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旅の相棒は白いPCX125から青のADV160へ [オートバイ]

2024年初めての記事ですが、すでに1月も末になっています。


まあ元日に「能登地震」が発生したり、羽田空港で事故が起きたりと、世間的にはいろいろと波乱の幕開けとなりましたが、個人的にはノンビリト時間が流れる、穏やかな年明けとなりました。

例年ですと極寒の中を激走して、大洗海岸まで自転車で行ってご来光!というパターンでしたが、さすがにそこまでは回復していないので、バイクで行こう・・・・とか考えていて結局強い北風が予想されたので、車で南房総まで御来光を見に行きました。

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車とはいえ、往復700㎞以上、12時間の長距離ドライブでしたから、決して楽しているわけではないんですけどねぇ(苦笑)。


昨年12月で母の一周忌も終わり喪が明けました。

これでいろいろと動き出すことができます。

ということで、今年の記事第一弾としては、自転車の記事にすべきなのでしょうけど(苦笑)バイクの話題で口開けとなります。


ちなみに、自転車のほうはほぼ以前の走行頻度や距離を取り戻して順調にパフォーマンスが回復しつつあります

走り出してしまうと、減量のほうは案の定停滞気味で、今月はほぼ増えも減りもしていないのですが、過去の経験からまあ慌てることはなさそうです。


さて、2年前に購入して、自分の旅の相棒として北海道や佐渡、房総半島や伊豆半島、富士山周辺など走り回って、とても原付2種のスクーターとは思えない使い方をしていた「PCX125」ですが、SNSではよくある「バイク王ドナドナ」で売却しました。

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一日かけて念入りに磨きこんだおかげなのか(笑)、現行の人気機種で中古市場にあふれかえっていて、オマケに走行距離も2年で2万2千㎞と結構かさんでいた割には、納得のいく値段で売却できました。
で、売却した理由は、次の旅の相棒として、同じスクーターながら160㏄の自動二輪で、アドベンチャースタイルの「ホンダADV160」を購入したからです。
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初めてのオートバイとしてPCXに乗ってロングツーリングを中心に使った結果、ほぼ満足ながら以下の点についての不満点がありました。
1、できればもう少し悪路(フラットダート程度の林道)を安全に走れれば。
2、荒れた舗装路でもう少し安定して走れれば。
3、原付2種が走れない自動車専用道がストレス、高速も使えれば。
4、山岳路(退避路線のある道など)で、もう少し力があれば。
が主な不満点で、それ以外はおおむね満足していてい、何より維持費が安いので、上記の不満を解決となれば自動二輪に切り替えで、免許も変えなくてはならず、なにより任意保険がかなりかかるので、自分としてはモンモンと悩んだのですが、昨年9月に自動二輪(AT限定)を思い切って取得して、ADV160かフォルツァ250に候補を絞って
1、高速道路で延々と走る事は考えていない
2、不整地を走ってもパンクしにくいタイヤを装備している。
3、取り回しを考えるとPCXより大きく重いバイクにしたくない。
という理由で、ADV160の購入を決定しました。
購入にあたりADVのカラーバリエーションが自分の好みではなく、その一点が不満でしたが、ADVの生産国で主なマーケットのインドネシアなどで、早々に2024年モデルの発表があり、自分の好きなブルー系の新カラーが追加されるということで、これはこのまま国内でも追加されるのでは?と思いました。
早速お世話になっているバイク屋さんに確認したところ、販売店への内見会があり、海外生産と同じ「パールボスポラスブルー」というカラーが追加されるということで、その場で躊躇なく注文を入れてしまいました。
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まあ車もそうなのですが、販売台数の規模では日本はもはや「真剣に相手をする顧客」ではないらしく、特に海外生産がメインのホンダは、あまりマーケットの声を聴く気がないようにも感じてしまいます。
自動車もそうですが、特にカラーバリエーションに関しては「ナンジャこの色は?」と首をかしげる色が少なくなく、また市場の要望も「ガン無視」している・・・と多くのユーザーは感じているはずです。
車以上に「嗜好品」であるオートバイは、自転車のロードバイクなどでも同じなんですが、愛車に対するカラーの要望は大きく、重要な購入動機であるんですがねぇ。
「塗装を薄くして軽量化しました!」と、コストダウンを隠して嘯くような、ロードバイクのメーカーなんぞは、自分にとっては「論外」なんですよ!
例によって話が外れましたが(笑)ホントもう少し自由にカラーを選べないかと思います。
さて、昨年の12月14日が国内の正式販売開始とアナウンスがあり、販売店に頭金を入れて正式に契約しました。
完全にフライングで注文を入れたおかげで、栃木県で関係者以外では早いほうの部類だったようで、初期納入ロットで納車されるらしいとのことでした。
ところが正式発表の記事を見て、個人的には「なんだこりゃああああ!!!」と叫びました。
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これ、どう見ても海外発表のものと色が違います。
なんというか、晴れた日のボスポラス海峡の鮮やかなブルーではなく、これから雨でも降るのか?というように曇った日に見た澱んだブルーに見えませんか?
バイク屋さんは「一度現物を見てからもう一度考え直されたほうが?」と明らかに狼狽して電話がかかってきましたが(苦笑)、まあ頭金入れたし今更キャンセルしたところで他のカラーでは買う気が起きないので、まあしょうがないやと自分を納得させてそのまま納車してもらう事にしました。
で、実際納車されたものがコレです。
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あれ?、これって最初の海外販売の資料の写真の色に近く。国内販売のカタログに記載している色ではないではないですか(苦笑)。
というか、どうもこの「パールボスポラスブルー」という色は、光線の具合や撮影、印刷の関係でかなり色味が変わってしまう「厄介な色」だったようです。
確かにスズキのバイクのように鮮やかなブルーではありませんが、自分個人的には「かえって落ち着いて個性的で良いんでないかい?」と気に入っています。
基本的にはPCXの動力系統やパーツを使っているので大きさも同じ程度ですが、デザインの影響か、野趣溢れて大きめのバイクに見えます。
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操作系もPCXと同じで、スイッチ類のパーツも同じなので全く違和感なく乗れて操作できるのは、余計なストレスがなくて自分にはありがたいです。
セルを回すと、PCXより荒々しい排気音で、若干早朝の住宅街で暖気するのを憚れますが、エンジンはほぼ同じなので、エキゾースト系のサウンドチューニングで「ワザと」この音を出してワイルド感を出しているのでしょう。
回転を上げて巡行しても、決して耳障りではなく、快音とは言えませんがこれならロングツーリングでも「疲れない」程度のサウンドになっているようです。
買ってからほぼ初乗りだというのに、ご覧のようにアクセサリーパーツがてんこ盛りになっていますね(苦笑)
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PCXの経験をもとに、必要なパーツやADVの適応性などを事前に調べて昨年のうちに買い集めていたので、納車されてすぐに取り付けました。
リアカーゴBOXは、使い勝手から「SHAD」一択で、やや大きめのものを選択しました。
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長時間走るのにはロングスクリーンの装着も絶対で、ナックルバイザーも含めて適合性を考えて、メーカーアクセサリーパーツ指定の旭風防のものを、自分で買って取り付けました。
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またハンドルブレースバーをつけて、「航法装置」類の、スマホホルダーガーミンアダプター、コンパスをPCXから移植して、それでもスペースがかなりあるので、そこにフォグランプのスイッチと増設USB電源ソケットを取り付ける予定です。
電装系はバッテリーから直取り出しで、安全性考えてヒューズ内臓のデイトナの分配器で、ACC電源のリレーをかました4系統の電源をとれるようにしますが、これはまだあとの施工になります。
とにかくまだ新車下したてで、1㎞しか走っていないバリバリの新品ですから、しばらくは慣らし運転でおとなしく走って、エンジンや駆動系の馴染みを出してから本格的にツーリングしたいと思います。
まあ、PCXから乗り換えての違和感はない程度の感想レベルですが、荒れた舗舗装路面でも突き上げがマイルドで操舵が安定して、ターンインも素直でコーナーも乗りやすく、乗りやすいバイクだということは間違いなく安心しました。

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