最近のことなのですが、とある申請のため封書を郵便で出だしました。
ここが僕の粗忽なところで、本来「簡易書留」とあるので、郵便局の窓口で必要な料金を払って出すべきところなのを、普通の封書の82円切手を貼ってポストに投函してしまいました。
もう、僕のバカバカバカ(苦笑)。

と、ここまでは自分のミスで言い訳はできない話なのですが、当然料金不足で戻ってきたわけですが、自分のポストから出して見てビックリ!なんと封書が開封されているではないですか!。
それも切られているとかではなく「ノリ剥がし剤」を塗布した形跡が有り、これは気持ち悪いと近くの郵便局で確かめてもらいましたが、まず郵便局として開封する理由は見当たらないとのことで、本局に連絡してもらって確認してもらっても、返事は「そんなはずはない」の一点張りでした。
幸いなことに僕は現金を入れていない簡易書留でしたし、書類も揃っていたので実質被害はないのですが、ひたすら気持ちが悪く、かつ不愉快な思いをしてしまいました。

ちなみに郵便局員はその職務上必要とされるもの以外の封書を開封すると以下の法律に反します。
(郵便物を開く事の罪)
第77条 会社の取扱中に係る郵便物を正当の事由なく開き、き損し、隠匿し、放棄し、又は受取人でない者に交付した者は、これを3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。ただし、刑法の罪に触れるときは、その行為者は、同法の罪と比較して、重きに従つて処断する。


結構重い罪ですよね。
ところがネットで「郵便物開封」で検索してみると、まあ出るは出るは(苦笑)。
どうも日常的とまでは言えないにせよ、結構頻繁に法律違反が行われているようで、正直郵便局がそれに対して真摯に反省して対策を講じているようには、感じることができませんでした。

ここでお断りをしておきますが、窓口の方や配達の方など、身近に接している多くの郵便局の皆さんは、額に汗してまじめに仕事に取り組んでいらっしゃることは、日頃のお付き合いで十分理解しているつもりですが、どうやら一部の「不心得者」がいることは確かで、それが市民の郵便事業に対する不信を増長させてしまっていることは間違いがなく、関係者の方々におきましては、「蟻の一穴」ともなりかねないこの手の不祥事に対して、真摯に反省して、改善に取り組んでいただきたいと切に願います。