けして、飛行機趣味、特に「基地祭めぐり」を止めてしまった訳ではありません。
自転車乗りを復活させた理由の一つに、イベント当日渋滞が酷く成った基地へのアクセスに、「パーク&サイクリング」で、自転車で基地に乗り入れようというものが有ったくらいです。

でも、今年はまだ見ていないんですよねー。
こうなると、ウズウズしてくるというか、ジェットエンジンの咆哮や、アフターバーナーの爆音、ケロシン(航空用燃料)の燃えた匂いとかを、無性に味わいたくなります。
先週の「銚子センチュリーランで」、大好きな旅客機が目の前で離発着している絶景を横目に先を目指すしかなかった無念が火をつけたようで、もう我慢が出来ません。

「自衛隊」とか「軍隊」、「兵器」というと、無条件に嫌悪感を表し、受け付けませんという人の感覚は、ある意味とても正常だと思います。
冷めた言い方をすれば、軍隊なんぞは「人殺し集団」であり、兵器は「人殺しの道具」なんですから。
そういった思想的な背景を除いて、昭和世代の男の子という生き物は、どうしてもああいった「究極の機械モノ」に、無条件に憧れてしまうようですね。

さて、今週末の日曜日、7月25日に、茨城県小美玉市(旧小川町等)にある茨城空港・・・・・じゃなかった(笑)、航空自衛隊百里基地にて、基地を無料開放して、所属する航空隊のF15Jイーグル戦闘機や、RF4EJファントム偵察機の、訓練飛行の展示を見ることが出来ます。


当然、基地祭といえば、T4練習ジェット機によるアクロバット飛行「ブルーインパルス」の展示飛行が、メインイベントとして用意されています。


詳しくは、百里基地の紹介HPをご覧ください。「http://www.mod.go.jp/asdf/hyakuri/showH22.html

基地祭の最大の敵は「天気」で、曇りくらいならちゃんと飛んでくれるので、撮影に向かない程度で済みますが、雨が降ると基本的に飛行は無いので、ガッカリという結果になります。


晴れてくれれば、草原にレジャーシートを広げて、お弁当を食べながらノンビリ飛行機を楽しむなんてことも出来ます。

基本的に「アウトドアレジャー」ですね。

おまけにこういう光景が見られるのですからたまりません!。


もし、週末一日時間が取れるのなら、興味のある方は是非行ってみてください。

基地祭に行くにあたり注意点があります。
此処「百里基地」は、公共交通機関のアクセスが無く、陸の孤島なので、基本的に車で行く事になりますが、基地内への自家用車の乗り入れは禁止で、周辺部に設けられた無料駐車場に止めて、シャトルバスで会場に入ることに成ります。
しかし、この混み方が尋常ではなく、交通渋滞もかつて周辺市町村の交通の流れを終日麻痺させたという伝説があるほど渋滞が待ち構えています。
個人的には、基地周辺にAM6時までに着かないと厳しいと考えています。

また、東京方面からでも、水戸方面からでも、国道6号線や常磐自動車道からのアクセスは、相当の渋滞に巻き込まれることを覚悟してください。

僕は、比較的込みにくい、基地の北東方向から近隣の公園などの駐車場に車を止めて、10km先くらいから自転車で基地にアクセスします。
コレが、基地祭見学歴26年の僕が達した、最良の基地祭見学方法です。

まあ、硬い事は考えないで、基地祭は、自衛隊員の主催する「文化祭」のような物で、模擬店や屋台もたくさん出ますから、美味しい物を食べて、飛行機を見て、その上入場無料なのですから、気軽に遊びに行ってみてください。