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タイヤの空気圧って気にしていますか? [自転車環境]

最近自家用車をディーラーに預けて点検してもらい、戻ってきた自分の車に乗ったら、「なんだこの硬い乗り心地は!」という違和感を感じました。

まあ、7年もたつとダンパーがほぼ「さようなら」なのですが、某HONDA車の場合(苦笑)スプリングの材質があまりよくないのか、熱処理工程が甘いのか、「ヘタリが早く、縮んで車高が下がる」となり、タダでさえ経年劣化で硬くなった「アッパーマウントラバー」にガンガン底付きする結果、荒れた路面などを通過するとかなり角がキツイ突き上げが襲ってくるという事に成ります。


なんですが(苦笑)、いやな予感がしてタイヤの空気圧を図ったら、15%以上、高い空気圧に充填されているじゃないですか!!

色々調べると、最近「空気を目いっぱい入れておけば文句を言われない」レベルの整備士が少なくないそうで、困ったものですが、規定値通りに空気圧を調整したら、乗り心地はすんなり解決しました。

ちなみにメーカー推奨値って、物凄く意味があるんですよ!!


最近夏とはいえかなりの高温になる日が多いのですが、もし春先に空気パンパンにいれたタイヤをそのままにしておくと、高温で(路面の温度も手伝って)更に危険なほど高圧になる事が多いようです。


ま、「たががタイヤの空気圧されど空気圧」で、最近の自動車は「扁平タイヤ」が多くなり、エアボリュームが少ないので、タイヤのトレット面の接地面や接地圧が、空気圧でかなりデリケートに変化するようです。


と、実は自転車のタイヤの空気圧も、自動車以上にかなりデリケートでして、効率の良い推進効率と疲労が蓄積されない振動特性を得るための空気圧管理は、結構難儀です。


で、我々のような旧世代のロートルサイクリスタは、ロードバイクというと細いタイヤに空気をパンパンに入れて、接地面を少なくすると推進効率が良いという「信仰」があったように思います。

最近の言い方でいう「ナローリム」に23Cのタイヤを入れて、MAX空気圧まで入れて走っていた事もあります。


とあるロングライドのイベントで、硬いフレームに硬いホイールで走った時、その「空気圧パンパンタイヤ」」で、網目の様に割れたアスファルトの路面が延々と続くルートを走っていて、振動でだんだん体力が奪われてくるだけでなく、推進力も減衰していることに気が付いて、以来空気圧を下げて問題なく走れる方向になりました。


ツーリングの後半も、暑い晴れた日は朝より空気圧が高くなっていますから、途中で空気を抜いたりします。


ま、世間の技術的方向性も、ディスク化でリムの設計の自由度が増えたことや、スルーアクスルも含めてフレームの設計思想、剛性などが劇的に変化したこともあって、28C~の幅広のタイヤでも走行抵抗が少なく、エアボリュームがあるの事と、チューブレス化も相まって、かなり空気圧を低く設定出来るようになったて、実際の運用も低めの空気圧を管理するような方向性だそうです。


ということで、ROADREXも空気圧を下げて走ってみることにしました。

このバイクはどうもお世辞にも振動吸収性が良いバイクでは無い(特にフロントフォーク)もので、もともと45Cの太いタイヤのエアボリュームで乗り心地を確保していた感じでした。


自分のバイクは43Cのグラベルキングに変更してありますが、当初空気圧はMAXまで入れていましたが、特に不整地を走ると振動が酷く、4.0→3.5barに変更していましたが、もう少し落とせないかなぁと漠然に考えていました。


いっそチューブレス化してしまうのが一番確実ですが、まてよ、e-BIKEなんだから、多少走行抵抗が増えるのは電動アシストでカバーできるのでは?と思いつきました。


で、実際のところ乗り心地や操縦性、電池の持ちなどどの程度影響があるのか?という事で、空気圧を3.5→3.0barに落として一昨日走ってみました。


この日は前日の激しい夕立で早朝はかなり涼しかったですが、湿気が籠っていてこの通りです。

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快適で爽快!とはいきませんが、まあソコソコ快適に走れます。
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この日はいつもの古峰神社コースを考えていましたが、裏道を色々試していつもと違う道を走ります。
晴れると見る見る気温が上がりますが、郊外はまだ何とかなります。
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肝心の空気圧を低くした走行フィーリングは?ですが、若干走行の重さを感じることはありますが、アシストがECOの一番弱い設定でも極々普通に加速していきます。
乗り心地は当然相当改善されてて、タイヤが捩れて変な挙動が出るという事もなく、問題はないようです。
ルートは文挾(読めます?この地形)から小来川に向かうコースに入り、渓流沿いを走りますが、ヒンヤリした空気が流れて、視覚的にも最高に清涼感がありますね。
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小来川からJR今市駅付近に行き、日光天然氷のかき氷を食べようと思いましたが、流石に時間が早くどこも開店していないので、玉生方面に足を延ばします。
で、ローカルとはいえ国道沿いはトラックやダンプカーが多く嫌なので、裏道というか、かつてここを走っていた「旧下野電気鉄道矢板線」の廃線跡をたどってみます。
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今やどちらかというと過疎と言える田舎伝いに何故鉄道路線があったかというと、旧今市市から塩谷町玉生をへて矢板に至る山岳地域に「鉱山(黄銅・黄鉄鉱・銅)」が幾つか点在していて、それを輸送する鉄道だったそうです。
栃木県というと「旧足尾鉱山」が有名ですが、この付近や県東部、茨城県北部は「廃鉱山跡」が結構たくさんあるのは、意外に知られていなかったりします。
さて肝心のかき氷ですが、いつもだと此処の道の駅に行きますが、今日はその北隣にある「和気商店」さんに伺います。
ここは飲食店というより「学校近くの駄菓子屋」という風情のお店で、老夫婦が営んでいますが、使っている氷はホンモノの天然氷で、かつリーズナブルであることで、知る人ぞ知るお店です。
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喧嘩しながら仲良くかき氷を作るご夫妻は微笑ましいかぎりで(笑)。なかなか出来上がらないのと、時々オーダーミスがある(苦笑)ことも、このお店の風物詩で味わいのうちです。
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今回は「とちおとめミルクがけ」を頂いて、体を冷やしました。
で、肝心の電池の持ちですが、ある程度の高低差を97㎞走行してみましたが70%の使用という事で、やはりやや影響があるかな?という気はしますが、自分の使い方だとほぼ影響はない程度で、ガンガン来る突き上げ食らって走り続けることを考えれば、空気圧を下げる方を選ぶのが大正解と言えます。

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自転車も購買環境が変わってきました。 [自転車環境]

先日購入したロードバイクタイヤの、PanaraecのAGILESTを試してみました。

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久々のフルモデルチェンジのタイヤという事でしたが、正直あまり期待してはいなかったのですが、実際使ってみたところ、コンチネンタルのGP5000とか、ヴットリアのコルサのようなクリンチャーのハイエンドタイヤを凌駕するとまではいかずとも、十分比較対象に成るだけのパフォーマンスは有ったと思います。
自分もそうですが、そんなに極限の走り方を求めていない「サンデーライダー」が選ぶのには。十分以上の性能があると自分は思います。
さて、思い返すと、自分達がロードバイクを始めt頃から、2010年代はネット環境も整い円高が進行していた時代だったこともあり、所謂「海外通販」が普及して、今までなら商社や代理店を通じてしか買えなかった、欧米の有名銘柄の物が、驚くほど安い値段で買えていました。
タイヤなんかも、自転車ショップで国産品などを正規の価格で買うのなら、Wiggleの通販で海外のハイエンドのタイヤを同価格で買えるのですから、そちらに流れてしまったのもユーザー目線で言えば当然の話だったと思います。
今回いつも使っていたロードタイヤで、ヴィットリアの「ルビノ」を買おうとしたら、以前の倍近い値段が付いており、ハイエンドの「コルサ」だと10000円のプライスタグが付いていて驚きました。
こりゃアカンとAmazonで探していたら、件のPanaraecの「AGILEST」が5700円で販売していたので、躊躇せず注文しました。
以前販売していた「RACE A EVO4」と比べれば値上がりしていますが、輸入品が2倍近い値段に成っている事を考えれば、このご時世では価格据え置きに近い良心的なプライスだと思います。
個人的にはRACE A EVO4で不満を感じていたわけでは無かったですし、それが大幅改良されていて若干の値上げなら、わざわざ海外ブランドを高い金出して買う理由は、自分にはありません。
しかし、してみると、円高で輸入品がリーズナブルに成る前は、海外の「舶来品」は高級品で高くて手が出ないというのが、自分の子供の頃や若い頃の常識であって、これが「正常」とまではいいませんが、ある意味元に戻ったともいえるのではないでしょうか?
また、やはり円安の影響なのか、ブームが去ったからなのか、イギリスの国際情勢の変化のせいなのか、海外通販を身近にさせてくれた「Wiggle」がイギリス国内の販売に限定するという事で、今年いっぱいで撤退と成ってしまいました。
ちなみに今後ますます栄えてくると信じられていたEC(イーコマース)事業も、停滞傾向に成っているという話もありますし、今まで見たいに何でも良いものを安く世界中からネット注文で買える時代が続くとは限らないのかもしれませんね。

さて、タイヤの話で言えば、普段ツーリングメインでロードバイクを乗るのなら、もっとリーズナブルなタイヤでも十分であり、やはりブームの時の「熱」で、皆で高級ブランドを買い漁っていたイメージは個人的には脱ぎえません。本本来、「身の丈」の予算で十分楽しめるのが自転車趣味の本当の良い所だとは思います。
だから、ロードバイクのタイヤも見栄や体裁やブランドに拘らず、現実的な自分の使い方に合ったタイヤを、じっくり探してみてはいかがでしょうか。
まあ、今までの自分から考えれば、本当に説得力がない話ですねぇ(苦笑)

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楽しく乗れるように成ってきました! [自転車環境]

まあ、何とかなってます(苦笑)

ダイエットの計画と天気は女心と同じで、本当に思うように成らんもんですな。


結局10月まで夏が続いたような暑さの反動で、今度は寒くなった時の代謝活動の切り替えがうまくいかず、体力が落ちて風邪をひきそうに成っていたので、ダイエットのペースは落して体力を維持する方向に切り替えました。


それでも、ジリジリと地獄の底を這いずるような焦燥感を伴うペースで、体重は増えることなく「微減」で推移しているので助かっています。


1、走るのが楽しくなった

解っていた事ではありますし、それを目指してのダイエットであるのですが、実際走ってみるとこれが面白いように前に進んで行きます。

軽くなって負荷が下がったので、軽いギアでペダリングに集中して効率重視で回していくと、本当にスムーズに加速していき、速度維持も楽になっています。

恐らく脂肪が減った事により、ロードバイクの前傾姿勢での骨盤の柔軟性も向上しているようで、格段に脚も動かしやすくなっているようです。

物凄く身も蓋も無い話をすれば(苦笑)、お腹が出っ張ると、ペダリングの上死点で膝が開いて、所謂「ガニ股」に成りやすいのですが、それが解消されると、垂直面での理想的な回転運動に近づくので回しやすくなりますし、何よりひざ周りの筋や筋肉が不用意に捻じれないので、痛みが出にくいという自分にとっては「福音」ともいえる状況に成っているのが、本当にありがたいです。


2、走る距離を増やしていく

以前イベントに出る事を前提とした場合の技量維持の為に、700㎞/月の走行をノルマとしていて、高強度のトレーニングでない、流すツーリングレベルの走りでも十分効果がありました。

まあ、パフォーマンスを上げようとすれば同じ走り方なら1000㎞/月の走行は必要で、でなければより強度を上げて心肺機能や筋肉に負荷を与える必要がありますが、自分の場合は其処まで必要とはしていません。


とはいえ700㎞/月の走行は最低限のノルマとして、無理は禁物ですが頭に入れておくようにしています。

自分の場合スケジュールは完全に自分の都合で何とでもなるので、毎日天気予報とにらめっこして、出来るだけ天気の良い日、特に風の弱い日を選んでその日を走行日に設定して置いて、スケジュールを組んで体調を整えています。


3、今持っているバイクで頑張る!

現役時代であれば、ある程度予算をつぎ込んで最新機材をどんどん投入していったでしょうけど、なにせ「プ~タロウ」の自分ですので(苦笑)日々の糧を維持するのが精いっぱいとあれば、例えばハイエンドのエアロフレームにDi2のデュラ組んで、軽量のカーボンフレームに軽い30Cのチューブレスタイヤ・・・なんて選択は間違ってもできないし、やる気も無いんですけどねー(笑)

まあ「あんた、売る程機材持っているんですから、何とでもなるでしょう!!」とのお叱りを受けております通り(笑)、現在持っているバイク達は十分なパフォーマンスがありますので、これで頑張りましょう!!


4、佐渡ロングライド攻略の戦術変更でホイールを考える

とはいえ、そこは少しでも楽したいというのが本音の部分では有りまして(笑)、まずは走り方から変える事に成り、それに合わせてホイールとタイヤを再選定する事にしました。


まず、若いときの走り方であれば、基本重い体重をパワーでカバーする方向で、長め(180㎜)のクランクを回すことでトルクを増やして上り坂をカバーして走り切る方法で走っていたので、例えば佐渡で言えば大体170㎞辺りで必ず脚が売切れてきて、最後の10㎞辺りは足の攣りを誤魔化しながらスパートをかけてゴールするという事を毎回繰り返していましたが、肝心な脚が負荷に耐えられない現状では、根本的な走り方の偏向を余儀なくされました。


以前の走り方だと、ホイールは上り坂に特化して、例えばMAVICのR‐sysのように、「やたらに硬くてとにかく軽い」モノを使っていましたが、ロードバイク乗りを再開してみると、この手の硬いホイールに脚が悲鳴を上げてしまっている事に気が付きました。


具体的にカンパのシャマルミレや、フルクラムのレーシングゼロ等で走ると、とにかく走っていてもペースが上がらず、早々に脚がダメに成ってしまうという事が続きました。

そこで、在庫で持っていた、もっと重くて柔らかいカンパZONDAに切り替えたところ、嘘のようにスムーズに走れることに驚きました。


試しに以前はリムの剛性が低くて力が入らないので、半ばオクラ入りにしていたシマノWH9000C24も使ってみたところ、これもかなり快適に走れるでは有りませんか!

WH9000C24に関しては、このブログの大昔の記事でも、「ロングライドに最適なホイール」とインプレしていましたが、軽く回って乗り心地も良いという理由での評価でしたが、現状の体の状態と走り方だと、その傾向がピッタリ嵌っていたようです。


では本番はWH9000C24で決まり!・・・・で良いはずですが(苦笑)、更に平地での高速走行の負荷を減らせないかと、ディープリムのホイールも検討してみました。


なんか書いていて「こいつ一体どれだけ自転車に金掛けたんだ!」と腹が立ってきましたが(オイオイ)、これまた在庫である50㎜のディープリムホイールのMAVICコスミックカーボンSELが有るのでそれを使う・・・・でもよいはずですが、流石にかなり使い古していて、本番でトラブルがあるのも嫌なで・・・・


あっ、これは以前佐渡でゴール直前で、ホイールのスポークが折れてしまい、楽しそうに(苦笑)回収のバスに乗ってDNFに成ったというトラウマからで、「まあ、あの時MAVICのサポートバイクに他社のホイールは知りませんと見捨てられた恨」もあり(苦笑)、佐渡はMAVICで出るが定番になっていたので、コスミックカーボンでもいいかな?とも思いましたが、WH9100C40を購入しました。
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所謂「セミディープリム」で、一般的に性能が中途半端と言う評価があるホイールです。
セミディープリムホイールは、昔35㎜のリムで、イーストンのEA90earoというホイールを使った事が在り、良く回ってしかも軽くて剛性もある、自分にぴったりのホイールだった経験から選びました。

ただ、このホイールは、スポークの品質管理に問題があったらしく、エアロスポークが途中で破断するというトラブルが頻発したようで、早々マーケットから消えてしまいました。
さてC40の印象ですが、C24程軽くなく、C60程空力性能を期待できず、どっちつかずともいえますが、流石に25㎞/hからの加速の伸びが良く、30㎞/h前後で巡行するという、ロングライドイベントの「少し早めの集団」のペースにはピッタリであり、リムが重くなった分だけ回転がマッタリしているのは想定通りであり、上り坂のネガは自分の体重落とすことでリカバーするので問題なく、あとは軽いタイヤやチューブを選択する事でリカバーできると踏んだので、このホイールを本番で使う事にしました。
ちなみにこのWH9100C40は、レーシングゼロを売った金額そのままで中古で購入しましたので、このホイール交換に伴う費用負担は有りませんでした。
ヤレヤレ無職は辛いですね(苦笑)
5、最近のロードバイクのタイヤ事情は?
活動自粛中や走れない時でもSNSとは有り難いもので、覗いていれば何となくロードバイクを取り巻く環境の変化や、最近流行りの機材などの情報は目に留まります。
今巷であるようなガソリンエンジンVS電気自動車(ICEvsBEV)では有りませんが、リムブレーキVSディスクブレーキまたはチューブレスVSクリンチャーみたいな話題が盛り上がっていたようですが、自分としてはあまりそういう事に興味が無く、煽り立てる事が目的で利を得ているような連中に乗っかるを良しとしたくもないですので、淡々と「今の経済力で、行う活動に最適な機材を維持管理する」を続けています。

昔のように稼いでガンガン走っていれば分かりませんが、現状は従来の流れの機材で「なにも困ることが無い」以上、タイヤに関してもチューブレスや太いタイヤに変える理由が無いというだけです。
実際自分の周囲は田舎だという事もありますし、コミュニケーションはもっぱら出先の年配のサイクリスタが多い事もあって、ビギナーでもベテランでもチューブレスタイヤのサイクリスタはいませんでした。
勿論技術的な観点や、機材の流れからディスク化やチューブレスを否定するものでは有りませんが、個人的にはその辺りは「住み分け」してくれればいいなぁと考えています。
実際の所、MAVICなどは、ユーザー調査したところクリンチャー7チューブレス3の割合で現時点ではやはりクリンチャーが優勢で、一時ハイエンド機種のクリンチャーホイールを撤廃したのを、開発と販売を再開したとメーカーの技術者に聞きました。
ま、どちらも一長一短あり、使うユーザーの事情によって決めればよい訳で、現時点自分がチューブレスを選ぶ理由は有りません。
というか、チューブレスにしない最大の理由は、出先のパンクの対応が面倒の一言に尽きます。
イベント中にパンクしたら、サポートカーが来てホイール事交換してくれれば考えなくも無いですが(苦笑)
さて、何時もはイベントシーズンインの時にタイヤとチューブを交換するルーティンですので、こればかりは新品をお金があるうちに用意しておこうと、最初はイベントで使用実績があり、雨天時のグリップも秀逸な、ヴィットリアのルビノプロをWiggleで購入しようとしたところ、ああっ!円安のバカヤロー!!(泣)で、7500円以上もする状態でした。
で、色々と調べて、パナレーサーの最新のタイヤである「AGILEST」を購入しました。
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パナレーサーの最新タイヤで、構造や材質を一新して、欧米の有名メーカーのハイエンドタイヤにも匹敵するものという触れ込みのタイヤです。
自分はパナレーサーは、RACEシリーズやグラベルキングを長年使っていましたが、、RACE-A4を使った時の感想は「ちょっと残念だな」と言う感じで、他のタイヤのレベルに達していない印象を受けていました。
ただ、それでも使い続けたのは、タイヤの脱着が比較的楽な部類のタイヤで、出先でのパンク修理を考えてのことですが、数年前にやはりしなやかで脱着が用意で乗り心地の良いヴィットリアのタイヤを、Wiggleでかなり安い値段でセールした物を大量購入していたので、最近はそれを主につかっていました。
AGILESTは25Cタイヤとしては軽い方で(メーカー表記200g)で、同じくパナレーサーのR’AIRチューブを組み合わせれば、セミディープリムの重さをある程度カバーできると踏んでの購入でした。
余談ですが、Wiggleは販売不振で日本から撤退して本国イギリスの販売に集中するという報道がありましたが、通販でも買えないんですかね?
円安によりバリューメリットは下がりますが、自分なんかは欧米人向けの大きいサイズのウェア類を購入できるメリットが大きいんですがね。
6、さて来年は?
と、鬼が出るような話になりますが、今の更新ペースから言ってこの記事が年内最後の記事になると思います。
昨年の実母の介護から死去という、自分の人生における最大の転機を迎えての今年は、色々新しい事を始める好機になるはずでしたが、概ね半年はボケーっと過ごしてしまいました。
これは実母が死んだ悲しみによるショック等では断じて無く(苦笑)、どちらかと言うと半世紀にわたって自分の人生を悩ましていた最大の案件が消失した反動で、安堵と疲れが入り混じった虚無感で、なにもやる気が無くなってしまったというのが正直なところでした。
で、5月を過ぎてようやくロードバイクに乗ろうとしたところ、10㎏以上のウエイト増大で全く乗れなくなっていて、膝や腰にも痛みが出て無理が効かない上に、観測史上最も熱い夏が、6月から10月いっぱいまで続いてしまい、全く乗れない状況が続いてしまいました。
まあ、穏やかなダイエットで元の体重に戻してから、脚の負担を減らして走り込もうという計画は、11月から何とか再開して順調に推移出来ているので、公私ともに突発的なアクシデントさえなければ(これが何時も怪しいんだよなぁ)、来年は例年と同じペースでのトレーニングを続けることで、エントリーを済ませた5月19日開催の「佐渡ロングライド」までには何とかまともに走り切るパフォーマンスは取り戻せると思います。
とはいえ、一昨年に佐渡に出た時は、かつてないほどのパフォーマンス低下により、苦しく辛いイベントと成ってしまいました。
その時は3月末まで順調に仕上げていたのに、4月一か月何故か乗れずに体重が一気に増加してしまったという苦い経験がありますので、油断は禁物です。
また、これはあくまで通過点であり、再来年に「還暦で佐渡ロングライドを完走できるパフォーマンスを維持する」と言うのを、自分の自転車生活の一応の区切りにしようと思っているので、そこまでは頑張っていきたいと思います。
以前より「人生はロングライドと同じ」を周囲に言っていましたが、今はそれを本当に実感できて、どの辺りが「人生の完走地点」なのかは分かりませんが、そこまでは「楽しい自転車生活」を中心に、細く長く走り続けるしかないのかなと、改めて考えたりしています。 

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伊豆のMERIDA‐X‐BASEで、e‐bikeを体験 [自転車環境]

何と関東地方は5月である本日に梅雨入りしました。

とにかく季節の推移が少なくとも1か月は早いというのは、各種「開花前線」が早く、各地で地元の方々と話しても、「一か月は季節が早い」は間違いない所ですね。


さて、例年なら5月連休明けから6月中頃まで天候が安定して、各種イベントや旅行に最適な時期なのです。

それに合わせてイベント見学の旅行を計画して、5月28日に静岡県藤枝市の航空自衛隊静浜基地で開催される「2023静浜基地祭」に、オートバイのツーリングを兼ねて宿泊先など決めておきました。


前々日の26日に出発ですが、ネットの記事で、自転車のロードレース「ツァーオブジャパン」が丁度富士山の「あざみライン」で行われるという事で、スタート地点の小山町「道の駅すばしり」に、レースのスタート時間の11時に間に合わせるため、暗いうちの3時に自宅を出ます。


1時間30分くらいして休憩しているときに丁度陽が上がってきました。
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まあ、高速使って車で行けばそんな早起きして、下道で延々と走らなくてもいいんですが、そういう面倒な事が好きなオヤジもいるんですよねぇ(苦笑)
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まあ実際はこれに渋滞や迂回、休憩なんかが入りますから7時間30分くらいかかりましたがね。
PCXは旅装備にで荷物満載です
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何故ここに自転車のヘルメットが乗っているのか?は今回のタイトルに関係しています。
今やロード乗りの聖地ともいえる「道志道」を進んで峠を抜けると富士山が見えてきます。
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この日の空模様はちょっと異様な感じのする空で、国道16号を走っているときは東京方面から何本もの雲の太い筋が流れてきたり、上空の高い所に薄い雲が広がっているようで、一見曇りの空模様だが、富士山はくっきり見える所から、雲底は少なくとも1万フィート・・・・大体3300m以上あることは(富士山の標高3776m)判るのですが、嫌な感じです。
道の駅すばしりに到着です。
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ここは富士山一周のイベントで何度か訪れたことがあるので、勝手知ったる場所ではあります。
ツアーオブジャパンのスタート地点は此処から上に上がったところに成ります。
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ここがスタート地点ですね
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これは報道のカメラ用のバイクです。
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流石大きいしっかりとしたバイクで、これを見ると自分のPCXはオモチャに見えますな(笑)
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ここから「ふじあざみライン」で須走口の5合目まで上がるのですが、20度を超える急こう配が続く「地獄のすばしりライン」ですから、ああっ、とても考えたくもないわぁ!
スタート時間前で、アップをする選手が通り過ぎていきます
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スタート時間が近づいてきて会場もにぎわってきます。
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スタートシーンはTwitterとfacebookにアップしましたが、通過するのはあっという間なんですよね。
で、会場がパブリックビューイングになって、実況中継で観戦できるようです。
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会場にコースの勾配図が掲載されています。
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こんな勾配のコース嫌ぁぁぁ!(苦笑)
しかし、ロードレース自体、世間ではマイナーな存在ですし平日という事も有るのでしょうが、なんというかあまり観客がいません。
関係各位もいろいろと努力はされているのでしょうけど、宣伝も含めて色々なプローチが必要なのかもしれません。
今回も「たまたま」情報を目にして、遊び人なので(苦笑)平日に時間が取れて、偶然にも自分の旅行先だったから見に行けただけで、偶然に近い状況でこれたようなものです。
さて、お昼を食べて本日の目的地である伊豆市の「道の駅伊豆のへそ」に併設されている、自転車メーカー「メリダ」が直営しているサイクリング体験基地とでもいうのでしょうかMERIDA‐X‐BASEに向かいます。
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実は前回の伊豆旅行で通過地点として宿泊予約を取ったところが、偶然この施設のホテルで、現地でここの存在を知りました。
此処では最新のメリダのバイクをレンタルして、周辺観光が出来たりサイクルツーリング体験が出来ますが、地方にある観光目的の自転車レンタルとの最大の違いは、メリダの直営店で、スポーツサイクルの知識と技術のあるスタッフが用意されている事です。
自転車だけでなく、ヘルメットやビンディングシューズのレンタルもあり、バイクの選択やポジションのフィッティングも、適切なアドバイスを貰えるので、日頃自分のバイクに乗っている環境に非常に近い環境で、出先で気軽にサイクリングを楽しめるという所にあります。
これなら都心から電車でウェアだけの軽装備もって訪れて、自転車借りて観光するというプランが楽しめますね。
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着替えのロッカーもあり、温泉もあり、ホテルも有る(結構リーズナブル)訳ですからサイクルツーリストの拠点としての魅力満載です。
話は変わりますが、自分は本当に日本の色々なところを旅していますが、一度たりともレンタサイクルなる物を借りた事が在りません。
それは「どすこい体型」に合ったサイズの自転車がまず用意されていない事に合わせて、ポジションが合っていない自転車には絶対に乗りたくなかったからで、
このMERIDA‐X‐BASEではそのネガがすべて解決できるとう事です。
まあ前回の訪問でそれは確認しており、次回は是非最新の「e‐bike」をレンタルして、色々と確かめてみたいと考えていましたので、今回ちょうど良い機会だという事で訪れて、スタッフと相談してバイクを選択し、じっくり乗ってみる為に翌日4時間のレンタルを予約しました。
この時点で15時を超えていましたので、ホテルのチェックインまで観光を楽しむことにします。
そういえば此処「中伊豆」は何度か来て、「天城峠」も通過していますが、「旧天城トンネル」を見た事が在りませんでした。
旧街道で道も整備されていないので、自家用車で行くのはいささかはばかれたのですが、バイクならいけるかなーと(苦笑)
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確かに雰囲気は有りますねぇ。
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まあ、平日と言う事で観光客もほとんどいませんでしたから、寂れた雰囲気を味わう事は出来ました。
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路面の方は前日まで結構雨が降った事もあり、路面が掘られてかなり荒れていましたが、安全第一でたどり着けました。
まあ、こんなものですよね(笑)
天城峠から戻って、本日の宿泊は長岡温泉の「ホテル八景園」を予約しました。
此処の売りは富士山が拝めるという物で、どのお部屋からも展望露天風呂からでも、天候さえ許せば何時でも富士山が拝めます。
このホテルは如何にも「昭和の観光ホテル」と言う感じの建物ですが、内部は清潔にリニューアルされていて、部屋も巷のビジホに劣らないアメニティが提供されています。
流石に昔のように着物を着た仲居さんがワラワラ出てきて至れり尽くせり・・・は無いですし、従業員も外国人労働者の方々が半分以上と言う感じでしたが、サービスに不満な点は無く、提供された朝食も美味しく非常に快適なお宿でした。
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屋上の露天風呂からも富士山が拝めて、調子に乗って朝ぶろも堪能しました。
ただ、この日の富士山は朝からどうも不気味と言うか、薄雲に浮かんで見えるという物で、地元で定点観測をしている訳ではないので、見え方による「何か」を想定できる材料が自分にはないのですが、これは19歳から49年間空を見上げて雲の様子を観察していた経験による「癇働き」という、非科学的な感覚での「悪寒」です。
まあ「偶然の産物」として、この日千葉県東方で震度5弱、M6.2というかなり強めの地震があったわけですが、午前中に見た雲も含めて、こんなオカルトな与太話に何の信憑性も無く、多分地震の発生とは全く関係ない事なんでしょう。
ヤレヤレ(苦笑)
さてようやく本題の「e‐bike」の試乗です。
バイクはクロスバイクをレンタルしました。
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これは「CRUISE」という物なんですかね?
アルミフレームとテイァグラのコンポが入った、よくあるスペックのバイクです。
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肝心の「電動アシスト」はシマノの6000シリーズが使われていて、よく巷で見るママチャリの「電チャリ」ではなく、しっかりとしたスポーツサイクルとしての「e‐bike」です。
ちなみに電動アシストコンポについては、世界的に見れば「ボッシュ」のシステムが主流?でしょうか。
また、正直怪しい限りの「中華e‐bike」については、ほとんど「電動オートバイ」のような、日本の法規では違反と言う物も少なくないです。
この「規制」ですが、最高速度は24㎞/hとアシスト出力の規制がありますが、当然欧州にはそのような規制は無く、通販で欧州性を購入したり、国内でも正規代理店で購入した物に「欧州版ソフト」を組み込んでリミッターをカットするという事を、内緒で行うサイクルショップも少なからずあるそうです。
能書きはともかく乗り出して最初の感想は「狡い!」でした(笑)
ペダルに脚をかけて直ぐに「スーッと静かに前に出る」感覚があり、フッと重さが消えたような感じがします。
今回はMERIDA‐X‐BASEのある長岡から、山を一つ越えて海のある「内浦」に向かいます。
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チカちゃん達が、ママチャリでヒイヒイ言いながら登ってきたのとは反対のコースですね(笑)
いやロードバイクでも厳しそうで、特に今の自分の体重では間違っても来たくないのですが、流石e‐bikeだと問題なく登れます。
ここでe‐bikeと言う物のイメージについてですが、自分も「モーターで走るオートバイみたいなもの」で、楽に走れると思っていましたがが、このバイクについていえば、結構自分から意識して回して走らなければ前に進む事は無く、オートバイでは無く、間違いなく感覚的には「自転車」です。
一山超えて海に出ますが、此処内浦は言わずと知れた「ラブライブサンシャイン」の舞台になった地域で、所謂今回は「聖地巡礼」も兼ねています。
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アニメを見た方なら、見覚えのある場所ですね(笑)
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ノンビリ聖地を巡りながらさて、元来た道を戻るのも芸がないし、もっと勾配が厳しい山道は無いかとGooglMapdeで探していたら、地元のおばちゃんが声をかけてきて、親切に道を教えてくれました。
ここから入るようですね。
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あっ、結構厳しいかも(苦笑)
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まあ想定通りかなりの勾配で、だいたい15%以上の勾配が続く九十九折れが続く感じで、地元宇都宮のジャパンカップのコースにある「古賀志」の激坂以上のコースが延々と続きます。
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恐らく自分が一番コンディションの良いときであれば、なんとか登っていけたでしょうが、現状では「生身」では絶対無理と断言できますが、e‐bikeなら登っていけます。
ただし、最初は結構一生懸命回してしまったせいで、鍛えていない心肺機能が悲鳴を上げる状態でしたが、痛みのある膝は全く問題なく、脚に負担がかかるような気配は有りません。
これは本当に不思議な感覚で、あえて似た様な状況を表現するのなら、「ローラーやエアロバイクの負荷を下げてクルクル回している」のと似ている様な気はします。
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一山超えて戻って来て「狩野川」のほとりを走ります。
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最初は「身体に負担はかからない事は判ったけど、あれ?e‐bikeって、そんなに楽に走れる物じゃないのかな?」と感じましたが、次第にシマノのアシストの特性が分かって来て、それに合わせて走ることが出来ると、今度は本当にスイスイ前に進んで行くように成りました。
よし!もう一回チャレンジと、もう一つ山を登っていきます。
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うわっ!此処も結構すごいぞ。
気が付いてみると、結構高い所に来ていますが、これがe‐bikeでなければ、クロスバイクで今の身体状態で、満身創痍に成らず此処に上る事は絶対に無理でしょう。
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さて、e‐bikeに乗った感想の総括ですが、特にシマノのシステムの場合「e‐bikeは自転車であってオートバイではない」という事実です。
オートバイのように右手を捻れば楽に走れるようなものではなく、自分が主体的にペダルを回し続けなければ1㎜も前に進む事は無い「自転車」でした。
そして自分を含めて世間の人達が大きく勘違いしていた事として、「e‐bikeはパワーアシストでは無くトルクアシストしてくれるアイテムだという事です。
だから走る為にはペダルを回す、ケイデンスを稼ぐ為の身体機能や心肺機能は必要であり、普通に疲れますしカロリーも消費します。
ただ、クランクに装備されたセンサーにより、トルクを検知して「それに合わせて「トルクアシスト」をしてくれるので、脚の筋肉や腱、間接に過剰な負荷がかかる事が在りません
だからe‐bikeで山野を走ると、結構息が荒くなって大汗かくような運動強度がるのに、脚に負担が掛からないので、脚のダメージが無いという事に成ります。
これはある意味自分のように、「健康維持やウェイト制御の為に自転車には乗りたいが、脚に故障を抱えているので坂道は不安で登りたくない」という自分にとっては、「福音」以外の何物でもありません。
あとロードバイク乗りとして懸念を持っている方が多かった「アシストが24㎞/h」までで、ロードの仲間に付いて行けないという話です。
まず自分に限れば走行ペースが特にクロスバイクのポタリングでは平均速度が20㎞/h程度で、MAXでも25㎞/h程度であれば全く問題が無く、MTBベースのe‐bikeでは流石に巡航速度は上がらないでしょうけど、ロードバイクベースであれば、特に平地の巡航速度に関してはe‐bikeだから遅い?事は無いと思います。
要するに一括りにe‐bikeとまとめる事は間違いであり、自転車そのも持っている特性や性能が重要であり、電動云々はあくまで「トルクアシスト」の問題でしかないという事です。
ちなみに今回借りたクロスバイクタイプは、ちょっと残念だったのは「振動吸収特性」があまり良い自転車では無かったようで、結構振動疲労を感じてしまいました。
これは同じクロスバイクでも自分が普段乗っている、「2007年式TREK FX7.5」のとの比較で感じてしまった事で、このFXは当時のクロスバイクの最高グレードで、TREKのアルミのロードバイクと同じ品質のフレームとカーボンフォークに加えて、自分の改造でシマノのWH6800のホイールと、パナレーサーのグラベルキングのタイヤや、セラSMPの幅広のサドルに換えてあるからです。
もしロードバイクとしての走り方に拘るのであれば、最新のロードタイプのe‐bikeだと、重量は10㎏程度だという事ですので、一昔前のアルミフレームの重さ程度であれば、巡航速度はむしろ「エアロ性能」であって、フレームやホイールの空力性能次第?と言う事では無いでしょうか?
等といろいろ書きましたが、今回これ以外にも何台か載せていただいて、正直一番自分にしっくり来たのがロードタイプに近い、どちらかと言うとグラベルロードの「ミヤタロードレックス」だったと報告して締めくくります。
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ホントこれは、帰路に馴染のショップ行って、即注文を入れてしまいそうなくらい気に入ってしまいました(笑)
まあ以前でしたらですけど。
多分、イベント関係以外の自転車生活でしたら、これ一台だけあれば大丈夫ではないかと思います。
なにせポジションのフィッティングも未完の状態で乗って、あれだけ満足できれば、何も言う事はありません。
問題は「現状敢えてこれを買わなければいけない切迫感は無い」につきます。
要するに無職の遊び人が、なんとしても買わなければならない、納得のいく理由が無いんです。
これが、あれだけ使いもしないロードバイクを買いあさった人間と、同じ口から出たとは信じられないようなセリフですねぇ(苦笑)。
とはいえ、これを買ったとしてどのくらい稼働するのかという事に関しては、現状の保有バイク(オートバイも含む)を見れば由々しき問題です。
いっそのこと保有自転車をイベント用ロード1台の残して処分してロードレックスを購入するというのも考えてはいますが、悩ましい所ですね。
まあ自分の購入問題は除けば、ぼく自身のe‐bikeに関する否定要素は、今回の試乗ですべて取り払われました。
さて、本来この旅行は静浜基地祭の見学と、あわよくば余った時間で「大井川鉄道」付近をツーリングして楽しもうと、静岡空港付近に宿を取ってあったのですが、冒頭にあるように本日より天候の悪化が予想されていて、一日中雨天でのオートバイの長距離ツーリングはリスクが大きすぎると判断て、急遽28日中に帰宅する事にしました。
これで完全に当初予定していなかった「自転車関連旅」に成ってしまったわけです(苦笑)
昨日はとにかく当日中に帰宅しようと、5時朝食も取らずホテルを出て、何とか16時30分頃には自宅に帰ることが出来ました。
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実際渋滞の迂回などもあり、大体370㎞を11時間30分かけて走りましたが、これが現時点では一日に移動できる限界の距離に成っています。
ただ流石にお尻は痛くなってきましたが(苦笑)、体でそれ以外に痛くなるところは無く、疲労感もそれほどなかったのは、気候が良い事も大きかったですが、自分自身随分オートバイに慣れてきて、身体に無駄な力が入らなくなったからかもしれません。

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このクロスバイクで、佐渡ロングライドは完走できるのか? [自転車環境]

自分が自転車趣味に、いや自転車の生活にのめり込んでいった、一つの切っ掛けに成ったのが、有名な佐渡ロングライド210㎞のイベントです。


クロスバイクで走る楽しさを思い出して、30㎞、50㎞、80㎞、と順調に伸ばしていき、いろいろな自転車の情報に触れる機会も増えてから「なんでも、佐渡ヶ島を一周する210㎞のロングライドイベントがあるみたいだよ」という話を聞きました。


最初はただ「驚愕」するだけで、とても自分がそんな距離を走れるとは夢にも思っていませんでしたが、次第にいつかは走って完走してみたいと考えるようになり、自分の自転車趣味がどんどん深まっていきました。


さて、自分の自転車遍歴を改めて思い返しますが、スポーツサイクルとして意識して、初めて購入したバイクがクロスバイクで、2004年当時55000円で通販で購入したスペシャライズドクロスライダーです。

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これはMTBから発展したバイクで、フロントサスペンションが付いていて、フレームも頑丈ですが故に重く、タイヤも700Cの幅が35Cと、今となってはクロスバイクとしてはかなり太めで、平坦路を走るのには快適でしたが、自分の体重もまだ「どすこい」でしたので、山岳路は当時「死ぬ思い」をしました。
2007年ごろ、職場の仲間とツーリングや、エンデューロレースを始めることになり、軽快さを求めて購入したのが、近くの自転車ショップなるものに、おそるおそる顔を出して(笑)其処で80000円で購入した、スペシャライズドシラススポーツです。
因みに派手なジャージを着た速そうな常連のローディが屯っているイメージが強い自転車ショップは、初心者には非常に敷居が高いもので、自分もそうでしたが、初めは通販から開始して、雑誌やネットの情報だけで自転車生活を始める、または続けているというサイクリスタは少なくありません。
ある意味サイクリスタ全体のマナー等の意識の向上や、適切な走行法、トレーニングの仕方など、「健全なスポーツサイクリングの文化醸成」には、まずサイクリスタ同士の繋がりが必要と考えている自分にとって、サイクルショップの担う役目が大きい事を考えると、敷居が高いことは好ましい話ではありませんよね。
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これは随分魔改造が進んだ頃の画像で、ほとんどフラットロード化していて、当時15万円で販売しているアルミのロードバイクとそん色がないスペックに仕立ててありました。
このバイクで平坦路なら160㎞走れる実績を作ってから、意を決して2008年に初めて購入したロードバイクが、FELT Z25です。
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この画像は、ほぼ無改造の時の様態で、初めてエントリーしたロングライドイベント宮城センチュリーライドを完走したときの物です。
このZ25は、当時珍しかったコンフォート系のロードバイクで、初心者が無理なく快適にロングライドを楽しむのに適してはいましたが、これで本格的にレースなどをするには、そもそもフレームのジオメトリーが適してなく、期待したパフォーマンスがなかなか発揮できないと、苦心惨憺あれこれと改造を施した結果がこれです。
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もう、フレーム以外は完全に別物に成っていて、この姿で佐渡ロングライドに挑んで完走することで、自分の目標に一区切りがつきました。
さて、自分は当時はロングライドイベントなど、相応のパフォーマンスで走り切る事しか考えてない時代で、機材としてはロードバイク一択で、まさかクロスバイクとかでイベントを走ろうとは全く考えてはいませんでした
しかし、ここ数年ほどロングライドの相棒として考えてもいなかったクロスバイクで、またロングライド・・・いやこのさいセンチュリーライドなどのイベントを走ってみたいと考えるようになりました。
今回、何故このような話が始まったかというと、最近、ネットの記事で、日本人による日本人のためのスポーツバイクを謳うKhodaaBloom (コーダーブルーム)が、なんと佐渡ロングライド210㎞を走れるクロスバイクを謳って新しいしクロスバイクを発売したことを知ったからです。。


このバイクのスペックは、十分ロングライドをストック状態で走れる物であり、佐渡も十分完走できると思いますし、そうなればかなりインパクトは強く、今まで予算がネックでスポーツサイクルを始められなかった方々の、強い動機付と後押しに成る可能性が高いと思います。


むろんコーダブルームさんの意図はそこにあるはずで、昔からユーザーチームを組んサポートし、積極的に佐渡ロングライドに参加してきただけの事はあると思いました。


確かにこのバイクなら、まったくの初心者でも、ヘルメットやウェア、灯火類やボトル、フロアポンプ、携帯ポンプ、携帯ツール、予備チューブなどを含めても、恐らく9万円台の予算で始められると思います。


因みに、今の時代良いなぁと思うのは、ある程度スポーツバイクが普及してくれたおかげで、ウェア類や装備品も、有名ブランドにこだわらなければ、所謂中華ブランドでも十分使えて、その上かなりリーズナブルであるという事です。


さて、実はこの記事を見るかなり以前から、コーダブルームさんと同様の企画を、自分で実施しようと思って色々準備していましたが、ここ数年色々と心が折れていたので(苦笑)延び延びになっていた為に、随分温めてしまったネタです。


とにかくお金がかかりすぎるという自転車趣味のイメージを変えたいと考えていました。

イメージはともかく、現実を見ると確かに自転車趣味はお金がかかる事は間違いがなく、自分はそれをさんざん実践してきた張本人でもあります(苦笑)


例えば、自分はかつて、思い残すことが無いようにと(苦笑)、一度「ハイエンドバイク」を手に入れました

当時東日本大震災直後で、何かあったらもう最後だという、変な世紀末意識が有った事が、この暴挙を後押ししたようです。


2011年式のTREK madon6.5で、TREKのフルオーダーシステム(プロジェクトワン)で、当時のデュラエースフルコンポと、50㎜のディープリムホイールを入れて、カラーリングもフルオーダーで仕立てた、これ以上言う事のない最上の選択をした結果でした。

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値段はよく覚えていないのですが(苦笑)、ショップの値引き無しなら150万円近い買い物だったと思います。


で、先に書いた通り5万円程度のクロスバイクから自転車趣味を始めた自分ですが、では自転車趣味の楽しみとしては、このバイクを手に入れたからといって、本当に30倍楽しく成ったのでしょうか?

また、これまた当然の話として、その前に乗っていたFELT Z25と比べて、格段に速くなったでしょうか?


楽しみでいえば「物欲」と、ハイエンド機種を手に入れたという虚栄心は十分満たされましたが、それ以上の物ではありませんでしたし、パフォーマンスに関しては自転車の速さは自分次第という永遠不滅の原理に辿り着いただけでした(苦笑)


誤解が無いように説明すると、マドンそのものは素晴らしいバイクで、ハイエンドながらしなやかな乗り心地が有り、操縦性能も素直で本当にロングライドを快適に走りきる事が出来ます。

既に10年前のバイクではありますが、今もってそのパフォーマンスは自分には他に代えがたいモノがあります。


要するに、「コストパフォーマンス」で言えば、現時点でもし中古品やオークション等で同じスペックのバイクを自分で組めば、どう高くでも30万円はかからないで組み上げる事は十分可能であり、あえて最新のハイエンドバイク(性能としての空力性能や制動力等は別として)を、5倍の価格で購入する必要はないという事です。


なんだか身も蓋もない話で恐縮です(苦笑)


要するに、何が言いたいかというと、これから自転車趣味を始めようとしている方で、自分のように分不相応の金額を継ぎこんで、狂ったように機材をそろえているサイクリスタを横目で見て、自分ではあんあ予算はかけられないので、自転車趣味は出来ないと躊躇している方々に、いやもっとリーズナブルに自転車趣味を始められますよという事を、ぜひ知ってほしいんです。


また、これは以前一緒に走っていて、現在は釣り趣味に宗旨替えした後輩が、普通の勤め人が趣味にするのには、最近の自転車は用品も含めてあまりに高価すぎるというイメージを持っていた事ですが、自分もその通りだと思っていて、この状況も何とかならないかとも考えていました。


これは、なんとしてもローコストの自転車趣味生活を証明しなければいけないと考えて、いろいろ検討してみたのですが、出来れば改造費込みで総額10万円以下の予算で、しかもロードバイクに拘らず、クロスバイクでロングライドイベントを走ってみようか?という企画が持ち上がりました。


因みにクロスバイクなのは、今人気が有るという事はもちろん、自転車趣味を始めるのにあたって、クロスバイクは各種要因のバランスが良いからです。

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この一覧表は以前自分が色々な自転車の特性を比較するために作成したもので、クロスバイクはどの要素をとっても比較的評価が良く使いやすいという結果に成りました。
これは意図してこのような評価にしたわけでは無く、自分でもこの結果は驚きました。
まあ、逆に評価すれば、使用用途などが決まれば、特定要素で一番すぐれているわけでは無く、中途半端とも言えますが、初めて自転車趣味に取り組むのは適しているといえると思います。

という事で、ヤフオク等で、基本構成はしっかりしつつ、程度などは良くないことで提示価格が低く成っているクロスバイクを購入して、それなりに整備した状態で何処かのロングライドイベント、出来れば佐渡ロングライドでも走ってみようかと考えました。


以前記事にしたクロスバイクのFELT QX65のレストアなどは、その企画の一環として、情報収集と整備能力の維持の為に購入して部品まで集めたのですが、心が折れている間にコーダブルームさんに先を越されてしまってた形に成ってしまいました(笑)


正直これはやられた!と思う反面、自分の考えはそう見当違いではなかったと、ある意味これが後押しに成って、新たに計画を実行することにしました。


ただ、QⅩ65はあくまで練習用で、実は自分で使う事を想定していなかったため、サイズが小さめで使えなくはありませんが、本当にそれで佐渡まで出場するのであれば、自分に合ったサイズが好ましい事は言うまでも有りません。


さてここまでは前置きで(苦笑)、本題は昨日届きました。某オークションで落札したクロスバイクの2009(2010?)年式TREK FX7.5です。

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某オークションの紹介画像では、かなりくたびれている印象でした。

配送された現物を確認すると、確かに年式相応の傷ややれはあるものの、比較的程度が良い個体でした。


オークションでは自分以外の入札が無く、人気が無かったのはおそらくサイズが最大の原因で、ホリゾンタル換算でトップチューブ580㎜というのは、まさしく自分のサイズであり、身長185㎝~190㎝の人が適正サイズの、大きなバイクだからだと思います。


さて、当時のスペック表を見て、現車と比較してみます。

全体に比較的当時のオリジナルの状態を保っているようで、消耗品のタイヤやハンドルグリップ、サドル、スプロケット、フロントディレイラーが交換されていました。


ステムやハンドルなどボンドレガーの純正品のままで、この当時の大文字のBのマークのボンドレガーのパーツは、まだコストダウンなどが進んでいない頃の、装や表面処理などの品質にコストがかけられていた頃のパーツです。

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コンポーネントなどはSHIMANO LXで、当時としはMTBコンポーネントとしては最上級のXTに次ぐものとされ、軽量で競技にも使われていた高級品です。

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スプロケは外観からだとMTB用ではなく、自分も使っていた9速時代のアルテグラCS6500のようで、ある程度自転車の知識と整備の能力があり、ロード方向の改造をしたオーナーが所有していたことが有ると推察されます。
タイヤはクロスバイクとしては定番のパナレーサーパセラの28Cのタイヤで、これらの組み合わせなら、かなり軽快に走れていた事は想像できます。
ただし、タイヤはトレッドに亀裂が入ってベルトが覗いていています。
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ブレーキシューもかなり減っていますので、しっかり長く乗るにはこの辺を新品に交換して、注油やグリスアップ等を施す必要はあります。
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実際軽く乗ってみると、可動各部にぎこちなさやくたびれ感はりますが、これは整備の範囲で十分リカバー可能であり、コンポーネントの交換などなくとも、100km/日程度のツーリングには十分使えそうです。
面白いのはまたがってハンドルを握った時の感覚というかポジショニングが、自分のMTBのTREKエクスカリバー8と同じようなものだったという事です。
29’erのMTBと古いクロスバイクでは随分違いが大きいはずですが、この辺が同じ感覚というのは、時代や用途は違っていも、同じTREKのバイクだからでしょうか?
このバイクは25000円で落札して、6300円の送料がかかっていましたから、31300円で購入したことになり、この年式と程度としては高い?という意見もあります。
ところが、コロナ禍下の昨今の自転車ブーム再燃の影響なのか、いろいろなクロスバイクの中古相場を調べましたが、例えばクロスバイクの定番中の定番であるGAIANTのエスケープR3等を落札しようとすると、6年落ちの個体でも、20000円あたりで提示されていても、オークションが進むと大変なことに成ります。
あれよあれよと40人近く群がった挙句の果てに、40000円近い値段にセリ上がり、送料込みで50000円程度に成るオークションもありました。
他のクロスバイクも特に人気銘柄は同じようにかなり高額での落札に成っていて、自分の予算設定を大きく超えてしまい、何度も落札を断念しました。
試しに宇都宮市内の中古自転車のショップをのぞいたり、中古自転車の通販サイトを見ても、ショボクレタ個体でも40000円以上の値札が付いていていました
エスケープは、2021年モデルが新品で、リムブレーキ仕様でも52000円、ディスクブレーキでも61000円で購入できることからも、6年落ちモデルが中古でほぼ同じ値段とは驚きました。
中古品の価格がこれだけ高騰する原因として、コロナ禍での自転車ブームの影響で、スポーツバイクは世界的に需要に供給が追い付かず、注文が出来ない、もしくは注文を入れても年内には納品されない事のようです。
なるほど新品が手に入らず、今すぐに乗りたいとなれば中古品でも需要が強くなり、驚きの価格に成るのも納得がいく話です。
してみると、年式相応のヤレはあるものの、そこは「腐っても流石はTREK」というべきか、当時10万円程度で販売されていたこのバイクが、3万円程度するのも仕方がないとも言えますね。
また、クロスバイクとはいえ、同年代のロードバイクのTREK2000や2シリーズに準じた工法や素材(ALPHAアルミニウム)だったり、カーボンフォークを採用しているなど、基礎体力は十分であり「野暮ったくてジジクサく見えるけど、磨けば光る」バイクと言えそうです。
まあ、調子に乗ってまた魔改造してしまうと本来の趣旨から大きく逸脱してしまいますが、自分の場合まず自分の体格に合わせたセッティングは最低条件であり、シマノの9速や10速であれば、潤沢な在庫部品が流用可能ですし、新品であっても、10速用のパーツは既にローエンドクラスですのでそう高くありません
おそらく最新の11速のアルテグラR8000のSTIレバーを購入する金額で揃ってしまうのではないでしょうか?
ま、時間はありますしボチボチ部品も集まってきているので、秋のイベントまでには何と形にしていきたいと思います。

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ロードバイクを乗るのにプロテクターは必要? [自転車環境]

自分の年齢を考えれば、今さら「老いたなぁ」はそりゃ当たり前だろうという事になりますよね。

若いころ出来ていたこと、運動関係でいえば、絶対的な筋力や耐久力もさることながら、決定的に衰えて、それが努力では賄えないなぁと実感しているのが、とっさに回避行動がとれる反射神経ではないでしょうか?


ちなみに最近ブログの文字を大きくしたのは、当然のように視力が衰えて細かい文字が見えなくなったからです。とほほ・・・・


さて、今でこそ標準装備に成っている自動車の「ASB(アンチスキッドブレーキ)」ですが、自分の場合は若いころこのアイテムを馬鹿にしていて、緊急回避に関しては絶対の自信を持っていました


事実何度も際どい状態を紙一重で回避していましたが、ある年齢を境に、回避でパニックブレーキをかけたところ、その後ブレーキを抜いて転舵で進路を変更することが出来ず、そのまま滑って衝突してしまいました。


結局その事故で教訓として得たのは、自分の操縦能力を過信してはいけないという、当たり前の事ではあるのですが、それに気が付いて年々安全運転方向に運転技術をシフトしていき、以後、購入する自家用車は必ず中古車であってもABS装備が絶対条件になりました。


さて本題の自転車の話ですが、自分の場合は距離を走りますし。悪天候もあれば、ロングライドイベントなどでいろいろな環境で走行する事もあり、それだけリスクも大きいと思っています。


で、安全方向に振って走行しているつもりであっても、どうしても「転倒」が避けられないケースに遭遇することもあり、40歳代や52歳くらいまでは、子供のころ柔道をしていたこともあり、受け身がとっさに取れたことで、せいぜい擦り傷や打ち身程度で済んでいました。


しかし、4年前に交差点で右折する車に巻き込まれそうになり、とっさに飛んで逃げたのは良かったのですが、なんと両手を突き出して着地してしまい、両腕の肘に重度の捻挫を負ってしまった頃から、自分の反射神経について完全に自信を失ってしまいました


とどめは昨年7月に、りんりんロードの改修前の路面で突然自転車が滑って転倒して10m程路面を滑走した事故の時は、自転車に乗る前からダメになっていた膝を更に痛めてしまい、結局完治・・・はもう無理として、問題ないレベルに戻すのに半年以上かかってしまいました。


で、いろいろと過去の怪我や転倒時の状況などを思い出すと、大けがをするのは決まって夏季であって、理由は簡単で、半そで半ズボンの夏スタイルで、生身で素肌の状態であったからです。


これが冬季に成ると、何せ‐12.6℃の真夜中から走りだす大バカ者なので(苦笑)、外国の某有名タイヤメーカーのマスコットのように、二重三重に着込んだ防寒着がプロテクターに成っていて、大けがを防いでくれていました。


で、本当ならマッドマックスのように(古いなぁ)全身プロテクターで固めればよいですし、MTBでトレイルする人などはプロテクターは当たり前の装備に成っています。


とはいえ、ロードバイクでガチガチのプロテクターも、格好の問題というより快適性と重量の問題でどうなんだろうと色々と考えた結果、最低限度のプロテクターで、出来るだけ走行パフォーマンスに影響のないようにしようと、今回膝(ニー)と肘(エルボー)に衝撃吸収機能のあるパットの付いたサポーターに行きつきました。


で、試しに購入したのがこの商品です。

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もう無収入なのにまた無駄使いしてぇ!(苦笑)


とはいえ、やはり機能性重視で有名メーカー品などを購入すると、平気で1万5千円くらいはするので、お試しとあれば、このあたりのコストパフォーマンスが下限かなぁと思って購入してみました。


とりあえず試着してみます。

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サポーターの薄い布地の部分は、結構伸縮性があり、そんなにきつくはありません
パッドの部分もこの商品は一体のブリックではなく、六角形のハニカム構造で小さいブロックを並べてあるので、腕や足の屈伸を極力邪魔しないようになっています。
まあ肘は良いとして、常に動いている膝の部分は全く気になら無いわけには行かないでしょうから、これはロングライドして、評価しようと思います。
個人的にはこんなものが役に立ってほしくない最右翼の装備ではありますが、万が一を排除できない上に、もう本当に回復力が衰えていて、今後大けがをした場合、今までのように回復するという保証がありません
特に夏季は薄着になる以上、何らかのプロテクターの装備は必至とあれば、是非この程度の値段の商品で使えるものであってほしいと、切に願う物であります。

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自転車整備の為に、まず工具の整理から始めよう [自転車環境]

正直今、前の仕事の事を振り返りたくはないんですが、それでメシを食べていた訳ですし、結果として今の自分がいるという事実は否定できません。


自分は最後の頃安全管理の仕事をしていたので、安全衛生上の基本としての整理整頓、所謂5Sとかは口を酸っぱくして言っていた立場でした。


が、当の本人はあまり整理整頓が身に付いている立派な大人ではなかったのは、余りに残念な話ではありますよね(苦笑)


言い訳ではありませんが、自分の両親、特に母親の魂には、整理整頓とか事前に対処するという概念が存在しない物体でして(苦笑)、そのくせ子供にだけは整理を強要させて、自分のだらしなさを棚に上げるという・・・ああっ!書いていてもまた血圧が上がる(笑)。



とにかく、整理整頓、歯を磨く、早寝早起きをする、自分の体調を管理するという事に関しては、成人してからひどい目に遭って、苦労して習得してきた過去があります。


さて、どの様な仕事でもこれは万国共通だと思いますが、仕事の段取りをしっかり組んで、作業に使う道具を整理整頓するのは基本中の基本で、特にメカニックであれば、自分の工具を大切に使うのは、DNAに刻まれた本能のようなものだと思います。


判ってはいるんですよ、判ってははいるんですけど、自分の足元を冷静に見つめれば、自分の自転車の工具の整理は全く出来ていない・・・何がどこにあるのかわからないというのが悲しい現実でした。


そこで、まず今使用している工具やスモールパーツ類、ボルトやワッシャやスリーブなど、とりあえず床面に新聞紙をひいてブチマケテみました(笑)
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これではタダのゴミの塊です!、なんじゃこりゃぁぁ!
で、今回とにかくこれをきちんとまとめようと、自分の人生ではおそらく初めてのちゃんとしたツールボックスを購入しました。
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本当ならKTCスナップオンの物が欲しいところですが、この程度の物でも優に3万円以上のプライスが付いてしまいます。
このツールボックスは樹脂製ですが、比較的しっかり作られているもので、8000円程度で販売されていました。
写真はありませんが、ここからが大変で、工具の分別と、小物の選別などに相当時間がかかりました。
まず上蓋を開けると、普段の整備でよく使うものを中心に納めました。
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中ふたを外すと、これまた使用頻度の高い工具を納めます。
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ちなみに底には傷と汚れ防止のために、キッチンペーパーを重ねて引きました。
一段目の引き出しは次にグリース等のケミカル類や、紙やすりやテープなどを納めます。
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2段目には各種レンチ類をまとめて収納します。
ホイールレンチやペダルレンチなど細かいものがたくさんあるんですよね。
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3段目は一番下になりますが、重量のある工具類を入れて、工具箱のバランスを取っています。
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通常自転車の整備では使わないプーラーや、パイプカット工具、自分はカンパニョーロ用の専用工具などもありますから、結構な重量になります。
今までため込んでいたボルト類やスペーサー類、新品のチェーンピンやワイヤーエンド等のスモールパーツ類別、
その他樹脂部品などは別のツールボックスにまとめて入れておきます。
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この手の部品は中古自転車を整備するのには必ず役に立つもので、自分は使えるものは基本的に全部保存しておきます。
次に重複して持っている工具類で、日常の整備に必要なものを、玄関横の収納に納めます。
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この玄関収納は新築時にオプションで入れたもので、けして安いものではなかったのですが、見事なくらいゴミ貯めとして不用品が押し込んであったった物を、自分が強制的に問答無用ですべて廃却して再整理しました。
自宅を新築するときの話ですが、自分の母親に限らず、何故か女性の方々は家中に色々な収納スペースを要求してきます。
住宅営業で間取りの打ち合わせなどもしていましたからわかる事なんですが、収納を作るのもけしてタダではなく、スペースも取りますしコストもかかります。
そして、何が腹が立つかと言えば、その納に使いもしないゴミをせっせとため込んで、日常使うものが部屋や廊下にあふれかえっていて、あまつさえそこにカラーBOXを重ね始めて居住スペースを圧迫し始めるんですよ!
自分は母親に春夏秋冬で使用実績がないもので、自室以外の収納にあるものは問答無用で廃却するを離職後宣言して現在せっせと整理と清掃工場への廃却にいそしんでいます。
あー、清々した!(笑)
ゴミを捨てて、空いた棚にまずチューブやタイヤなどの消耗品を納めます。
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そしてヘキサレンチやドライバー、エアゲージ、タイヤレバーなどの工具をまとめて納めます。
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問題が起きなければ、日常整備はここの工具でほぼ間に合うははずです。
更に小さいバックにヘキサレンチ、タイヤレバー、ワイヤー、ブレーキシュー、クリート、タイヤ、ニッパなどを入れて、自家用車に次いでおきます。
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これはイベントなどの出先で、トラブルが発生したときに対処できるアイテムをそろえました。
ま、工具類などただ分類して納めただけで、本当ならどこに何があるかまでキッチリと整理すべきなんでしょうが、これで少なくとも整備を始めて、あちこち工具を探し回る事は無くなると思います。
自転車パーツ類も一か所にまとめてあり、これで気持ちよく自転車の整備を進められます。
断捨離の続行中ですから、先に整備したクロスバイクや、使用していないロードバイクなど、計3台は売却に進めていき、ロード用のアルミフレームがあるので、使えるパーツを集めて1台ロードバイクを作り、これも売却していく予定です。
それでもロードバイク6台、MTB2台、折り畳み自転車1台の計9台は残りますから、断捨離はまだまだ続いていくようですね(苦笑)。

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自転車中心の生活に備えて、バックを新調 [自転車環境]

最近自家用車の距離が伸びません。

そもそも休日は(今は毎日休日ですが)ほとんどツーリングでロードで出かけていますし、車が必要な大きな買い物も昔はホームセンターに週末に必ず行きましたが、Amazonを中心とした通販が主流で、ほとんど行かなくなりました。


加えて現在通勤しておりませんので(笑)、益々自家用車を動かす用事がありません。

さらにとどめとして「コロナ禍」で他県の移動・・・・というより自転車イベントなども中止になっていますので長距離の移動する用事もありません。


某アニメの影響ではないのですが(本当か?)、原付2種AT限定の免許なら、教習所で2日通えば取れるという話もあるので、免許取って今流行りの「ハンターカブ」を買って、キャンプ道具積んで日本中うろつこうかな等と、収入もないのに余計な出費が嵩むことばかり考えてしまいます(苦笑)。


まあ生活費の整理が進めば、地方都市は軽自動車一台在るのがベストチョイスであって、そう遠い先では無い時期に、例えばもっと小型の二人乗りの小型EVになるなんてことも、現実的な選択かもしれません。


さて無駄に前置きが長くなってきたのは調子が戻ってきた証拠ではありますが(苦笑)本日の本題です。


生活の移動は自転車が中心になっていますので、各種手続きの用事や買い物などを考えた場合、もっとちゃんとしたバックの必要性を感じたので、これは無駄使いにならんと自分を言いくるめて(笑)新しいバックを購入しました。


そういえば通学とか通勤とかでこういうバックを背負っている風景をよく見ましたが、Amazonでいろいろと検索して、定番のこの商品を選びました。


最近資格や保険など手続きが多く、講習会にもよく出かけますので、A4サイズの書類やテキスト、場合によってはノートPCやPadなどを無理せず、また曲げたり汚したりせず運べることが条件で、また買い物もこなすとなれば相応の収容力もほしいということでの選択でしたが、2?のPETボトル3本に、いつも持ち歩いているサイドバックまで無理せず入る収容力がありました。


また防災士としては非常時の備えも忘れるわけには行かないので・・・というよりお出かけの時には最低限これらの装備は必ず携帯します。

簡易レインウェア、マスク、ウエットテッシュ、防寒ブランケット、ラジオ、ファーストエイド類、消臭剤、消毒用アルコール、ロンググローブ、LEDライト等は、出先でのアクシデント(事故、怪我、災害)の備えとしては最低限度の装備です。


おっと、いまはスマホ用の予備バッテリーも必需品ではありますが、なんとこのバックが内蔵ポケットと連動している外部ジャックまで付いているではないですか!

こりゃ花丸ちゃんでなくと驚きますねぇ(笑)

緑色のザックですが、流石にファスナーが壊れていたり、所々破けていて補修しながら使用していましたが、今回めでたく引退となりました。


まあこの手のものはあくまで「道具」ですから、使い倒してナンボのものですので、今日から早速・・・あっ!バイクのメンテナンスを先にしなきゃ(笑)



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筑波りんりんロード、未だ霞ヶ浦に継らず? [自転車環境]

長かった夜勤のロードも一区切りついて、ようやく来週から人並みの時間に寝起きすることができますが、毎年この2月は必ず体調を崩して不調のどん底に落ち込んでしまうのですが、寒暖差が激しく、風も強かった荒れた天候が多かった中、なんとか風邪も引かずに今年は逃げ切れそうな感じです。

さて本日は久しぶりに風が治まった週末でしたので、何時もの筑波方面、いや霞ヶ浦まで足を延ばしてみることにしました。
準備をして4:25頃自宅を出ますが、自宅付近はちょうど0℃付近で、-2℃まで下がるようですがこの程度だとあまり寒くは有りません。
これでもアンダーウェアを上下一枚少なくしたのですが、体が慣れるとはこういう事なのでしょう。
北海道の人は、-5℃でも「今日は温かい方だね」なんて方もいましたから、そういう事なのでしょう。

最近の日の出時間は6:20くらいですから、6:00ころには明るくなってきます。
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何時もの岩瀬駅に着くと朝日が昇る寸前でした。
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本日はちゃんとFELTで来ていますよ(笑)
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毎年恒例の桜の蕾チェックですが、まだまだ固い感じですね。
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真壁に向かっていると山の稜線からやっと朝日が上がってきます。
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本日の目的は、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の霞ヶ浦への、接続がどうなっているかの実地確認がメインに成ります。
なんというか本当は岩瀬に自動車でバイクを持っていき、全長180kmの走破を考えていたのですが、忙しい中ネットでコースの詳細を調べようとしたのですが・・・・・
これが何とも要領を得ないんですよねぇ(苦笑)。
実は今まで自転車道を走ろうと、行政のHPとかを訪れるのですが、全国例外なく「ほとんど役に立たない」ものが多いというのが実態なんです。
これは特別悪口を言っているわけではなく(言っているって(笑))、行政の職員が「机上の仕事」をしていればこうなってしまうのは仕方が無いんです。
気の利いたところでも、車で現地に行って撮った写真が掲載されていれば上等な方で、要するに「サイクリスタの目線」ではないという証拠なんです。

まあ、もともと自転車に興味も無く、自分で走っている人でなければ判らないのが普通なのであって、職員の立場で言えば仕方が無い事なのですが、結果として「悪意は無いのだけど、力足りず案内が仇に成って、コースがダンジョンと化す」という事が珍しくなく、勇者ではないオジサンが、意味も無く「冒険の旅」に出されてしまうんですね(笑)。

本題に戻りますと、僕は通常りんりんロードが土浦市街地に入ると、コースを外れて市役所の横の道から霞ヶ浦の湖畔に行く「最短距離」の定番コースがあります。
今回はコースそのものの確認だったので、りんりんロードの案内の通りに進んで霞ヶ浦に行けるかという事がテーマでしたので、その通りに走ったところ、見事に土浦駅の近くの表示さえ定かでないガード近くで、何時ものようにコースが途切れてしまい、見事に冒険の旅に放り出されました(苦笑)。
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まあ、粗忽者の僕のことですから(笑)、見落としたり見間違ったりした可能性はあります。
「七たび探して人を疑え」のことわざもありますしネ!(笑)

仕方が無いのでガードで常磐線を潜り、霞ヶ浦の湖畔を目指します。
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街道沿いに走っていたら交差した川の橋のたもとにようやく案内を見つけました。
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川沿いに霞ヶ浦に出ると、そこは「土浦日大高校」のグランドのようで、それを避けるようにコースが設定してありました。
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まあ、まだとりあえず道を作りましたという感じで、案内の看板は仮設で立てたもののようです。
しかし、これは普通にすんなりとは霞ヶ浦に出られませんね。

さてもとに戻ろうと反転したら、どうやら川沿いにコースが設定しているようです。
ここは新設したコースではなく護岸横の道にとりあえずマークを書いたという感じで、通れるところをジグザグに繋いだコースなのは仕方がありませんね。
途中に大きい道に交差すると、そこは信号もなくとても安全に渡れる感じはしません。
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さらに進んでいくと見慣れた街道・・・・そう、まっすぐ進めば元々のりんりんロードのコースにぶつかっているではないですか!
ところがそこにある立て看板は「左折」を指していて、これでは土浦駅に戻ってしまいます。
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まあ、随分いろいろなイベントが仕掛けられたゲームのようですが(苦笑)、こちらは見知ったコースに直進してみて、改めて振り返ると迷った理由が分かりました!

なんと直進しなければいけないところを、「右折」の立て看板があるではないですか!
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まあ善意に考えれば交通量が激しい街道なので信号機のある交差点に案内したとも取れますが、少なくとも初めて来た人や、もともとのコースを知っている人は迷わず右折するはずです。

ええーい、言葉で説明しにくいので簡単な地図を載せます。
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まあ、こういうことなんですが、事前に「正規のコース」をルートラボにでも入れておかなければ、始めてきた土地勘のない人は、「現時点」では霞ヶ浦になかなかたどり着かないのではないでしょうか?
最終的にはちゃんとした案内板が設置されるとは思いますが・・・・・どうなるのでしょうね。

今日のツーリングはこれで「ミッションクリア」なので、あとは淡々と帰路に着きます。
いつもの「コメダ」で人間の補給と電子機器の充電を行って、まず筑波を目指します。
帰路は西寄りのコースなので、南西の風だと向かい風になるので一気にペースが落ちます。
でもなんとか筑波山が見えてきました。
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このあたりはもう梅が満開で、所々で綺麗に咲いています。
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取り方が下手なので何の花かワカリマセーン(苦笑)

まあ、色々と文句を言っていますが現時点は仕方がない事で、とにかく完成予定は5月連休なので、各所で地道に工事が進んでいます。
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これは自転車のマークを「貼り付けている」ところで、珍しいので撮影許可を頂いてパチリしました。

しばらく走っていると、遠くに消防車がいて煙が見えますが「スワッ、火事か!」は早合点で、この時期お馴染みの「野焼き」進んでいるようです。
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益子でいつものランチを頂いて、14:15頃到着し、175kmを9時間50分で走行しました。
ガーミンのログは往路と復路に分けました。
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ポジション調整やペダリングなどいろいろ試したら、思いのほか脚を回したらしく結構疲れました。

実は春先に仲間たちとつくばリンリンロード全コース制覇のツーリングを企画していますので、その前に今度は霞ヶ浦のコースがどうなっているかの、下見はしておかなければいけませんね。
これは「パーク&ライド」で自動車で霞ヶ浦まで来て、ゆっくり観光や見どころなどをチェックしながら、コースを確認していきたいと思います。



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つくば霞ヶ浦りんりんロードに向けての改修について [自転車環境]

本日はもはや冬晴れという好天の中、何時もの筑波へのツーリングを行いました。
昨日は徹夜で幕張のサイクルモードで遊んできたので、流石にスタミナが切れていましたが、先週走っていなかった事も有り体を解す程度ののんびりとしたペースで走ってきました。
実は昨日サイクルモードで訪れた茨城県のブースで聞いてきたことを確かめるという目的があったのですが、詳しい内容は後半に説明します。

流石に3:00に起床することはできなかったので、準備をして5:20に自宅を出ました。
この時期に成ると日の出は6時過ぎですからまだまだこの時間は夜の時間です。
開けたところに出ると地平線が少し焼けてきたようです。
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何時もの鬼怒川自転車道に出ると気温が水温より低いので、川面からガスが湧き出しています。
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最低気温は自宅付近でなんと6.3℃で、恐らく鬼怒川付近は5℃以下に成っていたのではないでしょうか。
今年初めて初冬向けのやや厚手の長袖ジャージに、ロンググローブ、耳当てという装備で家を出ましたが、2週間前と季節がかわってしまった感じで、身体が寒さに慣れていないので、本当に寒かったです。

ようやく朝日が上がってきましたが、やはり光が夏よりは弱弱しい感じですね。
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何時もの岩瀬駅付近ですが完全に冬の画像ですね。
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本日は時間の関係で、筑波登山道口を越えて、北条の先の小田という所で折り返します。
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此処はりんりんロードを横切る形で再建された「小田城跡」です。

最初はややガスが出ていて霞んでいた筑波山ですが、北寄りのやや強い風が出てきてハッキリと見えるようになりました。
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さて、昨日サイクルモードで聞いてきたのは、「つくば霞ヶ浦りんりんロード」の為の、現りんりんロードの改修についてですが、土浦市側から開始されているようで、土浦市街地付近の交差点はほとんど工事が進んでいますが、ここ筑波山付近も始まったようです。
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実は2週間前の記事でこの工事は「自転車止めのフェンスでは?」と思い込んでいて、交差点毎に止められたのではロードバイクは走りずらいと書きました。
しかし、自転車止めのフェンスなら、この画像のように車道まで舗装を掘削する必要は無いはずですよね?
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実はこの工事は、自転車を止めるための工事では無く、先のサイクルモードで茨城県の土木課の方の説明では、なんと「自動車止め」の為の工事なんだそうです。

この話には本当に驚いて引っ繰り返ってしまいました。
かつて訪れたほぼすべての自転車道(河川管理用道路)は、一般道との交差点は、ほとんどと言って自転車道側を止めるための表示や走行を阻むフェンスなどが有ったものですが、自動車側を一時停止させるというのはほとんど「前代未聞」ではないでしょうか。
なんでも地元の自治体や警察の理解と協力が有って初めて実現化したとの事です。
まあ、どのような形になるかはわかりませんが、自動車側に「一時停止」の標識と、ワザワザ道路を掘削しているので、もしかするとスピードブレーカーのような段差などが出来て、強制的に速度を落とさせようという感じなのかもしれませんね。
あと、安全とコース案内の為に他の標識も含めてこのような標識が数多く設けられるそうです。
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この事で、茨城県の「つくば霞ヶ浦りんりんロード」にかける本気度が判るという物です。
埼玉県も複数ある河川沿いの自転車道を繋げることで、県内をツーリングできるようにするという構想を以前聞いたことが有りますが、「自転車の街」として有名になってきた宇都宮市がある我が故郷栃木県の場合、多くの県管理の自転車道は「草生して崩壊寸前」という体たらくで、たとえば我が「鬼怒川自転車道」も、草刈りや一部舗装のやり直しなどの「維持管理」はしているものの、たとえば多くの人達に利用してもらうためのハードやソフト面の工夫があるとは思えず、埼玉県や茨城県が羨ましい限りです。
とはいえこまま手をこまねて、指をくわえて眺めているだけというわけには行かないですよね。

と、愚痴はこのくらいにしておいて、先に進みます。
ランチは何時もの益子で・・・・・、あっそうだ!、今週末は恒例の「陶器市」が有ったんでした。
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益子が一年で一番賑わうこの陶器市ですが、故に飲食店などは何処も「満員御礼」で何時ものお店にはいけませんが、毎年出ている何時もの屋台で焼き鳥を頂きます。
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当然(笑)ノンアルコールビールも付けて、大満足のランチでした。

結局岐路は殆ど常に5m/s前後のの北風に悩まされて、148kmを、AV23.3㎞/hでかなり消耗して14:05に何とか帰宅できました。
この後2本のブログをまとめて、夕飯をはさんで結局21:00に成ってしまいましたが、今日も早朝から夜遅くまで結局自転車三昧で、昨日も含めて本当に濃い週末でした。


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