所で、路線の勾配を抑えて穏やかに登っていける方法です。
鉄道は勾配が厳しいと車輪が滑ってしまうので、色々な方法があります。
「ゆるキャン△3」でなでしこが乗ったのは「アプト式」という方法で・・・・と、なんだ今回は「お鉄」バージョンですか(笑)
お昼まで時間があるのでランチタイムにします。
この日は水上にある「カフェレストラン亜詩麻」さんで、ここの定番である「焼きカレー」をいただきます。
ここは、スパイシー系のカレーが売りで、夏場であればそれもさっぱりして美味しそうですが、焼きカレーはチーズとタマゴで程よく辛さがマイルドになりとても美味しかったです。
15分くらい前に転車台に戻りますが、告知なしの試運転だという事で、広場には誰も居ません。
と、思ったら煙が近づいてきて、SLがホームに入線したようです。
すると何処から湧いて出てきたのか、ワラワラと周りにカメラ担いだマニアが集まってきました。
恐るべし鉄マニア!
これは8月4日から始まる「快速SLみなかみ」の試運転のようで、当然当日と成れば公式情報で運航がアナウンスされ、人だかりに成りますから、ノンビリ見学できたのは本当にラッキーでした。
地元の真岡鉄道で支線用のC12はよく見ていますが、流石本線の貨物牽引用使われていたD51は迫力が違いますね。
運用に当たっては運転や石炭の給炭だけでなく、保線の人員も必要で、当然そこに「コンピューター」は介在しない「完全人力運用」です。
手間もかかれば当然コストもかかります。
この蒸気機関車は1840年代に発明されて基本的には同じ原理で動いていますので、輸送機械としての効率は劣悪で、現在の物流を支える経済性は全くありませんが。こんな巨大なモノを、一切の電気的制御システムなしで、アナログの機械式計器を見て、バルブやロッドを動かして完全に「手動」で動かすという「ロマン」は健在です。
と、このまま帰宅すれば日帰りツーリングですが、本来は新潟県で山間部を縫うように走る「国道400番代の道を行く」ツーリングが当初の予定でしたので、宿泊地を見附市に定めて北上します。
当初国道17号を三国峠を越えて行く予定でしたが、SLの寄り道で時間を食ってしまい、山岳部は天候の急変が心配だったので、急遽水上ICから関越自動車道に乗り「関越トンネル」で谷川岳を潜って、湯沢ICで国道17号に戻るルートを取りました。
このプランの柔軟性はツーリングには必須で、高速道路に「チョイノリ」して峠や混雑した都市部を抜けるのは、ADVにした甲斐があるというものです。
ここは南魚沼のセブンイレブンですが、なぜ工事車両が・・・と思いよく見るとなんと此処所有のローダーでした。
成程此処南魚沼は日本でも有数の豪雪地帯ですから、自前でローダーでもないとたちまち駐車場が使えなくなってしまうんですね!
ここで休憩中に天気予報を見ましたが、あれれ?どうも明日以降の天気がかなり怪しくなっていて、自分が想定したコースにかなりの降雨が予想されています。
どうするかは天気の推移を見て考えようと結局宿泊地まで行きましたが、最初に書いた通り予定を変更して雨を避けて帰宅してきました。
しかし、今年の天候も単純に梅雨が明けて記録的な暑さというだけでなく、日本の上空に何層にもかなり複雑に気流が流れ込んでいて、相当流動的な天候の夏になりそうです。
こうなるとオートバイや自転車などでのツーリングは、丸一日天候が安定している保証もなく、ましてこの暑さですから厳しいですね。
多分オートバイの旅は8月に入ってから富士山方面に行く予定ですが、果たして良い日が選べますかどうか・・・・。
暑さを逃れて山間部へ、湧水に癒される。 [雑談]
いきなり梅雨明けと同時猛暑のスタートですね。
もうこうなると、外に出て運動など自殺行為なんですが今年から自分はコースの選択肢が増えたので走ってみます。
通常の宇都宮から鬼怒川自転車道、つくばりんりんロードを使うコースだと、ほぼ最も熱くなる時間帯を、日陰のない田舎道で最高気温に晒されます。
で「e-BIKE」があるので、出来るだけ早朝に出かけて、北西方向の山間部に行けば、標高が上がるので比較的気温の上昇を抑えられます。
また宇都宮市は関東平野の周辺部で、北や西に進路を取ると「往路登り復路下り」というコースを設定できるので、自宅から往路でアシスト強めにして中間地点でほぼ電池を使い切るという走り方でも、復路が下りなので電池切れせず100km程度のコースを走り切れるはずです。
と、大まかなプランで栃木県矢板市の「東古屋ダム」付近を目指し、此処にある「尚仁沢湧水群」で喉でも潤そうという目論見で、自宅を6:00に出ました。
朝といえども既に26℃もありますから、爽やかとはいきませんが、比較的快適には走れます。
コースはなるべく県道など使わず、農道などをつなげて現地を目指します。
早朝の田園地帯は緑が濃くて気持ちが良い物です。
国道294号を超えて更に北上します。
最近はオートバイを使って、せっせと裏道開発しているので(苦笑)その成果を自転車のツーリングに生かしています。
さて、もうこの付近になるとほぼ間違いなく「クマ出没」地域になるので準備することにします。
まあ、遭遇する確率は低いでしょうけど、その低い「間の悪い確率を引き当てる」星回りの悪さには自信があるので(苦笑)、後悔しないように対策だけはしっかりしておきます。
「クマ撃退スプレー」ですが、これをホルスターに入れて何時でも抜いて射撃体勢に入れるようにして走る事にします。
実はこのスプレーですが、有効射程距離は正面方向に5~3mと、車一台分先までクマさんが突撃してこないと効果がないんですが、シロウトさんがパニックにならず、殺気を放って突撃してくるクマが目と鼻の先にくるまで我慢していられるかどうかは怪しい物だと思っています。
更に付け加えると、安易に「対人」に使用すると武器使用での「傷害罪」に成りますので、あまり簡単に考えて所持することはお勧めできません。
淡々と山道を登っていくと、湧水群の入り口にたどり着き、此処から遊歩道を歩いていくと湧水の水源地に行けます。
で、最近はどこでも見かける「熊出没注意」なんですが、こどうもここに湧水を見に来る程度の観光客の皆さんの場合、あまり危機感がないように見受けます。
あれだけ毎日頻繁にクマ出没の報道が流れて、実際地元でも目撃情報の頻度は上がっているのですが、それでも「自分は関係ない」と思えるというのは、自分には理解できません。
防災でも問題になるのですが、多くの人が抱いている「自分だけは災害に遭わないという何の根拠もない自信」は、本当に困ったものです。
あえて水源地に行かなかったのはこの先に湧水が引かれて水を汲める「尚仁沢湧水パーク」に行きます。
もうここまで行くと本当に涼しくて、湧水もちょうど飲み頃の冷たさで、これは本当に美味しかったですね。
こういうところは車で手軽に来られるのが良いのですが、それが裏目になって、本当に手軽に大量に持ち帰ろうという輩は決して少なくありません。
中には業務用に持ち帰つている人もいるようで、すごく待たされることも少なくないのですが、この日は2組しかおらず、直ぐに美味しい冷たい水がありつけました。
さて当初はここから引き返して出来るだけ早く帰宅しようと思っていましたが、「せっかく此処まで来たのだから」という呪いの言葉が、自分を先に進ませてしまいました(苦笑)
この道は県道63号線「藤原宇都宮線」で、嵩原山を東西に進んで日光市藤原までいきますが、此処は戦後の開拓地で畜産と高原野菜の畑が以前は広がっていました。
早朝など朝もやの中に来ると、此処が栃木県とは思えないような風景が広がっていましたが、最近は畜産の廃業が進んでしまったようで、荒れ果てた牧草地の跡地が目立ってるのが何とも心が痛みます。
道路も全然補修が進んでおらず、行政からも見放されているんでしょうか?
この道は山岳道路であり、栃木県にはこういう道はいくらでもあるので、こういうところばかり走っていた自分は、大井川の上流の「畑薙ダム」に行く、リンちゃん曰く「険道」程度では驚きませんでした(笑)
此処まで来ると気温はこの時間でも25℃と快適で、当初の計画では来るはずのない鬼怒川温泉より上流のところに来てしまいました。
電池残量は2/5程度まで少なくなっていて、此処で中間地点ですが此処からは殆ど下りなので、帰宅まで電池は間違いなく持つでしょう。
実際帰宅したらこれ以上は全く減っていませんでした。
亜熱帯化した日本の夏とサイクリングの熱中症について [雑談]
本日は今季最高気温が関東地方では予想されています。
内陸部は40℃近くなるという猛暑で、オマケに湿度が高いので、屋外での活動は自殺行為に成ります。
自分は当初の予定ではオートバイで高地にツーリングの「避暑」を考えていましたが、結局その往復でこの猛暑にさらされるのと、休日の交通状況を考えて断念しました。
で、改めてこの暑さと、サイクリング時の「熱中症」についてまとめておきたいともいます。
1,何でこんなに暑いの?
口を開けば「昔はこんなに・・・・」となりますが、だからと言って単純に温暖化で平均気温が上がっただけという訳では無いようです。
通常夏の気圧配置では、冷たい大陸の空気と暑い太平洋の空気が入れ替わって、太平洋高気圧が日本を覆って暑くなる・・・というのが従来の夏だったと思います。
しかし、ここ数年発生している「ジェット気流の大蛇行」が日本で起きていて、周期的に寒暖の空気が入れ替わるのと、インド洋付近からヒマラヤ超えて流れ込んでいる非常に強い「暖湿気流」が日本の上空に流れ込んでいて、まさに「亜熱帯のような以上に蒸し暑い夏」に成っているようです。
2,過去に例がないので経験していない
「観測史上例の無い」というワードをよく聞きまぐが、日本が近代的な気象観測を始めたのが明治5年、西暦1872年ですから150年以上前からの観測で「過去例がない」となれば、日常生活上の経験値でこの暑さや熱中症に関する知識がある人はいないはずです。
まあ、異世界モノではないですが、日本に転生してきて全国で巫女をしている長寿のエルフさんでもいれば、聞いてみたいものですけど(苦笑)
3,現状に対応できない?
まあ、そういう知識や経験がなければ対応できませんし、それが子供なら尚更ですが、高齢者の場合「過去の判例に無条件に従う」方々や、はっきり言って「痴ほうのボケ老人」などは、既に自律神経機能も衰えていてそのうえ「熱くないし電気代も勿体ないのでエアコン付けなかった」となり、電気代より二けた高い「葬儀費用」を家族に負担させる羽目になります。
また、経験の浅いサイクリスタも、自分が今どの様になっているか分からないので、暑くなると走行中に熱中症になる「洗礼」を受けなければいけないので、熱中症になって酷い目に遭ったという、「サイクリングの悲しい初体験」に成ってしまいます(苦笑)
4,サイクリングでの熱中症とは?。
自分が子供の頃や最近まで「日射病」とかいわれていたような。
まず自転車乗っていて熱中症になるとどうなるのか?、昨日Xにまとめたものです。
サイクリング熱中症実録
1、いくら漕いでもどんどん速度が落ちる。
2、汗かいても涼しくならない。
3、頭がクラクラして意識が遠くなる。
4、運動強度あげないのに心拍数高くなってくる。
5、風邪で熱出たときみたいに怠くて力入らない。
其のままだとお星さまに成りますね
何故こうなるかと言いますと
1,気温が高いと体を冷やそうとする自律神経が働いて汗をかく
2,汗をかくいて風が当たると汗が乾いたときに「気化潜熱」で体を冷ます。
3,湿度が低ければどんどん乾いて温度差がる
4,湿度が高い及び乾きにくいウェアだと熱が逃げない
5,涼しくならないので自律神経が更に汗を出す。
6、汗の原料は「血液」なので、エンジンの心臓が心拍数上げて血液送り出す。
と此処までが熱中症の前兆段階で、自覚症状は殆ど無いのですが、平地無風で強度を上げないで走っていても、ハートレート測定していると、見る見るHRが勝手に上がってきます。
この段階で熱中症と気が付く知識や経験があれば、熱中症を防げます。
自分の場合ボトルに真水入れておく、サプリを用意するなど実施してます。
サイクリング熱中症対策実戦記録
1、直ちに止まって日陰にはいる。
2、頭、首筋、上半身の順でに水をかけて冷やす
3、水分と塩分などのミネラル補給する。
4、ミネラルは専用タブレットや梅干しが効く。
5、成っても落ち込まない、正常な生理現象。
6、根性は出さない、出すと命落とす。
これホント不思議で、頭から水かぶると当然涼しくなりますが、それだけの事で見る見るHRも落ちてくるんですよ。
5,何故命を落とすのか?
まあそこに至る前にも、体中の力がぬけて、まるえハンガーノックの時の様に動けなくなったり、筋肉のけいれんが始まったり、意識が無くなったりします。
何故そうなるかというと
1、汗をかいても体温が落ちなければ自律神経は機能しなくなる
2、体温調整機能が停止するので汗もかかなくなり、体温が上昇していく
3、風邪で高熱になった状況と似てくる。
4、神経伝達が阻害されけいれんを起こし、脳内温度も上がって意識を失う。
自分はこの状態にまで成ったサイクリスタを何人も見ましたが、こうなると完全に「救急搬送」の状態で、治療せずそのままにすれば、血液の温度が危険領域になり、「多機能不全」で死亡に至ってしまいます。
ちなみに過疎地域などであれば救急車は直ぐには来ませんし、都市部に近くてもこれだけ暑いと事案の発生が多発して、救急車が出払ってすぐに来ない事もありますので、本当に命取りになります。
ここでサイクリングに限定して話を更に進めれば、何で自分の命の危機に至るまで走り続けてしまうのでしょう
1)自分の身体の調子に気が付いていない
健康のための第一歩は、まず自分の身体の状態を自分で把握する事なんですが、流石に自転車乗りの場合、健康に対する感受性は同年代の方々より高い方が多いのですが、走行時に至る睡眠の質、疲労度、飲酒の有無などが、熱射病に至るまでの因果関係が深いので、自分が危ないという事に気が付いていない方々も少なくはありません。
自分は最初の頃は心拍数を常時モニターするために、HR計を必ず使用して、サイコンに心拍数の表示と危険値で警告アラームが鳴るようにしておきました。
やはり自分の感覚頼りにせず、正確な判断の為に外気温や湿度、心拍数は把握しておくことが重要だと思います。
最近は心拍数簡単に測れる「スマートウォツチ」が普及していますので、各種アプリと組み合わせて活用することもできます。
2)つい「根性」見せてしまう
しかし、自転車乗りは血の気が濃いというか負けん気が強いというのか、こちらが流して走っていて、抜いたとたん目の色変えて抜き返すオジサン結構いるんですよね(笑)
まあ負けず嫌いは悪い事ではないんですが、度が過ぎると「精神が生体機能の限界を超える」となり、諦めるを良しとせず、本来走る事を止めなければいけない状況でも「突破」してしまうんですよね。
こんな「根性がない事に絶対の自信がある」自分でさえ身に覚えがあるくらいですから(苦笑)、多くの善良なサイクリスタの場合この危険性が排除できないと思います。
6,無理はしない、臆病なくらいでちょうど良い
自転車に限らず、どのようなスポーツでも続けることが重要で、「熱いの寒いの四の五の言わない」が基本なんですが、人生や生活がかかっているプロアスリートならともかく、趣味として楽しんでいるのなら、大げさな話命を懸ける必要はありません。
特に健康維持の為や人生を楽しむ為に自転車を選んで乗っているのであれば、健康を害してまで走ってはいけませんよね。
まあサイクリスタあるあるで、ブランクが開くとパフォーマンスの低下や回復の苦労があるので、「何とかして乗り続ける」はよく理解できます。
ただこの場合でも、トレーニングで走る時間は気温の低い未明から遅くとも早朝までとするという配慮は必要で、気温が30℃を超え始める9時以降は走らない方が賢明です。
また、イベントなどに参加する場合でも、楽しみにしていて遠征までしたのにと無理して走ってしまう(自分も覚えあり)場合がありますが、やはり経験者でも35℃を超えるような気候条件では、DNFを選択するのが賢明だと思います。
また、残念ながら日本のスポーツイベントの場合、悪天候時のリスクに関する感受性が決して高いとは言えない主催者が散見され、この場合「自分を守るのは自分の判断と行動」となる事は覚悟しなければいけないので、普段より臆病になって、より安全方向の判断を心がけてほしいと思います。
コース選択の幅が広がるe-BIKEで寄り道三昧! [雑談]
7月に入りましたが梅雨も本番に成っています。
しかし、この「高温高湿度」で蒸されるような暑さは本当に身体に堪えます。
周囲で「体調を崩した」という話もチラホラ聞きますし、自分もなんだか怠さが取れません。
本日は晴れ間が出ていますので、こういう時に走りに・・・行く気力が起きませんよね(苦笑)
何時ものコースも何だなぁと思い、目先を変えてみようとe-BIKEのROADREXで、普段はいかない北西周りの起伏のあるコース・・・というより大まかに行く場所だけ決めて普段は知らない「コースの発掘」に出かけました。
物凄く大雑把に日光方面に行ってみようと、最初は田川沿いのサイクリングコースを走ってみます。
田川は宇都宮市街地北側からは、断片的にコースを設置していますが、これはちゃんとつなげる気はあるのでしょうか?
国道119号にぶつかったところで、日光街道沿いでなく、石那田の方に入って、そこから北西方向の方に走ってみます。
で、結果としてこういうグラベル走る羽目になりますが、タイヤが太いグラベルロードはこういう時に躊躇しないで済みます。
ちなみに今回かなり空気圧を低めに設定して、路面の衝撃をタイヤのエアボリュームでカバーするセットをしてみました。
アルミの頑丈なフレームで重いROADREXのネガな部分として、やはり角のキツイ振動や突き上げがカーボンフレームより強く、それをタイヤのエアボリュームで相殺してみようと思いました。
まあ、荒れた舗装路やフラットダート程度なら問題ありませんが、河原の丸石が突き出たような起伏のある道だと、正直そこを走る気は起きません。
この辺りは予算があれば前後サス付きや、カーボンフレームの機種なら軽減されるでしょうけど、普通の田舎道のツーリング程度なら、コスパも考えればそこまで高級な機種はいらないのでは?と思います。
さて、特にどこを走ると決めていませんが、サイコンの地図は参考にしながら、旧今市市街地を抜けて、以前訪れた「今市用水円筒分水井戸」を見に行きます。
上から綺麗な青い水が見えることを期待しましたが、周囲の木々が鬱蒼としていて良く見えません。
ここら辺一帯は綺麗な湧水が多く出るところで、集まった水は本当に綺麗です。
分水井戸の先には大きな水車が設置してあります。
用水路には小型の水力発電機が設置してあります。
此処の公園は木々も茂って水場もある事から真夏でも結構涼しい気分を味わえて、近くに美味しいお蕎麦の店もあるので、夏の定番コースの有力候補です。
さて今日のランチは蕎麦というより、なんだか「とっても疲れていて無性に肉が食いたい気分」でしたので、市街地から日光自動車道の今市ICに向かうところにある、平ケ崎町の「洋食亭パロット」さんで「牛叩きステーキ300g」をいただきます。
細かく刻んだ牛肉をまとめた、いわゆる「タルタルステーキ」ですが、外はコンガリで中は肉汁滴るミディアムレアで頂くと、牛肉の風味を十分堪能できます。
暑くて食欲がわかないとか「ソーメンしか喉を通らない」とかではなかったのですが、なんとなく最近は食事の内容があっさりというか、手抜きという感じで、キチンとした食事は久しぶりかもしれません。
これでスタミナばっちり付きましたよ!!
で、本当ならこのJR今市駅付近は、日光の天然氷のかき氷の名店がいくつかあるところなんですが、流石に脂っこい物のすぐ後にかき氷は後で後悔しそうなので(苦笑)腹ごなしに少し走ってから食べようと、進路を舟生の方にある「道の駅湧水の里しおや」に舵を取ります。
で、買い物もあったので、ここのかき氷で「小倉ミルク」を頂きました。
30℃を超えて何より湿度が高いので熱が体にたまって行くような感じで、かき氷で冷却すると、何とか回復出来ます。
帰路も何時ものルートを通さず、里山沿いの道沿いをつなげてノンビリと帰りました。
正直、「このコースなら普通のロードで十分で、e-BIKEの必要無いんじゃね」という感じはします。
ただ走ってきた感想として、ロードだと「AからB地点に最短最速で」という高率と時間優先の走り方が多いのですが、e-BIKEだと、体力的に余裕が出てきて、また山越えやグラベルなども躊躇することが無くなるので、「コースの選択に余裕が出てきて寄り道しやすい」という印象を強めました。
してみると、この「風任せの寄り道三昧ツーリング」こそ、自分が求めるものであって、一時は「オートバイに切り替えよう」と真剣に考えていましたが、100㎞以内のコースであれば、e-BIKE、このROADREXで十分賄えそうです。
あと、これは当たり前の事ですが、本人の体力、パフォーマンスが高ければ、アシストを減らして走る事が出来て、結果としてバッテリーが持って航続距離が増えますので「自由に走りたいなら従来通り走っとけ!」という事に成ります。
残念ながら「楽隠居」決め込むのは、「10年早い!」とお叱りを受けてしまいそうですね(笑)
今年前半を振り返り [雑談]
あまり大げさに書きたくはないんですが、特に何かなくともある程度「定期的」に記事は上げておこうと思っています。
今回なんか写真もなく本当に雑談というか、自分のメモ程度の記事ですのでご容赦を。
さて、今月は2022年6月以来の2個/週の記事を上げました。
これだけまとめて記事を上げたのは久しぶりですが、それはこれだけ自転車に集中して生活を送ったのも久しぶりという事です。
このブログは「楽し自転車生活の提案」がメインテーマなので、要するにほぼ2年間自分はあまり自転車生活を楽しんでいなかった、またはそれを披露して役立ってもらおうという気持ちが萎えていたとも言えます。
これは自転車あるあるの話なんですが、色々な理由で自転車趣味を中断して、しばらく走っていなかったサイクリスタが、再開して乗り出してみるとあまりの「劣化」に失望し、またベテラン程それを回復させるのにどれだけの努力が必要になるかが理解できているので、「もうそこまで自分は頑張れない」と、自転車を辞めてしまう人が決して少なくはありません。
自分の場合も例外ではなく、オマケに自転車関連で、趣味として続けるためのコストが、とても今後の年金生活で賄えるものではないレベルに成っていたので、一時は健康維持のための定期的な短距離走行以外での自転車趣味は終結させるつもりでいました。
つもりだったんですが・・・・(苦笑)
結局、少しづつパフォーマンスが回復してくると、「元には戻らないが、相応のパフォーマンスは回復させておきたい」という欲求というか「執念」が蘇ってしまい(苦笑)、オマケに機材面も再び調べてみると「自分が知らない領域がある事が許せない」という、まあ何ともお恥ずかしい話ですが、結局自分は「自転車中心の生活が一番性に合っている」という、身も蓋もない結論が出てしまいました。
オマケに、20年も続けていると、この体系やコミュ障とは無縁の人怖じしない厄介な性格のせいで、「ひっそり陰に隠れて」とはいかず、「あっ、先週の金曜日りんりんロード走っていたでしょう」という感じで、全国指名手配の凶悪犯のように(苦笑)「関係者に面が割れている」ので、従来の自転車関連の人間関係も継続させていただいています(笑)
ま、やっていることは20年前から何も変わっていないというのも情けない話ですが、相応の経験や知識はあるので、それを「封印」する必要もなく、また、同年代以上のサイクリスタとの交流を通じて、「最近始めました」とか「最近復活させました」という方も少なくないので、従来の知識に加えて、コロナ以降辺りから、劇的に変化してしまったロードバイクの機能的な部分や、最近の業界の動向などもアンテナの感度を上げて取得するようにしました。
してみれば、自分が56歳で早期退職した時は「体が効くうちに色々とチャレンジして、還暦後の人生を充実させる」というものですが、幸か不幸か両親とも無事お墓に入れる事も出来て、独身ですのでこれ以上厄介事が増えることもなく(自分の健康問題以外)なりましたので、現在は正真正銘本来の活動が出来て、真剣に還暦後に向けての準備が進められています。
このところ多く記事にしている「e-BIKE」などはまさしくその一環で、アスリートのようなストイックさがなくとも、山岳路を含むセンチュリーライドを無理なく走って楽しめて、イベントなどのガイドなども出来るようにするという道筋を模索しているところです。
まあ、現時点は電気アシストに頼らずとも、ある程度パフォーマンスも回復していて、来年の佐渡ロングライドを納得のいくパフォーマンスで完走するという目標に向けて乗り込んで、ウェイトもコントロールできているので、「何が何でもe-BIKEが必要」ではありませんが、持続的な活動としてのアイテムとして、ある程度の自分なりの方向性は見えてきました。
さて、本年も明日から後半戦に突入しますが、どうも天候が昨年同様・・・というかここ数年来のパターンを見ると、10月いっぱいくらい安定しない感じで、オマケに政治経済、国際状況などの世相も「カオス状態」で、何時何が起きて、今まで起きていた「〇〇ショック」とか「〇〇危機」など、コロナ禍に匹敵、いやそれ以上の「カタストロフ」が、明日発生してもおかしくない、まるで北斗の拳でいう「世紀末」の様相を呈しています。
ま、だからこそ「後でやろう」とか「明日から」とか「いつかは」などというワードは無意味であり、「思い立ったら即日行動」でなければ、本当に色々と後悔することになりますよね。
自分は特別焦る事もなく、無理することもなく、今までの通り、自分のやりたいことを、自分のできる範囲で、飽きずにコツコツと積み重ねていく生活を、平常心で進めて行こうと思います。
さてと、まずは新しい自転車パーツ買うために、色々と在庫を処分するところから始めますかね(笑)
タグ:半年振り返り
e-BIKEで古峰神社へツーリング、さて今後どう付き合いますか? [雑談]
一言「ズルイ!」という単語が飛び出します(苦笑)
本日何人か会ったロード乗りの方からも聞かれましたが、皆さんヤッカミ半分興味半分という感じです。
やはり「自分の力で走っているんだ」という自負心のある多くのローディはそう思うでしょう。
かくいう自分も、今でもそういう気持ちはあります。
そこのところも踏まえて、本日は宇都宮市の自宅から、鹿沼市の古峰ヶ原にある「古峰神社」への100㎞、獲得標高約1000m程度のツーリングに出かけます。
ROADREXのバッテリーはECOモードで100㎞ですから、10%勾配をHIGHTも度を使って走れば、途中でバッテリーが切れることになりますが、コース的に復路は殆ど下り坂になるので、まあ何とかるだろうという目論見です。
さて自宅を7:00ごろ出てノンビリとまず、西に向かいます。
県道の脇にこんなあぜ道があり、ロードだとちょっと躊躇するところですが、グラベルロードは道を選ばないので面白がって入っていけます。
まあ、その結果が何時も良いとは限りませんですけどね(苦笑)
1時間ほど走って、お馴染みの「田野」のセブンで休憩です。
ここで、結構走り込んでいそうなビアンキのライダーとお話しします。
人の事は言えませんが(苦笑)、結構「濃い」方で意気投合しました!
さて、体重が増えていると膝に負担がかかるので、来ることがないという事は、ほぼ3年ぶりくらいの古峰ヶ原街道です。
本日はほぼ「夏」の天候で、流石に汗ばんできますね。
此処「大芦川」は清流で、本当に水が澄んでいて綺麗ですし、この季節だと山の緑も綺麗で、ツーリングしていて本当に気持ち良いルートです。
この「弘法大師の水場」辺りから、やや勾配がついてくるので。アシストをNORMALモード上げていきます。
流石にロードバイクで最盛期の時のように巡航速度は上がっていかず、せいぜい20㎞/h程度の速度ですが、HRが心地よく上がって気持ちよく走れます。
さてお馴染みの「大鳥居」です
此処で休憩して給水してから登っていくのが自分の流儀ですが(笑)、さてここからHIGHTモードで更にアシストを上げますが、どうなりますか?
流石にHIGHTモードだと、最初の一漕ぎから押し出されるようなアシスト感があります。
ここは「東京スカイツリー」の先端部と同じ標高「634m」地点ですが、この辺りが10%勾配が長々と続く苦しい場所で、慣れていないとHRがたちまちMAX
に達しますが、流石にそこまで苦しくなく・・・・とはいえ「楽々登れまーす」というほどでもなく、ホドホドの強度で登ってけます。
程なく古峰神社到着ですが、流石に「満身創痍」とまではいかずとも(笑)、結構疲れたのも事実です。
この辺り、ROADRAXはタイヤも太く、重量も20㎏近くあるので、流石にロードバイクタイプのようにはいきません。
これが同じシマノSTEPS E8080とも成れば、アシストパワーが上がりますし、カーボンロードベースで、10㎏程度のモノならよりロードバイクに近い感触で走れるでしょう。
ちなみにバッテリーは5つあるメモリの2つを消費しただけで、2つ目が消えてからかしばらくたつので、ここで残量は半分というところでしょうか。
お昼には早いので、茶店の「栄屋」さんで、「みたらし団子」でエネルギーチャージ!です。
昔は「絶対こしあん派」だったのですが(笑)、最近「みたらし派」に宗旨替えしました(笑)
さてランチは下って行って、まあ厳しいダイエット中でないという事もあり、久しぶりに定番の「じゃがいも」さんの大ボリュームの定食でおなかを爆発させました(笑)
ここは近隣の「ガテン系御用達食堂」ですので、盛りの良さが命です(笑)。
昨今の物価高でやや高くなりましたが、これでゴハンおかわり出来て1200円は激安だと思います。
味は濃い目で自分は大好きです!
とはいえ、これは明日の朝体重計に乗りたくないなぁ(苦笑)
さて、不思議なことにバッテリーは100㎞走っても、余裕で2メモリ残る程度で帰宅できそうなので、田川沿いを下って帝京大学手前に、いつも気になる「林道」があるので登ってみました。
乗用車では厳しい感じですが、愛車のADV160なら余裕の感じです。
と、余裕をかましていたら、やはり「コレ、マジやばくね!」という感じになってきました。
案の定舗装は途切れて、砂利というより泥と落ち葉が重なった雑木林の獣道のようになり、これはADVでも気を使いますが、ROADREXは、グラベルキングの
グリップ力が良く、アシストが効いて泥濘で車輪を取られることもなく、ぐんぐん進んで行っていくのが、流石グラベルロードというところで、本当に道を選ばずツーリングが出来ます。
が!、こういう道はリスクも増大しますので、調子に乗ってグイグイ進んで行く事は、慎重になった方が良いでしょうね。
と、経験者は語ります!(とほほ)
さて、結局帰宅してちょうど100㎞で、獲得標高は900mくらいでしたが、正直なところこの程度で「おなか一杯」という感じで、電池は余裕で持ちましたが、これ以上距離を伸ばそうとは今のところ考えられません。
あと、ロードバイクに慣れている人だと、主に重量がある故の「緩慢さ」みたいなところが馴染めないかもしれず、個人的にはロードバイクで走っているような「爽快感」は正直望めないなぁという感じです。
ただこれは想定済みの事で、自分の当初からのこのタイプのe-BIKEの使い方は、「近隣の里山中心の50㎞程度のツーリング」か、有名観光地に車に積んで持っていき、「山岳路をのんびり散策」するというのが目的なので、それはロードバイクでロングライドを走るというのとは、また違う楽しみ方ととらえていますから、ROADREXの特性は「好ましいモノ」という評価が変わる事はないと思います。
また、自分はツーリングで「想定コースを走りきるためのパワーマネージメントという知的な遊び」を楽しんでいます。
e-BIKEだとそこに、電動アシスト特性に合わせた速度と変速、アシストモードの切り替えという、新たなファクターが加わったので、これを使いこなす楽しみも増えました。
更に、e-BIKE以外の「グラベルロード」というジャンルは、想定以上に自分に合うことも確認できましたので、自分の自転車生活に新しい扉が「開いてしまった」という現実に、今後どう折り合いをつけるのかという新たな課題が出てきてしまいましたね。
還暦の準備で、太らない生活習慣に挑む [雑談]
3か月間放り出していましたねこのブログ(苦笑)
同じSNSでも簡単に投稿できるX(旧Twitter)やFacebookは続いているんですが、ある程度手間と時間がかかるブログは後回しに成ってしまうきらいがありました。
あと、このブログは基本自転車ブログなんですが、自転車での話題が無いというのが致命傷なのかなと思います。
1、ネガティブ人格で激太りに!
なにせ今年は、もはや歴史的な猛暑であり、毎日35℃を超えるような暑さの中、しかも湿度が高い亜熱帯のような気候ですので、早朝に走り出しても既に蒸し暑いという始末で、とてもロングライドで一日中走る気になりません。
となると、体力維持の為の50㎞ルートを、クロスバイクで1回/週が精いっぱいで、これだと一か月に200㎞程度のライドが関の山となれば、以前のように一か月に700㎞走っていた頃とは比較になりません。
その結果、少なくとも午後はエアコンつけた自宅で、夏アニメを見ているしかなくなってしまい(苦笑)、「激デブ一直線!」という結果に(泣)
で、みるみる体重が自転車に乗る上限リミット+5㎏まで行ってしまい、実際乗ると「デブは遅い」だけでなく、体力の消耗も激しく、持病の膝痛も悪化すし、乗っても面白くないので乗らなくなって更に体重が・・・・・という地獄の悪循環のスパイラルに陥ってしまいました。
こうなると「もうロードバイクを乗るのは辞めてしまおう」という、自分のネガティブ人格の意見が強くなってしまい、ダイエットしようなどとは頭の片隅にも無くなってしまいました。
随分大げさに書いているように思われるでしょうが、自分の場合相反する2人以上の人格が常に脳内に同居していて、その時の状況によって別の人格が強く出てしまい、今までもこんな事は何度も有ったんです。
2、リバウンドする理由は?
少なくとも20年前に自転車生活を始めた理由は「ダイエット」であり、病的に肥満に成ってしまった体重を落とすために始めました。
だから自転車に乗って生活の中心に成っている限りにおいて、そう体重が極端に増加する事は無いんですが、かつて激太りしてしまったときの状況は
1、世話に成った叔母の当然の死去
2、もう一人の叔母の葬儀と遺産相続
2、実母のケガによる入院
3、父の突然の自殺
4、母の腰椎骨折による介護
5、母のコロナから癌に至って死亡
で、これに関わる介護や葬儀や遺産相続にかかりきりになり、目標としていた数々の自転車イベントへの出場が出来なくなり、そもそも自転車や自分の体調管理など気にしていられない「事案発生」により、ことごとくトレーニングや体調管理を阻まれた結果でした。
そう、本当に「事案発生」ですよね・・・・・
さて、最初に自転車生活を始めて140㎏近くあった体重を120㎏に、本格的にロードでイベントに出るように成ってからは107㎏~103㎏を行ったり来たり。
そして一大決心で挑んだ時は2度96㎏までウェイトを落としていました。
退職後も生活リズムが代わったので、一時110㎏まで増加してしまいましたが、
昨年の3月のイベント時期には103㎏まで落としていました。
で、更に減量進めて佐渡ロングライドに行きたかったのですが、天候不良で乗る機会が減って、持病の副鼻腔炎で体調を崩し、5月中頃には109㎏近くまで増加してしまい、この時の佐渡は、過去最低のパフォーマンスで、何とか時間内に完走できただけと言う、非常に残念な結果に成ってしまいました。
一転決心してまたウェイトを減らしていたのですが、トドメが母の介護と死去に伴い、7月からロードバイクを乗れなくなってしまい、目標がなくなると体重計に乗って体重を見るのも嫌になり、今年に入っても事後処理や、体重増加でが原因の膝関節の痛みが悪化してきて、ますます乗らなくなっていったので、6月ごろ気が付いてみたら115㎏という、危険領域にリバウンドしていました。
3、ダイエットに再挑戦する理由は?
あっ、色々とエキセントリックな出来事があって大変!!・・・ではあったんですが、自分の場合子供の頃からこの手の乱痴気騒ぎに成れているので(苦笑)、精神的なダメージはさして無いのでご安心を(笑)
というか、少しは堪えれば痩せられたのかと(苦笑)
とはいえ、此処からが本題ですが今回正直かなり悩んだのは自分の以後の人生の事で、特に「還暦後の自分の自転車生活をどうするのか」でした。
て、やっぱり自転車かい!(笑)
ま、自転車そのものは乗り続ける、自転車生活を続ける事だけはブレない目標であったのですが、どのように付き合っていくかは本気で悩みました。
此処までパフォーマンスが低下してしまうと、加齢や膝の事も有り以前のようには走れない、戻らないのは大前提ですが、その上でどうあるべきか?
1、自転車は体力維持の最低限の活動にとどめる
2、イベントでないが、山岳路ツーリングの為にe-BIKeの導入を図る。
3、ロングライドイベントを走れるパフォーマンスを取り戻す。
という3択を迫られました。
で、実際色々と各案の裏付けとなるデータや情報の収取などを行い、例の「多重人格脳内会議」で、悪役令嬢カタリナ・クラエスよろしく(苦笑)喧々諤々のやり取りが行われました。
一時は2のe-Bike導入案がかなり有力になりましたが、そこで湧き上がった感情は「このまま再挑戦もせず降伏して良いのか?」でした。
実は実際e-Bikeに試乗してみたところ、「進むのに回す必要があるのでトレーニングに成り、尚且つトルクアシストで身体負荷が少ない」という特性が、自分の以後の自転車生活に最適であるという確信を得た事も有り、その方向で計画を進めようとも思いました。
しかし、そうなると何が致命的かと言えば「積極的にダイエットに取り組む理由がなくなってしまう」という、何とも情けない現実が突き付けられました。
そもそも最初は健康の為ではありましたが、以後は早く走る為に、更に以後はより快適にセンチュリーライド以上のロングライドを走りきるために、あまり楽しい事の無いダイエットに取り組んでいたわけで、その目標がなくなってしまっては、如何に健康の為とは言え、ダイエットをしない、出来な言い訳など、3時間語れるほど湧いて出てくる自信があります(苦笑)
更に以前より周囲に語っていた「還暦で佐渡ロングライドを走り切れる体力を維持する」という公言をしていた以上、出来なければ単なるほら吹きオジサンに成り下がってしまうので、とにかく再来年の佐渡ロングライドを完走するパフォーマンスを取り戻して、以後の事はその結果考えようという、問題解決を先送りにする事にしました。
とにかく以前のように機材に頼ったり、走り込んで体力を付けて力づくで走りきるというのは、まず無職オジサンに余計な資金は無く(笑)、パワーと持久力で乗り切るという以前の走り方では、衰えて悪化した膝や腰、以前負傷で痛めた肘がおそらく持たないか、最悪取り返しのつかない故障を呼び込むだけで、残された手段は、とにかく「体重を落として体力や身体負担を減らしてペースを稼ぐ」しかありませでした。
ロードバイクの、特にロングライドの場合体重を落とすことは良い事しかなく
1、上り勾配が楽になるので、体力や足の消耗を抑えられる。
2、平坦路でもペース維持は軽い方が負荷が少なく、結果速いペースで走れる
3、力に頼らなければ、筋肉の発熱量や乳酸発生が低く、消耗が抑えられる。
と偉そうに書いていますが、こんな事は何十年も前から分かっている事で、なんで実現できなかったのかと、ホント自分の根性なしにはため息が出ます(泣)
4、ダイエットの具体的な方法
さて、方針が決まればもうブレる事はありませんし、かつて行ったダイエットの方法も判っているので、落とす事自体は問題は無いはずです。
問題なのは、これがまた一過性のモノに成ってしまっては全く意味がなく、出来れば退職後の生活パターンや、加齢の中健康を維持できるものでなければいけないという事です。
まあここで「幸いにも」と言うと語弊があるのですが、定職を持たず完全に独り暮らしとあれば、食事の内容やタイミングは自分の思う通りに出来るという事です。
まあ極端な話、鳥のササミとプロテインだけと言う、あまり健康的とは言えない方法も取れますが、健康全般を考えればそのような方法はNGです。
また、ダイエットを行う事でストレス溜まったりすることもNGで、出来ればあまり意識しない暮らしを行う事で、少なくとも体重が増えない生活習慣が身に着くのがベストと考えました。
そこで決めたことは
1、減量ペースは2㎏/月程度にるす。
2、100g単位での増減で一喜一憂しない。
3、食事を朝食中心として、ご飯1合に野菜の味噌汁とタンパク質のオカズに
4、昼食はかなり軽めにして、夕食はプロテインにする。
ですが、最初の一か月はみるみる落ちていたものの、8月前にピタリとも落ちなくなってきました。
まあ運動量を増やせばよいのですが、この暑さでそうもいかず、色々考えてここは掟破りのドーピングを行う事にしました。
まあ怪しげなダイエットサプリは頭から信じていないので、まず加齢で落ちている代謝を促進するため、より効果の高い「還元系コエンザイムQ10」を導入して、トドメに糖と脂肪を抑えるサプリメントを導入しました。
このサプリは「富士フィルム」で開発されたもので、安直ですがネームバリューに頼った形に成りますが、期待にたがわず効果が確認できています。
これで当初の2㎏/月は維持できたので、なんとか以前のイベント走行時のMAXの107㎏は達成できて、105㎏も目算が付いた感じです。
さてこの体重に成るまで膝が心配でしたのでロードバイクの走行を控えていたのですが、昨日乗った感じでは、ほぼ以前のペースに近い速度を出したうえで、関節の痛みや後半のタレが殆ど無かった事から、涼しくなって走行距離を増やしていけば、年内にまた二桁体重に戻す事も不可能ではないようです。
5、今後の目標
もちろん最終目標は再来年の佐渡ではありますが、とりあえず来年5月の佐渡を目安に、ウェアやカーボローディング実施込みで、乗車時に100㎏切りを実現するためと、体脂肪率20%切りを実現するためには計算上96㎏を維持する必要がある為、来年の3月目安で減量を達成し、春のセンチュリーライドに挑戦してみて、佐渡に向けて最終調整を行うという予定で進めていきたいと思います。
実は減量は健康上の理由も大きく、腎臓の負荷を下げるために、今まで飲んでいた各種薬を減らす事が必要となり、その為には血圧を薬無しで正常値にする必要がある為、減らしておく必要も有ったんです。
まあ、血圧が上がるストレスの2大原因は解消されているので(苦笑)、あとは体重さえ管理していれば血圧も上がる事は無くなると思います。
6、総括
まあ色々とカッコつけて書き出しましたが、何のことは無いその根っこは「自分自身に負けたくないので、挑み続ける」に集約されるのだと思います。
先の事など思い悩んでも、自分ではどうにもならない事も有りますので、今、自分に出来る事を、諦めずに継続して努力して、後は「行く先は風に聞いてくれ」と言うように、ある意味「老後を焦らず開き直る」ことにしました。
まあダイエットも何事も無ければ・・・・といって何事が起きて邪魔され続けてきた過去から、油断は大敵ですが・・・・
まあ、そのうち何とかなるでしょう!!
「旧車祭りIN美和」見学。帰路にイタリアンと温泉を堪能 [雑談]
連休も終わり本当なら梅雨まで天候が安定する季節のはずですが、何だこりゃこの天候は!
まあ、連休中も遠出はせず、その後の旅行もキャンセルし、ロングライドも皆無とまるで「引きこもり老人」と化しているような感じです。
正直、あまり気分が乗らず、出かけるのなら自宅でアニメでも見てのんびりしていた方が気が休まるというのは、あまり好ましい状態ではありません。
運動量が激減した反動で、体重が増加しており、ますます「億劫になる」という「負のスパイラル」に陥っていますね。
一番ヤバいなぁと思うのは、ロードバイクに乗っていても、まったく楽しいとは思えない状態になっている事です。
現状100㎞走るのは苦痛で、体力維持で60㎞程度流すのが精一杯です。
こりゃ本当にロードバイクを全部売り払って「自転車趣味引退」かと思ってしまいます。
過去にもこうなる事は何度か有って、無理やり機材変更やイベント設定などで乗り切ってきましたが、今回はどうなるのか先が見えないです。
古いONDAフォークのクネクネフレームのピナレロのフレームでも探して一台作ろうかななんて、いやいや増車は無いでしょう!(苦笑)
て、何処かに大きなサイズのFP3やFPクワトロ余っていませんか(オイ!)
とまあ暗い書き出しで恐縮ですが、完全に引きこもっている訳でなく、天気の良い日は出来るだけオートバイでツーリングに出かけたりして、新しいルート開拓も進んでいるので、心情的にはそちらに傾いているとも言えますね。
ただし本日のような天候だと、何時雨が降り出すかわからず、出かけるのがおっくうに成ってしまうのですが、本日は茨城県常陸大宮市の旧美和村の美和山村開発センターで「旧車祭りIN美和」があるというので、行って見る事にしました。
ま、ホントはバイクで行きたかったのですが天候も考慮に入れて、車の機能維持の為の可動もかねて、出かける事にしました。
なにせ普段ほとんど動かしていないので、こういう時に長距離走らせておくことにしました。
朝8:00に自宅を出て、35㎞ほど先なので、1時間もせず現地に到着です。
途中でいすゞの「ベレG」や「クラウンエステート」等が向かっていました
国産から外車、80年代の車やバイクや自転車等、結構ユルイ基準で集まった
色々なものが見られました。
これは「ジャガーマークⅡ」ですね、
旧車というと、オリジナルのストック状態を尊ぶ向きがありますが、「そんなこと言ってられない」と、色々な部品や改造で動態保存を維持している個体が多く見られました。
また、結構マニアックで希少な改造部品が付いた個体を購入した方も多く「何でコレが付いているのかはよくわからない」なんてものもあります。
これなんかはグロリアにL28を搭載していますが、希少な「N42ブロック&ヘット」の個体に、なんとバイク用のケイヒンのCRキャブを6連に改造したものが付いていていました。
イヤー、これは本当に面白くて一日中ここに居られますな!
自分は自動車趣味は終了させてしまいましたが、こうやって見る分にはお金がかかる訳でもないので(苦笑)、勢い余って自分から手を出す事さえしなければ、気楽に楽しめますね。
さてこのまま帰るのではつまらないと、北上してドライブを楽しむ・・・・と言いたいのですが、なんというか車を運転していても全く面白くありません!
まあ、そういう車両ではありませんから仕方がありませんが、正直「大きくて眠たい」だけで何の刺激もありません。
刺激を求めようとすると「道交法違反」に成りますし、リスクが高くなるだけですから勢い安全運転に成ります。
これが「オートバイ」だと、のんびり走っていても「オープンエア」ですし、適度な刺激もあり、日本の田舎の山道を流すのであれば十分です。
当然「リスク」も伴いますから万人に進めるわけにはいきませんが、ああ自分はもう「オートバイ乗る以前」の自分には戻れなくなっているかもしれませんね。
さてお昼ですが、以前ツーリングで走った大田原市の「伊王野」近くにGoogMapで見ると、イタリアンカフェがあるようでした。
「garden AUX PARADIS(ガーデンオゥパラディ)」というお店で、R294から横に逸れた山道を走ると、更に山の上に走っていき、一山が庭として整備してあるようで、そこの頂上にカフェとジェラード、フレグランスショップがあるという、まあ栃木の糞田舎にあるとは思えないような、何ともおしゃれなお店でした。
一番人気は「ヘーゲルナッツ風味のチキンカレー」でしたが自分は季節の生パスタを選び、今の時期は「チキンと益子産ブロッコリィの生パスタ」を頼みました。
特に凝った味付けはありませんが、生パスタの湯で具合やソースの味付けなどは、しっかりイタリアンの基本が出来ている調理だと思いました。
何というか季節の草花やハーブを愛でつつ、ヘーゲルナッツのチキンカレーを
食べて、香水を選びつお茶をして豊かな時間を過ごすという、いや田舎のクソ親父にはおよそ似つかわしくない空間ではありますが、休日は常に満員状態の人気店とのことで、もはや田舎と言えば蕎麦と山菜とお饅頭とイワナの塩焼きというのは昭和の情景で過去のものに成っているようです。
おなかが膨れれば次は当然「温泉」で(苦笑)、カフェの直ぐ近くのこれまた山の上にある「東山道那須温泉」に行きました。
看板の矢印は「こんな道上っていくの!」という怪しいコンクリートの市道と、ソーラーパネルがある急こう配の細い道を上っていくのですが、夜間や雪の積もった冬季は勘弁してほしいような道で、自分はこういう道は臆することなく慣れているのですが(おいおい)、東京から来た人などは怖気図いて引き返してしまうような場所に在りました。
これはミルク風味が豊かで甘みも抑えて在り、自分の中では美味しい部類に入るソフトクリームでした。
いや、なんのかんのとドライブを一日楽しみました。
こういう内容の記事を書くのは本当に久しぶりで、自分らしい内容の記事に成って満足ではありますが、ドライブ自体は「自動車の運転がつまらない」という、自分の人生史上初めての感覚を味わってしまった事に、少なからず衝撃を受けています。
実はつい最近も「ロードバイクにの乗っても面白くない、ワクワク感が無い」という感情があふれ出したことに動揺していて、今度は自動車もか!という事態に困惑しています。
自分はいったいどうなってしまったんだろう?と戸惑う反面、冷静に成れば実は答えも見えています。
多分自分の人生を縛り付けていた大きく重い制約が一気に無くなり、どのような未来を選ぶも自由という状態に戸惑っているのですが、一つ言える事は、ここは慌てて答えを出すのではなく、じっくり見定める必要があるという事だと思います。
まあ、勢い余って昔の古いレオーネRXⅡ見つけてレストア始めたり、W124のメルセデス探し出したりしないように自重しなければ(苦笑)