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トラブルは未然に防ごう!RECマウントの破損修理 [自転車部品]

あまり硬い話はしたくありませんが、事故にせよ機械の故障にせよ、それが紛争や戦争にせよ、起きてしまった事象はあくまで「結果」であって、そこに至る過程に、その発生原因があり、出来るだけ早く、出来るだけ些細なトラブルのうちに対策しておけば、重大なトラブルに成らない事は間違いありません。


今この話題はいささかデリケートな配慮が必要ですが、今回の話はもっと些細なお話です(笑)

先日のツーリングの後、ブライトンのサイコンを外した時、「カチッ!」という手ごたえがあり、嫌な予感がしてRECマウントの基部をみたら、厳合部の樹脂が折れていました。
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ここ数回程、何となく嫌な手ごたえが有ったので、恐らくクラックが入っていたのでしょう。
RECマウントは多彩なアダプターや、しっかりした本体の作り込みで耐久性も良く、この手のマウントではほぼ一択という存在では有りますが、決して安いものでは有りません
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ただ、この部分は各社のサイコンなどのマウントが使えるように交換式に成っており、ビス2本取れば簡単に交換できそうなので、この部分だけ購入することにしました。
Amazonで516円だったので、念のため2個買いましたが、ポイントがちょうど500溜まっていたので1個分の値段で済みました。
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交換その物に特に難しい所は有りませんが、こういうマウント系のビスは、水や汗がたまりやすい場所ですので、錆びやすく、結構硬くなっていることが多いです。
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念のため潤滑剤を浸透して置けば間違いないです。
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外した後、ネジ穴にも浸透させておけば、スムーズにネジが締結出来て、緩み止めや防錆にもなります。
左が新しい物で、右が従来の物です。
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底面のガイドリブの形状が微妙に違いますし、持った感じの重さも違うような気がしますので、装着感や耐久性(当然コスト改善なども)を改善しているのだと思います。
こう言った姿勢や、部品の互換性が確保されているのは、ユーザーとしては有難いですね。
という事で、何の苦労もなくアッサリ交換終了です。
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ガーミンやブライトンを取り付けてみますが問題なく付けられるだけでなく、心なしかスムーズになったような気がします。
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こんな些細な事ですが、気が付かないで使用していれば、また走行中にサイコンが外れて落ちてしまい、前回のように川にポチャ!となれば、5万円近いお金が飛んでしまう事に成ります。

まあそれを500円のコストとちょっとした手間で防げたのですから、「未然予防」がいかに重要であるという事はご理解いただけると思います。


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安物買いの銭失い!リスクも含めて自己責任です! [自転車部品]

自分は、長い事工業製品の耐久性の品質確認のための仕事をさせていただきました。

だから、自転車においても、その部品の品質、特に耐久性については、その部品のブランドや能書きに惑わされることなく見極めることが出来る・・・と、思っています。


ま、値段と品質は大まかに言えば関連性はあり、耐久性も「値段なり」は間違いありません

ただ、特にロードバイクの高級品の場合、「レース用機材」という名目上、長期間の使用を想定しないという意味で、重量を削るために耐久性を落としてある場合が多いです。


で、本題ですが、トレックFXに使用しているカーボンシートポストなのですが、主にサドルの前後位置の改善のために、オフセットの無いタイプを選定するにあたり、選んだのがこれです

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これ、カーボンパーツやホイールの「EASTON」のような商品名ですが、全く関係ない所謂「中華カーボン」の商品です。
そもそも値段が2999円だったので、本格的なカーボンパーツとは値段の桁がちがいます
まあ、それなりのものだとは思っていましたが、別の自転車用に買った同一品は、カーボンチューブの直径の製品公差が甘く、明らかに細くて「スカスカ」で使い物になりませんでしたし、何やら嫌な予感が(苦笑)
で、案の定、本日ハローワークに職探しと失業保険の支給申請に行ったとき、前回キッチリ締め込んだはずなのにサドルがガタガタするので、点検してみてビックリ!
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どうもやぐらはアルミの鋳物か削り出しの一体成型品で、それをカーボンのチューブに差し込んで接着してあったようで、表面の継ぎ目を塗装で埋めてチューブと一体に見せていたようですが、その接着がはがれたようでやぐらがグルグル回るようになってしまい、表面の塗装が剝がれていました
ネット上でみる「中華カーボンのトラブル」のように、いきなりカーボンが割れてしまうようなことは無かったのですが、当然このまま使える訳もありません
まあ「怪我をする前に」新しいものに換えてしまうに限ります!
また、ある程度はこうなるリスクは承知の上での使用ですので、自己責任という事で「不良品だけしからん!」とばかり購入したAmazonやメーカーに返品や保証を求める事もしません。
まあ、レビューに起きた事は正直に報告いたしますがね!(苦笑)
笑い話のように記述していますが、シートポストの破損は、最悪バランスを崩しての転倒や、カーボン破損で破断面が体に刺されば、それが動脈や静脈に刺されば、出血多量で死亡する危険性があります
「良い子はマネしないように!」ではありませんが、「自転車は命を載せて走っている大切な相棒」ですから、構造上重要な部品はお金をケチらず、信頼のあるメーカー品を、適正価格で購入して、しかるべきショップや、信頼できる腕のある仲間に組み付けてもらう事をお勧めします。

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折り畳み自転車のVブレーキ改善。自分の自転車を自分で整備して楽しむ! [自転車部品]

折り畳み自転車のMiNiですが、懸案だったブレーキの改善を行います。


まあ、通販で売っている様な自転車の場合、目立つスペックを過大に喧伝して顧客を集客する代わりに、本当は大切な部品であるブレーキをコストダウンして値段を下げる等という事は、当たり前に行われている事です。


さて、基本的にお金をかけたくないので、Amazonで比較的安価なVブレーキを購入して取り付けました。

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所が、元々付いていたものと、品質がほとんど変わりなく、制動力も似たり寄ったりという所で、何の事は無い自分がケチをして失敗してしまいました。
まあ、最初からディオーレでも取り付ければ何の問題もなかったでしょうけど、今さらという事もあり、此処は困ったときのシマノ頼みで、シマノの純正品で一番安いVブレーキ用のシューを購入しました。
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右が購入したブレーキセットに付いてきたシューで、左がシマノ製ですが、シューの面積、形状を見ればどちらが効きが良いかは一目瞭然で、恐らくシューの材質や剛性も違うはずです。
本当に付け替えただけで試乗してみましたが、効きが良いだけでなく、以前は「ぐにゃり」とした手応えだったものが、ダイレクトで操作性も向上しました。
これがVブレーキ本来の制動力であり、やっと実用に耐える内容になりました。
実は購入したブレーキセットとシマノのシューの値段は2千円程度とほとんど同じで、まあ仕方が無いのかもしれませんね。
結局最初からシューだけ交換すればよかったという、今更な結果でした。
まあ、これだけでは作業した内に入らないと、汚いホイールのリム部を何とかします。
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これはリムクリーナーという研磨剤の入った硬いゴムの様な物で水研ぎすれば、汚れが落ちるだけでなく、表面も滑らかになり、削れたアルミのカスなども奇麗に取れます。
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根気よく丁寧に磨けばもっとキレイになりますが、あまりこれを何度もやり過ぎるとリムを削ることになるのでホイールの寿命を知事めることになります。
最も寿命に成るまで長い距離を乗る人も少ないでしょうし、ディスクブレーキならこのような面倒な作業も必要はないので、こういう作業を行うサイクリスタも少なくなったと思います。
このように、比較的値段の安い自転車でも、その分知恵を出して手間をかければ、いくらでもコンディションの良いバイクを所有して、自転車生活を楽しむことが出来ますので、「お金は無いけど暇はある」という方は、自分にはできないと尻込みせずに、色々とバイクの整備をチャレンジしてみることをお勧めします。

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ビンディングシューズの手入れ、クリートの位置を再調整 [自転車部品]

いや、なかなか時間が無くて手入れが出来な・・・・と言えなくなって半年たちますが、結構面倒なのでと手を付けていない事が結構あります。

最近ロードでも使用しているSPDのシューズですが、本格的にロングライドやイベントにも使用するようになって、気に成る事が在りました。


それは「クリートの位置セッティング」で、SPD‐SLシューズはかなり気にして細かく位置の調整を行っていました。

特にクリートの前後位置は、ペダリングや足の疲労に大きく影している部分ですので、違和感が有るとそのたび調整を繰り返していました。


これは本来SPDであっても同じはずですが、なんというか、元々本格的に使うはずではなかったので、お座なりにしていましたが、ポジションの再調整を行っている中、ロングライドをしていて足の指の付け根辺りに痛みを覚える事が在り、これは久しぶりにクリートの調整をしようという事になりました。


さて現行のクリート状態はというと・・・・

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ボルトの穴に砂がガッチリたまってい、レンチが入らなかったので、多少清掃しましたが、これじゃ緩まないんじゃないかしら?
で、こういう物を使います。
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通常の浸透剤ではなく、冷却効果で金属を収縮させて隙間を作り薬剤を沁み込ませるものです。


更に先のとがった物で、出来る限り入り込んだ砂や土を出来るだけほじくり出し、レンチがしっかりはまり込むだけのストロークを確保します。

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このシューズは歩けるビンディングシューズとしてツーリングやイベントなどで、気軽に歩く事を目的に購入したので、色々な物が入り込んで穴をふさいでいました。
奇麗になりましたが、ボルトの協会も見えないくらい摩耗しているので、これで本当に緩むでしょうか?
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まあ、ここは自動車業界に30年いて、色々な車両や部品の分解経験が有る事で、ノウハウを持っています。
ちゃんとトルクかけてネジの頭や穴などをつぶさないコツは、きちんとした工具を、しっかり垂直に差し込んで、じっくり少しずつ力を加えて行く事です。
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短いヘキサレンチでは斜めに成ったりしてトルクもかけられないので、ここは柄の長くなるトルクレンチをつかいしっかり回します。
慎重に力を入れていくと、ゆっくり回り始めましたから問題ないようです。
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緩まないときはレンチが斜めに傾いてきてヌルっとした手ごたえが出始めたら、ボルトは回らないまま、ボルトの頭や穴の角が削れて、所謂「なめている」状態になっています。
これで新しいクリートを付ければよいのですが、さて問題はその位置関係です。
ペダルの軸と、脚の親指の付け根の、つま先立ちでバランスを取るときと中心点を合わせるように自分は調整しますが、そのためにはシューズのどのあたりにその「力点」が来るのかを、きちんと決めておかなければなりません。
最も簡易的な方法として、「実測」として自分の脚に印をつけます。
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目安としてはくるぶしの中心点を起点として、先ほどの力点の所にテープを張って、くるぶしから力点までの寸法を測ります。
自分は左側が125㎜で、右側が130㎜ありました。
左右の差が出るのは当然で、人間の体はJIS規格でも、モビルスールでもない「ナマモノ」なので、左右の寸法に差が出るのは当然です。
そしてそのままシューズを履いて、今度はくるぶしの所から力点までの寸法の所にテープを張ります。
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あとはSPDのクリートを、このラインに合わせて前後位置を決めると、バッチリペダルと軸と、脚の力点が合わさるという事です。
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但し、これがペダリングをする上の「最適解」ではない事は当然です。
クリートと前後位置については一定の法則が有り、クリートを後にずらすと踏み込みやすくなるので、力をかけやすくなります。反対にクリートを前にずらすと踏み込みにくくなる代わりに、高回転までペダルを回しやすくなります。
これはフラットペダルで足を前後にずらしてみるとその違いが分かります。
ただ、単純にクリートの問題だけでなく、サドルの高さや前後位置、ハンドルの高さや重心位置の前後との相関関係があることから、「どのような走り方をしたいか」によって、ポジションのイメージを固めて、それに合わせてセッティングを煮詰める必要が有り、クリートの位置は、あくまでその一要素にすぎません。
自分の場合、長年「平地のロングライドで、脚の消耗(特に前側の大腿筋)を抑えて、長時間足を持たせる」という方向でセッティングを固めてきたのを、「ある程度山岳路で足の負荷をかけて登れるようにする」という方向に少し寄せている流れでポジションを色々変更しているので、走り込んでの煮詰めが不可欠になります。
さて、本当は此処で記事が終わるはずでしたが、書いている途中で通販で頼んでいたSPD‐SLのクリートが届いたので、こちらのシューズもクリート交換します。
今回はシマノ純正のクリートではなく、実売価格で1000円程安いサードパーティー品を使います。
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以前も別の商品でサードパーティー品は利用しましたが、まあ「使えなくはないが・・・・」という程度の物で、主に接触部の色付きの樹脂の材質の違い(安いものは硬い)、脱着に難が有り結局純正品に戻ったという経緯が有ります。
最近はSPD‐SLシューズは、本当に一部のイベントでしか使わなくなりましたから、そんなに損耗しませんでしたが、以前のように普段のツーリングやトレーニングも使用すると、あっという間に摩耗して交換となってしまいました。
自分の場合年間3回は最低交換する羽目に成り、そのたびに2500円前後が飛んでいくというのも、正直「勿体ない」と思っていましたし、周囲のサイクリスタに聞いても同様の意見でした。
まあそれもSPDシューズを中心に変えた理由の一つではありますが、1000円安いサードパーティ品が使えれば、それに越した事はありません
という事でこれがその商品に成ります。
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見た目は変わらない・・・どころか型の接合線のラインまで同じという事は、レーザースキャナで寸法取って3Dスキャナで原型の型を作ったのか、本当に同じ金型から作られたのかのどちらかです。
問題の先端の樹脂部も、そこそこの柔軟性が有り(それだけ消耗しやすいが)とりあえず問題なく使えそうです。
ただコストの差は取付金具に出ていました。
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純正品はステンレスの座金とボルトで、これが一回で使い捨てにするのはもったいないほど耐久性がありました。
サードパーティ品は、恐らく座金は塗装、ボルトは黒クロムメッキで、ステンレスに比べれば相当コストを抑えることは出来ます。
ちなみに外した純正品のボルトはこんな感じです。
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汚れを落とせば全く劣化が無く、恐らく再使用可能ですが、自分は外した部品は緊急用のスペアとして、ツールボックスに入れて再利用しています。
ちなみにこのステンレスは磁石の整備トレーにくっつくので、非磁性のJIS304系等のオーステナイトステンレスではなく、磁性のJIS416系等のマルテンサイト系ステンレスが使われているようです。
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実は腐食だけ考えればオーステナイト系ステンレスの方が優秀ですが、強度と硬度はフェライト系の方が優れていて、部品の締結に使うボルトなら鉄処理で強度を上げられるマルテンサイト系の方が優れています。
良く自転車用ボルトでボトルゲージなどを止めるボルトでステンレスのボルトが販売されていますが、一般的なステンレスボルトは304系ステンレスで、さびにくいですが強度が高くなく、場合によるとレンチで穴がなめてしまう事が在ります。
それだけならともかく、これをステムやハンドルに使うと、もしボルトの折損(腐食で折れやすくなる)でもあると、物がモノだけに命の危険もありますので十分注意してください。
自分はステムとハンドル、シートポストなどに使用するステンレスのボルトは、JIS規格の強度のあるボルトを選んで使用していますが、あまりこういうことは知られていない事ですね。
話は戻しますが、SPD‐SLの場合も位置決めの基本は同じで、今度はクリートにペダルをはめて、ペダルの軸と力点を合わせるようにしてクリートを固定しました。
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横の位置関係などは、やはりペダルエクステンダーを使う事を前提にしているので今までとは違いますから、これも乗り込んでセッティングを出していく必要が有りますね。
とまあ、作業量にすれば大した事は無いんですが、「勢いが有るとき」なら一気に出来ることも、地道な作業は「あまり面白いものでない」ので、後回しにしていました。
ただ、これこそ自転車を快適にまた、身体に負担をかけないようにして楽しむためにの、最も最初に行わなければない事ですので、地道に進めるしかないですね。

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こんなパーツ一つでも、ベアリング入りプーリーの効果 [自転車部品]

先日仕上げたFELT Z25ですが、現在某オークションに出品中で、有難いことに関心を示されている方々がいるので、遠くないうちに、自分の手から離れることに成ります。

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あと数日でお別れなので、部屋に飾って別れを惜しんでいます(笑)
さて、問題なく組みあがったはずですが、どうもペダルを回すと、ドライブトレインに重さがあります。
よく、チェーンをキツク張り過ぎたようなフリクション感があるのですが、どうも中古で手に入れたRD5800のテンションプーリーの回りが重いようです。
実用上問題になるレベルではありませんが、自分が違和感を持つようなバイクを他人に渡すのわけには行きませんので、純正のプーリーから、ベアリング入りの社外品のプーリーに交換することにしました。
純正の5800・・・要するに105クラスのプーリーは、シャフトが「スラストメタル」と言って、鉄のスリーブが入っているだけなので、油切れ等を起こすと途端に回りにくくなります。
外してみたら、なんと錆が出ていましたから、これでは重いはずです。
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まあ、錆を落として、タップリグリース等を塗布して置けば、問題は無いと思いますが、これは整備環境によっては再発する可能性が大きい事が分かっている以上、購入された方の豊かな自転車生活を阻害する要因は排除したうえでお渡しするというのが、自分の方針です。
さて、ビックプーリー等は問題外として、この手の定番として、デュラエースのベアリング入りプーリーに交換という物が有りますが、最近の9100シリーズは結構高いので、サードパーティ品で、これまた定番のBBBのROLLERBOYSという商品を使います。
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これだと2千円を割る値段で手に入りますし、実用上問題が無いのは何度か実証済みで、最近ではTREK FXのRD4700GSにも投入してあります。
このプーリを単体で手で回してみると、回転の軽さは純正とは歴然の差が有ることが分かります。
あとはメーカー別のサイズに合わせる樹脂のスリーブを嵌め込込みます。
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結構細かく指定がありますね。
ディレーラーの取り付けは、回転方向の指定が有るので、矢印に従って間違いないように組み付ければ完了です。
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ホイールをはめてクランクを手で回してみると、劇的に・・・・とはいきませんが、明らかに回り方が軽くなり、これなら自分としては許容レベルに収まったと判断しました。
この程度のフリクションの低減で、劇的に速くなるとか、ロングライドが楽になるという訳ではありませんが、回しているフィーリングの良し悪しは、気分の問題として、長時間付き合う場合、疲労感に違いが有ると個人的には理解しています。
さて、まだ落札が決まった訳では有りませんから、梱包するまでの間に更に細かく調整して、出来るだけ万全の状態でこの娘を嫁がせてやりたいと思います。

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まさかリムテープで! [自転車部品]

最近のロードバイクは・・・・と、この件で書き出すにしても、自分は最近のロードバイクは持っていません(笑)


2010年前半までのトレンドは何とか追い付いていましたが、例えば完全内装のケーブル、空力フレーム、油圧ディスクブレーキ、電動シフト、チューブレスタイヤなど、いまや「当たり前」のアイテムとは、ほぼ無縁です。


で、今回はいつもの北回りコースで、パナレーサーコンフィとシマノWH550の組み合わせで走行していた所、突然前輪の空気圧が減って来て、パンクを経験しました。


停車して修理する前に原因調査をコンフィに原因がある?と推定して、穴のあくほど・・・イヤイヤ穴が開いていないぞ?


では何が原因かと今度はホイールに目を向けると、ああ成るほど、古いリムテープが原因のようです。

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まあ、随分くたびれていますが、組み替える時にあまり気にもしていなかった事が原因で、一部寄っていて角が立っている部分があり、そこにチューブが当たって穴が開いたようです。
そういえば最近使っているホイールは、基本「チューブレスレディ」で、リムの内側に穴や突起などが無く、リムテープに気を使うことが無かったので、すっかり油断していました
で、このままでは走行不能に成ってしまうので、修理用に積んでいたビニールテープで補修して帰還してきました。
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まさかビニールテープがこのようなところで役に立つとは思いませんでした。
出掛ける時は忘れずに・・・ですね(笑)
さて久しぶりにリムテープを購入します。
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かつて定番として使用していたパナレーサーPoly-Liteのリムテープです。
値段は安いのですが、使い勝手や耐久性は実証済みで、近隣のショップで購入しようと思いましたが、定休日で、出先のスマホからAmazonに注文出して翌日に届きました。
しかし、このWH550は、ハブ側にニップルを持って行ったので、スポークを通すために、どうしてもリムにホールが必要になってしまう構造が仇になっているように思います。
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カンパなど、ニップルをリムに配置するのに、リムの内側に穴をあけず、空洞部にニップルを入れて、なんと磁石でニップルホールに誘導するという荒業を使っています。
まあ、一般的な整備性を考えればこうなりますが、結局このホイールの構造の後継機種が出なかった事は、このこと一つとっても理解できますね。
さてたかがリムテープ、されどリムテープで、キチンと装着しないと、そのテープ自身がパンクの原因に成る事は、過去に自分で痛いほど経験していますので(苦笑)、丁寧に作業します。
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なんてことはない作業ですが、最近の自転車しか整備していない方は、このあたりのノウハウは持っていない場合もあるでしょうね。
この様に、自転車のメカトラブルのほとんどは、事前の整備に関連していて、しっかり整備しておけば防ぐことが可能です。
まあ、多くのサイクリスタ・・・特に女性の場合自分で整備される方が圧倒的に少数派ですが、しっかり自分で整備やチェックをすることが、快適なライドに直結しますので、少しずつ基本的な部分から覚えて、自分の相棒の世話を、出来るようにしてみてはいかがでしょうか?

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自転車部品の納期が、なんと来年とは! [自転車部品]

巷でいわれる、「コロナ禍による世界的な自転車ブーム」ですが、国内はどうなんでしょう?
ロードバイクに関しては一時のブームは終焉したというイメージで間違いないようですが、何せ最近無職の引きこもり、おさんどん介護者なので(苦笑)、どうも世の中の生の声を聴く機会が少ないので、いまいちイメージがわきません。
とはいえ、クロスバイクの売買を行っていて、某オークションを頻繁に利用していますが、以前の記事に書いた通り、5年前のクロスバイクが新車に近い価格で落札されている(プレミアム物ではない量販機種)事を見ると、なるほどなぁと納得できます。
恐らくですが、販売のボリュームゾーンは、ハイエンド機種や競技に使うような高級機種ではなく、また買い替えなどでなく新規の顧客が、どちらかというと生活の脚プラスアルファの価値を見出してフィットネスや、ツーリングに使う目的で、日本でいえばクロスバイクの様なバイクの需要や、これも大きいと思うのが電動バイクの需要も急激に増えているので、それらが使用するコンポーネントの供給が追い付かない状況に成っているのだと思います。
さて、話は変わりますが現在組み立て中のクロスバイクのトレックFX7.5ですが、とある部品が届かないので先に進まない状況に成っています。
基本中古品やジャンク品で組み立てる方針のFXですが、シフターとリアディレイラーは新品を購入します。
理由は、上記の理由による中古品価格の高騰で、新品の価格と1000~2000円程度の差まで迫っている事と、シフターなどは、樹脂部品が多く、中古品は故障する場合が多いからです。
リアディレイラーに関しては、最初壊れていたジャンクのRD4500ティアグラ(9速様)をオーバーホールして使う予定していたのですが、シフターが新品で、だったら10速にしようとなり、更にスプロケットを34Tが使えるようにしようという事で、ロード用で同じティアグラでも最新のRD4700GS(ロングゲージ)を新品で購入しました。
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所が、よく確認しないでポチッた事もありますが、海外在庫品だったようで、発送されたのが6月22日(本当ならば!)なのに、いつまでたっても配達日が決まりません
こりゃアカンはと、だったら数日内に納品される別の物でもと物色してAmazonを見ていたら、その商品の納期を見て驚きました!
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2022年?来年?半年後?なんだそりゃぁ!!
成るほど、年内は新車が納入不能という話も、これを見れば頷けますよね!
ちなみに、これだけ需要が有れば、生産を増やして対応できないか?と思われるかもしれませんが、以前の経済成長期にのイケイケドンドンのころならともかく、幾つかの経済クライシスを経験している現在は、各企業も余程の事が無ければ生産ラインの増設などは及び腰になっています。
更にコロナ禍の影響で、人員の確保が難しいケースも多く、加えて経済回復に合わせて、素材である鉄やアルミ、ステンレスなどは需要が拡大しており、取引価格も高騰しているだけでなく、予定量を確保することも困難になっています。
こりゃ、いくら儲けるチャンスとはいえ、早々生産数を増やせませんわね。
ちなみに今や自転車界の巨人と言われるシマノの場合、やはり小回りは効かないでしょうが、サードパーティ品等を出しているさな企業などは大きなビジネスチャンスであり、相応した商品が出回る可能性もあります。
最近は三次元データでの設計と、構造解析が比較的安価に出来るのと、レーザーを使った3次元の計測や三次元プリンターなどで、簡単に金型や試作品が作れるるようになりました。
それこそ3人程度の事務所でも、海外の工場にデータを送ると少数ロット部品の生産は難しくなくヒストリックカーの絶版部品の再生産(リーバースエンジニアリング)も盛んにおこなわれているので、自転車部品なども同様の流れが有ってもおかしくは無いですね。
で、周り回って中古品の取引価格の高騰と成るわけですが、なるべく安く自転車を組み立てようと考えている自分にとっては、身勝手な話ですが、甚だ迷惑な話でありますなぁ(苦笑)

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サドルの表皮切れで交換?ここは節約カバーで誤魔化せ! [自転車部品]

なんともみみっちいタイトルですね(苦笑)

おそらく今後どんどんこういった節約術のようなお金を使わないぞ!ネタが増えていきます


今やメインバイクどころか、完全に生活の足の主役であるTREKエクスカリバー8ですが、デフォルトで付いていたボンドレガーのサドルはあまりに幅が狭すぎました。

これが、チョット食い込んで大変なことに成ってしまっいていたので(笑)、在庫であったセラSMP TRKというのセラSMPでは比較的ローグレードのクッション性の良いサドルに変えてあります。


ま、このサドルはそこそこ快適で、クロスカントリーなどしない自分の使い方なら問題は無かったのですが、既に数か所表皮に亀裂が入っていて、それを気にせず使用していたらこうなってしまいました。

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まるでナイフでズタズタに切り裂かれ多様ですが、筋金入りの朴念仁の自分は色恋沙汰で恨まれることはありませんし、通勤で使っていたのでさては前の会社の誰かにというのも考えにくいです。
いくら自分が本当の事をズケズケ言って周囲が敵だらけだったとはいえ、自分の自転車に悪さをするような、肝が据わった奴はいなかったと思うので(苦笑)、これは表皮が経年劣化で硬くなり亀裂が進行してきたものと思われます。
ダメですよねー、人を疑っちゃ!(笑)
でも、目立った車とかバイクとか、あと自分が自転車通勤始めた頃は、まだスポーツ自転車が珍しかった時なのであいつ生意気だから、チョットからかってやれ程度の悪戯は、昔から少なからずあったんですよ。
流石にサスペンスのようにブレーキオイル抜かれるような悪質な犯罪行為は無かったですが、自分はクイック緩められたり(コレ危なかったんですよ!)、変速機のワイヤーテンション狂わされたりしましたねぇ(苦笑)
まあ、自転車に詳しい人物だったんでしょうね!
さて、サドルの破れですが、通勤くらいだったら特に気にしないで使っていましたが、流石にこれで近所のスーパーや郵便局やハローワークなどに足しげく通うわけですから、やはり見栄は気に成ってしまいます。
とはいえ、くどい様ですが無職の自分は余計なことにお金はかけられません(とか言って、そういえば余計なタイヤ買っていたよな!)ので補修を考えました。
確か新品で買うと、同じものだと5980円くらいするはずです。

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Amazonで調べてあるという事は、なんだ!買う気満々じゃん(苦笑)
まあもっと安いサドルもあるのですが、こればかりはサドルは相性で、値段の問題以前に、同じような形状や材質でもあってくれるとは限らないので、今まで使用して実績のあるものを選びたいです。
さて以前もレザーシートを張って補修したことはありますが、流石にこれはつぎはぎだらけになってしまいますし、亀裂にウレタンフォームを充填して整形して表皮を張り替える・・・・どう考えても面倒くさい(笑)
という事で、安易にサドルカバーを試してみました
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これだと通販で563円で購入できますから成功すれば抜群のコスパです。
だけどこんなに小さくて、本当にコピー通り伸びるのか?

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まるでこれではパ・・・・・以下自主規制!
ええぃ!かぶせてみりゃ判るだろう
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結構表皮は伸びるタイプで、何とかなりましたね。
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座ってみると、余りお尻を動かすと結構ズレるので、もしかしたらそういう状態で擦れて穴が開いたり切れたりするのかも知れません。
宛にならないレビューには耐久性がないとのコメントがありましたが、これはそうかもしれません。
もっとも、そうであれば元のサドルはもう使わないので、このカバーをサドル全面に接着剤を塗って奇麗に貼ってしまえば、ズレることもなく比較的長く使えるかもしれません。
また部分的な穴ならレザーシールを貼れば簡単に補修もできます。
とにかくこんなもので済んでくれる事を祈るのみで、しばらくはこの状態で使ってみます。

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ロードバイクタイヤあれこれ、Panaracer RACE EVO4投入 [自転車部品]

実母のコロナ疑惑騒動もひと段落付きましたが、ダウンして寝込んでいるので、流石の極悪冷血息子の自分も、普段気にしていない世間体なぞという物が頭を掠めまして(苦笑)、一応家事全般を取り仕切って看病しています

以前なら仕事が忙しくてを理由に逃げ回れましたが、そうもいきませんしねー(苦笑)

ちなみに自分が家事をしていたほうが、各段と家の中は(特に冷蔵庫の中)は奇麗になります(笑)


とはいえ、それで自転車に乗らない自分ではないので、起床してから掃除と洗濯を済ませて、自分の食事を済ませたのち、母親の分も朝食を用意して、6:30ごろから午前中いっぱいは、走りに行っています。

正直なところ、書置きでも置いてこのまま行方知らずにでも成ってしまいたいですがねぇ・・・・


話は変わりますが、最近自転車関連の本体や部品の値段が高騰していて、また在庫もなく納期が長くなっているという話をよく聞きます。


なんでもコロナ禍の影響で、世界的に自転車が大ブームなのだそうで、確かにタイヤなどの消耗品をWiggleのサイトで見ても昔のように安くはありません。


最も、Wiggle事態の商品構成や戦略の問題なのか、まずシマノの製品の取り扱いは無く、ウェアなども(PBの商品など)他のブランド品とさして変わりはないようです。


まあ自分等は、今さら新しい部品や、まして自転車そのものを買う必要がない・・・どころか、如何に今後数を減らしていくのかに頭を悩めているくらいですから、関係は無いのかもしれません。


そんなこともあり、在庫品の状態チェックや整理などを進めていますが、在庫として倉庫に眠っていたシマノのWH9000C24のホイールに、Panaracerグラベルキング25Cの組見合わせてあるものを、今後の機材使用の方針を見定めるためにLOOKに履かせて何時ものコースに出かけました。

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久しぶりに使用するので、WH9000はハブのベアリングのグリスアップと調整を行い、グラベルキングは空気圧を普段よりやや低めに設定して走りだしたのですが・・・・。

これが、本当に一発目の転がりからしてなんてクソ重いんだ!と分かるほどで、自分のハブの調整が失敗したのかと疑ってしまったくらいです。

ハンドルもフラフラと安定せず、操縦性能にも影響が出ているようです。


結論から言うと原因は何の事は無い空気圧で、普段7berで使用していますが、今回は後輪が6.25ber、前輪が6ber程度で乗り心地に振ってみた結果で、確かに細かい振動や突き上げはかなり緩和されて快適ではありますが、本当によく言われるギア一枚重いが大げさでない程走行抵抗が増えてしまいました。


これが一昨日の話で、本日は後輪7.5ber、前輪7.15berにセットしたところ、全く別物のように快適に回り、変な操縦性の癖もなくなり、一昨日の問題が解決してしまいました。


ロードバイクのタイヤの空気圧はこのように結構デリケートなもので、フレーム、ホイール、タイヤ、大気圧、気温路面温度、本人のコンディションなどによって、最適の空気圧であるスィートスポットは細かく調整する必要があります


このスィートスポットに嵌れば、本当に気持ちよく使えますが、そうでなければ残念な印象を持つ事に成ってしまいます。


でもこのグラベルキングは他のタイヤに比べても、結構空気圧に敏感に反応する様で、このタイヤを使い方は、いろいろな空気圧を試してみてもらって、このタイヤの特性をつかんで使用してみてください。


この空気圧等を理解していないと当然印象は変わってくる訳で、よく製品レビューなどで、タイヤの評価がバラバラになる事が多いのですが、当然これだけではありませんが、この空気圧の設定も原因の一つとも言えます。


まあ自分から見ると、ここで敢えて辛辣な言い方をさせていただければ、己が未熟故の間違いを製品のせいにして恥をかいているレビュアーが少なからずいるようです。


タイヤがどうしても嵌らないとか、パンクが多いとかはその最右翼で(苦笑)、ハイハイ、よく勉強してから人様の事を批評しましょうね!と内心思ってしまいます。


あっ、また敵を増やしたな(笑)


さて、この空気圧の因果関係の事を、一昨日走っているときは、当の本人が一切忘れていたというトンチキぶりで(苦笑)、お恥ずかしい限りなのですが、別の要因について、思い当たるふしが有ったからです。


ご存じだと思いますが古いWH9000は、リムの幅が狭い所謂ナローリムで、この場合最適なタイヤサイズは18~23Cとなります。


ここに今主流の25Cを装着すると、極端な話、タイヤの断面が達磨のように膨らんで本来の形状ではなくなり、設計した性能が出ていないだけでなく、膨らんでいる分空気抵抗も増えるといわれています。

故に25C以上の幅のタイヤはリムが17C~の、所謂ワイドリムのホイールに装着してこそ、本来の性能を発揮します。


で、自分の場合25Cのタイヤを履かせていたので、軽量が売りのWH9000には、軽快な23Cのタイヤがバランスが良いはずだという事で、いろいろタイヤを物色していました。


で、ようやく話が最初につながりましたが、どれも高いんですよこれが!(苦笑)


自転車のタイヤが安く販売されるときは、概ね2つの理由があります。

一つは新しい銘柄が出て、古い銘柄の在庫品が放出されるときです。

最近ではコンチネンタルのGP5000が発売されたとき、GP4000の在庫品が随分お得に買えましたね。


もう一つは単純に為替レートで、海外通販の場合などはこれが一番効きます。

要するに円高でドルやユーロが安くなってくれれば単純に輸入価格は下がりますので、自分は円高のころ随分これでタイヤやウェアを安く買うことが出来ました。


で、今は何方も期待できないどころか、需要が増えて在庫が圧縮されているとなれば、本当に定価で販売という事になり、なかなか厳しい物が有ります。


自分の感覚では比較的高性能のタイヤも、海外通販では5000円未満で購入できていた記憶がありますが、今やミドルレンジのタイヤが5000円以上のプライスがつけられていて、1万円以上の出費に成ってしまいます。


単純にグレードを落としても良い・・・いやいや無収入の自分ですから、今後を考えるとローグレードで使えるタイヤも探さなければいけないのですが、タイヤは命を載せているのでケチらない!が、自動車も含めて自分の信条ですので、後の経済困窮時にスゴスゴと前言撤回をすれば良いだけで(苦笑)、今回は気になっていたPanaracer RACE A EVO4を購入しました。

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Panaracer RACE シリーズは、EVO2からA、D、C、Lと使ってきました自分の定番タイヤで、海外製の高級タイヤと比べて定価同士の価格ならコスパが良いタイヤです。


自分がこのタイヤで気に入っているのは、やはり耐パンク性能であって、Dであれば通常の使い方ではなかなかパンクに遭遇しません。


また、グラベルキングもそうなのですが、サイドウォールが柔軟なのか、タイヤが非常に取り外ししやすく、場合によっては自分はタイヤレバーなしでチューブを取り出して修理できることも、ロングライドの過酷な環境でパンク修理をすることを考えると、重要なファクターになります。

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よって交換はあっけないほど簡単に終わりました。
またこのタイヤはフォールディング・・・・いわゆる折り畳みタイヤなんですが、一度形状を決めると空気がなくともその形状を維持して自立します。
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これも交換のしやすさや、チューブの嚙み込み防止に役に立つ特性です。
今回は以前EVO3で使用していた青サイドのタイヤを購入しましたが、LOOKに入れると引き締まりますね。
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見た感じ、触った感じはEVO3と似ている感じで、インプレを見てみても、走行性能も似通っているそうですが、そのあたりは後日走行して確かめてみます。

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ZONDAの簡易的なスポーク交換実施 [自転車部品]

イヤー、本当にこのブログの書き忘れちゃいました(爆)。


ちょうど色々あって何かを発信する気力が失せた時と、メインPCが壊れて新しいPC環境になった時期が重なったので、例えば写真加工などの手順が変わってしまい、1か月以上も触れていなかったので、本当に「あれれ?どうやったのかなー?」てな事に成っていました。


正直心境的には何一つ状況が変わっていないので、こうやってPCに向かうのも辛いほど「なにもやる気が起きない」というところですが、いや、このままだと今流行りの中高年引きこもりで、中二病よろしく一日中アニメでも見ているようになってしまいそうで(苦笑)、気力を振り絞って久しぶりにキーを叩いてみました。


タイルの「ZONDAのスポーク破損」は昨年に発生して、ショップで修理をしていただき再使用していたのですが、今年に入っていつものツーリングを終わって物置にパなチタンを収納しようとしたところ、押していて「カランカラン」という音がして、よく見れば前回同様後輪のハブ側でスポークが1本破断していました。

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これは修理を依頼したショップの不手際ではなく、生き残ったスポークも外観からは変化がなくとも「疲労破壊のダメージが蓄積」していて、目に見えないマイクロクラックがすでに入っていて、破断は時間の問題だったのだと思います。

ちなみにスポークもステンレスやアルミなどの「硬い」材質のほうが頑丈のように思いますが、この材汁は「硬いけれど脆い」という特性があり、軟鉄などと違い伸びることなく突然割れたり折れたりします。

まあ今後もあり得ることですし、スポークの交換や調整に慣れていたほうが良いだろうと、今回は単品でスポークを購入して自分で交換してみました。


はあ、以前ならこの程度の作業を含んでのブログ作成など、本当に「サクサク」とこなしていたものですが、半日かけてようやく纏めるのが精いっぱいという感じです。


しかし、やる気が起きないで手を付けていなかったのはブログだけではなく自転車も同じで、そういえば日常整備や清掃は行っていましたが、工具を使っての整備は久しぶりとなりました。

さあそうなると、工具があちこちに散乱していて、ましてスポーク交換や調整は久しぶりということで、関連工具を集めるだけで大仕事になってしまいました(苦笑)

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今回は扁平のエアロスポークの角度を変えないで取り付けるための工具を追加購入して作業開始です。


正式なもっと賢い方法があるのでしょうけど、自分はニップル側を固定して、スポーク固定レンチでグリグリ回したところ、スポークが緩んできたので、あとは手で回して折れたスポークを外して、今度はその反対の手順で新しいスポークを差し込み、ある程度テンションが掛かったところで、今度はスポーク固定レンチ側をエアロスポークのブレードの角度が進行方向に平行に保ちつつ、ニップル側を回してテンションをかけます。

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本当はこの辺りは「振れゲージ」を当てながら慎重に行うのでしょうけど、自分はスポークの「張力」を図るテンションゲージで、同じ位置関係の他のスポークのテンションを測定して、交換したスポークも同じようなテンションに調整するという、至って簡単な方法で調整しました。

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改めて振れを測りましたが、奇跡的にほとんど振れが出ていないようで、偶然だと思いますがあっさり一回の調整で完了してしまいました。


改めてパナチタンに組み込んで近所を回ってみましたが、特に問題はないようです。

今回このような方法をとったのは、もしツーリング中にスポーク破断が発生した場合、その場で手持ちの工具で素早く補修出来るようにするためです。

自分の場合過去発生したスポーク破断は、ほぼ後輪のハブ側であったので、そのスペアのスポークとニップルレンチ、スポーク固定レンチさえ持っていれば、過去に佐渡で起きたように、大事なイベントを無念のリタイアしないで済みます。

スポークテンションにいては「応急措置」であれば、手でスポークを弾いた感触とブレーキシューのクリアランスで振れを調整する程度で問題はないはずです。


さて、所謂「コロナ禍」の終結のめどがなく、例えば「佐渡ロングライド」等のイベントも早々に延期や中止が決定していて、先行きに希望が持てないことも含めて、今本気で自分の行く末を見据えているところです。

なんとなく答えは出ているのですが(苦笑)、あとはその「覚悟」と本当の「経済的な現実的な対応」に踏む見込むだけで、「反省すれども後悔せず」といけますか?というところなのでしょう。


こうやって見ると、会社の同僚にかかわらず、同世代の方々が同じような悩みや苦しみで唇をかみしめて、ひそかに血を流しているという現実を知ることが出来ただけでも、悩んでみた価値は有ったと思っています。

「我思う故に我在り」で、悩むこと、自分の意志と頭で考える事こそが「人として生きている証」なのですから、もう少し盛大に悩んで苦しんで藻掻いてみますので、ブログの本格的な再開はもうしばらくお待ちください。


と、待っている人がいればの話ですがね(苦笑)





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