「旧車祭りIN美和」見学。帰路にイタリアンと温泉を堪能 [雑談]
連休も終わり本当なら梅雨まで天候が安定する季節のはずですが、何だこりゃこの天候は!
まあ、連休中も遠出はせず、その後の旅行もキャンセルし、ロングライドも皆無とまるで「引きこもり老人」と化しているような感じです。
正直、あまり気分が乗らず、出かけるのなら自宅でアニメでも見てのんびりしていた方が気が休まるというのは、あまり好ましい状態ではありません。
運動量が激減した反動で、体重が増加しており、ますます「億劫になる」という「負のスパイラル」に陥っていますね。
一番ヤバいなぁと思うのは、ロードバイクに乗っていても、まったく楽しいとは思えない状態になっている事です。
現状100㎞走るのは苦痛で、体力維持で60㎞程度流すのが精一杯です。
こりゃ本当にロードバイクを全部売り払って「自転車趣味引退」かと思ってしまいます。
過去にもこうなる事は何度か有って、無理やり機材変更やイベント設定などで乗り切ってきましたが、今回はどうなるのか先が見えないです。
古いONDAフォークのクネクネフレームのピナレロのフレームでも探して一台作ろうかななんて、いやいや増車は無いでしょう!(苦笑)
て、何処かに大きなサイズのFP3やFPクワトロ余っていませんか(オイ!)
とまあ暗い書き出しで恐縮ですが、完全に引きこもっている訳でなく、天気の良い日は出来るだけオートバイでツーリングに出かけたりして、新しいルート開拓も進んでいるので、心情的にはそちらに傾いているとも言えますね。
ただし本日のような天候だと、何時雨が降り出すかわからず、出かけるのがおっくうに成ってしまうのですが、本日は茨城県常陸大宮市の旧美和村の美和山村開発センターで「旧車祭りIN美和」があるというので、行って見る事にしました。
ま、ホントはバイクで行きたかったのですが天候も考慮に入れて、車の機能維持の為の可動もかねて、出かける事にしました。
なにせ普段ほとんど動かしていないので、こういう時に長距離走らせておくことにしました。
朝8:00に自宅を出て、35㎞ほど先なので、1時間もせず現地に到着です。
途中でいすゞの「ベレG」や「クラウンエステート」等が向かっていました
国産から外車、80年代の車やバイクや自転車等、結構ユルイ基準で集まった
色々なものが見られました。
これは「ジャガーマークⅡ」ですね、
旧車というと、オリジナルのストック状態を尊ぶ向きがありますが、「そんなこと言ってられない」と、色々な部品や改造で動態保存を維持している個体が多く見られました。
また、結構マニアックで希少な改造部品が付いた個体を購入した方も多く「何でコレが付いているのかはよくわからない」なんてものもあります。
これなんかはグロリアにL28を搭載していますが、希少な「N42ブロック&ヘット」の個体に、なんとバイク用のケイヒンのCRキャブを6連に改造したものが付いていていました。
イヤー、これは本当に面白くて一日中ここに居られますな!
自分は自動車趣味は終了させてしまいましたが、こうやって見る分にはお金がかかる訳でもないので(苦笑)、勢い余って自分から手を出す事さえしなければ、気楽に楽しめますね。
さてこのまま帰るのではつまらないと、北上してドライブを楽しむ・・・・と言いたいのですが、なんというか車を運転していても全く面白くありません!
まあ、そういう車両ではありませんから仕方がありませんが、正直「大きくて眠たい」だけで何の刺激もありません。
刺激を求めようとすると「道交法違反」に成りますし、リスクが高くなるだけですから勢い安全運転に成ります。
これが「オートバイ」だと、のんびり走っていても「オープンエア」ですし、適度な刺激もあり、日本の田舎の山道を流すのであれば十分です。
当然「リスク」も伴いますから万人に進めるわけにはいきませんが、ああ自分はもう「オートバイ乗る以前」の自分には戻れなくなっているかもしれませんね。
さてお昼ですが、以前ツーリングで走った大田原市の「伊王野」近くにGoogMapで見ると、イタリアンカフェがあるようでした。
「garden AUX PARADIS(ガーデンオゥパラディ)」というお店で、R294から横に逸れた山道を走ると、更に山の上に走っていき、一山が庭として整備してあるようで、そこの頂上にカフェとジェラード、フレグランスショップがあるという、まあ栃木の糞田舎にあるとは思えないような、何ともおしゃれなお店でした。
一番人気は「ヘーゲルナッツ風味のチキンカレー」でしたが自分は季節の生パスタを選び、今の時期は「チキンと益子産ブロッコリィの生パスタ」を頼みました。
特に凝った味付けはありませんが、生パスタの湯で具合やソースの味付けなどは、しっかりイタリアンの基本が出来ている調理だと思いました。
何というか季節の草花やハーブを愛でつつ、ヘーゲルナッツのチキンカレーを
食べて、香水を選びつお茶をして豊かな時間を過ごすという、いや田舎のクソ親父にはおよそ似つかわしくない空間ではありますが、休日は常に満員状態の人気店とのことで、もはや田舎と言えば蕎麦と山菜とお饅頭とイワナの塩焼きというのは昭和の情景で過去のものに成っているようです。
おなかが膨れれば次は当然「温泉」で(苦笑)、カフェの直ぐ近くのこれまた山の上にある「東山道那須温泉」に行きました。
看板の矢印は「こんな道上っていくの!」という怪しいコンクリートの市道と、ソーラーパネルがある急こう配の細い道を上っていくのですが、夜間や雪の積もった冬季は勘弁してほしいような道で、自分はこういう道は臆することなく慣れているのですが(おいおい)、東京から来た人などは怖気図いて引き返してしまうような場所に在りました。
これはミルク風味が豊かで甘みも抑えて在り、自分の中では美味しい部類に入るソフトクリームでした。
いや、なんのかんのとドライブを一日楽しみました。
こういう内容の記事を書くのは本当に久しぶりで、自分らしい内容の記事に成って満足ではありますが、ドライブ自体は「自動車の運転がつまらない」という、自分の人生史上初めての感覚を味わってしまった事に、少なからず衝撃を受けています。
実はつい最近も「ロードバイクにの乗っても面白くない、ワクワク感が無い」という感情があふれ出したことに動揺していて、今度は自動車もか!という事態に困惑しています。
自分はいったいどうなってしまったんだろう?と戸惑う反面、冷静に成れば実は答えも見えています。
多分自分の人生を縛り付けていた大きく重い制約が一気に無くなり、どのような未来を選ぶも自由という状態に戸惑っているのですが、一つ言える事は、ここは慌てて答えを出すのではなく、じっくり見定める必要があるという事だと思います。
まあ、勢い余って昔の古いレオーネRXⅡ見つけてレストア始めたり、W124のメルセデス探し出したりしないように自重しなければ(苦笑)
ご無理なさらずに。車載して50kmとかでもいいですし。
今はレオーネ自体中古でなかなかお目にかかれないかもしれないですが、RXⅡの尖った形は今見てもかっこいいと思います。今乗ってる人はパーツどうしてるんでしょうねえ。
by えすぷれそ (2023-05-14 21:42)
えすぷれそさんへ
先日白河の関所跡でお会いした、折り畳み自転車で輪行のご主人とも色々話しましたが、ロケーションの良いとこまで持っていき、そこで楽しむ方向に完全にシフトしてロードは乗っていないという話を聞いて、自分もその方向にしようとは考えていました。
自分の身の回りもロードガチ勢は居なくなってきましたし。
レオーネは自分が乗っていた86年式辺りだと、ゴムホースやプラ部品、電送系があの当時でも全滅していましたから、ホース類はシリコンで新規作成、ハーネス牽き直し、ECUは基盤から回路組んで複製作るみたいなことに成っているようです。
金属部品にキャブ車で機械式多い70年代物の方が維持は簡単と言われてきましたが、新しい部品でスワップしてインジェクションにしたり、点火系含めて電子化して高性能ECUで統合制御も出来るみたいで、そのほうが安心して乗れる様です。
機械式も一品物の受注制作引き受けるビルダーさんもいたり、内装や灯火類のプラ部品は3Dプリンターで作れるなど「お金次第」ですが、色々な方法の選択肢は増えてきているようです。
by soraneko (2023-05-14 23:42)