JCA関東ブロック主催「渡良瀬ミーティング」今年も参加 [イベント]
のっけから加齢の話で恐縮ですが、やはり年月を重ね老化ていくと、精神年齢が低く(苦笑)新しもの好きの自分でさえ「世の中には変わらな方が好ましいものもある」なんて思う事も少なくはありません。
巷で騒がれる「100年に一度の変革」という話も理解はします。
ただ自分の場合、幼少期より結構ヒネタ目で、世の中を斜めに冷ややかに世間を半世紀見てきた感想としては、「変わる必要が無いのに変えてしまった」なんてものも少なくは無く、その場合変わる事の意味は「権威・権益の強制的な移譲」が目的であることも少なくはありません。
日本の場合、この100年に一度の変革期に完全に乗り遅れたというネガティブな一面を強調して大騒ぎしている人たちの声が、SNSの影響もあり異常に誇張されている節があると自分は感じています。
これは権威の中心に居る世代が「引退してご隠居に成ることを良しとせず、意意地汚くしがみついているからだ」と鼻息荒く語る人もいますが、ある一面それは正論とも言えますが、その下の世代の人間が権威に従順で、自己保身に走り、公共性を疎んじ自己責任を回避している人たちが少なくないからなのでは?と自分は思います。
おおっ、この必要以上にクドイ展開は、ようやく自分も調子が戻ってきたようですね(苦笑)
さて、今回は、この時期には毎年恒例となっている、JCA(日本サイクリング協会)の関東ブロック主催の、各県のサイクリング協会の交流を目的として、渡良瀬遊水地に集合する「渡良瀬ミーティング」に参加しました。
この渡良瀬ミーティングは、決まった場所に集合することが目的で、自走も良し、輪行もよし、パーク&ライドでもOKという「ユルイ」イベントで、自分は体調や天候が許す限り、早朝に出て遠回りをしてロングライド走行の一環として参加してきましたが、今回は自分が所属する「栃木県サイクリング協会」のメンバーと集まって、現地に向かう事にしました。
自分の場合JCAの個人ナンバーも末尾に「9」という栃木県を表す数字が付いていますので、栃木県サイクリング協会のメンバーではあるのですが、皆さんご存じの通りソロ活動がメインで、勝手に独りで日本全国のロングライドイベントに参加したり、隣県のイベントとのお手伝いとかしていて、地元の活動もショップ関連や「宇都宮ブリッツェン」関連のお手伝いで、県の協会自体の活動はほとんどしていませんでした。
ま所謂「幽霊部員」なわけで(笑)、事務局体制も変わっていて現行メンバーともほぼ面識もなかったことから、今回は協会のイベント参加という形で、まあ「顔出し」をさせていただきました。
集合場所は、小山市の総合運動公園の駐車場で、此処から15㎞程南西方向に、思川の河川沿いに向かえば到着できるポイントです。
このイベント自体、一般的にあまり知られていないうえに、告知も協会のHPやfacebook上での告知のみですので、少数の参加となりますが、それでも15人ほど参加者があったようです。
副会長さん以外はほとんど初めて会う方で、人見知りの自分ですが(ウソです)出来るだけ多くの方とお話しするように心がけました。
しかし、9日は終日風が強く、この日もほぼ西寄りの強風が常に吹き晒すような日で、正直サイクリングを楽しめる状態ではりませんが、往復40㎞程度のライドであれば、走行ペースを落とせば厳しい事はありません。
とはいえ、今回はほぼ初心者の方も多かったようで、ベテランで前後を固めて現地に向かいます。
なんかグループライドは本当に久しぶりだなぁ。
なにせ無職のボッチおじさんライダーだから・・・・って、このブログのタイトル変わりそう(苦笑)
基本河川敷の堤防の上を走るので、横に飛ばされるほどの勢いで横風を受けて走り続けます。
イヤー、この強風だとテントなど張っても吹き飛ばされるような勢いで、今回はテント設営はされず。協会ののぼりを立てるのみに成っていました。
また関東ブロックの各県でも、参加の有無の判断がまちまちで、参加していない県も多く、天候の問題もあってか自走で参加するサイクリスタも少なかったので、自分が参加した過去の大会の中で、一番参加人数が少なかったように見受けました。
此処で冒頭の部分の「変わる物と変わらない物」のはなしに成るのですが、JCA日本サイクリング協会は、法人認定されていて、国や地方行政との橋渡しの役割が出来る、サイクリスタを代表する団体で「あった」わけですが、参加人数の減少や高齢化、それに加えて内部不祥事などが続き、各県のサイクリング協会も同様の状況で勢力が衰退しています。
これだけ全国で地域振興や生活環境改善の自転車活用など盛んに成っている現状でも、各種団体が立ち上がって活動しており、正直横の連携も出来ているとは言えないようです。
まあ自転車趣味も一時のロードバイクのスポーツ主体のブームも沈静化して、多様化しているので、一協会で賄えるわけはなく、また「威力団体」として政治力を持つこ事は意味がある事ではありますが、世代交代や活動内容の時代に即した対応などが滞れば、なかなか新規会員の取得というわけにはいかないのが現状のようです。
ただ「変わってほしくない」部分も理解できる部分が自分にはあり、ツーリストやロングライダー主体の「サイクリスタは自己責任と連帯」という活動の芯の部分、時代や趣向に左右されない「魂」のようなもの?は、大切にしていきたいと思っています。
また、自転車がより世間に認知され、期待される部分や批判される場面も増えてきていますので、国や行政に対する「発言力」は重要な事で、まあ年寄りとしては「子供じゃないんだから」という部分も理解できるようにも成ってしまったので(苦笑)自分としては現協会の存続を希望するところではあります。
個人的には今まで同様「根無し草」で、いろいろな活動に参加していくと思いますが、お役に立てるのであれば、お声を掛けていただけば喜んで参加していこうと思います。
2023りんりんロードお花見ライド、本当に久しぶりのセンチュリーライド [雑談]
まあ、毎年恒例の「りんりんロードお花見ライド」なんで2023と付けましたが、以前なら毎週ホイホイ走っていたんですよねぇ(泣)
昨年7月ごろから事実上自転車生活が休業となり、今年から何とかボチボチ走り出しましたが、約半年のギャップと加齢が加わり、100㎞前後を走るのがやっとという感じで、「オーバーセンチュリーライド」はご無沙汰しておりました。
ま、出来ない、しない言い訳ならなんとでも付きますが(苦笑)、亡母の納骨も終わり暖かくなってきたので、ここは男らしく言い訳などせず、ロングライドを実行して玉砕してみることにしました。
4月1日のエイプリルフールの日に出かけましたが、これは何かの嘘か間違いかというほど、この時期にしては気温が高い日が続いていましたね。
とはいえ晴天で放射冷却で肌寒いなか、本当に久しぶりに日の出前の4:30頃自宅を出発してナイトライドから始めました。
とはいえ、お彼岸を過ぎていますから、だいぶ陽が長くなってきました。
しかし、流石に夜明け前はまだ寒く、鬼怒川自転車道を南下していくと、行く先に霊気・・・じゃない冷気が立ち込めてきて川霧が流れ込んできました。
この場所はこの手の状態だと間違いなく川霧が発生して溜まっていきます。
場所によっては雲海のようにも見えて、結構幻想的です。
そこに熟柿のような真っ赤な朝日が昇ってきました。
日が昇れば徐々に気温は上がってきますが、まだこの時点では5℃程度です。
此処で何時も筑波山が見えるポイントなんですが、「春霞」で見えません。
本日は久しぶりのロングライドという事で、以前で言えばイベント出場並みの事前準備をしました。
準備は装備では無く、主に体の方の準備で、健康管理、睡眠時間、カーボローディング等をしっかりしておくことが肝心で、耳タコですがライドの成否は8割は事前準備で決まります。
さて無事に何時もの岩瀬駅に到着です。
桜は満開の峠を越えた感じで、散り始めた風花びらが舞っていい感じです。
しかし、鬼怒川を走っていても感じましたが、草や木々の芽吹きが、明らかにこの季節としては早すぎるようです。
そういえば宇都宮の桜の満開時期が、例年より2週間早いと聞きましたが、確かにそんな感じですね。
まあ、20年近くも同じところを飽きもせず(苦笑)、春夏秋冬走っているので判る事も有るという事ですね。
まあ満開という事で、りんりんロードは所々「桜のトンネル」状態です。
筑波さん休憩所に近づいてさてトイレでも・・・あれれ!
なんと、改修工事で取り壊されていました。
水道も空気入れも撤去されてしばらくは使えないようでしたね。
いやいやこれからシーズンだというのにねぇ・・・・・
まあそれは良しとして、それにつけても人出が多いです。
休憩所でのんびりとしてしまった事も有りますが、風向きが変わって東寄りの強い風が吹き出したため、筑波から土浦までは完全に向かい風です。
で、ヘロヘロに成ってしまったので、霞ケ浦まで行かず、コメダで補給です。
最近外食もなく、ほぼ自炊で「ケチケチ生活」を楽しんでいますが(笑)、週に1回のコメダのモーニングが一番の贅沢に成っていますねぇ(苦笑)
帰路は基本筑波までは追い風で順調に走れますが、スタミナとかではなく足に負担が来ているようで、使い切った感じはないのですが、各関節や筋が軋んで悲鳴を上げ始めました。
とはいえ、ここは長年の経験で、ペダリングやポジションを変える事で稼働する筋肉を使い分けられるので、エアーサロンパスなど使わずに、なんとか最後までは走れそうです。
この辺りは桜のトンネルが見事・・・はいいんですが、道を塞いで撮影モードのギャラリーがなんとも邪魔で危ないのは、まあ例年の事です。
ここは綺麗に筑波山が一望できるポイントですが、いつの間にか「撮影ポイント」の看板がかかっていました。
筑波山休憩所に戻ってきましたが、だんだん風が強くなってきました。
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