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安全な土地とは?そして資産とは?国家百年の計とは [防災]

最近地震だけでなく、水害も多くの被害を出して注目されています。
自分の場合「防災オタク」から「防災士」として仕事の一部にもなっていますが、最近「どんなところが安心して住めるの?」という話をよくされます。
まあ、最初からきちんと説明するといろいろな要因があり、結構難しい話になりますが、そうすると「難しい話はいいから結論教えて」となります。

実はこの「模範解答さえ覚えておけばよい」が、防災上から言えば一番いけない事であると、自分は断言します。
ある気象予報士の方も最近の「なんちゃって気象予報士の、意味を説明しない天気予報」にえらくご立腹になっていて、「何故そうなるかという原因や意味が解らなければ、自分で判断することができないから、そんな天気予報鵜呑みにするのは命に係わる」という趣旨の説明をされていました。

先の「どこに住めば安全なのか」も、各種天災、人災、犯罪などのいろいろな要素があって、一言では言えないですし、そういう人ほど不動産屋やハウスメーカーの話を鵜呑みにして、低湿地の埋め立て地の造成地のを購入した挙句、「なんでここは水が溢れると説明しなかったんだ!」と責任を追及しようという方が少なくはありません。

なんて書くと炎上しますかね(苦笑)
で、自分もホトホト困ってていて、面倒になったのこともアリ、先の質問には「近くに古墳や神社や、古民家が多い場所なら比較的安全です」と答えます。
色々な要素がありますが、少なくとも昔から(数百年単位)人が住んでいる場所なら、「何か大変なことが数百年無かったから人が住めるんですよね」という事です。

反対に最近人が住むようになった場所は、何故人が住んでいなかったか?という事に想像を巡らせると解りやすく、「人が住んでいなかったのは、元々人が住むのに適さない事情があったのか、住んでいたことがあったけど住めなくなったかのどちらかもしれませんよ」という説明もします。

物凄い大雑把な歴史の話ですが、日本の人口は記録がある平安時代辺りから江戸時代までは緩やかに上昇していますが、江戸幕府成立後上昇率が上がります。
これは、幕府も各藩も、財政基盤である「米の生産量」を上げるため、野山を切り開き、河川を改修し、湖沼を埋め立てて「新田開発」が進んだためです。
続いて明治時代に人口の上昇率は急激に上がっていますが、これも当時の政府の「富国強兵」政策の一環として、戦力=人口ですから、あわせて居住地を広げていったという事になります。

つまり、江戸時代辺りから新しく住み始めたところは、それまでの日本の歴史でいえば「何らかの事情で人が住むのに適さなかった場所」ともいえます。
そこに「観測史上最大」の降水量が振るとどうなるのかというと、少なくとも明治、昭和、平成と安全に居住できたところであっても、治水システムは「過去の判例」に従って作られたものなのですから、水が溢れないと考える方が、「虫の良い話」とは言えないでしょうか?

しかも大都市や大きな一級河川ならともかく、地方の中小河川の場合、そこの堤防など、江戸時代や明治時代に作られたものを、細々と改修しながら使われているという物も少なくないそうで、そこで今回の台風19号のような降水があれば、「容易に越水して、堤防が決壊する」という事に成っていいるとも言われています。

そう考えると、今居住している場所の「絶対安全」を保つためには、莫大な予算と、遠大な計画、深い想像力が必要になる事は想像に難くありません。
これは、今回の旅行で見てきた、静岡県の伊豆半島の付け根にある「狩野川放水路」です。
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これは1958年(昭和33年)9月27日に神奈川県に上陸し、伊豆半島と関東地方に大きな被害を与えた「狩野川台風」の対策の為に作られた、狩野川で溢れた水を、なんと山をくりぬいて半島の反対側の場所に流すための放水路です。
普段は水など流れておらず、おそらく作られてから本格的に稼働したことは数えるほどかもしれませんが、今回の台風19号も、この放水路のおかげで狩野川が氾濫しなかったといわれています。

これと同じ話は「ダム開発」や「スーパー堤防」でも今回クローズアップされて、巨大治水プロジェクトの正当性を示すものとして語られています。
ただし自分はこれをして「巨大利権の温床で、誰かの懐が潤う」ための公共事業であるのなら、断固反対します。
また、これは津波の後の、「津波堤防」建設でも地元で議論されたことですが、まず一つは「どんなに巨大な津波が襲ってきても、絶対大丈夫な対策をして沿岸沿いに居住する」という考えと、「想定外の災害に湯水のように税金を使うのは無理があり、最悪は水が溢れるかもしれないけど、最低でも住民の命を確実に守り、資産の被害は最低限に抑える土地利用計画に柔軟に対応する」という二つの考えがあり、これはどちらが「正解」という事はなく、最終的にはそこに住む住民が決めなくてはならない事になります。

自分はと言えば、まず危ないところにはす住まないことを基本に、もしそういう所にいなくてはいけない場合は、「とにかく逃げる!」に徹します。
例えば、もう危ないと解っているのなら、地震による津波もそうですが、洪水などは気象情報で降雨量や警報関連を常にモニターし、国土交通省の河川情報も見て、「避難勧告」など出る前から、別に行政指定の避難所などは行かず、自分で安全なところをチェックしておいて、決められた持ち出し品を車に詰め込んで、移動できるうちにとっとと逃げ出している事でしょう。

しかし、これはもしかすると、「不動産」や「固定資産」という物で、従来からの考え方が根底から変わってしまう可能性もあるのではないでしょうか。
我々は、その場所に安心して暮らせるからこそ、そこに「定住」して、そこの土地に経済的な価値があるから「固定資産」として財産を保有して、そして「課税」対象として税金を払っているわけです。
これは国家成立の基本中の基本の話であり、その「絶対性」が保証できない国家に対して、国民がホイホイと税金を払うわけもなく、故に「治水」は国家存立のための重要事項として進められていたわけですし、例えば国家というより個人崇拝と体制を維持するために軍事費偏重の財政運用をして、一切の治水を怠った結果として、作物もできない、人も住めない土地が広がる国家になった近隣国家がありますが、ああなってしまうわけですね。

最近「国家百年の計」をここぞとばかり保守系の政治家や論客が騒いでいますが、「何が、誰の為に、適切な、百年の計」なのかは、各々がより深い思慮と決意をもって、次世代の人たちに後ろ指を指されないように選ばなければ、いけないのかもしれませんね。
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台風24号襲来!笑わば笑え、これが防災! [防災]

今回の台風24号ですが、2004年に死者95人で7700億円を被害を出した、台風23号と同じコースと規模で接近しているので、最大限の警戒が報道されています。
と、関東地方の、特に自分お在住している栃木県の場合、雨はともかく、勢力が衰えて周囲の山脈でブロックされているので風の被害が少ないという、「間違った認識」を多くの県民が抱いています。

確かにそういう一面はあるのですが、気象というものはそんなに単純なものではなく、例えば前線の影響とか、地形から上昇気流ができやすく、積乱雲が発生して竜巻やダウンバーストなどの「突風」が局地的に発生したりします。

まして今回の場合、本州を速い速度で台風の東側横断するコースだと、移動速度が合算されて、関東地方でも(特に海岸沿い)だと、最大風速が50m/sになる恐れも予想されています。

と、例によってクドイ前置きの結果として自宅の防風対策を行った結果がこれです。
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おそらく近所では「またsoranekoさんちが、大袈裟なこと始めたよ」と笑われていると思います(苦笑)
一応飛来物が南寄りの暴風で飛んでくる事への「ささやかな抵抗」で、小物なら傷は防げるでしょうけど、それこそ「屋根瓦」とか建物の破片などがお負い被されば「焼け石に水」ではあります。

でもこれは防災の基本なのですが「100回起きる災害に備えて100回空振りになっても良いので、次の101回目の本番に備えよ」なんですよね。
おそらくすべての自然災害のヒットの「打率」は確実に高くなっていますので、こちらも防災行動の打率を上げて、自分と自分の大切な人たちや物を守っていきたいですよね。

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災害時の夜を照らすのに蛍光ライト [防災]

実は、いろいろなところで「防災グッズを買っただけで安心してしまうのが一番危険だ!」とか言っているのですが、当の本人は「防災グッズオタク」・・・・もとい!、身銭を切って色々と試してみて、実際使えるかどうかをいろいろ試しているんですからね!(笑)、

さて、各種災害で一番厄介なのが停電による「暗闇」であって、車や自宅の鍵のキーホルダーに小型のLEDライトをつけたり、出かけるときはジェントスの小型LEDヘットライトをバックに入れたりして、いかなる状況でも「あかり」を絶やさないようにしています。
とはいえ、LEDが省電力だとは言っても、やはり長期間放置していたり、故障していたりしたら、肝心な時に「お先真っ暗」は洒落にもならぬ「生命の危機」に関わる大問題であります。

そこで、良くコンサートなんかで観客が手に持って降っている「蛍光ペンライト」が使えるかどうか、ためしに「防災用」と銘打っている商品を買ってみました。
これは樹脂の中空菅の中に仕切りで分けられた2種類の薬品が入っていて、軽く曲げると仕切りが割れて薬品が混ざり、化学反応を起こして発光するという仕組みのもので、当然電気も使いませんし、熱くもなりません。
なにが良いかといえば、直射日光に当てないで保存しておけば、ほぼ手間いらずで長期保存が可能だという簡便さだと思います。
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実際発光させてみると、流石にこれで新聞の文字を読むというわけには行きませんが、完全に暗闇だったら
これは商品名で「ルミカライト」というもののようですが、防災用としてアルミラミネートされているものが一本200~400円位で販売しているようで、元がパーティーやコンサートなどで使う「玩具」扱いで「業務用」として
25本程度入ったものが、100円/本程度でも手に入ります。

レギュラーのものは「まあ明るい」程度で、8~12時間程度(だんだん暗くなるそうですが)ぼんやり付いているものだそうですが、コンサート用など「大閃光」というものが、結構な明るさの代わり15分手度しか持たないものや「メガ大閃光」と言って、交通整理の棒のようなもので5分程度かなり明るく光るものなど、用途に合わせて色合いも含めていろいろあるようです。

こんなもの一つでも、色々と使い道はありそうで、自分などは赤色のものが自転車のテールライト(緊急用)がわりに使えないかと早速赤色を注文しています。
まあ、ものなどというものは「使い方」しだいで「生かすも殺すも」できるわけで、その発想力ととっさの判断力こそが、必要とされる防災のスキルなのかもしれませんね。

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些細な・・・を見落とせば結果は重大に! [防災]

歴史的な豪雨、数十年に一度の降雨量、命の危険が迫るなどと数日前から気象関係者からは最大限の警告が行われた今回の豪雨被害ですが、残念ながら今回も「救えるはずの命が無残にも奪われた」光景が目の前で報道されていています。
被災された方々には心よりのお見舞いを申し上げます。

上記の話は、あくまで気象や防災に関連する方々なら「言わずもがな」の事で、概ね何がおきるかの「想像力」と知識があるので、警戒することができます。
ちなみにマスコミでは最近の豪雨被害の事例が出されていますが、実は気象的には、昭和43年に起きた寒冷前線による大豪雨で、岐阜県飛騨のバス転落事故を含み108人の被害を出した時と、気圧配置やその推移が酷似していて、警戒情報も出ていましたが、マスコミも行政も、当然平穏な生活を送っている「自分だけは災害に遭わない」という「正常バイアス」で思い込んでいる一般市民の耳に入ることもなく、また入ったとしても行動を起こすことはなかったでしょう。
何時もの事ですが、返す返すも残念です。

ここが「危機管理」の一番難しいところだと思います。
「お上」の気象庁が警戒を呼びかけてもこの有様なのですから、一個人の危機管理上の警告などは「戯言」と聞き入れてくれない悲哀は、身を持って常に実感しています。
自分は「阪神淡路地震」を見た衝撃から、防災や地震の予知関連の研究や勉強を重ねてきたのですが、自分が住んでいる栃木県でも、震度6以上の地震が来る可能性を知り、自分の勤務している会社の安全部門の責任者や労働組合の書記長に真剣に意見具申したことがあるのですが、反応は冷淡なもので一笑に付されましたが、その数年後の2011年3月11日に、「東日本大震災」で、勤務地は栃木県内の最大震度の「震度6強」をうけて、本社建家は半壊、関連先の企業の設備も壊滅状態で、かろうじて被害者は出なかったものの、数ヶ月に及ぶ業務停止や復旧作業、遠隔地での代外業務などもあり、経営にも深刻な影響えを受けました。

現実とはそういうものであり、素人の一社員がいくら「正論」を言っても取り合ってくれないことが「当然」なのであって、自分が「防災士」「防火管理者資格」「防災管理者資格」「危機管理士」などを取得するきっかけになった事案であって、例え「紙切れ」であっても「肩書き」の必要性を痛感したからです。。

現在の日本の企業は「世代交代」や「個人技能の継承」、「企業としての技術力の維持向上」に失敗しているケースが多く、業務管理や安全管理が、かつてあった「年功序列」「縦社会」「村社会」といった時代背景や個人の管理資質で保たれていたものが、特定年代の社員が消失する異常事態、たとえば「バブル」や「リーマンショック」による経済恐慌でおきた「新規雇用抑制」や「リストラ」で引き起こされた結果として、特定世代抜け落ちた結果として世代間の断絶が・・・・いや世代が持っていた「良くも悪くも」のノウハウが引き継がれなかった結果、「組織は人であり、人は感情で動く」ことなどを「知らない世代」が管理を担うに至、面倒事から逃げ回る「管理放棄」に近い異常事態に陥っている企業が増加しました。
こういう場合現在のような「全世界規模の景気拡大」局面の波に乗れば、「本来の実力に関わらず」業績が向上するために、多くの問題が「隠蔽」されたままでも企業活動が継続できるのですが、こういう場合は大概の事例で「コンプライアンス遵守」意識が低下して、「何かやらかす」何かが、重大な結果を招くという事例も少なくありません。

最近多い、大手企業の「組織的隠蔽」による重大法令違反などは良い例であり、厚労省のデータを見てもらうとわかりますが、現場でのトラブルも増える一方で、「労災事故」「労災死亡案件」なども減る気配がありません。
で、これがもし「〇〇ショック」などによる世界的な景気の急激な原則局面を迎えた場合、内在していた問題が一気に噴出して、「大変なことになりますよ」は説明の必要もないでしょう。

さて自分も浅学なので引用が正確かどうか怪しいところがありますが、「バタフライ効果」というものを聞いたことはありますでしょうか?
いや、正確に調べて記載しましょう(笑)
力学系の正確な記述は僕も「????」なので(苦笑)、文章的に解りやすい表現を引用すれば、「非常に些細な小さなことが様々な要因を引き起こしだんだんと大きな現象へと変化すること」が、まあ当たらずとも遠からずだと思います。
よく使われるのが「北京で蝶が羽ばたくと、ニューヨークが大嵐になる」語彙なのですが、蝶が羽ばたいた程度の空気の揺らぎでさえ、この場合は不確定要素が「距離」だと思うのですが1万982km離れたニューヨークに届く間に、数多くの「カオス(混沌)」が加わるおかげで、大嵐を招く強風になってしまうと理解しておけば良いのでしょうかね。

これを安全管理上の用語で言えば、たとえば現場の取るに足らない些細な「トラブル」があり、それはそのトラブルを誘引する重大な問題が隠れているのだとすると、数多くの些細なトラブルから次は軽微な事故が発生して、それが重篤な事故につながり、最後は「死亡事故」を招いていまうという「ハインリッヒの法則」というものも、バタフライ効果が関係していると思います。

その不確定因子は、「距離」「時間」「人員」「設備」「予算」「人間関係」「企業関係」などの様々あり「カオス」をもたらしていくのですが、「危機管理意識」と「安全管理知識」があれば、最悪の重大事故を「予見」できるので、かなり早い段階の軽微なトラブルや、場合によるとそのシステムや個人を見ただけでも重大案件を想定した上での「対策」を打つことができます。
今後導入される世界共通の安全規格の「ISO45001」でいう「リスク」の概念で言えば、安全性を阻害する「不確定要素」と言う事も出来ます。
で、これは本日の「本題」なのですが、「危機管理意識が無く、安全管理の知識もない人間は、例え目の前に自分の生命の危機が迫っていてもそれを防ぐことは出来ず、また当然組織の危険も回避できない」という、自分が此処までクドイ幼稚な文章で説明するまでもないのがこの世の現実」なんです。

こういう現状が放置されると深刻です。
たとえば、最近流行りの「自動運転」なんですが、全世界で各社が生き残りをかけて「スタンダード」を勝ち取ろうと多くの労力が業界では注がれています。
実際のところ研究所段階を飛び出して、公道による実証実験なども欧米では既に実施されて、多くのデータが収集されていますが、そのテストで事故などが起きると、システムそのものより自動運転への過剰な期待の反動からくる「疑心暗鬼」から、関連企業の株価が一気に落ち込んで、1日市場全体で大げさでなく兆単位の資産価値が消し飛ぶという事も実際起きています。
もし、これが日本で行われた場合など、日本のマスコミもこの手の話に群がるハイエナよろしく、たとえばどこかのメーカーが、路上試験を行っていたとして、その内容や実態などはともかく、現在は「画像監視社会」ですから、それが「些細な接触事故」であっても、スマホで撮影されたり、ドライブレコーダーで録画されていれば、たちどころにSNSで拡散して、マスコミは裏を取ることもなく「〇〇自動車会社の自動運転で事故が起きる、自動運転技術の未熟か?先行きに暗雲がたちこめる」程度の陳腐なタイトルつけて流すことは、疑う余地もない「現実」です。
ましてそこで自己保身に奔走した挙句の「隠ぺい」にでも走れば、またその組織の「穏やかな人間関係」がもし崩壊していたとしたら、「内部告発」にて洗いざらいぶちまかれたうえに「さらし者」決定です!
その結果は?となると、その関連企業の翌日ウォール街や兜町の話題を独占することとなり、関連企業の資産価値が一気に数千億円規模で低下してしまったとしたら、もし最初に「些細な原因で接触事故を起こしてしまった」担当者や、もしそれを請け負っていた企業があった場合、欧米企業では当たり前の「損害賠償」を請求されたとして、それに答えることが出来無いのは当然として、その先はどうなってしまうのでしょう?
そして大切な命が奪われてしまったら・・・・・・・

なんて書くと、「ベタな企業物の三流小説じゃあるまいし、そんなことは有り得ない」と笑い飛ばすことは簡単なんですが、これぞ「バタフライ効果」で、些細な事故がいかなるカオスにより、企業存続に関わる事案になるか見当もつかないという事が「真実」であって、もしその認識のない人間や組織が重大な案件に関して危機感なく、もし有ったとしても有効な手立てを打たずに、ひたすら逃げ回り、ただ時間だけ浪費させるようなことが仮にあったとしたら・・・・・自分がもしそれに関わっていたとしたら、おそらく夜も眠れないくらいの「不安と恐怖」を覚えてしまうことでしょうね!。

災害の防止でも同じことで、たとえば堤防に一つの「モグラの穴」があったとしても、その穴がどのような結果を生むのかがわかっていないのであれば、そして誰も手をくださないのであれば、それは「堤防の決壊」という冷酷な現実を持って、資産や貴重な人命を奪うだけのことなんです。
その「些細な違和感」に常にアンテナを張って「違和感」を受信して、その結果を予測した上で速やかに対策を実行しなければいけないのが、「危機管理」や「防災」に携わっている人たちの「使命」であり、例え普段馬鹿にされようが嫌われようが、この一線から身を引いてしまう訳にはいかないんです。

しかし、自分はつくづく厄介で、損な事に首を突っ込んでしまっと思います。
こんなこと考えないで、穏やかに毎日自転車さえ漕いでいれば、ただそれだけで幸せに生きていけるんですが、「故に我有り」で、半世紀を思い起こせば反省は星の数程あれ、後悔は一遍も存在していません。
これが自分の、自分で選んだ道となれば、愚痴は出るとも(苦笑)後戻りはできないでしょうね。

明日は「那須ロングライド」で、サポートライダーで走りますが、多分こんなことを考えながら、参加者の皆さんが無事に、笑顔で良い思い出を持ち帰ることができるよう、皆様をサポートさせていただきますので、よろしくお願いします。
あっ、こちらは「日本サイクリング協会、サイクリングインストラクター」として頑張らさせていただきます(笑)。

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11月でこの雪景色とは! [防災]

この時期で、山間部に行った時に雪に降られた事はありますが、まさか自宅である栃木県宇都宮市で雪が見られるとは思いませんでした。
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おかげでさまで仕事を休むこ事に成ってしまいましたが、久しぶりにのんびりとした時間を過ごせそうなので、撮り為しておいたTVやDVD等を見る事にしました。
大体「劇場版」とはか2時間くらいあるので、普段見ることができませんが、これで「ラブライブ!The School Idol Movie」とか「夏目友人帳」とか「ふらいんぐうぃち」等をのんびり見ることが出来ました(笑)。

とまあそんな呑気な事を言っている場合ではなく、明らかに今年の冬の気候は「異常」であり・・・まあ異常なのは今に始まった事ではなのですが、少なくとも過去の経験則に安穏としていられない事は間違いがないと思います。
先ほどの地震の事もありますし、油断せず日頃の備えを怠らないようにしたいですね。
て、いい歳こいてアニメ見ている人間の言うことじゃないですよね(笑)

エルニーニョ現象が史上最大規模に!、どうなる冬の天気 [防災]

あっ、別に長期予報をする(予報士以外は予報をできない)わけではなく、過去にエルニーニョのあった年を振り返ってみようというお話です。

しかし、なんだか11月も中頃を過ぎたというのに、暖かいは雨が多いわとおかしな天気が続いています。
温暖化が原因とも言われる「異常気象」にも慣れっこになっていますが、どうやら「エルニーニョ現象」が弱まるどころかどんどん強くなっているそうで、このままだと史上最大規模だった1997年の時に匹敵するか、それを上回る規模の影響があるそうです。

で、1997年平成9年はどんな天候だったのかなと・・・・・、うーん過去を振り返らないどすこいライダーですので、見事なくらい全然覚えておりませんでした(苦笑)。
潔いのにも程がありますねぇ。
しかも、まだブログも始めていなかった時ですし、写真もデジカメで記録を残すようになったのは1999年からなので、記録らしき記録がありませんでしたので、ネットで気象庁の記録を調べたところ
①冬(1996年12月~1997年2月)の暖冬(北・東日本)
② 春の顕著な高温
③ 台風の早い上陸(6月に2個,7月に1個)
④ 一部を除いて全国的に降水量の多かった梅雨(表1)
⑤ 西日本を中心とした梅雨明け後の不順な天候,
⑥ 天候の変動が大きかった秋(10月の少雨・多照,11月の高温・多雨)
だったのだそうです。
細かいデータが載っていましたが、今年と比べてどうのこうのという事はよくわかりませんでした。
全く同じではないようですが、部分的には似ているところもありますし、何より「温暖化」の影響で、パワーアップされているぶん、最近の方が局地的豪雨や大型台風は多くなっていますから一概には比較はできないでしょう。

まあ、気象庁の言う「今年の冬は暖冬」というのはこのエルニーニョが根拠だと思います。
個人的には年をとってからは寒いのは本当に苦手になってるので、暖かい冬なら大歓迎ですし、関東地方でいえば1997年の冬は晴れが多く日照時間が長かったらしいので、そういう意味で自転車乗りにとってもありがたい話ではあります。
しかし先に言ったように「温暖化」が進んだ結果として、北極圏の寒気団が南下して強い寒気が日本に流れ込みやすくなっているので、油断は禁物です。
太平洋側ではここ数年冬に何度か記録的な大雪が記録されていますから、今年の冬もそういった意味では気をつけたほうが良いのかもしれません。

被害地域に雨が降る!、鬼怒川の危険はまだ続いている [防災]

今回の台風18号に関わる大雨は、色々と報道でその被害が報告されていますが、地元に居ると、マスコミから無視されているような細かい被害もたくさん耳にします。
とにかく降った雨の量がハンパではなく、2ヶ月分の降水量が1~2日で注がれたというのですから、これは尋常なことではありません。

と数字で聞いただけではピンと来ないでしょうが、問題の「鬼怒川」を通勤で毎日見ているのですが、やはり過去今まで見たことのないような雰囲気です。
ちなみにこの写真は大雨の降った二日後の11日15:30ごろに、鬼怒川で宇都宮市ににかかる「テクノ大橋」というところから北側に撮影したものです。
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普段ゴロゴロした石の河原にふた筋ほど流れがあるだけなのに、川幅いっぱいに濁流が流れています。
常総市で決壊する前の10日の朝頃は、堤防の内側一杯に水が溢れていました。

これは本日17日10:00頃同じところを撮影したものです。
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ほぼ一週間立っているのに、まだ川幅いっぱい濁流が流れています。
流石に水位そのものは低下してて、所々に中洲が見えたり、流れてきた流木が見えたりしますが、この状態でも、普段台風が通過した翌日でもここまで増水していることは希で、それが一週間も続いているのですから、如何に凄まじい降水量だったということがわかると思います。

今夜から明後日にかけて、関東地方はまた雨が降るそうで、この状態ですから少しの雨でも土砂崩れの危険性は普段よりかなり大きくなっていますし、既にこれだけ増水している河川も油断はできません。
とにかく「自分だけは大丈夫」という「根拠のない自信」と、いざとなったらどうにもならないという「無責任な思考停止」はこのさいスッパリ切り捨てて、身の回りの「危険」を再度検証して欲しいと思います。

活発な火山活動の杞憂、備えあれば [防災]

今年は毎年参加していた「ツールド草津」ヒルクライムが、火山活動の活発化で中止になっていました。
じつは昨年参加したときも、コース脇から硫黄の匂いのする蒸気が吹いている場所があるのですが、そこの「硫化水素警報」の警戒音が鳴り響き、係員が「立ち止まらないでください」と叫んでいたのが印象的でした。
多分既に活動が活発化していたのだと思います。

今話題の「箱根山」の大涌谷も、じつは数年前から「箱根山はおかしい?」という話がいろいろなところから出ていて、やっぱり活動が盛んになっていたんだなぁと納得しました。
それ以外にも山形県の「蔵王山」や、福島県の「吾妻山」、九州熊本の「阿蘇山」、鹿児島の「桜山」なども活動が活発かしていて、じつは東京都である、西ノ島の火山活動は、海底火山だからあの程度で済んでいた話で、あれが地上で起きていたら「大惨事」の凄まじい火山活だと言われています。

おそらくというか、間違いなく「東日本大震災」で、日本列島が大きく動いている影響なんでしょうが、じつは20世紀は火山活動が比較的大人しかった時代だそうで、これから「いつもの通り」の活性期に入ったと言われていて、各地の火山の過去の被害を考えれば、その規模で現在起きてしまった場合、近代都市で一体どのような影響があるのかは、正直起きてしまってからでないと解らないというのが本音の部分だと思います。

話は変わりますが、ここ数日、関東や東海地方で、太陽の周りに虹の輪ができる「大陽光環」や、昼間に水平の虹が現れる現象が目撃されていて、「ウェザーニュース」などでは、多くの画像も取られています。
「森田さんの天気予報」では、これらは天候が悪くなるとき、上空の薄い雲が現れるとくもの氷や水の粒が反射して、虹ができるのだと解説されています。

確かにそれは「正論」で、そのような時に起きることは間違いないのですが、昭和初期に地震と雲の関係に気がついて研究していた「椋平廣吉」氏の分類で、地震が起きる前兆宏観現象の一つに、天候の悪化だけが理由ではなく発生しと思われる、地震前兆に関わる疑いのある虹のことを「椋平虹」と呼ばれています。

今回の虹が単なる天候現象なのか、天候現象を誘発する要因の一つとして、地震の前兆があるのかという点に関しては、何とも言えません。
ただ、先の椋平氏の記述の中に「朝焼け夕焼けは注意」という項目もあります。
で、実のところ昨日の夕方、本日の夜明け、夕方に、かなり「不気味な」朝焼け、夕焼け」を僕は見ています。

これは昨日の夕焼けです。
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よく言われるのが「熟柿のような真っ赤な夕日」とか、青みが深い血のような赤い夕焼けなどが怪しいとも言われています。

若干色補正していますがこんな感じです。
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おまけにこれは宇都宮から南西方向からの「放射現象」が見られますね。

これは本日鬼怒川自転車道から来た不気味な朝焼けです。
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基本的に大気中の微粒子が多いとこういう色合いになり、水蒸気や大気汚染物質、または山火事の煙の粒子などでもこうなりますが、待機中のプラスイオンの濃度が上昇すると、それが核にとなり、薄い「モヤ」などが水平線付近に滞留している時にもこうなります。
ちなみにプラスイオンの発生量の上昇は、地震前兆の一つという説もあります。

これが本日の夕焼けです。
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長い「筋雲」が見えますが、これは飛行機雲だと思います。
ただ、飛行機雲が消えないで長時間滞留しているときは、その上空に雲を維持させ続ける条件が整っているということで、やはりプラスイオンや、電磁波の帯電現象という説もあります。

地震予知は出来ないというのはある意味正解で、間違いでもあります。
「時間と場所を人間の時間認識と、政治的かつ経済的に耐えうる精度で行う」という意味での地震予知は現時点「日本」では不可能とされています。
ただし、気象庁の行っている長期予報レベルの「当たるも八卦、当たらぬも八卦」レベルであれば、もはや確率された方法はいくつかあります。
ただしここではっきり言っておかなければならないんですが、現在地震予知に関しては気象庁以外が外部に関して正式に発令することは気象法により禁止されていることなんですね。

ですから僕なんかがよく言っていることは、たとえば天気の民間伝承で「ツバメが低く飛ぶと翌日は雨が降る」という程度の、ソフトな呼びかけレベルの地震発生への警戒の呼びかけだと思ってください。
また確率を高くするには、たとえば動物の行動とか電波障害とか、磁気異常(磁石が落ちる)などと複数の前兆現象が観察される事を、個人的には条件にしています。
ただ広義でたとえば箱根山に関しては、もういつ何かが起きてもおかしくない状況であることは事実なので、より警戒を促しているわけです。

ここで皆さんに思い起こしてほしいのですが、数年前台風の影響で東名高速道路が数日止まった時に、関東地方のスーパーやコンビニから「菓子パン」を筆頭とする数種類の食料品が消えてしまった事を覚えておられるでしょうか?、
この東名高速道路、国道1号線、東海道本線、東海道新幹線など、日本のインフラの最も重要な「幹線」が、もしいっぺんに寸断されてしまったと考えると、恐らく菓子パンが消えてしまう程度では済まない事は想像に固くありません。

また、仮にかなりの規模の、過去起きた箱根山の最大級の噴火が発生してしまった場合、あと考えたくはないのですが、もし富士山まで誘発されてしまい、関東東海方面に広範囲に降灰が予想された場合、浄水地に降った灰の影響で上水道は長期間止まる可能性もあり、送電線が灰の重みで切れたり、そもそも湾岸地域の火力発電所が、灰を吸い込んで停止する危険性までありますから「電力」も長時間途絶えてしまうケースすらあるんです。

そうなると火山近隣の直接の被害以外にも、広範囲に渡って、長期間水、電気、食料が途絶える可能性が否定できないという観点で、各家庭の水と食料の緊急備蓄を真剣に考えて欲しいと思っています。
このあたり権威を振りかざせば(笑)、危機管理士3級の人間の意見でもありますから、頭の片隅に置いておいて損はない話だと思っていただけると幸いです。

どちらにしてもそんなことになっては自転車イベントどころではなくなってしまうので(苦笑)、個人的にはそういう「スケールの小さい望み」で、大規模災害が発生して欲しくないと祈っているところです。
そんな人はいないと思いますが(オイオイ)、具体的に何をどのくらい備蓄すれば良いかという正確な知識もあるので、心配な方はコメントを遠慮せず願いします。

この地震は? [防災]


場所が場所だけに、「東日本大震災」の「余震」かと思うほどの規模の地震でしたね。
ちなみに「余震」はかなり長期間続くもので、「阪神淡路地震」の余震は、今も時折発生しているくらいですから、「千年に一度」の規模であったあの震災の余震は、余震という概念以上の規模と広い地域と年月で、今後も発生し続けていくのだと思います。

最近は全国的に火山活動も活発化しているので、火山も含めて予測不能な災害が起きるリスクは増大していると言えるのかもしれません。
とにかく今の安全と安定が「当たり前のもの」とは思わないで、不測の事態に怯えるのではなく、冷静に準備を整えて待ち構えていく「日常」を、今後も送っていく必要があるのだと思います。

御嶽山噴火災害 [防災]

今回の災害においても多くの人命が失われてしまったことに本当に心が痛みます。
犠牲になられた方に対してご冥福をお祈りいたします。

まあ、言いたいことはたくさんあるのですが、やはり起きてしまったかという感情と、結局犠牲者が出なければ何も動かないんだという絶望感が個人的には激しく渦巻いています。
とにかく「活火山」に関して、あまりに多くの地元の人たちや観光客、登山者が危険性について無頓着、無関心、無神経すぎることが以前より指摘されておりました。

そもそも目の前にある山が、火山活動で造山されたのなら、「たかが人間」が勝手に決めた分類やタイムスケジュールなどに関係なく、不意に火を吐くかも知れないということは覚悟しておかなければいけないことなんです。
であっても、その山が信仰の対象であったり観光を中心とした生活の糧だったり、観光、登山で訪れたりするのであれば、最大限の「リスク管理」が必須であり、常に「最悪の事態」は頭の片隅に置いておかなければいけない事を、もっと多くの人達に認識して欲しいんです。

本来、この程度の噴火レベルで、しっかりとリスク管理がなされていれば、被害者などが出るはずがないんです。
これは「雲仙普賢岳」の噴火で多くの人たちが犠牲になった災害と噴火レベルと規模が全く違うんですね。
つまりたいへん言いにくいのですが、今回の場合、「出さないで済んだはずの犠牲者を出してしまった」という観点から反省すべきは反省して、今後の「活火山と付き合う日常」の糧にして欲しいと思います。

最後に僕個人的にどうしても違和感があるのは、マスコミが申し合わせて使っている「心肺停止」という表現です。
その背景や理由は想像が付いて、一定の理解もするんですが、やはり「死亡」となぜそこまでこだわって分類しなければいけないのかが、やはり喉に小骨が刺さったような違和感が拭えないですね。